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NEDO、浮体式洋上風力発電システムの低コスト化に向けた要素技術開発に着手
浮体式洋上風力発電システムの低コスト化に向けた要素技術開発に着手 ―2030年以降の発電コスト20円/kWhを目指す― NEDOは、2030年以降の浮体式洋上風力発電の発電コスト20円/kWh実現に向け、システムの低コスト化に関する要素技術開発に着手します。 この事業では、低コスト化に向けて、一体化した風車・浮体・タワー方式による軽量化や台風時の風荷重低減等を実現する新たな浮体式洋上風力発電システムの概念設計、モデル化した小型装置を用いた水槽試験およびシステムの安全性・信頼性・事業性の評価等を行います。 *概念図は添付の関連資料を参照 1.概要 日本は、国土に遠浅な海岸線が少なく急峻な...
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東北大など、スピントロニクス素子を使った人工知能の動作実証に成功
世界初、スピントロニクス素子を使った人工知能の動作実証に成功 ‐人工知能技術の適用範囲を飛躍的に拡大‐ 【概要】 国立大学法人東北大学電気通信研究所附属ナノ・スピン実験施設の大野英男教授、佐藤茂雄教授、深見俊輔准教授、秋間学尚助教、同ブレインウェア実験施設の堀尾喜彦教授らのグループは、磁石材料から構成されるミクロなスピントロニクス素子を使った人工知能の基本動作の実証に世界で初めて成功しました。 近年、脳の情報処理機構を真似て効率的に認識・判断を行うことを目指す人工知能と呼ばれる技術が非常に注目され、一部で実用化されています。現在実用化されている人工知能はいずれも従来の半導体...
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マクニカネットワークス、横浜国立大へ米社製のエンドポイント型サイバー攻撃対策製品を提供
マクニカネットワークス、横浜国立大学へCrowdStrike社製の エンドポイント型サイバー攻撃対策「Falcon Host」(ファルコン ホスト)を提供 〜既存の対策をすり抜ける未知の脅威を検知・ブロックしながら、運用管理の負担を最小限に〜 ネットワーク機器やセキュリティ対策ソリューションを提供するマクニカネットワークス株式会社(以下、マクニカネットワークス、本社:神奈川県横浜市港北区新横浜1−5−5、代表取締役社長 池田 遵)は、国立大学法人 横浜国立大学(以下、横浜国立大学、所在地:神奈川県横浜市保土ケ谷区常盤台79−1、学長 長谷部 勇一)へ、米国CrowdStrike,Inc.(以下、クラウドストライク社、本社...
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理研と京大、新粒子候補テトラクォークZc(3900)の正体を解明
新粒子候補テトラクォークZc(3900)の正体 ―大規模数値シミュレーションで解明― <要旨> 理化学研究所(理研)仁科加速器研究センター初田量子ハドロン物理学研究室の池田陽一客員研究員、土井琢身専任研究員、初田哲男主任研究員、京都大学基礎物理学研究所の青木慎也教授らの共同研究グループ(※)「HAL QCD Collaboration[1]」は、スーパーコンピュータを用いた大規模数値シミュレーションにより、「クォーク[2]」4個から成る新粒子と考えられていた「Zc(3900)[3]」が、クォークの組み替えにより引き起こされる現象、すなわち「しきい値効果[4]」であり、新粒子とは呼べないことを明らかにしまし...
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産総研、ビスマスナノワイヤーのホール係数を測定する技術を開発
ナノワイヤーの新たな評価技術を開発 −ナノテクノロジーを駆使してホール係数の測定に成功− ■ポイント ●世界で初めてビスマスナノワイヤーのホール係数を測定 ●酸化を防ぎつつナノテクノロジーを駆使して高い精度で微細電極を作製 ●新しい効果の発現が期待されるナノワイヤーの物性解明に期待 ■概要 国立研究開発法人産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)省エネルギー研究部門【研究部門長 宗像 鉄雄】熱電変換グループ 村田 正行 研究員、山本 淳 研究グループ長は、国立大学法人埼玉大学【学長 山口 宏樹】(以下「埼玉大」という)大学院理工学研究科 長谷川 靖洋...
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大阪府立大と東大など、2つの機能を併せ持つ新しい触媒材料の合成に成功
2つの機能を併せ持つ新しい触媒材料の合成に成功 公立大学法人大阪府立大学(理事長:辻洋)の研究チーム(山田幾也テニュア・トラック講師、池野豪一テニュア・トラック講師、塚崎裕文研究員、森茂生教授ら)、国立大学法人東京大学(総長:五神真)生産技術研究所の八木俊介准教授、公益財団法人高輝度光科学研究センター(理事長:土肥義治)の河口彰吾研究員、冨士ダイス株式会社(代表取締役社長:西嶋守男)の和田光平氏らは、酸素の還元・発生という2つの電気化学反応に対して優れた触媒特性を示すマンガン酸化物の合成に成功しました。酸素の還元・発生は、次世代蓄電池として開発が行われている金属・空気二次...
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水素燃料電池船向けに純水素燃料電池を納入 当社は、野村不動産グループのNREG東芝不動産株式会社(以下、NREG東芝不動産)と国立大学法人東京海洋大学(以下、東京海洋大学)から、両社が共同研究をしている実験船「らいちょうN」に搭載する純水素燃料電池を受注し、このたび納入しました。 今回当社が納入したのは、出力3.5kWの定置用純水素燃料電池2台です。純水素燃料電池は、水素をそのまま燃料とするため、CO2を発生させずに発電することができるほか、短時間で発電を開始することが可能です。 NREG東芝不動産と東京海洋大学は2020年の水素燃料電池船の実運用化を目指しています。今回「らいちょうN」に純水...
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九大とUR九州支社、箱崎キャンパス跡地南エリアで共同事業をスタート
箱崎キャンパス跡地のまちづくり 〜九州大学とUR都市機構が南エリアで共同事業をスタート〜 国立大学法人九州大学(以下「九州大学」)は、箱崎キャンパス跡地(以下「跡地」)及びその周辺の一体的なまちづくりについて、福岡市と連携して取り組んでおります。 本日、九州大学と独立行政法人都市再生機構(以下「UR都市機構」)は、跡地南エリアにおいて共同事業をスタートすることとしました。 記 1 目的 九州大学とUR都市機構は、福岡市と相互に連携・協力して、跡地及びその周辺の一体的なまちづくりと早期の土地利用転換を推進するとともに、跡地の魅力を高め、地域拠点に相応しい都市機能の導入と良好...
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産総研とマルハニチロ、魚油による脂質代謝改善効果が摂取時刻によって異なることをマウスで発見
魚油による脂質代謝改善効果が摂取時刻によって異なることをマウスで発見 −DHAやEPAの摂取は朝が効果的− ■ポイント ・魚油の摂取による脂質代謝の改善効果が、摂取する時刻によって異なることを、マウス実験で発見 ・朝食時の魚油の摂取は、血中のDHA・EPA濃度を高める ・時間栄養学の予防医学分野への貢献に期待 ■概要 国立研究開発法人産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)バイオメディカル研究部門【研究部門長 近江谷 克裕】生物時計研究グループ 大石 勝隆 研究グループ長は、マルハニチロ株式会社【代表取締役社長 伊藤 滋】(以下「マルハニチロ」という)と共同で、魚油...
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エプシロンと東北大など、種子島で地域密着型バイオ燃料生産システムの実証を開始
種子島で地域密着型バイオ燃料生産システムの実証を開始へ ―小規模分散型燃料製造装置と集中型樹脂再生設備を開発― NEDOプロジェクトにおいて、(株)エプシロンと東北大学は、種子島の西之表市で小規模分散型燃料製造装置と集中型樹脂再生設備を開発し、地産地消に適したバイオディーゼル製造システムを確立しました。 今後は、この地域密着型バイオ燃料生産システムの本格的な実証を開始します。 1.概要 現行の多くのアルカリ触媒(※1)を用いたバイオディーゼル製造現場では、1)回収した廃食用油の半分弱が低品質(酸価3以上)で燃料の原料として利用できない、2)製品燃料品質が不安定、3)副生石鹸除去...
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ブイキューブ、タイに現地法人を設立しASEANでのサービス展開を強化
ブイキューブ、タイに現地法人を設立し、 ASEANでのサービス展開を強化 株式会社ブイキューブ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:間下直晃、以下ブイキューブ)は、2016年9月、タイに現地法人V−cube(Thailand) Co.,Ltd.を設立いたしました。タイでは、販売パートナー8社との連携により、これまで、国立大学「Kasetsart University」、ITリテール企業「IT City Public company limited」、「SPVi Public company limited」、IT企業「DataOne Asia(Thailand) Co.,Ltd」など教育機関や現地企業、官公庁の数十社にビジュアルコミュニケーションサービス「V−CUBE」が導入されています。利用が広がってきていることから、タイでのサービス...
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【パーク24】大都市近郊の事業所における行動変容を検証! パーク24、横浜国立大学とカーシェアの実証実験を実施 パーク24株式会社(本社:東京都千代田区、社長:西川光一)は、横浜国立大学と2016年10月12日(水)〜2016年12月22日(木)に、横浜国立大学の学生および教職員を対象としたカーシェアリングの実証実験を行います。 今回、共同で実証実験を実施する横浜国立大学のキャンパスは、最寄り駅から徒歩約20分を要し、その道中は起伏に富んでいます。このような場所にある横浜国立大学は、鉄道アクセスに課題のある郊外型住宅地および大規模事業所のモデルと位置付けられます。 本実証...
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太陽光発電システム・リチウムイオン電池との連系運転で省エネを実現 米国テキサス大学向けHVDC給電システム納入 三菱電機株式会社は、株式会社NTTファシリティーズが国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)から受託した省エネ実証事業(場所:米国テキサス大学オースチン校)向けに、太陽光発電システム・リチウムイオン電池との連系運転で省エネを実現するHVDC(※1)給電システムを納入しましたのでお知らせします。 ※1 HVDC:High Voltage Direct Current 高電圧直流、通信設備分野ではDC48V以上を「HVDC」と呼称 *参考画像は添付の関連資料を参照 ■納入システムの特長 1.太陽光発電シス...
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高温高圧フロー型マイクロ波応用有機合成装置を開発 ―(株)サイダ・FDSが販売開始― NEDOプロジェクトで、(株)サイダ・FDSは初原料と薬の間にある製品(医薬中間体)・特殊化成品の有機合成を目的とする高温高圧フロー型マイクロ波応用有機合成装置を開発しました。 開発した装置は、マイクロ波を用いることにより、圧倒的な収量アップに加え、難合成を高速・高収率で実施できるようになり、基礎研究から生産規模まで対応可能な装置のラインアップがこのほど完成、9月1日から販売を開始しました。 なお、静岡県医療健康産業研究開発センターで、9月1日から随時、モデルラボを設営し、装置の試用、勉強会、セミナー...
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フルッタフルッタ、千葉大とアサイーの機能性に関する共同研究を開始
千葉大とアサイーの機能性に関する共同研究を開始 〜予防医学とスポーツ栄養学の発展への貢献を目的として〜 株式会社フルッタフルッタ(本社:東京都千代田区、代表取締役 CEO:長澤 誠)は、国立大学法人 千葉大学(所在:千葉県千葉市、学長:徳久 剛史、以下「千葉大」)と「アサイーの機能性」に関する共同研究契約を締結いたしました。 この共同研究では、『アマゾンスーパーフード素材を予防医学とスポーツ栄養学の発展に役立てる』ことを目標に掲げ、「アサイーの脳と細胞の活性作用」および「アサイーの体力増強作用」を検証することを目的としています。 予防医学は、シニア世代を含めた現代人が、薬に頼...
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東大と千葉工大など、南鳥島沖の排他的経済水域内の深海底に広大なマンガンノジュール密集域を発見
南鳥島沖の排他的経済水域内の深海底に広大なマンガンノジュール密集域を発見 〜三種の酸化物海底資源の包括的な成因解明のための手掛かり〜 1.概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAmSTEC」)、国立大学法人東京大学(総長 五神 真)および学校法人千葉工業大学(学長 小宮 一仁)などの研究グループは、平成22年度から平成28年4月にかけての複数の航海により、南鳥島周辺の排他的経済水域(以下「南鳥島EEZ」)(図1)の南部から東部にかけての深海底(水深5,500−5,800m)に広大なマンガンノジュール(※1)の密集域(図2)を発見しました。これまで、我が国のEEZでは...
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東大など、日本人に多いEGFR変異を持つ肺腺がんの罹りやすさを決める遺伝子領域を発見
日本人に多いEGFR変異を持つ肺腺がんの罹りやすさを決める遺伝子領域発見 免疫を司るHLA遺伝子など6遺伝子領域が関与 本研究成果のポイント ●6つの遺伝子領域の個人差が、EGFR遺伝子変異(*1)陽性の肺腺がんの罹りやすさを決めていることを明らかにした。 ●6つの遺伝子領域の中には、免疫反応の個人差の原因となるHLAクラスII遺伝子領域(*2)が含まれており、免疫反応の個人差がEGFR変異陽性肺腺がんへの罹りやすさを決めている可能性が示唆された。 ●肺腺がんの罹りやすさに遺伝要因(遺伝子の個人差)が関係することが明らかになったことから、今後、EGFR変異陽性肺腺がんに罹りやすい人を予測し、早期発見する...
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理研と阪大、非古典的HLA遺伝子の関節リウマチ発症への関与を解明
非古典的HLA遺伝子の関節リウマチ発症への関与が明らかに −HLA imputation法によりHLA−DOA遺伝子の発症リスクを同定− ■要旨 理化学研究所(理研)統合生命医科学研究センター自己免疫疾患研究チームの山本一彦チームリーダー、統計解析研究チームの岡田随象客員研究員(大阪大学大学院医学系研究科教授)らの国際共同研究グループ(※)は、非古典的HLA遺伝子[1]の一つである「HLA−DOA」が、関節の炎症と破壊をもたらす自己免疫疾患[2]の関節リウマチの発症に関わることを明らかにしました。 関節リウマチの発症には個人の遺伝的背景が関与し、大規模ゲノム解析を通じてこれまでに多数の疾患感受性遺伝子[3]が報告さ...
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大阪大学・医学系研究科とロート製薬が、 『先進幹細胞治療学共同研究講座 (産学連携・クロスイノベーションイニシアティブ)』を設置 早期の臨床医学への応用による再生医療の実用化に向けて ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:吉野俊昭、以下「ロート製薬」)と国立大学法人大阪大学(本部:大阪府吹田市、総長:西尾章治郎、以下「大阪大学」)は、この度、間葉系幹細胞(※1)を用いた再生医療の実用化を加速させるため共同研究講座に関する契約を締結しましたのでお知らせいたします。また、本共同研究講座の設置は、2015年11月12日付けで大阪大学医学系研究科・医学部附属病院に設置されました産学...
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KDDI研究所と九大、60次元のLearning with Errors問題の解読に成功
〜スーパーコンピューターでも一万年以上かかる問題を、約16日間で解読に成功!〜 世界で誰にも解読されていない暗号問題を初めて解読! 株式会社KDDI研究所(本社:埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長:中島康之、以下「KDDI研究所」)と国立大学法人九州大学(本部:福岡市西区、総長 久保千春、以下「九州大学」)は、暗号解読コンテスト「TU Darmstadt Learning with Errors Challenge(注1)」において、これまで誰も解読に成功していなかった60次元のLearning with Errors(以下、LWE)問題を、世界で初めて(注2)解読しました。 LWE問題は、故意に誤差を付加した多元連立一次方程式を解く問題です。この問題を解くことは、...
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凸版印刷と東大、テレプレゼンス・ロボットを用いたIoAの共同研究を開始
凸版印刷と東京大学暦本研究室、IoAの共同研究開始 テレプレゼンス・ロボットを使った遠隔体験や無人店舗などのIoA事業創出を目指す 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)と国立大学法人 東京大学(総長:五神真 住所:東京都文京区本郷7丁目3番1号)大学院情報学環 暦本研究室(教授:暦本純一、以下 東京大学暦本研究室)は、IoT(Internet of Things)(※1)の次の概念とされるIoA(Internet of Abilities)(※2)研究成果の事業創出を目指し、テレプレゼンス・ロボット等(※3)を用いたIoAの共同研究を2016年7月から開始しました。 凸版印刷は、共同研究成果を...
