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抗ヒスタミン薬
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舌下免疫療法の仕組みを解明 −口腔(こうくう)樹状細胞の関与を発見、アレルギー治療への応用に期待− 【概要】 日本学術振興会特別研究員(PD)の田中志典(たなか ゆきのり)博士と東北大学大学院歯学研究科口腔分子制御学分野の菅原俊二(すがわら しゅんじ)教授らのグループは、花粉症などアレルギー疾患の根本的な治療法として注目されている舌下免疫療法の仕組みを明らかにしました。 舌下免疫療法は舌の下の粘膜からアレルギーの原因物質(抗原)を吸収させ症状の改善を図るアレルギー治療法ですが、その詳しい仕組みは分かっていませんでした。本研究では、口の中の粘膜に存在する抗原提示細胞の一種である樹...
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塩野義製薬、アレルゲン免疫療法薬「アシテア ダニ舌下錠」を発売
アレルゲン免疫療法薬「アシテア(R)ダニ舌下錠」新発売のお知らせ 塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:手代木 功、以下「塩野義製薬」)は、ダニ抗原によるアレルギー性鼻炎に対するアレルゲン免疫療法薬(減感作療法薬)「アシテア(R)ダニ舌下錠 100単位(IR※)」「同 300単位(IR※)」(以下「本剤」)を本日、新発売いたしましたので、お知らせいたします。 本剤は、舌下錠タイプのダニアレルゲン免疫療法薬であり、2010年9月にStallergenes SASとの間で締結されたライセンス契約に基づき、国内での開発を進めてまいりました。ダニ抗原によるアレルギー性鼻炎に対するアレルゲン免疫...
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水なしで服用できる「パブロン鼻炎速溶錠」新発売 〜すばやく溶けて、よく効く〜 ※製品画像は添付の関連資料を参照 大正製薬株式会社[本社:東京都豊島区 社長:上原 茂]は、急な鼻炎症状に優れた効果を発揮する塩酸プソイドエフェドリンを配合した速溶タイプの鼻炎薬「パブロン鼻炎速溶錠」を新発売致しました。 「パブロン鼻炎速溶錠」は、水なしで服用でき、お口の中でスーッと溶ける速溶タイプで、4つの有効成分が、起こってしまったつらい鼻炎症状に優れた効果を発揮する鼻炎薬です。 水なしでも服用できるため、外出先での急な鼻炎症状でも場所を選ばずすぐに服用が可能です。また、7才から服用できるの...
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三和化学研究所と宇部興産、難治性そう痒治療薬の共同開発で基本合意
三和化学研究所との難治性そう痒治療薬に関する共同開発契約締結について 株式会社三和化学研究所(本社/愛知県名古屋市、社長/秦克美、スズケングループ)と宇部興産株式会社(本社/山口県宇部市、社長/山本謙)は、両社の共同研究により見出した開発コード「SK−1405」について、難治性のそう痒症を適応症とする治療薬として日本における共同開発を行うことの基本合意に達しましたのでお知らせします。 SK−1405は第I相試験を開始しており、今後、両社の協力のもとに開発を進め、製造販売承認の取得を目指します。 難治性のそう痒症とは、アトピー性皮膚炎・慢性肝疾患・慢性腎不全等に伴うそう痒で、既存の抗...
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東レとJTなど4社、そう痒症改善剤の効能追加申請しプロモーション契約を締結
そう痒症改善剤「レミッチ(R)カプセル 2.5μg」の 国内における効能追加申請およびプロモーション提携に関するお知らせ 東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺 昭廣、以下「東レ」)は、東レが製造販売承認を取得し、鳥居薬品株式会社(本社:東京都中央区、社長:●木 正一郎、以下「鳥居薬品」)が日本国内において販売中の血液透析患者におけるそう痒症改善剤「レミッチ(R)カプセル 2.5μg」(一般名:ナルフラフィン塩酸塩、以下「本剤」)について、国内における慢性肝疾患患者におけるそう痒症(以下「新適応症」)を適応症とした効能追加申請を本日2015年3月3日に行いましたので、お知らせしま...
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サノフィ、アレルギー性疾患治療薬「ディレグラ配合錠」の製造販売承認を取得
アレルギー性疾患治療薬「ディレグラ(R)配合錠」の 製造販売承認取得について サノフィ株式会社(代表取締役社長:ジェズ・モールディング、本社:東京都新宿区、以下「サノフィ」)は、本日、アレルギー性疾患治療薬「ディレグラ(R)配合錠」(一般名:フェキソフェナジン塩酸塩/塩酸プソイドエフェドリン)について、厚生労働省より製造販売承認を取得しましたのでお知らせします。 「ディレグラ(R)配合錠」は、第2世代抗ヒスタミン薬(1)である「アレグラ(R)」(一般名:フェキソフェナジン塩酸塩)に血管収縮作用を有するα交感神経刺激薬の塩酸プソイドエフェドリンを配合した経口配合剤です。米国をはじめ海外では、...
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塩野義製薬、プロスタグランジンD2受容体拮抗薬「S−555739」の臨床試験結果を発表
プロスタグランジンD2受容体拮抗薬「S−555739」の結果について(速報) 塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:手代木 功、以下「塩野義製薬」または「当社」)は、当社が創製したプロスタグランジンD2(PGD2)受容体拮抗薬「S−555739」(開発コード)について、今回、国内で実施したアレルギー性鼻炎に対する後期第2相臨床試験結果(速報)につきお知らせいたします。 本試験において、本薬と抗ヒスタミン薬との併用により、アレルギー性鼻炎における主要評価項目である3つの鼻症状のベースラインからの変化量に関して、有意に抗ヒスタミン薬に優る効果を示すことが再確...
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協和発酵キリン、アレルギー性疾患治療剤「アレロック顆粒0.5%」を発売
アレルギー性疾患治療剤「アレロック(R)顆粒0.5%」新発売のお知らせ 協和発酵キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松田 譲、以下「協和発酵キリン」)は、2011年11月15日に「アレロック(R)顆粒0.5%」(以下「アレロック(R)顆粒」)を新発売しましたので、お知らせいたします。 アレロック(R)顆粒の適応年齢は2歳以上となっており、小児から高齢者まで幅広い年齢の患者さんにご使用いただくことができます。 アレロック(R)錠(一般名:オロパタジン塩酸塩)は、選択的ヒスタミンH1受容体拮抗作用を主作用とする第2世代抗ヒスタミン薬として2001年3月に発...
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薬による二日酔いのメカニズムの解明 ―分子イメージングによる画像化に世界で初めて成功― 処方箋なしで購入できるOTC薬(注1)によく含まれている鎮静性抗ヒスタミン薬を前夜に服用すると翌日まで影響するのでアルコールと同じ二日酔いと同じ状況になるが、東北大学大学院医学系研究科の谷内一彦教授(機能薬理学)とサイクロトロン・ラジオアイソトープセンターの田代学准教授(核医学)はPET(ポジトロン・エミッション・トモグラフィー)を用いて前夜に服用した鎮静性抗ヒスタミン薬(注2)による「二日酔い」の分子イメージング(注3)に成功し、そのメカニズムをヒトで初めて明らかにした。特に車の運転や...