低電力・高集積化を可能にする磁気メモリ材料 〜反強磁性体で巨大な異常ホール伝導度を持つ物質の発見〜 1.発表者:  冨田 崇弘(東京大学物性研究所 新物質科学研究部門 特任研究員)  清原 直樹(研究当時:東京大学大学院 新領域創成科学研究科 修士課程2年)  中辻 知(東京大学物性研究所 新物質科学研究部門 教授) 2.発表のポイント:  ◆反強磁性体において自発的な巨大異常ホール伝導度を持つ物質を見出した。  ◆反強磁性体におけるスピンに依存した起電力の存在が明らかになった。  ◆従来の強磁性体磁気メモリと比べ漏れ磁場が少ない反強磁性体のため、低電力・集積化が可能な大容量メモリ材...