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メドピア、京都大などと健康管理の質の向上を目的としたPHR利活用促進の産学連携共同研究を開始
メドピア、京都大学・リクルート・第一生命・オムロンと共に Personal Health Record(PHR)利活用促進についての 産学連携共同研究を開始 メドピア株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:石見 陽、以下当社)は、国立大学法人京都大学環境安全保健機構 健康管理部門/附属健康科学センター(部門長・教授:石見 拓)等と、健康管理の質の向上を目的としたPersonal Health Record(PHR)の利活用促進についての産学連携共同研究を開始します。 ■共同研究の背景 健康・医療分野は、ICT技術の急速な発展と普及によってさらなるイノベーションが期待されています。中でも健康・医療・介護に関わる個人データ(Personal Health Record、...
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DMP、NEDOの「IoT推進のための横断技術開発プロジェクト」を受託
DMPがNEDOの「IoT推進のための横断技術開発プロジェクト」を受託 株式会社ディジタルメディアプロフェッショナル(本社:東京都中野区、東証マザーズ:証券コード 3652、代表取締役 CEO 山本達夫、以下 DMP)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(本部所在地:川崎市幸区 理事長:古川一夫 以下 NEDO)から公募のあった「IoT推進のための横断技術開発プロジェクト」(※1)(以下 当事業)に応募し、委託先として採択されましたことをお知らせします。 今回DMPは、国立研究開発法人産業技術総合研究所、国立大学法人 東京大学、日本電気株式会社と共同で、研究開発テーマ「省電力 AIエンジン...
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NICTと阪大、外来遺伝子(DNA)の生細胞への効率的な導入方法を開発
外来遺伝子(DNA)の生細胞への効率的な導入方法の開発に成功 〜ガンや高血圧、糖尿病など特定の遺伝病を治療するための遺伝子治療に貢献〜 【ポイント】 ■p62(*1)タンパク質の量を減少させることで、細胞内に導入したDNAの分解を抑制し、導入効率の上昇に成功 ■導入したDNAの大部分がオートファジー(*2)によって分解されてしまうというこれまでの問題を解決 ■細菌・ウイルス感染のメカニズムの解明や、ガンや高血圧、糖尿病など特定の遺伝子治療法の開発に貢献 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内 正夫)未来ICT研究所は、国立大学法人大阪大学(大阪大学、総長:西尾 章治郎)大学院生...
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京大と日立、「ヒトと文化の理解に基づく基礎と学理の探究」推進で「日立京大ラボ」を開設
京都大学と日立が「日立京大ラボ」を開設し、 「ヒトと文化の理解に基づく基礎と学理の探究」を推進 未来の社会課題を洞察し、その課題解決と経済発展の両立を実現する新たなイノベーション創出に挑戦 国立大学法人京都大学(総長:山極 壽一/以下、京都大学)と株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)は、「ヒトと文化の理解に基づく基礎と学理の探究」を推進するため、本日、共同研究部門「日立未来課題探索共同研究部門(日立京大ラボ)」を京都大学内に開設します。日立京大ラボでは、京都大学と日立の協創によって未来の社会課題を洞察し、その課題解決と経済発展の両立に向けた新たなイノベ...
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大阪大学とパナソニックで人工知能共同講座を開始 −国内初(*)、人工知能分野における大学と産業界の共同講座− *2016年6月21日 当社調べ 【概要】 国立大学法人大阪大学(総長:西尾 章治郎、以下、大阪大学)とパナソニック株式会社(代表取締役社長:津賀 一宏、以下、パナソニック)は、人工知能技術とそのビジネス応用に関する人材開発を共同で行う人工知能共同講座を開始することを、6月21日付けで合意しました。人工知能分野において、大学と産業界による共同講座の実施は国内初の取組みとなります。 本講座は、2016年6月22日からパナソニックの技術者を対象とした試行カリキュラムを開始...
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東大と日立、超スマート社会の実現に向けビジョンを生み出し実現する「日立東大ラボ」を設置
産学連携から産学協創へ−東大と日立の新たな取り組み 超スマート社会の実現に向け、ビジョンを生み出し実現する「日立東大ラボ」を設置 国立大学法人東京大学(総長:五神 真/以下、東京大学)と株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)は、「日立東大ラボ」を、東京大学内に6月20日に設置します。「日立東大ラボ」では、従来の課題解決型産学連携から発想を転換し、日本政府が提唱する「超スマート社会(*1)」の実現(Society 5.0(*2))に向け、ビジョンを創生・発信し、そのビジョンの実現に向けた課題解決に取り組むという新しい形の研究開発を推進します。社会システムの変革を先...
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オウケイウェイヴ、佐賀大と医療情報サービス事業の新会社「OKEIOS(オケイオス)」を設立
医療データベースと「OKWAVE」のQ&Aビッグデータを活用した医療情報サービスを複数展開 医療情報サービス事業の新会社 株式会社OKEIOS(オケイオス)を設立 日本初、最大級のQ&Aサイト「OKWAVE( http://okwave.jp/ )」を運営する株式会社オウケイウェイヴ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:兼元 謙任)は、国立大学法人佐賀大学(所在地:佐賀県佐賀市)と2014年より継続してきた医療データの利活用に関する共同研究で得た知見を活かした新規事業化を目的に、新会社【株式会社OKEIOS(オケイオス)】を設立いたします。 このたび設立する新会社「OKEIOS」は、当社と佐賀大学が共同研究を行ってきた国民の未病・予防と、人々...
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九大と阪大など、電子顕微鏡内でナノスケール塑性変形過程の三次元観察に成功
世界初!電子顕微鏡内でナノスケール塑性変形過程の三次元観察に成功 〜先端材料などに応用可能、変形させながら立体観察できる時系列三次元イメージング〜 国立大学法人九州大学(以下、九州大学)、株式会社システムインフロンティア(以下、(株)SIF)、国立大学法人大阪大学(以下、大阪大学)、国立大学法人筑波大学(以下、筑波大学)は、JST 先端計測分析技術・機器開発プログラムの一環として、ナノスケールで細胞や物質の観察が可能な透過電子顕微鏡(TEM)内で試料を引張・圧縮変形しながら時系列で三次元画像撮影が行える「その場変形電子線トモグラフィーシステム」のプロトタイプを開発しました。このシステム...
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富士通、九大サイバーセキュリティーセンターに人材育成の寄附研究部門を設置
九州大学サイバーセキュリティセンターに サイバーセキュリティ人材育成のための寄附研究部門を設置 国立大学法人九州大学(所在地:福岡県福岡市、総長:久保 千春、以下、九州大学)は、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 達也、以下、富士通)からの寄附により、2016年6月1日に、サイバーセキュリティに関する専門教育、ならびにスペシャリスト育成教育のための教育コースの研究開発、将来のサイバーセキュリティに関する様々なスペシャリストの育成のための実践的な研究を行う「富士通スペシャリスト育成研究部門」(寄附研究部門)を設置します。また、セキュリティ人材の育成を目的と...
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群馬大、産総研などとヤヌスキューブの簡便な合成法を開発し結晶構造の解析に成功
ヤヌスキューブの簡便な合成法を開発し、結晶構造の解析に成功 −2つの顔を持つケイ素と酸素からなる立方体− ■ポイント ・フッ素を含むケイ素化合物を新規に合成し、選択的に結合させる新しい合成法を開発 ・きわめて簡便な合成法であり、さまざまなヤヌスキューブの合成が可能 ・有機−無機ハイブリッド材料としてさまざまな分野での応用に期待 ■概要 国立大学法人 群馬大学【学長 平塚 浩士】(以下「群馬大学」という)大学院理工学府 海野 雅史 教授、武田 亘弘 准教授、江川 泰暢 博士、小栗 直己 修士らのグループは、国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総...
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東北大、2メガビット磁気ランダムアクセスメモリー(STT−MRAM)の実証実験に成功
高集積・高歩留まり 2メガビット磁気ランダムアクセスメモリ (STT−MRAM)の実証実験に世界で初めて成功 単位メモリセル面積30%の低減と70%の歩留まり向上(対従来比)を同時に実現 【概要】 国立大学法人東北大学(総長:里見進/以下、東北大学)国際集積エレクトロニクス研究開発センターの遠藤哲郎センター長(兼 同大学大学院工学研究科教授)のグループは、磁気トンネル接合素子(Magnetic Tunnel Junction,MTJ)と相補型金属酸化膜半導体(Complementary Metal Oxide Semiconductor,CMOS)電界効果トランジスタとを接続するコンタクトホールの直上に、性能劣化なく磁気接合素子を成膜する技術の開発に世界で初めて成功いた...
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青色顔料が高性能アンモニア吸着材であることを発見 −悪臭除去、PM2.5対策、燃料電池用水素精製へ期待− ■ポイント ・青色顔料のプルシアンブルーのアンモニア吸着能が従来のアンモニア吸着材に勝ることを発見 ・元素置換や欠陥導入でプルシアンブルーの構造を原子レベルで制御し、アンモニア吸着容量をさらに向上 ・臭気を感じられないほど低濃度のアンモニアも吸着でき、悪臭やPM2.5の原因物質の除去に期待 ■概要 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノ材料研究部門【研究部門長 佐々木 毅】ナノ粒子機能設計研究グループ 高橋 顕(◇) 研究員、...
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NTTデータMSEと京大と熊本大など、hitoeを活用したドライバー向け眠気検知システムの実証実験を開始
hitoeを活用したドライバー向け眠気検知システムの実証実験を開始 株式会社NTTデータMSE(以下NTTデータMSE)、国立大学法人京都大学(以下京都大学)、国立大学法人熊本大学(以下熊本大学)、および株式会社NTTドコモ(以下ドコモ)は、着用することで心拍などの生体情報(以下心拍データ)を取得できるhitoe(R)(ヒトエ)ウェアを活用したドライバー向け眠気検知システム(以下本システム)を共同で開発し、本日から運送会社協力のもと、眠気検知に関する本システムの有効性を検証する実証実験(以下本実験)を開始いたします。 本システムでは、京都大学、熊本大学が新たに開発した眠気検知アルゴリズムを実装したスマートフ...
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富士通研究所と電気通信大、都市の警備配置問題を高速に解くAI数理技術を開発
都市の警備配置問題を高速に解くAI数理技術を開発 20万ノードの道路ネットワークにおける最適な検問配置パターンを5分で導出 株式会社富士通研究所(注1)(以下、富士通研究所)と国立大学法人電気通信大学(注2)(以下、電気通信大学)は、AIを活用して警備計画の立案を支援する技術として、数学理論の一つであるゲーム理論を用いて、犯罪者を捕捉するための検問所などを想定した「都市道路ネットワーク警備問題」を高速に解くアルゴリズムを開発しました。 人の集まる場所でのセキュリティ対策では、完全に侵入経路や逃走経路を封鎖することは限られた警備資源の中では不可能なことが多く、警備員を効果的に配置...
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岡山大学における共同研究拠点の開設に関するお知らせ 当社はこの度、国立大学法人岡山大学大学院医歯薬学総合科学研究科産学官連携センター・おかやまメディカルイノベーションセンター(OMIC)に、オンコリスバイオファーマ岡山研究センターを共同研究拠点として開設する運びとなりましたのでお知らせいたします。 当社は設立以来、岡山大学大学院医歯薬学総合科学研究科と共同研究契約を締結し、藤原俊義教授(消化器外科学)と腫瘍溶解ウイルスの臨床応用に関する共同研究を行って参りました。オンコリスバイオファーマ岡山研究センターは、がん細胞検出用の腫瘍溶解ウイルスであるテロメスキャン(R)(OBP−401)お...
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東北大、永久スピンらせん状態と逆永久スピンらせん状態間の電気的制御に成功
永久スピンらせん状態と逆永久スピンらせん状態間の電気的制御に成功 〜次世代省電力・高速演算スピンデバイスの実現へ期待〜 【概要】 国立大学法人東北大学大学院工学研究科 吉住 孝平博士前期課程学生(現 トヨタ株式会社)、好田 誠准教授、新田 淳作教授らの研究グループは、半導体量子井戸の精密な構造設計により、スピン演算素子に必要な永久スピンらせん状態(※1)と逆永久スピンらせん状態(※2)間の電界制御に成功しました。これら二種類の永久スピンらせん状態間を電界制御することにより、半導体中の電子スピンの情報を長時間・長距離保持することが可能となり、かつ正確に情報伝達することが可能とな...
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ゲノム編集でニワトリを品種改良 −低アレルゲン性卵の生産へ道筋− ■ポイント ・クリスパー・キャス9法によるゲノム編集技術をニワトリに初めて適用 ・アレルゲンであるオボムコイドの遺伝子を欠失したニワトリの作製に成功 ・強力なアレルゲンを含まない鶏卵の生産など新たな畜産技術開発に期待 ■概要 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)バイオメディカル研究部門【研究部門長 近江谷 克裕】細胞分子機能研究グループ付 大石 勲 総括主幹は、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構【理事長 井邊 時雄】畜産研究部門 田上 貴寛 上級研究...
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北海道電力など、水素活用の新技術開発「小規模木質バイオマス発電実証事業」を実施
小規模木質バイオマス発電実証事業の実施について 〜水素を活用した新たな技術の開発を目指して〜 このたび、北海道電力株式会社および、ほくでんグループの北電総合設計株式会社(代表取締役社長:坂本 容、本社:札幌市)は、地域に根ざした再生可能エネルギーの導入拡大に向けて、2016年度から倶知安町において、水素を活用した新たな技術の開発を目指す「小規模木質バイオマス発電実証事業」に取り組むこととしました。 本実証事業は、北電総合設計株式会社が、国立大学法人東京大学および一般社団法人日本森林技術協会と共同で、林野庁の補助事業へ応募し、候補者に選定されたものです。 従来の木質バイオマ...
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東北大、耐災害性の高い情報伝送を実現する高速ハードディスクと新規ネットワーク技術を開発
耐災害性の高い情報伝送を実現する高速ハードディスクと 新規ネットワーク技術を開発 増加するビッグデータ情報にも対応可能 【概要】 国立大学法人東北大学電気通信研究所(所長:大野英男)は、広域災害時に情報を保全して短時間に伝送できる高い耐災害性を実現するため、高速読出し方式を搭載したハードディスクと新規スマートネットワーク技術を開発しました。東日本大震災においては広域にわたる設備損壊と通信経路遮断のために、重要情報の喪失や必要な情報提供ができない事態があちこちで起きました。このたびの開発技術は、広域災害発生時には、重要情報を短時間で退避して輻輳による回線障害の影響を軽減できる耐...
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メディネット、九大との共同研究成果と共同研究部門の契約を3月末で終了
(開示事項の経過)九州大学との共同研究成果ならびに 共同研究部門に係る契約終了に関するお知らせ 株式会社メディネット(以下「当社」)は、国立大学法人九州大学(以下「九州大学」)の共同研究部門制度を活用し、九州大学先端医療イノベーションセンターに「先進細胞治療学研究部門」を設置し、産学連携のもと、共同研究開発を推進してまいりました。(i)本共同研究部門においては、この4年間で一定の成果が得られ当初の目的を達成したことにより、契約期間が満了する本年3月末日をもって、本共同研究部門に係る契約を終了することといたしました。 当社は、九州大学と密接に連携を図りながら、免疫細胞治療を世...
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岐阜大学発学生プロジェクト 大学地下水を使ったお茶「やさ茶」3月15日発売 国立大学法人岐阜大学(所在地:岐阜県岐阜市柳戸学長:森脇久隆)は、学生グループ主体で開発したペットボトル飲料「やさ茶」を岐阜大学生協や連携企業の白川園本舗(岐阜県白川町)などにて2016年3月15日(火)より試験発売を開始いたします。「やさ茶」は、大学内から採取した地下水と白川町の宇津尾茶生産組合農家が丹精込めて育てた白川番茶を用いたペットボトル飲料です。 ■岐阜大学の地下水を使用したやさしいお茶「やさ茶」 「やさ茶」の水は岐阜大学内の深井戸から採取した地下水を使用しており、茶葉は宇津尾茶生産組合農...
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京大など、薄膜化により多孔性金属錯体に隠されたゲート開閉機構を発見
「小さくなると、閉じたゲートが開閉する」多孔性材料: −薄膜化により多孔性金属錯体に隠されたゲート開閉機構を発見− <概要> 国立大学法人京都大学(山極壽一総長)、公益財団法人高輝度光科学研究センター(以下「JASRI」、土肥義治理事長)、国立研究開発法人物質・材料研究機構(以下「NIMS」橋本和仁理事長)、国立研究開発法人理化学研究所(以下「RIKEN」松本紘理事長)の研究グループは、ナノメートルサイズの薄膜化により分子の吸着機能を発現する多孔性材料を発見しました。これは、京都大学の北川宏教授、大坪主弥助教、坂井田俊大学院生、NIMSの坂田修身高輝度放射光ステーション長、RIKENの高田昌樹グループディ...
