Pickup keyword
微分方程式
-
東京都市大、経時的変化の影響を考慮した事故発生率の定量評価手法を開発
原子力施設のさらなる安全性向上を目的に 機器の状態遷移及び経時的変化の影響を考慮した 事故発生率の定量評価手法を開発 東京都市大学工学部(東京都世田谷区)原子力安全工学科 牟田 仁ら研究チームは、原子力施設の安全関連システムにおける、時間経過に伴う様々な動的変化を考慮した事故発生率の定量評価手法を開発しました。なお、本成果は日本原子力学会和文論文誌(2016年6月1日発行)に掲載されました。 ■本研究のポイント ○従来の確率論的リスク評価(PRA(1))手法では厳密なモデル化が困難であった動的な信頼性解析手法の開発に成功しました ○本評価手法では、原子力施設の安全関連システムに...
-
九大、植物の表皮細胞の複雑なかたちが形成されるメカニズムを解明
植物細胞の形づくりの謎を頭蓋骨の研究が解明? 医学・植物学を数学がつなぐ「超」異分野融合研究 ■概要 九州大学大学院医学研究院の三浦岳教授と今村寿子助教の研究グループは、東京大学およびエルピクセル株式会社との共同研究で、植物の表皮細胞の複雑なかたちが形成されるメカニズムを世界で初めて解明しました。 双子葉植物の葉の表面の細胞は美しいジグソーパズル様の形をしています。研究グループは植物の細胞壁の合成−分解の分子回路を数理モデル化(※1)したところ、これまで頭蓋骨の縫合線(※2)のパターン形成に用いてきた数理モデルと全く同じであることがわかりました。この結果を基にして、九州大学...
-
フジタ、リアルタイム温度応力解析システム「マスコンウォッチャー」を開発
リアルタイム温度応力解析システム『マスコンウォッチャー(R)』を開発 −コンクリートの最適養生とひび割れ低減を実現− 株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、社長:上田卓司)は、打ち込まれたコンクリートの発熱状況やひび割れ発生確率をリアルタイムで解析し、最適な養生を行うことでひび割れの発生を抑制、高品質なコンクリート構造物を構築できるシステム「マスコンウォッチャー(R)」を開発しました。 「マスコンウォッチャー(R)」は、現場に設置した無線式温湿度計のデータを逐次リアルタイムでパソコンに取り込み、打ち込まれたコンクリートの現状の温度分布やひび割れ発生確率を数値解析によりリアルタイムで把握し...
-
富士通、オーストラリア国立大学とスパコンソフトウェアに関する共同研究を開始
オーストラリア国立大学とスパコンソフトウェアに関する共同研究を開始 オーストラリア研究評議会の資金によりペタスケール・シミュレーションのための数学的手法とソフトウェアを開発 欧州富士通研究所(注1)とオーストラリア国立大学(注2)は、オーストラリア研究評議会(注3)から446,000豪ドルの資金を得て、連携プロジェクトを開始しました。プロジェクトの名称は、「ペタスケールコンピュータシステム上における津波モデリングやプラズマ物理の偏微分方程式の安定的な数値解法」であり、将来のスーパーコンピュータのこれまでにない計算能力を利用した新しい数学的手法の実現を目指します。 今回のプ...