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応用医学
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遺伝性筋疾患を引き起こす遺伝子変異を発見 ‐RNA結合タンパク質遺伝子の変異が封入体ミオパチーの原因となる‐ 【研究概要】 ミオパチーは病状の進行とともに筋力の低下や筋肉の萎縮が生じる筋変性疾患の総称で、筋ジストロフィーなどが含まれます。ミオパチーは遺伝性や炎症性などさまざまな要因によって生じますが、東北大学大学院医学系研究科・神経内科学分野の青木 正志(あおき まさし)教授らの研究グループは、同・遺伝医療学分野の青木 洋子(あおき ようこ)教授、同・創生応用医学研究センター・細胞増殖制御分野の中山 啓子(なかやま けいこ)教授らと共同で、遺伝性ミオパチーの一つである封入体ミオパ...
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京大、iPS細胞誘導技術を応用して人工大腸がん幹細胞を作製することに成功
iPS細胞誘導技術を応用して人工大腸がん幹細胞を作製することに成功 大嶋野歩(おおしま のぶ)医学研究科/iPS細胞研究所研究員、坂井義治 医学研究科教授、山田泰広 iPS細胞研究所教授と、青井貴之 神戸大学医学研究科内科系講座iPS細胞応用医学分野特命教授らの共同研究グループは、iPS細胞誘導技術をがん研究に応用することで、人工的に大腸がん幹細胞を作製することに成功しました。 本研究内容は、米科学誌「PLOS ONE」に7月10日(日本時間)に掲載されます。 <研究者からのコメント> 癌幹細胞はさまざまな要因で入手が容易でなく、これが癌幹細胞研究の一つの妨げになっています。実験室内で人工的に癌幹細...
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東北大、糖尿病網膜症の網膜神経節細胞死を薬剤で抑制することに成功
糖尿病網膜症における網膜神経節細胞死を 薬剤で抑制することに成功 東北大学大学院医学系研究科(眼科学分野、附属創生応用医学研究センター酸素医学コアセンター)の中澤徹教授らの研究グループは、糖尿病網膜症の初期に生じる網膜神経節細胞死に酸化ストレスとカルパイン分子の活性化が関わることを、マウスモデルを用いて解明し、網膜神経節細胞死の進行を薬剤で遅延させることに成功しました。これらの成果は国際学術誌Neurobiology of Diseaseに間もなく掲載されます。 【研究内容】 東北大学大学院医学系研究科(眼科学分野、附属創生応用医学研究センター酸素医学コアセンター)の中澤...
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東北大学、溶存水素を含む電解水素水が慢性腎臓病ラットの合併障害を抑制することを解明
飲み水で腎臓病の障害を防ぐ 溶存水素を含む電解水素水がラットの慢性腎臓病の合併障害を抑制 東北大学大学院医学系研究科創生応用医学研究センター先進統合腎臓科学コアセンター(センター長:伊藤貞嘉教授(腎臓・高血圧・内分泌学分野))は株式会社日本トリムとの産学共同研究で、水の電気分解(※注)によって得られる高濃度の溶存水素を含む電解水素水を日常的に慢性腎臓病モデルラットに飲用させると、通常の浄水を飲んだものと比べて、腎臓及び心臓の炎症や酸化ストレスなどの進行が抑えられることを明らかにしました。慢性腎臓病に対する新たな予防対策につながることが期待されます。本成果は、欧州腎臓・透析移...
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シミック株式会社と株式会社応用医学研究所の株式交換契約締結のお知らせ シミック株式会社(以下「シミック」といいます。)と株式会社応用医学研究所(以下「応用医学研究所」といいます。)は、平成22年11月9日開催の各社の取締役会において、シミックを完全親会社、応用医学研究所を完全子会社とする株式交換(以下「本株式交換」といいます。)を実施することを決議し、株式交換契約(以下「本株式交換契約」といいます。)を締結しましたので、以下のとおりお知らせいたします。 本株式交換は、平成22年12月10日開催予定の応用医学研究所の定時株主総会において本株式交換契約の承認を受けたうえ、平成...