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東北大、リチウムイオン電池からイオン制御可能な磁石の創出に成功
リチウムイオン電池から イオン制御可能な磁石の創出に成功 ―電気的にスイッチング可能な磁気デバイスの創出に貢献― 〈概要〉 国立大学法人東北大学【総長 里見進】金属材料研究所【所長 高梨弘毅】の谷口耕治准教授、宮坂等教授らは、リチウムイオン電池*1に金属錯体から成る分子性材料を電極として組み込むことで、人工的にイオン制御可能な磁石を創り出すことに成功しました。リチウムイオン電池のイオン挿入機能を介して、電極材料中の金属錯体と連結した非磁性の分子に電子を導入し磁気モーメント*2を付与することで、物質全体に磁石としての性質を発現させました。さらに電池の放電状態を制御することで、磁...
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富士通、JMOOC公認の大規模公開オンライン講座を提供するプラットフォーム「Fisdom」を開設
JMOOC公認プラットフォーム「Fisdom」を開設 富士通のセキュアーなクラウド環境を活用し安心安全な学びを提供 富士通株式会社(以下、富士通)は、一般社団法人日本オープンオンライン教育推進協議会(所在地:東京都千代田区、理事長:白井 克彦、以下、JMOOC、注1)公認の大規模公開オンライン講座(MOOC、注2)を提供するプラットフォーム「Fisdom(フィズダム)」を開設し、第1弾のMOOCとして国立大学法人金沢大学(所在地:石川県金沢市、学長:山崎 光悦、以下、金沢大学)による「自然と共生する生き方:日本と世界の里山・里海」を3月24日に開講します。 本プラットフォームは、富士通が高度なセキュリティ対策に...
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東大と九大など、有用金属元素を高濃度で含む硫化物チムニーが短期間で成長
有用金属元素を高濃度で含む硫化物チムニーが短期間で成長 〜人工熱水噴出孔を利用した黒鉱養殖プロジェクトの本格開始〜 1.概要 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平 朝彦、以下「JAMSTEC」という)海底資源研究開発センターの野崎達生研究員らは、国立大学法人東京大学、国立大学法人九州大学、国立大学法人東北大学、早稲田大学と共同し、2010年9月に行われた地球深部探査船「ちきゅう」による統合国際深海掘削計画(IODP)第331次研究航海「沖縄熱水海底下生命圏掘削−1」において生成された沖縄トラフ伊平屋北海丘の複数の人工熱水噴出孔(図1、※1)について、掘削後その直上に新たに生成したチ...
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大阪ガスなど、排気フード対応形業務用給湯器のデザイン性を向上させるカバーを発売
業務用給湯器の外観を一新するデザイン性の高いカバーの発売について〜内装にこだわりを持つ厨房に調和〜 大阪ガス株式会社(社長:本荘 武宏;以下、大阪ガス)、国立大学法人京都工芸繊維大学(学長:古山 正雄;以下、京都工繊大)、パーパス株式会社(社長:木 裕三;以下、パーパス)は、業務用厨房内に設置される排気フード対応形業務用給湯器のデザイン性を向上させるカバー(*)(以下、本製品)を共同で開発しました。 本製品は、オープンキッチンやカウンターキッチンなど、厨房を客席に見せる形式のお店等をターゲットに、大阪ガスとパーパスが2016年3月1日から販売を開始します。 本製品は、...
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京大など、NEDOプロジェクトで次世代硫化物ガラス電解質の構造解明に成功
次世代硫化物ガラス電解質の構造解明に成功 ―蓄電池の大幅な特性向上を目指す― NEDOのプロジェクトにおいて、京都大学などの研究グループは、酸化物ガラスよりもリチウムイオン伝導率の高い硫化物ガラスの構造とイオン伝導の相関性について原子・電子レベルでの解明に成功しました。 NEDOは、今後も世界最高レベルの高度解析技術を駆使して次世代リチウムイオン電池材料開発のブレークスルーおよび革新型蓄電池の実現を目指します。 なお、今回の研究成果は、英国Nature Publishing Groupのオンライン科学雑誌「Scientific Reports」に2月19日付けで掲載されました。 1. 概要 プラグインハイブリッド自動車(PHEV)や電気...
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光誘導による微生物回収技術の開発に成功 〜光制御型バイオプロセスの構築をめざして〜 <ポイント> ○大腸菌などの遺伝子組換え生物により有用物質を生産するバイオプロセスにおいて、菌体を効率的に回収する方法が切望されている。 ○合成生物学的アプローチにより、大腸菌に特定の波長の光を認識できる光センシング機能を付与することで、光により細胞を凝集させ、菌体を回収する技術の開発に成功した。 ○本技術は、シアノバクテリアを含めた他の微生物への応用も可能で、光制御型の新しいバイオプロセスの研究開発がさらに加速することが期待される。 国立大学法人東京農工大学 大学院工学研究院 生命機能科...
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日本SGI、長岡技術科学大が最新世代の共有メモリー型サーバーを採用
長岡技術科学大学が次期教育・研究統合計算機システムに SGIの最新世代の共有メモリー型サーバを採用 〜情報処理の基礎教育から高度な専門研究まで幅広い用途に 対応するため、従来比10倍以上の高性能システムに刷新〜 日本SGI株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:望月学)は、国立大学法人長岡技術科学大学(所在地:新潟県長岡市、学長:東信彦)が次期教育・研究統合計算機システムとして「SGI UV 300」を中核とするSGI製品群の導入を決定したことを発表します。本システムは、同大情報処理センターに設置され、本年3月1日に稼働開始する予定です。 長岡技術科学大学の情報処理センターは1978年の...
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KDDI、衛星通信用のパラボラアンテナを活用して山口大学の宇宙観測研究に協力
KDDI、衛星通信用のパラボラアンテナを活用して山口大学の宇宙観測研究に協力 〜国内最大級の電波干渉計としてブラックホール探査研究をサポート〜 KDDIは、2016年1月より、KDDI山口衛星通信所にある2基の大型パラボラアンテナを活用して、国立大学法人山口大学(以下、山口大学)のブラックホール探査を目的とした宇宙観測研究に協力します。 ※参考画像は添付の関連資料を参照 KDDI山口衛星通信所内には、2002年から山口大学が電波望遠鏡(注)として利用している口径32mのパラボラアンテナがあり、この度、KDDIは、新たに電波望遠鏡への転用が可能な口径34mのパラボラアンテナを山口大学に提供します。 こ...
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IoT機器向けの軽量なHTTPS通信の実証に成功 1.発表者:落合 秀也(東京大学大学院情報理工学系研究科 講師) 2.発表のポイント: ◆世界で初めて、Internet of Things(以下「IoT」)機器の通信に適したIDベース暗号(注1)によるHTTPSの軽量性を実証しました。 ◆本技術により、IoT機器へのHTTPS通信の利用促進と、安全なIoT技術の実用化拡大が期待されます。 ◆本技術は、東大グリーンICTプロジェクト( http://gutp.jp/ )に参加する企業・団体に評価目的で提供されます。 3.発表概要: IoT機器の通信セキュリティは、IoTによる安全安心な社会を構築する上で必要不可欠な技術となっています。一方で、一般的なHTTPS通信を、低コ...
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東北大、オールインワンで診査が可能となる「歯科用X線CT装置」の開発をスタート
『歯科用X線CT装置』の開発スタート 東北大学大学院歯学研究科は、歯科診断において一台の装置(オールインワン)で診査目的に応じた診査が可能となる、『歯科用X線CT装置』の製品化を目的として、平成27年4月1日に設立された「国立研究開発法人日本医療研究開発機構」によって実施される医療分野の研究開発事業である「医工連携事業化推進事業」に採択され、他施設と共同研究開発をスタートしました。2018年3月に製品販売を行う予定です。 事業名:平成27年度医工連携事業化推進事業 課題名:歯科X線投影法を統合し患者被ばくを低減するオールインワンCT(断層撮影)の開発・事業化 委託元:国立研究開発...
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NICTなど、細胞内タンパク質の動きを調べる新たな計測手法を開発
細胞内タンパク質の動きを調べる新たな計測手法を開発 〜アルツハイマー病などの原因となる凝集性タンパク質形成の初期診断に期待〜 【ポイント】 ■顕微鏡カメラとして超伝導単一光子検出器を利用することで分子の回転拡散運動の計測に成功 ■細胞内あるいは溶液中のタンパク質の凝集状態が測定可能に ■アルツハイマー病などの原因となる凝集性タンパク質の初期診断に道を拓く 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:坂内 正夫)、国立大学法人北海道大学(総長:山口 佳三)、国立大学法人大阪大学(総長:西尾 章治郎)は、溶液中の蛍光分子の回転拡散運動を計測する方法の開発に成功しました。 ...
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産総研など、生きた細胞内における外来DNA分解の可視化に成功
生きた細胞内における外来DNA分解の可視化に成功 −細胞が外来遺伝子から体を守るしくみ− ○ポイント ・顕微鏡画像からDNAの分解を1分子レベルで時空間的に解析する技術を開発 ・外来DNAを分解する活性が細胞の種類によって異なっていることを発見 ・遺伝子治療・核酸医薬等の分子機序に基づいた創薬への貢献に期待 ○概要 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)バイオメディカル研究部門【研究部門長 近江谷 克裕】バイオアナリティカル研究グループ 佐々木 章 研究員と、国立大学法人 北海道大学【総長 山口 佳三】先端生命科学研究院 金城 政孝 教授ら、...
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神戸デジタル・ラボと三井不動産リアルティなど、場所や時間に応じた情報配信を行うIoTシステムの取り組みを開始
KDL、京大、電通大が場所や時間に応じた情報配信を行うIoTシステムの共同研究、 実証実験に向けた取り組みを開始 −三井不動産リアルティ、ポテンシャルユナイテッドらとの連携により駐車場データの活用モデルを目指す− 株式会社神戸デジタル・ラボ(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:永吉一郎、以下KDL)、国立大学法人京都大学(大学院情報学研究科 新熊亮一准教授、以下京都大学)、国立大学法人電気通信大学(大学院情報システム学研究科 笠井裕之准教授、以下電気通信大学)は、三者で研究開発を進めているデータ活用技術「マイクロナレッジ技術」を用いて、モバイルソーシャライズシステムフォーラム(※1)会員であ...
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九大と糸島市など、「健康」「医療」「介護」事業の連携協力に関する3者協定を締結
糸島市・九州大学・住友理工 「健康」「医療」「介護」事業の連携協力に関する3者協定について 【要旨】 糸島市、国立大学法人九州大学、住友理工株式会社は、地域包括ケアシステムをはじめとする「健康」「医療」「介護」に関する地域福祉の向上、研究教育活動の推進、技術開発による新産業の創出などを目的として、3者間による協定を締結します。 すでに超高齢社会となった日本において、産官学の協働により、高齢者が地域で生き生きと暮らせるまちづくりを目指します。 ※地域包括ケアシステム…可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるように構築された地域の包括的な...
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日本ユニシス、島根県松江市でメッシュ型地域通信ネットワークの実証実験を開始
日本ユニシス 島根県松江市でメッシュ型地域通信ネットワークの実証実験を開始 〜市役所外からのアクセス、自治体間の情報連携のためのセキュリティ実証実験を実施〜 日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂、以下 日本ユニシス)は、島根県松江市でメッシュ型地域通信ネットワーク(以下 NerveNet)の実証実験(注1)(注2)を開始します。NerveNetのセキュリティの観点で、市役所外からのイントラネットへの安全なアクセスと、自治体間の安全な情報連携の実証実験を通じて、行政サービスの向上や地方創生を目指します。 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発したNerveNetは、従来の携帯電話や...
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筑波大など、「お化け」遺伝子を呼び出す「こっくりさん」タンパク質を発見
「お化け」遺伝子を呼び出す「こっくりさん」タンパク質の発見 〜昆虫のステロイドホルモン生合成に関わる新知見〜 <ポイント> ○キイロショウジョウバエを用いた研究から、ステロイドホルモンであるエクジステロイド(脱皮ホルモン)生合成器官での遺伝子の発現調節に重要な役割を担う新規タンパク質を発見しました。 ○ステロイドホルモン生合成に関わる1つの遺伝子のみの発現調節を担う転写因子の発見は、無脊椎動物で初めての事例です。 ○動物のステロイドホルモン生合成メカニズムとその進化について新知見を与えると共に、昆虫のみに作用する農薬の開発ターゲットとなることが期待されます。 国立大学法人...
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東北大、シルク電極によるさりげないバイタルセンシングで大学発医療系ベンチャーを設立
シルク電極によるさりげないバイタルセンシング 大学発医療系ベンチャー 【概要】 国立大学法人東北大学(総長:里見進、以下東北大学)は、シルクを基材とした肌に優しい電極の開発に成功しました。そして、これを応用した医療機器の開発を図ることで地域の活性化と発展を目指すベンチャー企業を新たに設立いたしました。 本件は、本学大学院工学研究科鳥光慶一教授の研究成果を基に起業化され、エーアイシルク株式会社(代表取締役:岡野秀生)として6月より活動を開始致しております。現在までに経済産業省 創業・第二創業補助金、および復興庁の被災地域企業新事業ハンズオン支援事業、みやぎ産業振興機構の支援を...
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デサント、“キックアシストシステム”搭載の「アクアフォース ライトニング」を発売
稲妻をイメージした新開発の“キックアシストシステム”を搭載 2つの着心地も選べる『アリーナ』の競泳用トップモデル水着 「アクアフォース ライトニング」について 株式会社デサントが展開する『アリーナ』ブランドは、キックの出力をアップする“キックアシストシステム”を搭載した競泳用トップモデル水着「アクアフォース ライトニング(AQUAFORCE LIGHTNING)」を新たに開発いたしました。この「アクアフォース ライトニング」は国際水泳連盟(FINA)の承認も取得し、2016年1月より発売を開始いたします。 *ロゴ入り参考画像は添付の関連資料を参照 【写真商品の概要】 (※)モデルは入江陵介選手(イトマン...
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筑波大と理研、レム睡眠とノンレム睡眠の切り替えを司る脳部位を発見
夢のスイッチが明らかにする夢を見る理由 〜レム睡眠の意義を初めて科学的に証明〜 ■研究成果のポイント 1.これまで、夢を生じるレム(急速眼球運動)睡眠(1)の役割は謎となっていました。 2.レム睡眠とノンレム睡眠の切り替えを司る脳部位を発見し、レム睡眠を無くしたり増やしたりできるトランスジェニックマウスを開発しました。 3.レム睡眠には、デルタ波(2)(記憶形成や脳機能の回復に重要な脳活動)をノンレム睡眠中に誘発する役割があることを発見しました。 夢を生み出すレム睡眠は、その役割が脳科学の最大の謎の一つでした。国立大学法人筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI−IIIS) 林悠...
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JAXAなど、小型高機能科学衛星「れいめい」の観測などにによって脈動するオーロラの仕組みを解明
瞬くオーロラの謎 小型高機能科学衛星「れいめい」の観測とコンピュータ シミュレーションによって、脈動するオーロラの仕組みを解明 国立大学法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と名古屋大学などの研究グループは、JAXAの小型高機能科学衛星「れいめい」の観測データの分析と、名古屋大学などにおいて実施したコンピュータシミュレーションの結果、「コーラス」と呼ばれる宇宙の電磁波がオーロラを引き起こす電子を変調させることで、オーロラの瞬きを作りだしていることを解明しました。 オーロラは宇宙から降ってくる電子が高度100km付近の超高層大気と衝突することによっておこる現象です。脈動オーロラと呼ばれる数秒...
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SCSK、北大や北見工業大と「クラウド最適化」に関する産学共同研究を開始
北海道大学、北見工業大学、SCSK 「クラウド最適化」に関する産学共同研究を開始 SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大澤 善雄、以下SCSK)は、国立大学法人 北海道大学(所在地:北海道札幌市、総長:山口 佳三、以下 北海道大学)情報基盤センター 棟朝 雅晴 教授、国立大学法人 北見工業大学(所在地:北海道北見市、学長:高橋 信夫(◇)、以下 北見工業大学)情報処理センター 三浦 克宜講師と、「インタークラウド(※1)における多目的最適化手法を用いた、ITサービスの継続的最適配置」に関する産学共同研究を2015年9月より開始しました。 ◇学長名の正式表記は添付の関連資料を...
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東大、地域包括ケア等の基盤となるヘルスケアデータの本人管理に関する実証を開始
「地域包括ケア等の基盤となるヘルスケアデータの本人管理に関する実証を開始」 〜自分のヘルスケアデータを自ら管理・活用出来る世界初の仕組み〜 <発表のポイント> ◆介護記録のデータを被介護者本人の家族が管理し、介護施設等と共有して活用することを可能にし、その試験運用を始めました。 ◆医療や介護を含むB2Cサービスでは、多くの個人のデータを事業者がまとめて集中管理していましたが、今回の実証は、個人データを本人(代理人)が管理して活用する技術(PLR、注1)の有効性を検証するものです。 ◆医療制度改革や地域包括ケアの実現には多数の事業者等が個人データを共有して連携する必要がありますが、...
