気分の浮き沈みは体内時計が制御 〜マウス不安様行動が一日の中で変化するメカニズム〜 1.発表者:中野 純(東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻 大学院博士課程)        清水 貴美子(東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻 助教)        深田 吉孝(東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻 教授) 2.発表のポイント:  ◆マウスの不安行動は一日の中で時刻によって変化し、脳内の扁桃体に発現するSCOPというシグナル伝達因子がこの制御に必須であることを見いだしました。  ◆SCOPが不安制御に重要な機能を持つことを世界に先駆けて明らかにしました。  ◆今回の発見は不安制御の新たなメ...