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心室細動
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理研と国立循環器病研究センター、QT延長症候群の原因遺伝子の候補を発見
QT延長症候群の原因遺伝子の候補を発見 −カルモジュリン結合遺伝子が発症に関与している可能性− ■要旨 理化学研究所(理研)統合生命医科学研究センター循環器疾患研究グループの田中敏博グループディレクター、医科学数理研究グループの角田達彦グループディレクター、重水大智研究員および国立循環器病研究センターの相庭武司医長、日本医科大学の清水渉教授らによる共同研究グループは、全エクソームシークエンス解析[1]によってカルモジュリン結合遺伝子がQT延長症候群[2]の発症に関与している可能性があることを発見しました。 QT延長症候群は、突然死を引き起こす可能性がある難治性の遺伝性不整脈疾患で、...
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慶大、水素ガス吸入で心肺停止蘇生後の脳や心臓の障害を改善する効果を発見
水素ガスにより心肺停止蘇生後の脳や心臓の障害を改善する効果を発見 −良好な社会復帰の可能性を向上する新たな治療法として期待− 慶應義塾大学医学部循環器内科(佐野元昭専任講師、福田恵一教授)、同救急医学教室(林田敬助教、堀進悟教授)、日本医科大学大学院医学研究科加齢科学系専攻細胞生物学分野(上村尚美講師、太田成男教授)らの共同研究グループは、濃度2%の水素ガスを吸入することにより(注1)心肺停止から蘇生したあと(注2)の脳機能や心筋組織の後遺症を軽減し、生存率を改善することをラットにおいて発見しました。 心肺停止は、たとえ救命できたとしても脳や心臓に重篤な後遺症を残し、社会...
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GEヘルスケア・ジャパン、心臓突然死発生リスクの予測精度を高めたホルターレコーダーを発売
GEヘルスケア・ジャパン 増え続ける心臓突然死の予知につながる新たなソリューションを提供 心臓突然死発生リスクの予測精度を高めるホルターレコーダー「SEER12」を発売 − 国内最小・最軽量の12誘導心電図対応モデル、小型軽量化と高機能化を両立 − GEヘルスケアグループ(以下「GEヘルスケア」)の世界中核拠点の1つであるGEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長:川上潤)は6月1日(金)、心臓突然死の発生リスクの予測精度を高めたホルターレコーダー(携帯型心電図記録器)「SEER12(シーアジュウニ)」を発売、増え続ける心臓突然死の予知につながる新た...
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旭化成、米社とAEDの日本での独占的販売契約を締結しクリティカルケア分野へ事業展開
クリティカルケア(救命救急医療)分野への事業展開について 旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤原 健嗣)は、このたび、米国ゾール・メディカル社(本社:米国マサチューセッツ州、CEO : Richard Packer)と、AED(自動体外式除細動器)「ZOLL AED Plus」の日本における独占的販売に関する契約を締結し、クリティカルケア(救命救急医療)分野へ事業展開していくこととなりましたので、お知らせします。 両社では、今回の販売提携にとどまらず、他製品の販売、研究開発での提携についても継続して協議を進めていく予定です。 1.背景、経緯 当社では、...
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セント・ジュード・メディカル、小さな切開部からの植込みが可能な小型・高出力ICD/CRT−Dを発売
セント・ジュード・メディカル、小型・高出力ICD/CRT−Dを発売 除細動の閾値が高い患者様に対する効果的な治療をサポート セント・ジュード・メディカル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ウィリアム・フィリップス)は、「ユニファイ(Unify)」両室ペーシング機能付植込み型除細動器(CRT−D)および「フォーティファイ ST(Fortify ST)」植込み型除細動器(ICD)を発売することとなりました。これらの新製品は当社従来製品より小型化され、小さな切開部からの植込みが可能になりました。 ユニファイ(CRT−D)およびフォーティファイ ST(ICD)は、進化した...