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広島大など、円石が光を効率的に反射する方向を特定することに成功
藻類のもつ微結晶が光を有効利用する原理解明にせまる 〜磁場で微結晶の向きを揃える新技術で光反射特性を明らかに〜 【本研究成果のポイント】 >藻類の細胞外被・外殻結晶(注1)の向きを永久磁石程度の磁場(数百ミリテスラ)で遠隔操作する方法を開発しました。 >この方法を応用して、円石藻(注2)の円石の向きを磁場で制御しつつ分光計測する新手法を開発し、円石が光を効率的に反射する方向を特定することに成功しました。 >これにより、藻類がバイオミネラリゼーション(生体鉱物形成)(注3)によって円石のような微結晶注4)を細胞表面に配置することの植物生理学的意義の解明が大きく前進するとともに...
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NECソリューションイノベータなど、ハートセラピー社とストレスチェック結果を活用した職場環境改善活動を支援するソリューションの実証評価を開始
NECソリューションイノベータと東北大学、ハートセラピー社と共同で、ストレスチェック結果を活用した職場環境改善活動を支援するソリューションの実証評価を開始 〜改善活動の継続をITで支援〜 NECソリューションイノベータ株式会社(以下、NECソリューションイノベータ)と国立大学法人 東北大学 高度教養教育・学生支援機構の高橋修 准教授は、ストレスチェックの結果から職場の課題を発見し、施策を立案して改善活動を実行する従業員参加型のPDCAサイクル「職場環境改善活動」を支援するソリューション(以下、職場環境改善ソリューション)の実証評価を開始しました。 企業におけるメンタルヘルス不調の有効な予防策と...
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東芝、リストバンド型生体センサー「Silmee W20」「Silmee W21」を発売
リストバンド型生体センサ「Silmee(TM) W20」「Silmee(TM) W21」の発売について 会話量測定や食事時間検出などの新機能を搭載し、あらゆる生活場面への活用を目指す ・製品画像・参考画像は添付の関連資料を参照 当社は、生体センサ「Silmee(TM)」シリーズの新商品として、従来品「Actiband(TM)」に会話量測定や食事時間検出などの新機能を追加したリストバンド型生体センサ「Silmee W20」と「Silmee W21」を発売します。「Silmee W20」は、本日よりAmazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場での購入受付を開始し、9月下旬の出荷を予定しています(注1)。さらに、GPS機能を搭載した「Silmee W21」については、9月下旬に購入受付を...
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筑波大など、水素の高速核スピン変換のメカニズムを実験的に立証することに成功
水素の高速核スピン変換のメカニズムを実験的に立証 〜効率的な水素利用に向けた量子力学的アプローチ〜 ■研究成果のポイント 1.多孔性配位高分子 注1)に吸蔵された水素分子の配列変化とそれに伴う核スピン状態の変化を世界で初めて観測しました。 2.細孔内の電場勾配 注2)を実験から求め、電場勾配が核スピン状態の変換を促進していることを示しました。 3.多孔性物質の細孔内部の電場を利用した新機能の開拓が期待されます。 国立大学法人筑波大学数理物質系 西堀英治教授と国立研究開発法人産業技術総合研究所再生可能エネルギー研究センター 小曽根崇産総研特別研究員、国立大学法人京都大学物質...
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横浜ゴム、東工大と共同研究でバイオマスを原料とした合成ゴムの新技術を開発
横浜ゴム、東京工業大学バイオマスを原料とした合成ゴム(ブタジエンゴム)の新技術開発 横浜ゴム(株)は、国立大学法人東京工業大学との共同研究により、バイオマス(生物資源)であるセルロース(植物繊維の主成分である糖)から直接ブタジエンを合成する触媒の開発に成功した。ブタジエンは自動車タイヤなどの原料となる合成ゴム(ブタジエンゴム)の原料として使用される。現在、ブタジエンは石油精製の副産物として工業的に生産されているが、新技術の開発によって、今後石油への依存度が低減でき、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素削減に貢献できる。 横浜ゴムと東京工業大学は、2012年からバイオマスから...
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タカラバイオ、再生医療推進機構と共同で歯髄細胞を用いた再生医療の開発に合意
歯髄細胞を用いた再生医療分野への取組みについて タカラバイオ株式会社は、歯髄細胞を用いた再生医療の開発に関し、株式会社再生医療推進機構(以下「再生医療推進機構社」)と共同で実施することに本日付で合意しました。 ヒトの乳歯や親知らずといった、従来は廃棄されていた脱落歯や抜去歯から容易に採取可能な歯髄細胞は、再生医療に利用できる幹細胞として有望視されています。今般、当社は、個人から本目的で歯髄細胞を預かり保管する「歯髄細胞バンク」事業を展開する再生医療推進機構社と共同で、歯髄細胞を用いた再生医療事業を目指し、以下項目を含む技術開発を実施いたします。 ・他家移植を想定した、歯...
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武藤工業、東京農工大と共同開発のアーク溶接を用いた金属3Dプリンターを発売
金属3Dプリンタ「Value Arc MA5000−S1」を新発売 〜アーク溶接による新しいコンセプトの金属3Dプリンタ〜 MUTOHホールディングス中核企業である、大判インクジェットプリンタの製造・販売を手掛ける武藤工業株式会社(本社:世田谷区、社長:早川信正、以下:武藤工業)は、国立大学法人東京農工大学(東京都府中市、学長:松永是、以下:東京農工大)大学院工学研究院先端機械システム部門の笹原弘之教授との共同研究により開発された、アーク溶接機と汎用アーク溶接ワイヤを用いた新しいコンセプトの金属3Dプリンタ「Value Arc MA5000−S1」を7月下旬より販売開始いたします。 現在、主流として販売されてお...
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昆虫の共生のための細胞がどのようにできるかを解明 −形態形成遺伝子の転用による細胞の発生と進化− ■ポイント ●昆虫において共生細菌を保有する菌細胞の形成過程および機構を解明 ●胚発生の過程で、形態形成遺伝子が新しい発現部位を獲得することで菌細胞が形成 ●細胞の分化機構、共生の分子基盤、細菌感染の制御などに関する新知見 ■概要 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)生物プロセス研究部門【研究部門長 田村 具博】生物共生進化機構研究グループ 深津 武馬 首席研究員(兼)研究グループ長、松浦 優 元 産総研技術研修員(現 北海道大学 ...
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九大と富士通研究所、スパコンを活用し復旧作業のスケジュールを高速に立案する技術を開発
災害時の復旧作業スケジューリングをスパコンでリアルタイムに実現 ビッグデータ数理解析基盤技術を応用し、社会課題を解決 国立大学法人九州大学(注1)(以下、九州大学)マス・フォア・インダストリ研究所(注2)と株式会社富士通研究所(注3)(以下、富士通研究所)は、災害時のライフラインや交通網などの復旧対策において、スーパーコンピュータ(以下、スパコン)を活用し、最適な復旧作業のスケジュールを高速に立案する技術を開発しました。 大規模災害には、二次災害や道路の寸断など突発的に様々な事態が発生するなど、短時間で状況が大きく変化します。このような状況下ではライフラインなどの復旧作業...
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朝日ネット、大規模多人数同時参加型オンラインアンケートアプリのサービス開始
大規模多人数同時参加型オンラインアンケートアプリrespon(レスポン)をリリース 〜GPSによる場所判定、圏外で使用できる機能も〜 株式会社朝日ネット(東証一部、本社:東京都中央区、代表取締役社長:土方次郎)は、大規模多人数同時参加型オンライン(MMO)アンケートアプリ「respon」(レスポン)のサービスを開始しました(iOS、Android対応)。 「respon」は、スマートフォンやタブレットにインストールして使う無料アプリとサーバから構成されるコミュニケーションツールです。授業やイベント等でアンケートを回収するだけでなく、集計結果をアニメーション化して参加者が一斉にリアルタイムで共有できる強力なツール「プレ...
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カネカなど、還元型コエンザイムQ10の中高年齢者の疲労感軽減と活動度増加を確認
還元型コエンザイムQ10による中高年齢者の疲労感軽減と活動度の増加を確認(お知らせ) 株式会社カネカ(本社:大阪市、社長:角倉護)は、国立大学法人筑波大学(つくば市、学長:永田恭介)スポーツResearch&Developmentコアならびに学校法人早稲田大学(新宿区、総長:鎌田薫)大学院スポーツ科学研究科と共同で、還元型コエンザイムQ10(以下、還元型CoQ10)摂取による中高年者における疲労感やゆううつ感の軽減などの精神的QOLの改善と、歩数といった自発的な活動度が増加することを確認しました。この研究成果は、日本補完代替医療学会誌第12巻第1号(2015年3月)に掲載されました。日本補完代替医療学会誌は...
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東北大など、酸化物高温強磁性半導体に潜む特異な原子配列の3D原子像化に成功
酸化物高温強磁性半導体に潜む 特異な原子配列の3D原子像化に成功 −高温強磁性の謎解明へ− 【発表のポイント】 ●原子分解能をもつ蛍光X線ホログラフィーを、高温強磁性半導体に適用 ●磁性元素を中心とした特異な原子配列(亜酸化ナノ構造体)を発見 ●亜酸化ナノ構造体の性質解明を推し進めることにより、新しい高温強磁性半導体のデザイン・開発に期待 国立大学法人東北大学金属材料研究所 林 好一准教授、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 胡■博士研究員(現米国ブルックヘブン国立研究所)を中心とする研究グループは、国立大学法人東京大学大学院、公立大学法人広島市立大学、国立大学法人熊本大...
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NTTアイティ、映像を複数方向に分けて表示する「ひかりサイネージマルチビュー」を発売
視聴者の位置に応じて映像を複数方向に分けて表示する新しいデジタルサイネージ 「ひかりサイネージマルチビュー」を新発売 〜視聴者に驚きと感動を与える臨場感あふれるデジタルサイネージ〜 NTTアイティ株式会社(本社 横浜市中区、代表取締役社長 長谷雅彦)は、映像を複数方向に分けて表示する新しいデジタルサイネージ、「ひかりサイネージマルチビュー」をリリースいたします。 「ひかりサイネージマルチビュー」は、複数の映像を一つのスクリーン上に重畳表示し、映像を複数方向に分けて表示する映像表現技術を活用した、臨場感あふれる全く新しいデジタルサイネージです。2015年6月1日より販売開始いたし...
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日本ユニシス、塩尻市や松江市と災害に強い地域通信ネットワークの実証実験で連携
日本ユニシス 災害に強い地域通信ネットワークの実証実験を塩尻市・松江市と連携 〜メッシュ型地域ネットワークの自治体での実用化を目指し、遠隔自治体を連携した実証実験を実施〜 日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂、以下 日本ユニシス)は、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下 NICT)からの受託研究事業「メッシュ型地域ネットワーク(以下 NerveNet(ナーブネット))のプラットフォーム技術の研究開発」(以下 本委託研究)(注1)において、長野県塩尻市と島根県松江市と実証実験に向けて連携します。平成27年度(2015年度)からそれぞれの地域内で、さらに両地域を連携して、地...
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炭素繊維織物と樹脂との一体成形 で歯車を開発 特許出願へ 〜実用化で自動車の軽量化などに貢献〜 国立大学法人 岐阜大学(所在地:岐阜県岐阜市柳1−1 学長:森脇久隆)の金型創成技術研究センター(センター長:山下実)は、株式会社セントラルファインツールと共同で炭素繊維織物によって強化した樹脂製の歯車を開発し、特許の出願をしたことをご報告いたします。 実用化されることで、自動車等に使用される金属製の歯車を代替できるようになり、軽量化や生産コストの削減、強度の向上による製品寿命の延長などのメリットが考えられます。 ※INTERMOLD2015 第26回金型加工技術展 2015年4月15日、東...
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コマツと東工大、研究開発のための組織的連携に関する協定を締結
コマツと東京工業大学が組織的連携協定を新たに締結 コマツ(社長:大橋徹二)と、国立大学法人東京工業大学(学長:三島良直)は、研究開発のための組織的連携に関する協定を4月1日に新たに締結しました。(1)将来建機に求められる機械、電気、材料、情報通信などの分野における革新的技術、(2)現象解明につながる計測、分析、CAE(Computer Aided Engineering)などの先進的「見える化」技術、(3)将来の建設・鉱山向けソリューションビジネスを支える要素技術、の3つを主要な対象として、コマツおよび東京工業大学の双方から人材を集結し、積極的に研究に取り組むことで、建設、鉱山機械に関する革新技術の開発を進...
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産学連携に関する業務協力覚書の締結に関するお知らせ 当社は本日、国立大学法人静岡大学と「産学連携に関する業務協力覚書」を下記のとおり締結いたしましたので、お知らせいたします。 記 1.経緯について 当社は、「経営革新等支援機関(※)」の資格のもと、ソリューションサービスと称して、地域貢献を重要な目的とし、取引の有無を問わず、中堅・中小企業並びにその経営者へ様々なご支援を展開しております。静岡県におきましても、多くの商工会議所・商工会と連携して経営サポートや相続・事業承継セミナー等を開催しておりましたが、有力な技術開発に成功された静岡大学発ベンチャー企業に対して、その...
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東北大など、カーボンナノチューブ分子ベアリングの動きを精密に解明
「ナノサイズのコマ」も「歳差運動」と「自転運動」の二種で回る 理論が解き明かすカーボンナノチューブ分子ベアリングの回り方 ※図1は添付の関連資料を参照 1 発表タイトル 「ナノサイズのコマ」も「歳差運動」と「自転運動」の二種で回る 理論が解き明かすカーボンナノチューブ分子ベアリングの回り方 2 発表者 東北大学/科学技術振興機構(JST) 原子分子材料科学高等研究機構/JST ERATO 磯部縮退π集積プロジェクト 大学院理学研究科 磯部 寛之 東北大学 大学院理学研究科 河野 裕彦 3 発表概要 国立大学法人東北大学の磯部寛之教授(JST ERATO 磯部縮退π集積プロジェクト研究総括)と河野裕...
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東北大と阪大、筋細胞に光照射で細胞の成長を促進し収縮能を獲得させる技術を開発
光で筋肉を再生! 〜ALSなどの難病治療に対する新たな技術として期待〜 ■本研究成果のポイント ●筋細胞に光を照射することで、細胞の成長を促進し、収縮能を獲得させる技術を開発。 ●作製された筋細胞は、光に応答して収縮運動することを発見。 ●筋萎縮性側索硬化症(ALS)など、極度の筋力低下を伴う重篤な難病患者への新たな治療技術として期待。 ■概要 東北大学大学院生命科学研究科の八尾寛教授、石塚徹講師、大阪大学大学院工学研究科の浅野豪文助教(現 東京医科歯科大学・助教/大阪大学大学院工学研究科・招へい教員)、森島圭祐教授(大阪大学臨床医工学融合研究教育センター 創成医工情報学研究部門・...
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非対称性をもつ人工生体膜の量産技術を確立 〜がんやアルツハイマー病などの疾患の解明、創薬探索などの活用へ〜 【ポイント】 ◇細胞を構成する生体膜は、内層と外層で脂質組成が異なり、この非対称性が細胞の生理機能に重要である。 ◇脂質組成の非対称性をもつ人工生体膜を集積化したチップの量産技術を確立した。 ◇このチップは、生体膜の非対称性が関係するがんやアルツハイマー病などの疾患の病因解明や、創薬探索システムとしての応用が期待される。 JST 戦略的創造研究推進事業において、東京大学 大学院工学系研究科 応用化学専攻の渡邉 力也 助教は、生体膜の特徴である脂質組成の非対称性 注1)を...
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日本SGIなど、名大に共有メモリー型サーバーを中核に大規模可視化システムを納入
日本SGI、名古屋大学に大規模可視化システムを納入 大規模共有メモリーサーバと最先端の8K対応ディスプレイシステムにより、超大規模データから高精細な3次元可視化映像を生成・表示 日本SGI株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:望月学)は、国立大学法人 名古屋大学(所在地:愛知県名古屋市、総長:浜口道成(◇))に大規模共有メモリー型サーバを中核とした大規模可視化システムを納入しました。東山キャンパス内の名古屋大学情報基盤センターに設置され、本年3月から稼働しています。また、本システムは、同センター並びに同センターに高性能コンピュータシステム(スーパーコンピュータ)を導入している...
