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愛媛大学
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生殖細胞の数で性が変わる仕組みの発見 〜生殖細胞がないと雄〜 <研究成果のポイント> ・異なる数の初期生殖細胞をもつゼブラフィッシュを作り,一定数以上の生殖細胞がなければ雌になれないことを示した。 ・卵巣分化の指標となる生殖細胞の増殖と減数分裂への移行は生殖細胞の数により決まることを示した。 <研究成果の概要> 魚類での雌と雄の決まり方は種ごとに非常に多様であることが知られています。今回の研究は,北海道大学,愛媛大学,及びシンガポールのテマセク生命科学研究所の共同で,魚類の性分化における始原生殖細胞(卵や精子のもととなる細胞)の役割を調べました。通常は30−40個であるゼブ...
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古河電工、蛍光シリカナノ粒子を用いた高感度イムノクロマト検査キットを開発
蛍光シリカナノ粒子を用い、高感度イムノクロマト検査キットを世界で初めて開発 〜眼感染症(アカントアメーバ角膜炎)に対する簡易迅速検査法を実現〜 当社は、蛍光シリカナノ粒子(Quartz Dot(R))(注1)の開発を行ってきましたが、これを体外検査薬である蛍光イムノクロマト技術に応用し、眼感染症の原因微生物の一つであるアカントアメーバ(注2)を高感度で検出できる世界初の簡易迅速検査法を開発しました。 このたび、国立大学法人 愛媛大学医学部眼科学教室 大橋裕一教授(以下、愛媛大)との共同臨床研究において、本検査法が迅速(判定30分以内)で、且つ従来の培養検査と同等以上の性能を示すことを確認...
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アステラス製薬など、高血圧治療剤「ミカムロ配合錠BP」を発売
日本初の高用量ARBとCCB配合剤「ミカムロ(R)配合錠BP」新発売 −独自の“デルタロック構造(※1)”を有し、強力な降圧効果が24時間持続− 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(本社:東京都品川区、社長:青野 吉晃、以下「日本ベーリンガーインゲルハイム」)とアステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区、社長:畑中 好彦、以下「アステラス製薬」)は、本日薬価収載された持続性アンジオテンシンIIタイプ1(AT1)受容体拮抗薬(ARB)のテルミサルタン80mgと持続性カルシウム拮抗薬(CCB)のアムロジピン5mgの配合剤「ミカムロ(R)配合錠BP」を即日発売しましたので、お知らせします。 ミカムロ(R)配合錠BPは、...
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京大など、プレート沈み込み帯のマグマ発生メカニズムに関して新たな仮説を発表
海洋プレートから超臨界流体が上昇して火山を作る このたび、川本竜彦 理学研究科附属地球熱学研究施設助教、神崎正美 岡山大学教授、三部賢治 東京大学助教、松影香子 愛媛大学G−COE准教授、小野重明 独立行政法人海洋研究開発機構主任研究員らの研究グループは、プレートの沈み込み帯のマグマ発生メカニズムに関して、新しい仮説を提案しました。 本研究成果は、10月29日(米国東部時間)の米国科学アカデミー紀要の電子版で公開されました。 <概要> 日本列島の下には、太平洋プレートとフィリピン海プレートが沈み込んでいます。プレートには水が含まれていて、沈み込みながら温度圧力が上がり、...
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東大など、生殖行動におけるメスの脳とオスの脳の違いをメダカで発見
生殖行動における、メスの脳とオスの脳の違いをメダカで発見 〜メスだけが性ホルモンの影響を受ける脳の部位〜 <発表者> 平木 十和子(東京大学 大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻 博士課程1年) 竹内 研生(東京大学 大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻 博士課程1年) 妻木 孝泰(東京大学 大学院農学生命科学研究科 水圏生物科学専攻 修士課程2年;当時) 善方 文太郎(東京大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 博士課程2年) 神田 真司(東京大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 特任助教) 岡 良隆(東京大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 教授) 長...
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産総研など、素子内の電荷の振る舞いを分子レベルで計測することに成功
発光している有機EL素子内部の状態を計測・評価 −動作中の封止された有機EL素子内の分子を初めて評価可能に− <ポイント> ・有機EL素子を発光させながら素子内部の特定の有機層界面の情報を選択的に非破壊で測定 ・先端計測技術であるレーザー分光測定法と有機EL素子の作製・評価技術を融合 ・有機エレクトロニクスデバイスの特性向上や劣化解析のための非破壊分析にも応用 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ナノシステム研究部門【研究部門長 八瀬 清志】ナノシステム計測グループ 宮前 孝行 主任研究員、フレキシブルエレクトロニクス研究...