タイル再利用技術「モルトール」を「北菓楼 札幌本館」に初適用 保存外壁のタイルを再生 歴史的建築物のデザイン価値を継承  竹中工務店(社長:宮下正裕)はタイル再利用技術「モルトール」(特許出願済)を開発し、1926年竣工の北海道庁立図書館をカフェ・店舗に転用した「北菓楼 札幌本館」の改築工事に初適用しました。  歴史的建築物などの文化的に価値のある建物では、既存のタイルを廃棄せずに再利用することが、歴史的なデザイン価値を継承するうえで大きな意味を持ちます。しかし建物から剥がしたタイルの裏面には、張付け材料であるセメントモルタルが付着しており、タイルを破損させることなく、効率的...