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イナリサーチ、信州大医学部とiPS細胞を用いた再生医療技術を共同開発
信州大学医学部とのiPS細胞を用いた再生医療技術の共同開発について 現在、心筋梗塞の急性期から生還してもなお、心臓の機能の一部が壊死する事により、後日心不全を発症して命を落とされる方々が多くおられ、新たな治療法の確立が切望されております。 近年、iPS細胞から心筋細胞を作製し,心臓の壊死した部分に移植する事により、心臓の機能を取り戻そうとする研究が一部で進んでおります。 当社は、かねてより国立大学法人信州大学医学部循環器内科学教室(池田宇一教授)の柴祐司講師の研究チーム(以下「柴研究チーム」という)との共同研究により、MHC統御カニクイザル(注)を用いたiPS細胞の心臓への移植試験の準...
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ネットワンシステムズ、日本とタイを結ぶ遠隔講義システムをビデオ会議システムで実現
ネットワンシステムズ、 政策研究大学院大学の、日本とタイを結ぶ遠隔講義システムを、 高い臨場感で双方向コミュニケーションが可能なビデオ会議システムで実現 〜時間的に制約がある海外の政策担当者へ、質の高い教育サービスが提供可能に。 世界の高等教育における遠隔講義システムのデファクト・スタンダードを目指す〜 ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:吉野 孝行、以下 ネットワンシステムズ)は、国立大学法人 政策研究大学院大学(所在地:東京都港区、学長:白石 隆(◇)、以下 政策研究大学院大学)の、日本の同大学とタイ王国のプラジャディポック王研究所...
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タカラバイオなど、ヒトiPS細胞由来心筋細胞の大量製造技術の開発に着手
iPS細胞から心筋細胞を大量製造 −京大iPS研の技術をタカラバイオが実用化へ− 1000億円もの費用がかかる新薬開発コストの大半を占める臨床段階において、心臓に対する副作用で開発中止となるケースは約20%と一番多く、新薬開発のコスト増の要因となっています。そのため非臨床段階で心臓に対する副作用を正確に予測することが重要です。 そこでNEDOは、医薬品の心臓に対する不整脈などの副作用予測に利用するための、ヒトiPS細胞由来心筋細胞の大量製造技術の開発に着手します。 本プロジェクトでは、京都大学iPS細胞研究所の山下潤教授が開発したiPS細胞から心筋細胞への分化誘導技術をベースとし、新しい安全性評価...
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日立、北大と共同で動体追跡照射技術を適用した医療機器の製造販売承認を取得
動体追跡照射技術を適用した「陽子線治療システム PROBEAT−RT」が 薬事法に基づく医療機器の製造販売承認を取得 世界で初めて動体追跡照射技術とスポットスキャニング照射技術の組み合わせによる陽子線治療を実現 株式会社 日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、2010年に国家プロジェクト「最先端研究開発支援プログラム」の採択を受けて、国立大学法人 北海道大学(総長:山口 佳三/以下、北大)と共同開発を進めていた動体追跡照射技術を適用した「陽子線治療システム PROBEAT−RT」について、薬事法に基づく医療機器の製造販売承認を取得しました。 2014年度中に、本技術を適...
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世界唯一の技術でつくる繊維。 岐阜大学が地域企業・公設試(5社・1県)と連携して “ビタミンCを閉じ込めた肌にやさしい繊維”等を開発。 メッセナゴヤ2014にて試作品の発表を行います。 国立大学法人岐阜大学(所在地:岐阜県岐阜市柳戸1−1学長:森脇久隆)は世界唯一、クレージング法(※1)を用いたナノ多孔ファイバーの開発に成功したことをご報告致します。また、同技術を用いた繊維を利用した製品を岐阜県下の繊維企業と連携して開発をすすめ、その試作品を2014年11月5日(水)から8日(土)より行われるメッセナゴヤ2014に出展致します。 ■当技術を用いた繊維で可能になること 当技術を繊...
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NEDOとダイキン、年間運転効率を大幅に向上するビル用マルチエアコンを開発
年間運転効率を大幅に向上するビル用マルチエアコンを開発 −新制御技術で年間41%の消費電力量削減を達成− NEDOとダイキン工業(株)(※)は、負荷に合わせて冷媒温度をコントロールする新しい冷媒制御技術と、停止時の待機電力を削減する制御技術を開発し、従来機に比べ年間で41%の消費電力量削減を達成しました。これら新制御技術をベースにダイキン工業(株)は、新型圧縮機に関する独自開発の技術を組み合わせることで、年間運転効率を大幅に向上したビル用マルチエアコンを開発しました。 低負荷運転の割合が比較的多い事務所用途や既存設備のリニューアルなどに広く展開することで、空調における大幅な省エ...
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日立、茨城大の教育研究・校務用システムに屋外設置式のコンテナ型データセンターを提供
茨城大学が日立のコンテナ型データセンターを導入し、BCPを強化 教育研究・校務用のプライベートクラウド基盤として活用 国立大学法人 茨城大学(学長:三村 信男/以下、茨城大学)は、このたび、株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)が提供する屋外設置式のコンテナ型データセンター「フレキシブルデザインコンテナ」を導入しました。全学生・教職員約9,000名が利用する教育研究・校務用システム「電子計算機及びネットワークシステム」のサーバをはじめとする機器群を、校舎内のサーバ室からコンテナ内に移設し、10月からプライベートクラウド基盤として本格的に利用を開始しています...
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三菱電機と東北大、無線通信用「5GHz/60GHz帯デュアルバンド対応Si−CMOS受信RFIC」を開発
信頼性が高く、高速な無線通信の実現に貢献 無線通信用「5GHz/60GHz帯デュアルバンド対応Si−CMOS受信RFIC」を開発 三菱電機株式会社と国立大学法人 東北大学は、長距離通信が可能なマイクロ波帯(5GHz)(※1)と超高速通信が可能なミリ波帯(60GHz)(※2)の受信回路を、低コストなSi−CMOSで1チップ化した「5GHz/60GHz帯デュアルバンド対応Si−CMOS受信RFIC」を開発しました。 複数の無線規格に対応し、切り替え可能にすることで、安定した通信環境と高速な無線通信の実現に貢献します。 ※1:建物などで通信経路の見通しがつかない場合でも、長距離通信が可能。無線LANなどに用いられる。 ※2:通信を妨げる障...
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理研と電通大など、X線自由電子レーザー施設を使いX線可飽和吸収の観測に成功
X線可飽和吸収を世界で初めて観測 −SACLAの世界最強X線レーザーが切り拓く新たな世界− <ポイント> ・X線の強度を高めると、物質がどんどん透明に ・世界最高強度のX線レーザーにより初めて実現 ・アト秒X線光学の開拓に向けて大きな飛躍 <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)と電気通信大学(福田喬学長)は、X線自由電子レーザー(XFEL:X−ray Free Electron Laser)施設「SACLA」[1]を使い、X線可飽和吸収[2]の観測に成功しました。これは、電気通信大学の米田仁紀教授、理研放射光科学総合研究センター(石川哲也センター長)ビームライン研究開発グループの矢橋牧名グループディレクター、高輝度光科学...
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日本原子力研究開発機構と東北大など、鉄中の水素を中性子で観測することに成功
鉄に溶けた水素はどこにいる? −鉄中の水素を中性子で観測することに成功− 【発表のポイント】 ●高温高圧力下において鉄に水素が溶ける過程と鉄中に高濃度に水素が溶けた状態を、中性子を用いてそのままの状態で観察することに成功 ●鉄中の水素の存在位置が定説とは異なることを発見 ●実験的に鉄中の水素の位置や量を決定できたことにより、鉄−水素系に新しい理解をもたらし、鉄鋼材料の劣化や地球内部の状態など鉄と水素が関わる研究の進展が期待 独立行政法人日本原子力研究開発機構量子ビーム応用研究センター、J−PARCセンター及び国立大学法人東北大学金属材料研究所は、同大学原子分子材料科学高等研究機...
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日立GE、東工大が協力してきた国際人材育成プログラムを2015年まで延長
日立GE、東工大が協力してきた国際人材育成プログラムを2015年まで延長 マレーシアで2013年から継続的に実施している原子力工学出張講座の第4回目を開催 日立GEニュークリア・エナジー株式会社(取締役社長:武原 秀俊/以下、日立GE)は、国立大学法人東京工業大学(学長:三島 良直/以下、東工大)と共同で東南アジアなどにおける原子力分野の国際人材育成プログラムをすすめており、このたび、2013年からマレーシアで開講している出張講義を2015年まで延長することに、マレーシア国民大学(セランゴール州バンギ市)とテナガ電力大学(同州カジャン市)とそれぞれ合意しました。 日立GEは、原子力分...
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オウケイウェイヴ・佐賀大など、持続可能な健康改善・増進プログラムのための共同研究契約を締結
3者の地域医療、ネットコミュニティ、医療ITの強みを連携し、 患者の健康改善・人々の健康増進を図るためのコミュニティサイトを構築 持続可能な健康改善・増進プログラムのための共同研究契約を締結 国立大学法人佐賀大学(所在地:佐賀県佐賀市、学長:佛淵 孝夫)と株式会社オウケイウェイヴ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:兼元 謙任)と株式会社Miew(本社:東京都品川区、代表取締役:刀禰 真之介)は、産学連携で人々の健康を推進するための共同研究契約を締結しました。 このたびの3者による共同研究では、患者の健康改善と人々の健康増進を図り、地域医療および産業の発展に貢献する事を目的としてい...
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東大とエプコ、自治体の電力小売り参入を見据えた共同研究を開始
東京大学と株式会社エプコが 自治体の電力小売り参入を見据えた共同研究を開始 2014年7月1日 国立大学法人東京大学(総長:濱田 純一、以下東京大学)と株式会社エプコ(本社:東京都足立区、代表取締役グループ CEO 岩崎 辰之、以下エプコ)は、電力の低圧需要家(注1)で構成されるエリア内の電力需要予測技術に関する産学共同研究契約を締結いたしました。 2016年度に予定されている家庭向けの電力小売り市場の全面自由化に際し、自治体をはじめとする様々な団体が家庭向けの電力小売り市場への新規参入の検討をしています。 自治体は市民サービスの向上などを目的とし、自治体自身がPPS(注2)とな...
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極めて平坦な平面ガラス基板を開発 −超高精度な平面研磨・評価技術を実現− <ポイント> ・角度測定を利用した超高精度平面度評価装置を開発 ・装置に組み込んだ状態で世界最高水準の平面精度を実現 ・平面鏡、プリズムといった光学部品の高精度化に貢献 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)計測標準研究部門【研究部門長 千葉 光一】長さ計測科 長さ標準研究室 尾藤 洋一 研究室長、近藤 余範 主任研究員は、株式会社 テクニカル【代表取締役社長 山内 一秀】(以下「テクニカル社」という)と共同で、平面度λ/100(約6.3nm:関東平野の...
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東北大など、大きな誘電率と磁気−誘電効果を示すナノグラニュラー材料の開発に成功
大きな誘電率と磁気−誘電効果を示すナノグラニュラー材料の開発に成功 ―新しい多機能性(マルチ・ファンクショナル)材料の発明― 公益財団法人電磁材料研究所(理事長:増本健)の小林伸聖主席研究員、国立大学法人東北大学(総長:里見進)学際科学フロンティア研究所の増本博教授、同金属材料研究所の高橋三郎助教および独立行政法人日本原子力研究開発機構(理事長:松浦祥次郎)先端基礎研究センターの前川禎通センター長の研究グループは、全く新しい発想による多機能性材料の開発に成功しました。開発した材料は、ナノグラニュラー材料(1、2)と呼ばれるナノ磁性粒子を誘電相中に分散させた金属と絶縁体の2相...
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理研と京大、鉄より重い元素の起源を数値シミュレーションで解明
金やウランなどの重い元素は中性子星の合体で作られた可能性が高い −鉄より重い元素の起源を数値シミュレーションで解明− <ポイント> ・スーパーコンピューターによる中性子星合体現象の数値シミュレーション ・中性子核融合によりつくられる元素の組成が太陽系の重元素分布と合致 ・従来の研究で予想されていた中性子の割合とは大きく異なる結果に <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)と京都大学(松本紘総長)は、地球上に存在する金やウランなど鉄より重い元素が、中性子星合体[1]によってつくられたものである可能性が高いことを明らかにしました。これは、理研理論科学連携研究推進グループの...
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新領域でのビジネス開発の加速に向けて コニカミノルタ、シンガポールでI2Rと研究協同協定を締結 コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)では、Business Innovation Center(BIC)シンガポールが、シンガポール国立インフォコム研究所(以下I2R(*1))との研究協同協定に調印いたしました(*2)ので、お知らせいたします。 コニカミノルタは、今年発表した新中期計画「TRANSFORM 2016」の中で、顧客本位の発想・行動を徹底することで、コニカミノルタグループの業容の変革を成し遂げることを経営方針に掲げ、高い付加価値を提供できる企業への転換を目指しています。 ...
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理研と琉球大、シロアリの後腸に共生バクテリアによる新たな代謝経路を発見
シロアリの後腸に共生バクテリアによる新たな代謝経路を発見 −シロアリのセルロース代謝経路の全体像が明らかに− <ポイント> ・NMR法を使いセルロース代謝経路を宿主から共生微生物群まで全階層で可視化 ・シロアリと腸管内微生物群、シロアリ同士の栄養交換メカニズムの一端を解明 ・複雑な環境代謝分析の技術をシロアリ共生系の解明に応用、新解析手法開発へ <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)と琉球大学(大城肇学長)は、オオシロアリに13C(※)安定同位体標識化[1]セルロースを与え、NMR(核磁気共鳴)法[2]で代謝物を網羅的に追跡することで、腸管内の共生微生物群によるセルロース代謝...
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JSOL、農工大と農作物の収量安定予測モデル開発の共同研究を開始
JSOLと東京農工大学収量安定予測のためのモデル開発の共同研究開始 株式会社JSOL(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村 充孝、以下「JSOL」)は、国立大学法人東京農工大学(本部:東京都府中市、学長:松永 是、以下「農工大」)と農作物の収量安定予測のためのモデル開発において共同研究を行うことを発表します。 今回の研究では、農工大とJSOLにおいて農作物の収量安定予測のためのモデルの構築を行います。 より高精度の収量安定予測モデルを構築することにより、より精緻な収量・収穫時期の予測結果を返すことが可能となります。これにより、農業経営者は、需要変動に合わせた出荷計画の調整や、収穫見通しに...
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NEC、徳島大の事業継続性を強化する情報システム基盤を構築し稼働開始
NEC、徳島大学の事業継続性を強化する情報システム基盤を構築 〜コンテナ型データセンタなどの導入により、災害に強い教育環境を実現〜 NECは、コンテナ型データセンタ(注1)の整備や、ネットワークインフラの強化など、国立大学法人徳島大学(所在地:徳島県徳島市、学長:香川 征、以下 徳島大学)の事業継続性を強化する情報システム基盤を構築し、本システムが稼働を開始しました。 徳島大学は2013年度に「情報システムBCPプロジェクト」(注2)を掲げ、災害に強い教育環境の整備を進めてきました。今回のシステム導入は、その活動の一環となります。 現在、災害時の事業継続性(BC:Business Continuity)の強化...
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ブイキューブ、アジア事業展開加速でマレーシア現地法人の人員拡充
ブイキューブ、マレーシア現地法人の人員拡充および、 オフィスを移転拡張し、アジアでの事業展開を加速 株式会社ブイキューブ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:間下 直晃、以下ブイキューブ)は、アジアにおける事業展開を営業面で牽引するマレーシアの事業が堅調に推移していることから、より積極的な市場拡大を目的として営業やマーケティングを担当する社員を増やし、マレーシアの現地法人V−cube Malaysia Sdn.Bhd.のオフィスを移転拡張いたしました。官公庁や教育機関、現地企業など数十社への導入が進み、2014年も堅調に推移しております。移転後の新しいオフィスでは、現地の販売パートナーさまやお客さま...
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丸紅など、福島の7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備用浮体1基の建造作業が完了
福島復興・浮体式ウィンドファーム実証研究事業のうち第2期工事の進捗について 丸紅株式会社(プロジェクトインテグレータ)、東京大学(テクニカルアドバイザー)、三菱商事株式会社、三菱重工業株式会社、ジャパン マリンユナイテッド株式会社、三井造船株式会社、新日鐵住金株式会社、株式会社日立製作所、古河電気工業株式会社、清水建設株式会社および、みずほ情報総研株式会社からなるコンソーシアム(「福島洋上風力コンソーシアム」)が2012年3月に経済産業省より受託しました「浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業」に関し、第2期工事のうち7MW油圧ドライブ型浮体式洋上風力発電設備用浮体1基の建造...
