生物多様性保全に向けて、山梨県でニホンジカの生息数を予測する技術の実証を開始  株式会社富士通研究所(注1)(以下、富士通研究所)は、哺乳動物(以下、動物)の平均的な体重と公開されている植生や土地の用途などの情報から、動物の生息可能数を予測する技術を開発しました。今回、開発技術を活用し、食害による被害が年々深刻化しているニホンジカの生息数予測に適用する実証を山梨県森林総合研究所(注2)(以下、山梨県森林研)の協力を得て1月から開始します。  本実証では、山梨県下の8か所以上の地区で、森林の現状や、ニホンジカが好む植物の分布や移動経路の情報、現地調査に基づくニホンジカの生息数の...