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NTTなど、異なる方向から別々の映像を視聴できる映像表現技術を開発
「多言語観光サイネージ」などが実現できる「多指向映像スクリーン技術」を開発 〜異なる方向から別々の映像を視聴できる映像表現が可能に〜 日本電信電話株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫、以下「NTT」)は、国立大学法人東北大学(宮城県仙台市、総長:里見進、以下「東北大」)と共同で、異なる方向から別々の映像を視聴できる映像表現技術「多指向映像スクリーン技術」を開発しました。 これにより、例えば、訪日外国人が訪れる空港・駅や観光案内所などに、本技術を活用したデジタルサイネージを1つ設置すれば、見る位置によってサイネージに表示される内容を変更できるので、多言語対応の観光...
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「つるつる・くるくる」カーボンナノチューブ分子内部の秘密 化学が解き明かすカーボンナノチューブの筒内平滑構造 ※表紙図は添付の関連資料を参照 表紙図.分子ピーポッドの結晶内構造。内部のフラーレンは固体中でくるくると回転する。 フラーレンは、さまざまな配置をとるものの、特異点となる炭素(球で示した原子)が存在する可能性までもが示唆された。 1 発表タイトル 「つるつる・くるくる」 カーボンナノチューブ分子内部の秘密 化学が解き明かすカーボンナノチューブの筒内平滑構造 2 発表者 東北大学/科学技術振興機構(JST) 原子分子材料...
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エーザイと筑波大、バイオマーカーを用いた炎症性腸疾患の新薬で共同開発開始
筑波大学とエーザイがバイオマーカーを用いた炎症性腸疾患の新薬開発において 産学共同開発を開始 エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫、以下 エーザイ)と国立大学法人筑波大学(茨城県、学長:永田恭介、以下 筑波大学)は、独立行政法人科学技術振興機構(以下 JST)の産学共同実用化開発事業(以下 NexTEP)に採択されたプロジェクトについて、共同で開発を進めていくことを合意しましたのでお知らせいたします。NexTEPは、大学等の研究成果に基づくシーズについて、アカデミアと企業が共同開発し、実用化に結びつけるプロジェクトをJSTが支援する制度です。 今回、NexTEPで採択されたプロジェクトでは、い...
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東北大と日立など、継続的に情報提供ができる災害に強いストレージシステム技術を開発
広域災害時でも情報を失わず、継続的なサービス提供を実現する 災害に強いストレージシステム技術を開発 国立大学法人東北大学電気通信研究所(所長:大野 英男/以下、東北大)、株式会社日立製作所(執行役社長兼COO:東原 敏昭/以下、日立)、株式会社日立ソリューションズ東日本(取締役社長:八田 直久/以下、日立ソリューションズ東日本)は、このたび、インターネットなどの広域網が途絶し被災地からクラウドストレージが利用できないような大災害時においても、被災地内でデータを保護し、継続した情報サービスの提供を実現できるストレージシステム技術を開発しました。 本研究は、文部科学省の委託研究であ...
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産総研など、太陽電池のエネルギー変換効率のカギは分子混合など研究成果を発表
太陽電池のエネルギー変換効率のカギは分子混合 −有機太陽電池材料のナノ構造を解明− <研究成果のポイント> ・バルクヘテロジャンクション型有機太陽電池に用いる材料の状態を、軟X線顕微鏡で調べ、ナノ分子領域内で分子が混合していることを発見しました。 ・分子混合が、有機太陽電池のエネルギー変換効率向上のカギであることを、初めて実験により示しました。 ・この発見により、より高いエネルギー変換効率の有機太陽電池の実現が期待されます。 <概要> 国立大学法人筑波大学 数理物質系 守友浩教授、櫻井岳暁准教授、独立行政法人物質・材料研究機構 太陽光発電材料ユニット 安田剛主任研究員、大学...
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北大と日立、共同開発の新型陽子線がん治療システムを導入した施設が完成
北大と日立が国家プロジェクト「最先端研究開発支援プログラム」において 共同開発した新型陽子線がん治療システムを導入した施設が完成 国立大学法人北海道大学(総長:山口 佳三/以下、北大)と株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、2010年に国家プロジェクト「最先端研究開発支援プログラム」の採択を受けて、共同で開発を進めてきた革新的な新型陽子線がん治療システム「陽子線治療システム PROBEAT−RT」が完成し、本システムを導入した施設が、このたび、北海道大学病院内に竣工しました。北大では、本施設での治療を2014年3月19日から開始する予定です。 「最先端研究開発支...
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産総研など、微粒子を密度差により簡便に分別できるデバイスを開発
微粒子を密度差により簡便に分別できるデバイスを開発 −デバイス内のマイクロ流路に流すだけで迅速に分別− <ポイント> ・単純な流路構成のデバイスでありながら微粒子を分別 ・対象微粒子への刺激が少なく簡便に分別することが可能 ・高品質卵子や体外受精卵などの細胞の分離・分別への貢献に期待 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)生産計測技術研究センター【研究センター長 坂本 満】生化学分析ソリューションチーム 宮崎 真佐也 研究チーム長と杉山 大輔 産総研特別研究員(現:(株)キューメイ研究所)らは、独立行政法人農業・食品産業技術...
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富士通、信州大の造水・水循環システム研究開発にスパコンを導入
信州大学、富士通のスーパーコンピュータシステムを導入 材料物性設計における原子系シミュレーションを実現 国立大学法人信州大学(所在地:長野県松本市、学長:山沢 清人、以下、信州大学)は、このほど、新たに構築する革新的な造水・水循環システムの研究開発拠点に富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本正已、以下、富士通)のスーパーコンピュータシステムを導入することを決定しました。 本システムは、PCサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY RX200 S8(フジツウ サーバ プライマジー アールエックス200 エスエイト)」16台によるPCクラスタおよび、「FUJITSU Supercomputer PRIMEHPC FX10(...
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NECソフトと群大、人工核酸技術を利用した簡易検出センサーの開発開始
人工核酸技術を利用した簡易検出センサの開発開始 NECソフト株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員社長:古道 義成、以下NECソフト)と国立大学法人群馬大学理工学研究院分子科学部門(所在地:群馬県桐生市、研究院長:篠塚和夫、以下群馬大学)は、独立行政法人 科学技術振興機構(以下JST)の研究成果展開事業「研究成果最適展開支援プログラム(A−STEP)」の採択を受け、次世代人工核酸による簡易検出センサの技術開発に着手いたしました。 うつ病や慢性疲労症候群など、精神的ストレスによって引き起こされる疾患の増加は、大きな社会課題となっています。そのため、問診などを補助する目的で、疲労や...
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古野電気、神戸大などと都市部の下水道管理支援システム構築で降雨観測試験を実施
都市部の下水道管理支援を行うシステム構築に向けた共同研究 神戸大、ベルギー・ルーヴェン大との産学連携で 降雨観測試験を今年4月から実施します 古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、古野幸男社長)はこのほど、国立大学法人神戸大学(兵庫県神戸市灘区、福田秀樹学長)の都市安全研究センター・大石 哲教授とルーヴェン・カトリック大学(ベルギー・ルーヴェン市)のパトリック ウィリアム教授(Prof.dr.ir.Patrick Willems)と共同で、ベルギー・ヘント市で今年4月から降雨観測試験を行うこととなりました。今回の共同研究では、当社の二重偏波ドップラ気象レーダー「WR−2100」を同市内に設置し、防災・減災ソ...
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日本オラクル、奈良先端大が統合情報処理環境のシステム基盤にオラクル製品を導入
奈良先端科学技術大学院大学 統合情報処理環境のシステム基盤にオラクル製品の導入を決定 〜国内の教育機関で初めて「Oracle Big Data Appliance」を採択、大量の非構造化データの分散処理を行う高性能なHadoop基盤を構築〜 ・日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、執行役社長 最高経営責任者:デレク・エイチ・ウイリアムズ、以下:日本オラクル)は本日、国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学(奈良県生駒市高山町、学長:小笠原 直毅、以下:奈良先端大)が運営する統合情報処理環境のシステム基盤における国際調達入札の結果、オラクルのビッグデータ専用エンジニアド・システム「Oracle Big Data Appliance」をはじめ、最新の...
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磁気抵抗膜を用いたマイクロ波発振器を高性能化 −スピントルク発振器の発振周波数安定性が大幅に向上− <ポイント> ・磁気トンネル接合膜を用いたナノコンタクト型スピントルク発振素子を開発 ・発振出力の高出力化と安定化を実現し、従来の10倍近い安定性を達成 ・LSI中に組み込むことが可能なナノスケール発振器など、幅広い分野での応用に期待 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノスピントロニクス研究センター( http://unit.aist.go.jp/src/ci/index.html )湯浅 新治 研究センター長、金属スピントロニクス研究チーム 久保田 均 研究チーム長、キヤノンア...
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ホウ酸によるリボースの選択的安定化を発見 〜RNAの起源や生命起源に対する新たな制約〜 【概要】 国立大学法人東北大学大学院理学研究科の古川善博助教、堀内真愛さん(現株式会社島津製作所)、掛川武教授の研究グループは、ホウ酸がリボース(注1)を選択的に安定化させることを発見しました。リボースはRNA(注2)の構成物質であり、RNAは生命誕生の初期段階において最も重要な有機物であると考えられています(参考文献1)。しかし、リボースは非常に分解しやすく、このことがRNAの起源において大きな問題になっていました。今回の発見は生命誕生前の地球で、ホウ酸(図1は天然のホウ酸塩の例)がリボースと結合する...
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スピン流を高感度に検出する酸化物材料 −革新的省電力デバイスの実現へ前進− <ポイント> ・スピン流から電圧への変換効率が数十倍に ・酸化物材料の登場で金属系磁気デバイスの限界を打ち破る ・発熱を最小限に抑えた究極の省エネ技術としてのスピントロニクスへの期待 <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、固体中を流れる磁気(スピン)を電圧信号に変換する材料として、イリジウムの酸化物が極めて高い機能を持つことを発見しました。これは、理研 高木(◇)磁性研究室の藤原宏平基礎科学特別研究員(現 大阪大学産業科学研究所助教)、高木英典主任研究員(東京大学大学院理学系研究科教授)...
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東北大、アルバックと直径11nmまでのサイズの磁気トンネル接合素子作製に成功
高不揮発性・低消費電力CoFeB−MgO磁気トンネル接合の実現 ―高集積スピントロニクス素子の実用化に前進― 【研究概要】 国立大学法人東北大学(総長:里見進/以下、東北大学)省エネルギー・スピントロニクス集積化システムセンターの大野英男センター長(同大学電気通信研究所・教授、原子分子材料科学高等研究機構・主任研究者、国際集積エレクトロニクス研究開発センター・教授兼任)のグループは、株式会社アルバック(代表取締役執行役員社長:小日向久治)との産学連携研究により、直径11nmまでのサイズの磁気トンネル接合素子を作製することに成功しました。また、同東北大学のグループが開発した材料を用いた磁気...
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東北大、腎臓尿細管の上皮細胞の大きさを制御する新たな分子を同定
細胞の大きさを制御する新たな分子を同定! 〜腎臓肥大を伴う嚢胞性腎疾患の新たな治療法への応用期待〜 【ポイント】 ・腎臓尿細管は大きさの揃った一層の細胞(上皮細胞)によって成り立つ ・腎臓尿細管の上皮細胞の大きさを制御する新たな分子を同定 ・この分子の機能を破綻させると細胞の大きさが肥大 ・腎臓肥大を伴う嚢胞性腎疾患のモデルマウスでこの分子の発現異常が観察 【概要】 国立大学法人東北大学は、腎臓尿細管の上皮細胞の大きさを制御する新たな分子を同定しました。これは、東北大学大学院生命科学研究科の安田貴雄博士(日本学術振興会特別研究員)、福田光則教授による研究成果です。 胃や腸...
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大分大とアデランス、抗がん剤治療の副作用である脱毛の予防に関する共同研究を開始
国立大学法人大分大学×株式会社アデランス 抗がん剤脱毛の予防に関する 共同研究をスタート 大分大学の研究成果である「αリポ酸誘導体」を用いた、 抗がん剤脱毛予防の研究に関する産学連携プロジェクト 国立大学法人大分大学(大分県大分市、学長 北野正剛)と株式会社アデランス(東京都新宿区、代表取締役会長兼社長 根本信男)は、抗がん剤治療の副作用である脱毛の予防に関して、2013年11月18日(月)に共同研究の契約を締結し、産学連携のプロジェクトをスタートいたしました。 大分大学医学部では消化器・小児外科学講座を中心に、世界で初めて「αリポ酸誘導体」の抗がん剤脱毛の抑制効果を、ラットを...
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NEC、パーソナルデータの高度な匿名化を高速に実現するプライバシー保護技術を開発
NEC、パーソナルデータの高度な匿名化を高速に実現するプライバシー保護技術を開発 〜ビッグデータのより安全・安心な利活用に貢献〜 NECは、個人に関する情報(以下、パーソナルデータ)のプライバシー保護をより高度かつ高速に行う技術を開発しました。 現在、機密性の高いパーソナルデータを企業内で共有したり、第三者へ提供する際は、個人を特定する情報を削除し、匿名化されています。パーソナルデータは取扱いに慎重を要する機微な値を含むことから、個人を特定する情報等を削除しても他の情報との照合によって個人が特定される可能性があるため、安全管理の徹底が求められています。一方、パーソナルデータを活用...
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鹿島と千葉大、生物多様性保全に配慮の屋上緑化技術「屋上はらっぱ」を共同開発
生物多様性に配慮し循環型社会の実現を目指す 新しい屋上緑化技術「屋上はらっぱ」を共同開発 ・リサイクル資材を用い地域独自の草地を再生する「屋上はらっぱ」を千葉大学けやき会館屋上に設置 ・公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2013年度グッドデザイン賞を受賞 鹿島建設株式会社(社長:中村満義)、国立大学法人千葉大学(学長:齋藤康)は、共同で地域の生物多様性保全や循環型社会実現に貢献できる市民参加型の新しい屋上緑化技術「屋上はらっぱ(商標登録出願中)」を開発し、千葉大学けやき会館屋上に設置しました。 ※参考資料は添付の関連資料を参照 「屋上はらっぱ」は、近年減少してい...
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大日本印刷と丸善、千葉大内で大学向け教材開発の共同研究を開始
大日本印刷・丸善 紙と電子を組み合わせた大学向け教材開発について千葉大学にて共同研究を開始 大日本印刷株式会社(以下:DNP)と丸善株式会社(以下:丸善)は、国立大学法人千葉大学内の研究施設を拠点に、これからの大学教育の質の向上を目指して、紙と電子を組み合わせた教材に関して、企画や編集、版権処理や制作方法などの共同研究を開始します。 授業の予習・復習やテーマを掘り下げた学習に向け、有効な図書や学術論文、ウェブサイトの情報などを活用した教材を印刷物や電子コンテンツとして円滑に制作するため、丸善の学術書編集に関する知見と、DNPのコンテンツ制作のノウハウなどを組み合わせていきます。 【...
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三菱電機、岡山県の津山中央病院からがん治療に使用される新型粒子線治療装置を受注
中国四国地方で初導入となる粒子線治療装置 岡山県の津山中央病院から新型粒子線治療装置(陽子タイプ)を受注 三菱電機株式会社は、岡山県津山市の財団法人津山慈風会津山中央病院(理事長:浮田 芳典)から、がん治療に使用される新型粒子線治療装置(陽子タイプ)を受注しました。中国四国地方に粒子線治療装置が導入されるのは初めてです。今回の装置は、2016年3月に開設予定で津山中央病院地内に設置する「岡山大学・津山中央病院共同運用/がん陽子線治療センター」に導入されます。 ※製品画像は、添付の関連資料を参照 <受注の背景> 今回受注した新型粒子線治療装置(陽子タイプ)の「高線量率照射」...
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東北大など、新しい熱処理プロセスによる結晶粒の異常成長現象を発見
新しい熱処理プロセスによる結晶粒の異常成長現象を発見 −形状記憶合金の大型部材への適用が可能に 東北大学大学院工学研究科金属フロンティア工学専攻の大森俊洋助教、貝沼亮介教授らの研究グループは、新しい熱処理プロセスによる結晶粒の異常成長現象を見出しました。 銅系形状記憶合金を用い、900℃以下の温度域で冷却・加熱のサイクル熱処理を行うことにより、数センチメートルの結晶粒を得ることに成功しました。これにより、数センチメートルの断面サイズ(例えば、棒材では直径)を有する部材として銅系形状記憶合金を利用することが可能になり、工業製品などへの応用が期待できます。 本研究の成果はJST ...
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農業生物資源研究所など、カイコで働く約1万個の遺伝子配列解読に成功
カイコで働く約1万個の遺伝子配列解読に成功 −産業利用につながる有用遺伝子の特定が加速化− <ポイント> ・カイコで実際に働く約11,000個の遺伝子の塩基配列を解読しました。 ・本成果は、チョウ目害虫に選択的に作用する新規制御剤の開発や遺伝子組換えカイコによる有用物質生産など、産業利用への貢献が期待されます。 <概要> 1.独立行政法人農業生物資源研究所(生物研)は、中国・西南大学、独立行政法人産業技術総合研究所、および国立大学法人東京大学と共同で、カイコの様々な組織に由来する完全長cDNAライブラリ(1)を作製し、11,104種類の完全長cDNA(2)の塩基配列を解読しました。今回...
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安川電機など、脳卒中などによる歩行障害向け「足首アシスト歩行装置」を開発
脳卒中等による歩行障害に対する「足首アシスト歩行装置」を開発 株式会社安川電機(代表取締役会長兼社長津田 純嗣)は、このたび、足首アシスト歩行装置を学校法人芝浦工業大学、国立大学法人広島大学、および株式会社スペース・バイオ・ラボラトリーズと共同研究し、開発しました。本装置の使用により、脳卒中等による歩行障害に対する歩容改善および歩行能力の回復が期待されます。今後、本装置の実用化・普及に向け、臨床研究を継続して治療効果を示すエビデンス(臨床結果)を収集するとともに、改良を重ね2015年に製品化予定です。 ※参考画像は添付の関連資料「参考画像1、2」を参照 1.開発の背景 ...
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NECソフトなど、新規蛍光タンパク質を組み込んだ「光る花」の開発に成功
■光る花の研究開発に成功 ※参考写真は添付の関連資料を参照 NECソフト株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員社長:古道 義成、以下NECソフト)、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構(茨城県つくば市、理事長:堀江武)花き研究所、株式会社インプランタイノベーションズ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:高根健一(◇))、国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学(奈良県生駒市、学長:小笠原直毅)は、共同研究により、新規蛍光タンパク質を組み込んだ光るトレニア(Torenia fournieri、写真)の開発に成功いたしました。 ◇取締役名の正式表記は添付の関連資料を参照 花き市場に...
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東北大など、災害による孤立地域からの情報発信を容易にする通信技術を実証
災害による孤立地域からの情報発信を容易にする通信技術を実証 (「スマホdeリレー」と小型無人飛行機中継システムの接続実験に成功) 国立大学法人東北大学大学院情報科学研究科(兼電気通信研究機構)の加藤寧教授、西山大樹准教授らの研究グループと、独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」)ワイヤレスネットワーク研究所ディペンダブルワイヤレス研究室(室長:三浦龍)は、平成25年7月、東北大学が研究開発を行っている通信システム「スマホdeリレー」と、NICTが所有する「耐災害ワイヤレスメッシュネットワーク実験設備」の一部である「小型無人飛行機中継システム」の接続実験に成功しました。 本実験では、...
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NTTファシリティーズなど、「吉野ヶ里メガソーラー発電所」が竣工
「吉野ヶ里メガソーラー発電所(てるてるの森)」の竣工式を実施 〜NTTファシリティーズ最大規模の発電事業用サイト〜 株式会社NTTファシリティーズ(代表取締役社長 筒井清志)が出資する佐嘉吉野ヶ里ソーラー合同会社(職務執行者 松井則明)は、国が推進する自然エネルギー普及・拡大や社会全体の環境負荷低減への貢献、及び太陽光発電に関する更なるノウハウ獲得・蓄積のため、太陽光発電事業用サイトとなる「吉野ヶ里メガソーラー発電所(愛称:てるてるの森)」を竣工させ、その竣工式を7月25日に実施しました。 本事業は、佐賀県所有の土地を賃借し太陽光発電事業を実施するという内容での佐賀県の公募において...
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東大とNTTなど、日米間でのマルチドメイン環境でプログラマブルな高機能仮想網構築に成功
世界初、プログラマブルな高機能仮想網を日米間でのマルチドメイン環境で実現 〜日米双方で新世代ネットワーク技術の実用化に向けた研究開発を加速〜 国立大学法人東京大学大学院情報学環(情報学環長:須藤 修/以下、東京大学情報学環)、日本電信電話株式会社(代表取締役社長:鵜浦 博夫/以下、NTT)、株式会社KDDI研究所(代表取締役所長:中島 康之/以下、KDDI研)、株式会社日立製作所(代表執行役 執行役社長:中西 宏明/以下、日立)、日本電気株式会社(代表取締役 執行役員社長:遠藤 信博/以下、NEC)及び富士通株式会社(代表取締役社長:山本 正已/以下、富士通)は、米国ユタ大学(The University of...
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大成建設、環境に配慮した1,4−ジオキサンの生物浄化技術実証試験を開始
コストを大幅減、1,4−ジオキサンの生物浄化技術実証試験へ ーCO2排出量の低減も。環境に配慮した浄化技術ー 大成建設株式会社(社長:山内隆司)は、国立大学法人大阪大学及び学校法人北里研究所北里大学と共同で、1,4−ジオキサンで汚染された地下水の浄化技術の開発を進めています(注1)。本技術は、大阪大学が発見した1,4−ジオキサン分解菌を用いた浄化手法であり、従来技術と比較してコストやCO2排出量の大幅な低減が見込めます。 今回、本技術の実証試験を岩手・青森県境の産業廃棄物不法投棄現場において、9月から開始することが決定しました。今後は実証試験を進めることにより本技術を確立し、一日も...
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古河電工、蛍光シリカナノ粒子を用いた高感度イムノクロマト検査キットを開発
蛍光シリカナノ粒子を用い、高感度イムノクロマト検査キットを世界で初めて開発 〜眼感染症(アカントアメーバ角膜炎)に対する簡易迅速検査法を実現〜 当社は、蛍光シリカナノ粒子(Quartz Dot(R))(注1)の開発を行ってきましたが、これを体外検査薬である蛍光イムノクロマト技術に応用し、眼感染症の原因微生物の一つであるアカントアメーバ(注2)を高感度で検出できる世界初の簡易迅速検査法を開発しました。 このたび、国立大学法人 愛媛大学医学部眼科学教室 大橋裕一教授(以下、愛媛大)との共同臨床研究において、本検査法が迅速(判定30分以内)で、且つ従来の培養検査と同等以上の性能を示すことを確認...
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ルネサスエレクトロニクス、産学官連携で省電力化ルーターアーキテクチャーを開発
産学官連携での省電力化ルータアーキテクチャの研究開発 〜0−40Gbps帯域に対して、評価システムで最大約70%の省電力化を実証〜 ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役会長兼CEO:作田 久男、以下ルネサス)は、2010年度より総務省から「ネットワーキングハードウェアの徹底したスライス化に基づく省電力ルータアーキテクチャの研究開発」(注1)の委託を受けて、株式会社日立情報通信エンジニアリング(代表取締役社長:小菅 稔、以下日立情報通信エンジニアリング)、国立大学法人大阪大学(総長:平野 俊夫、以下大阪大学)および公立大学法人大阪市立大学(学長:西澤 良記、以下大阪市立大学)...
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NEC、ニュージーランド環境科学研究所とポータブル型DNA解析装置の共同評価を実施
NEC、ニュージーランド環境科学研究所とポータブル型DNA解析装置の共同評価を実施 NECは、DNAの抽出から解析までのプロセスを一貫して行うことができる個人識別用ポータブル型DNA解析装置(現在開発中、注1)の精度と性能について、ニュージーランド環境科学研究所(ESR:Environmental Science & Research Limited)と共同評価を実施し、高評価を得ました。 NECは昨年10月から、日本の科学警察研究所とポータブル型DNA解析装置の共同評価を行っており、今回は海外で初めての評価となります。 ポータブル型DNA解析装置は、通常個々の装置で行うDNA解析のプロセスである(1)細胞の採取、(2)DNAの抽出、(3)DNA量を増やすPCR増幅...
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東大、新旧バージョンのOpenFlowが共存できるプラットフォームを開発
新旧バージョンのOpenFlowが共存できるプラットフォームを開発 〜ネットワーク仮想化技術を使ってOpenFlow1.3と1.0のスイッチロジックを共存〜 国立大学法人東京大学大学院情報学環(以下、東大情報学環)中尾 彰宏 准教授らの研究グループは、ネットワークの制御をソフトウェアプログラムにより行うSDN(Software Defined Networking)技術(*1)と共にSDNのプログラム性を更に拡張するDPN(Deeply Programmable Networking)技術の研究を進めてきました。SDN技術は、従来のネットワーク制御技術に比べ、固定的であった通信制御をプログラミング可能とすることで自動化による制御コスト削減が可能である点で優れているため、世界的に期...
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川崎重工、特殊船などの推進システムに用いる3メガワット超電導モーターを開発
オフショア船や特殊船等の推進システムに用いる3メガワット超電導モータを開発 −世界最高性能を達成− *参考画像1、2は添付の関連資料を参照 川崎重工は、オフショア船(※1)や特殊船、そしてLNG輸送船等の一般商船の推進システムとして、省エネルギー化や小型化が実現できる超電導モータの開発を進めています。 このほど、当社の神戸工場(兵庫県神戸市)において、数千トン級の中型の船舶に搭載するプロト機の性能試験を実施し、定格の3メガワットの出力を確認し、世界最高の出力密度(※2)を達成しました。この超電導モータの利用により船舶の推進に関して約20%の燃料低減が可能となります。 1.今回...
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産学共同で石油樹脂製造用の革新的な触媒技術を開発 第8回村川技術奨励賞を受賞 <概要:> 国立大学法人岡山大学(学長:森田潔)は、RIMTEC株式会社(代表取締役社長:桜井賢典)と共同で、新用途向けの石油樹脂を提供する新たな触媒技術の開発に成功しました。大学院自然科学研究科の押木俊之講師を中心とする産学連携体が、本学産学官融合センター(芳賀地区)にて、”ひとつ屋根の下”で触媒に関する共同研究開発を進め、このたび新技術の実用化の目処がつきました。 本新技術は、地域における科学技術、産業の活性化・発展に資することが認められ、(公社)山陽技術振興会から第8回村川技術奨励賞を5月22日に共...
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東北大、顔料からの有限長カーボンナノチューブ分子の合成に成功
顔料からの有限長カーボンナノチューブ分子の合成に成功 らせん型有限長カーボンナノチューブ分子の選択的合成実現 〔図1.化学顔料からのらせん型有限長カーボンナノチューブ分子の合成〕 ※添付の関連資料を参照 1 発表タイトル 顔料からの有限長カーボンナノチューブ分子の合成 らせん型有限長カーボンナノチューブ分子の選択的合成実現 2 発表者 国立大学法人 東北大学 原子分子材料科学高等研究機構・大学院理学研究科化学専攻 磯部 寛之 3 発表概要 国立大学法人東北大学(原子分子材料科学高等研究機構・大学院理学研究科)の磯部寛之教授の研究グループは...
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九州大学との共同研究で製錬用抽出剤を新規に開発 住友金属鉱山株式会社(東京都港区、代表取締役社長 家守伸正)は、国立大学法人九州大学(福岡県福岡市、総長 有川節夫、以下「九州大学」)大学院工学研究院応用化学部門後藤雅宏教授の研究グループとの共同研究により、コバルトや希土類元素の抽出性に優れた新規の抽出剤を開発しました。この抽出剤は、使用済み二次電池や蛍光管のリサイクルプロセスや鉱物資源の処理プロセスにおけるコバルトや希土類元素の抽出剤としての応用が期待されます。 ハイブリッド車や携帯用電子機器などに使用されるニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの二次電池には、コバルト...
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DTS、日立と共同開発したBI用アプライアンス製品を販売開始
DTSが迅速かつ容易にビッグデータの戦略的な分析、活用を可能にする アプライアンス製品「DaTa SuperExpress」を日立と共同開発し販売開始 操作性に優れたビジネスインテリジェンスツールと 超高速大容量のデータウェアハウスを連携して提供 株式会社DTS(代表取締役社長:西田 公一/以下、DTS)は、このたび、株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)の協力のもと、ビッグデータの戦略的な分析、活用を可能にするBI(*1)用アプライアンス製品「DaTa SuperExpress」を開発し、6月3日から本格的に発売開始します。本製品は、優れた操作性で業務データの容易な分析を可能にするBIツール「BI NavigationStudio」と、日...
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鹿島など、コンクリート構造物の品質向上で目視調査に基づく品質管理手法を開発
コンクリート構造物の表層品質評価手法の開発と品質向上への取組み 目視調査に基づく品質管理を実現場へ適用 鹿島(社長:中村満義)は、コンクリート構造物の品質向上を目指して、目視調査に基づく品質管理手法を開発しました。本手法は、横浜国立大学細田暁准教授と共同で開発したもので、脱型したコンクリートの品質を目視で評価して、定量的な結果に基づいて次の施工に反映させる手法です。2011年から実現場で適用を開始しており、現在までに14現場に導入、コンクリート構造物の品質向上に大きな効果をあげています。今後は、さらに大型コンクリート工事への適用及び水平展開を推進し、コンクリート構造物の品質...
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旭化成ホームズとNICT、電波を使った防犯・見守りシステムの共同研究を開始
旭化成ホームズと情報通信研究機構が 電波を使った新原理の防犯・見守りシステムの共同研究を開始 〜旭化成ホームズ内に「センシングライフ研究会」を発足〜 旭化成ホームズ株式会社(社長:平居 正仁、以下「旭化成ホームズ」)と独立行政法人 情報通信研究機構(理事長:坂内 正夫、以下「NICT」)は、NICTが開発した「電波を使った人の動き・侵入検知システム」について戸建住宅・集合住宅への導入の可能性を検証し、その技術を活用したサービスの提供を目指すために共同研究を開始します。それに伴い、本日付で旭化成ホームズ内に「センシングライフ研究会」を発足します。 近年、我が国では高齢者を家族に持つ世帯...
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理化学研究所など、ブラックホールに落ち込む最後の1/100秒を解明
ブラックホールに落ち込む最後の1/100秒の解明へ −ガスが最後に放つ高エネルギーX線を初めて捉えた!− <ポイント> ・「すざく」衛星に搭載した硬X線検出器で10億度超の高温ガスを測定 ・高温ガスがブラックホールに消える瞬間、急激に加熱されることを発見 ・ブラックホール存在の直接証明に一歩前進。次期衛星で更なる飛躍へ <要旨> 理化学研究所(野依良治理事長)、京都大学、日本大学、東京大学は、代表的なブラックホール天体である「はくちょう座X−1」[1]をX線観測衛星「すざく」[2]で観測し、ブラックホールに高温ガス[3]が落ち込む最後の100分の1秒[4]に、10億度以上にまで急...
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日立メタルプレシジョン、融点の高い金属を接合できる摩擦攪拌接合用ツールを製品化
鉄やチタン合金など融点の高い金属を接合できる摩擦攪拌接合用ツールを製品化 新型コバルト基合金ツールの量産技術を確立 株式会社日立メタルプレシジョン(社長:大坪靖彦/以下HMP)は、日立製作所(社長:中西宏明/以下、日立製作所)及び国立大学法人東北大学(総長:里見進/以下、東北大)と共同で、従来の金属製摩擦攪拌接合用ツールでは接合が難しかった金属の接合を可能にする金属製摩擦攪拌接合用ツール(以下、新FSW(*1)ツール)のロストワックス法(*2)による量産技術を確立いたしました。HMPでは今秋より販売を開始し、自動車、航空機分野をはじめ各分野に積極的に展開してまいります。 1.背景 摩擦...
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京大と富士通など、産学連携による「エネルギーの情報化共同研究講座」を開設
「エネルギーの情報化」によるスマートコミュニティの実現に向けた共同研究を実施 産学連携による共同研究講座を開設 国立大学法人京都大学大学院情報学研究科(注1)(以下、京都大学)、株式会社構造計画研究所(注2)、日新電設株式会社(注3)、日東電工株式会社(注4)、富士通株式会社(注5)は、2012年10月からエネルギーの情報化(注6)に関する共同研究を開始し、産学連携による共同研究講座開設の準備を進めてまいりました。半年間の準備過程では、EoD(オンデマンド型電力制御システム)(注7) の開発、共同研究で生み出された知的財産の管理運用規則の整備、および、研究開発体制の確立を行い、...
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三井物産、IFMSと共同でシンガポールに肝臓疾患・生体肝移植専門クリニックを開設
シンガポールで肝臓疾患・生体肝移植専門クリニックを開設 三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己、以下「三井物産」)は、一般社団法人国際フロンティアメディカルサポート(所在地:兵庫県神戸市、代表理事:菊地耕三、以下「IFMS」)と共同で、シンガポールで肝臓疾患・生体肝移植専門クリニック(以下「本クリニック」)を開設します。本クリニックは、三井物産が20.5%出資するアジア最大の民間病院グループIHH Healthcare Bhd.(以下「IHH」)傘下のマウントエリザベスノビーナ病院(以下「ノビーナ病院」)内に開設されます。今後、シンガポール関係当局の許認可を取得し、2013年5月の事業...
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NTTドコモ、超高速移動通信の実現へ屋外伝送実験で10Gbps信号伝送に成功
超高速移動通信の実現に向けた屋外伝送実験で世界初の10Gbps信号伝送に成功 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下ドコモ)は国立大学法人東京工業大学と共同で、屋外移動通信環境下での伝送実験を2012年12月11日に行い、上り最大約10Gbpsのパケット信号伝送に世界で初めて成功しました。 今回の実験は、逼迫する周波数の状況と急増するトラフィックに対応するために、これまで移動通信システムでは電波の直進性が強いため利用が難しいとされていた5GHz帯以上の高い周波数帯を用い、10Gbpsを超える高い伝送速度の実現を目的にしています。 本実験では沖縄県石垣市浜崎町地区において、平均時速約9kmで移...
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NTTと東工大、グラフェンを用いてプラズモンの伝搬速度制御ができることを実証
グラフェンを用いたプラズモンの伝搬制御を世界で初めて実証 〜電子の波を利用したナノ領域での回路の高速化、超低消費電力化へ前進〜 日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫、以下 NTT)と国立大学法人東京工業大学(東京都目黒区、学長:三島良直、以下 東工大)は、電子の移動度が高いなどの特性から近年注目されているグラフェン(※1)を利用することにより、電子の波であるプラズモン(※2)の伝搬速度を二桁に渡り制御できることを世界で初めて実証しました。従来、プラズモンの研究では金属が用いられていましたが、NTTと東工大はグラフェンに着目し電子密度等を変化させること...
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プラス、快適な座り心地と上質感のあるデザインのミーティングチェアを発売
ワンランク上のミーティングシーンを演出する 快適な座り心地と上質感あるフォルムデザイン ミーティングチェア『Elarte(エラーテ)』新発売 ※製品画像は添付の関連資料を参照 プラス株式会社(東京都港区 代表取締役社長 今泉公二)は、快適な座り心地と上質感のあるフォルムデザインでワンランク上の会議空間を提案する、スタッキング対応ミーティングチェア『エラーテ』を、2013年1月21日に発売します。 本製品は、プラス ファニチャーカンパニーが取り組む「高品質(K)・低価格(T)・グッドデザイン(G)」戦略に基づき開発を推進。機能と外観の美しさを両立したこだわりのフォルム、またアルミダイキ...
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富士通研究所、A4スキャナで簡単にA3資料をPDF化できる画像復元技術を開発
A4スキャナで簡単にA3資料をPDF化可能な画像復元技術を開発 A3両面紙資料を手作業の2割以下の労力でPDF化し、歪みの少ない画像を実現 株式会社富士通研究所(注1)は、複数枚のA3紙資料を、A4サイズのスキャナで一度にPDF化する画像復元技術を開発しました。 従来、たとえばA4サイズのスキャナでA3両面紙をスキャンする場合、紙を半分に折り1枚ずつ両面スキャンする作業を2回する必要がありました。今回、A3紙を半分に切断し、自動紙送り機能を利用してスキャンするだけで、元のA3紙を構成するスキャン画像の組み合わせを自動的に推定し、さらに、左右の画像の結合境界が目立たないよう...
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NTTデータ、NTTドコモなどと多様な通信・放送手段を連携させた災害情報システムの実証実験を実施
「多様な通信・放送手段を連携させた多層的な災害情報伝達システムの研究開発」 フィールド実証実験を開始 〜地域住民への災害情報の確実かつ迅速な伝達に向けた取り組み〜 株式会社NTTデータ(代表取締役社長:岩本 敏男 本社:東京都江東区)は、株式会社NTTドコモ(代表取締役社長:加藤 薫 本社:東京都千代田区)、マスプロ電工株式会社(代表取締役社長:端山 佳誠 本社:愛知県日進市)、国立大学法人東北大学(電気通信研究機構長:中沢 正隆 本部:宮城県仙台市)、日東紡音響エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:静永 秀宏 本社:東京都墨田区)と共同で、総務省が委託する「多様な通信...
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生物種を越えた16S rRNA遺伝子の機能相補性を確認 −バクテリアの系統分類学の根本に疑問を投げかける− <ポイント> ・大腸菌の16S rRNA遺伝子機能を置き換えることが可能な異種生物の16S rRNA遺伝子を発見 ・生物種に固有と思われてきた16S rRNA遺伝子が細菌の種を越えて水平伝播する可能性を示唆 ・バクテリアの系統分類学の指標となる16S rRNAの種特異性に疑問を投げかける <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)生物プロセス研究部門【研究部門長 鎌形 洋一】合成生物工学研究グループ 宮崎 健太郎 研究グ...
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富士通、特別な支援を必要とする子どもたちの生活・学習をサポートするスマホ用アプリを公開
特別な支援を必要とする子どもたちの生活・学習をサポートする スマートフォン用アプリケーションを公開 富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本正已、以下、富士通)は、発達障がい(学習障がい・自閉症など)や知的障がいがある、特別な支援を必要とする子どもたちや支援者・保護者などを対象にした生活・学習をサポートするスマートフォン(AndroidOS)用アプリケーション「特別支援スマホアプリ」を開発し、本日より約1年間、無償で公開します。 本アプリケーションは富士通が開発し、2011年7月から2012年3月まで国立大学法人香川大学(所在地:高松市幸町、学長:長尾省吾、...
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東大とNECなど、一枚のシート上で電子機器の無線通信と給電を実現する技術を開発
世界初、一枚のシート上で電子機器の無線通信と給電を実現する技術を開発 〜机にパソコンを置くだけで、安全かつ高効率な伝送を実現〜 国立大学法人東京大学、日本電気株式会社、NECエンジニアリング株式会社、株式会社セルクロス、帝人株式会社の研究グループは、独立行政法人情報通信研究機構の支援を得て、電子機器の無線LAN通信と電力供給を、一枚のシート上で実現する技術を開発しました。 本技術は、伝送シート近傍に閉じ込められた電磁波を、電子機器に装着した専用の部品(カプラ)で受けて、通信と給電を実現するものです。これにより、伝送シート上の場所を選ばすに、電子機器にマイクロ波帯の電磁波を...
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昭和電工など、自由にパターン形成が可能な電子回路形成用導電性インクを開発
電子回路形成用導電性インクを開発 − 印刷可能な銀ナノワイヤーインクおよび銅・銀ハイブリッドタイプ − 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、国立大学法人 大阪大学(以下、大阪大学)の菅沼克昭教授と共同で、印刷により自由にパターン形成が可能な銀ナノワイヤーインクを開発いたしました。この銀ナノワイヤーインクに光焼成技術(Photonic Curing(TM))を組み合わせることにより、高い安定性を持つ透明導電パターンをフレキシブルなフィルム上に形成することが可能となります。 銀ナノワイヤーインクは、透明でシート抵抗(*)の低い導電膜を形成できることから、タッチパネル等の透...
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NEC、奈良先端科学技術大学院大学からコンテナ型データセンターを受注
NEC、奈良先端科学技術大学院大学からコンテナ型データセンターを受注 〜 災害時のバックアップ環境を整備 〜 ※コンテナ型データセンター イメージ図は添付の関連資料を参照 NECは、国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学(以下NAIST、(*注1)から、コンテナ型データセンターを受注しました。NAISTは、本データセンターを利用し、災害時のバックアップ環境をキャンパス内に整備します。 NAISTは、本年12月から本データセンターを稼動予定であり、本件は国内の大学において先進的な事例となります。 NAISTは、災害対策(DR: Disaster Recovery)の研究と...
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味の素、「ロイシン高配合必須アミノ酸混合物」の筋肉疲労に対する早期回復効果を確認
味の素KK独自配合素材「ロイシン高配合必須アミノ酸混合物」の 筋肉疲労に対する早期回復効果を確認 2012年9月15日(土)第67回日本体力医学会にて発表 味の素株式会社(社長:伊藤雅俊 本社:東京都中央区)は、当社独自配合のアミノ酸素材である、「ロイシン高配合必須アミノ酸混合物」の摂取が、筋タンパク質の合成を高めることを通して、運動後の筋肉疲労に対する早期回復効果を示すことを、当社における研究、および国立大学法人筑波大学大学院との共同研究により明らかにしました。これらの研究成果は、2012年9月14日から岐阜県で開催される第67回日本体力医学会にて発表される予定です。 【...
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自然エネルギーのみで動作可能なロボットカメラを開発 〜太陽光と風力のハイブリッド発電で非常時にも電力を確保〜 NHKは、災害現場など電源供給が途絶えた状況においても、太陽光と風力のハイブリッド発電によって、動作に必要な電力を確保することができる可搬型・全天候型の放送用ロボットカメラ(*1)を開発しました。 今回開発したロボットカメラの主な特長は以下の通りです。 (1)風力発電には、従来の風車と比較して約2.5倍の発電量を得られる高効率な「レンズ付き風車」(*2)を採用し、風車の小型・軽量化とともに1kWクラス(風速11m/s時)の発電量を実現しています。 (2)電源部に...
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強磁性ナノコンタクト素子によるミリ波発振 −ナノスケールの電流制御型発振素子を理論提案− 【ポイント】 ・産総研開発のシミュレーターを用いて強磁性ナノコンタクトの理論解析を実施 ・直流電流の値を変化させて5〜140GHzの範囲で発振周波数を制御可能 ・次世代無線通信技術やセンサー技術に用いられるマイクロ波、ミリ波の発信素子の実現に期待 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ナノスピントロニクス研究センター【研究センター長 湯浅 新治】理論チーム 今村 裕志 研究チーム長、荒井 礼子 産総研特別研究員は、強磁性ナノコンタクト...
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シンガポールでビジネスパークのビル開発事業に参画 シンガポール アセンダス社と初の協業 三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己、以下「三井物産」)は、シンガポール政府系の大手不動産開発会社アセンダス社と、シンガポールのワンノース地区で開発が進められているビジネスパーク内でのビル開発事業に日系企業として初めて参画します。関係当局の許認可を受け、2012年8月22日にアセンダス社の100%子会社のアセンダス・ランド・シンガポール社と共同出資でSPC(当社出資比率25%)を設立しました。 ワンノース地区は、シンガポール政府が2001年から開発を進めている国家プロ...
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パナソニック、「大阪大学 パナソニック材料デバイス基盤協働研究所」が本格稼働開始
「大阪大学 パナソニック材料デバイス基盤協働研究所」の本格稼働を開始 パナソニック株式会社は、国立大学法人大阪大学と材料およびデバイスに関する革新的な基盤技術を創造するため、本年4月1日に大阪大学 吹田キャンパスのテクノアライアンス棟に開設した、大阪大学 パナソニック材料デバイス基盤協働研究所(以下、協働研究所)の開所式を本日挙行し、本格稼働を開始します。 当社は、2003年12月に大阪大学と「連携推進に関する協定書」を締結して以来、組織的な産学連携により、ディスプレイ材料や半導体などの共同研究を推進するために共同研究講座を開設し、研究開発の加速を図って参りました。 共...
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田中貴金属、「非磁性合金を用いた脳動脈瘤用塞栓治療コイル」が経産省委託事業の採択候補
田中貴金属工業らによる「非磁性合金を用いた脳動脈瘤用 塞栓治療コイルの開発」が、経済産業省の委託事業に採択へ 〜MRIで金属アーチファクトを生じない世界初の塞栓コイル、2017年以内に市場投入を目指す京都大学、マルホ発條工業と共同開発〜 田中貴金属工業株式会社(※1)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡本英彌)は、国立大学法人京都大学再生医科学研究所の岩田博夫教授及び児玉智信研究員、並びにマルホ発條工業株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:奥康伸)と共同で開発する「非磁性合金を用いた脳動脈瘤用塞栓治療コイル」が、経済産業省の委託事業「平成24年度課題解決型医療...
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産総研など、金属酸化物中の電子相関効果を解明し理論モデルを導出
金属酸化物デバイス材料の新機能探索に新たな指針 −金属酸化物における電子同士の避け合いの効果を解明− <ポイント> ・放射光を利用した光電子分光実験により、金属酸化物中の電子同士の避け合いの効果が明らかに ・電子同士の避け合いの効果を定量化するための理論モデルを初めて導出 ・新しい機能を有した金属酸化物デバイス材料の探索に新たな指針 <概要> 国立大学法人 広島大学【学長 浅原利正】放射光科学研究センター【センター長 谷口雅樹】(以下「HiSOR」という)の岩澤英明助教、島田賢也教授、独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口有】電子光技術研究部門【研究部門長 原市...
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産総研、九大などと共同でひとつの原子からの特性X線測定に成功
単原子からの特性X線の検出に成功 −原子ひとつからの発光を捉えた− 【ポイント】 ・電子顕微鏡の性能を向上させて世界で初めて原子ひとつからの発光(特性X線)の測定に成功 ・原子レベルで白金や金などの貴金属の元素分析が可能に ・触媒や抗がん剤の研究への貢献に期待 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ナノチューブ応用研究センター【研究センター長 飯島 澄男】末永 和知 上席研究員と同センター高度化ナノチューブチーム 岡崎 俊也 研究チーム長は、国立大学法人 九州大学【総長 有川 節夫】(以下「九州大」という)超高圧電子顕微鏡...
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シンガポールで国立大学発注の大規模工事を相次ぎ受注 鹿島(社長:中村満義)のシンガポール現地法人カジマ・オーバーシーズ・アジア(社長:小泉博義、以下、KOA)は、国立大学の大型工事を相次ぎ受注し、着工しました。 プロジェクトは、国立大学のキャンパス内の最新教育施設で、シンガポール国立大学の医学部の校舎と国立シンガポール工科・デザイン大学の校舎4棟の工事。各々2012年3月、2012年4月に工事に着手し、鋭意施工中です。工事の入札には、地元建設会社に加え、日本、中国等の外資系建設会社が応札。当社の工事管理、品質、技術力が高く評価され国立大学の大規模プロジェクトを受注いたしま...
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ワークスAP、徳島大で人事給与システム「COMPANY」の運用開始
徳島大学、ワークスアプリケーションズの人事給与システム運用開始 〜国立大学法人向けの導入テンプレートを活用し、短期間での構築を実現〜 株式会社ワークスアプリケーションズ(本社:東京都港区、代表取締役最高経営責任者:牧野正幸、以下ワークス)は、国立大学法人徳島大学(本部:徳島県徳島市 学長:香川征、以下徳島大学)より人事給与システムとして「COMPANY」人事シリーズを2011年10月に受注、半年の導入期間を経て2012年4月より稼動いたしましたので、お知らせいたします。 ●人事情報の統合管理と費用削減を目的に、人事給与システムを6か月間で構築 徳島大学は、全5学部、約8,...
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NHK、自然な立体動画を表示できる電子ホログラフィー用デバイスを開発
電子ホログラフィー用デバイスを開発 〜世界最小の画素ピッチで、視域角の広い立体表示が可能に〜 NHKでは、特殊なメガネをかけなくても、自然な立体映像を見ることができる立体テレビの研究開発を進めています。このたび、国立大学法人長岡技術科学大学と共同で、世界最小となる画素ピッチ1μmの超高精細な空間光変調器(*1)を開発し、あたかもそこに物体があるかのような自然な立体動画を表示できる電子ホログラフィーの実現に向けて大きく前進しました。 電子ホログラフィーでは視域角(立体像を鑑賞できる範囲)の拡大が重要な課題となっています。視域角を広くするためには、空間光変調器の画素ピッチを細か...
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東京大学情報基盤センターが、教育用計算機システムを刷新 〜IT基盤をEMCのストレージ・ソリューションで構築〜 <2012年3月23日、東京発:> 国立大学法人東京大学情報基盤センター(略称:東京大学情報基盤センター、住所:東京都文京区、センター長:石川 裕、URL: http://www.itc.u-tokyo.ac.jp/ )は、先進的な情報インフラを活用した次世代の教育や高度な研究ネットワーク構築を目的に教育用計算機システムを刷新し、2012年3月から運用を開始しました。そのIT基盤を、EMCジャパン株式会社(略称:EMCジャパン、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山野 修、URL: http://japan.emc.com/ )のスト...
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NEC、aLabが地震対策ソリューションで協業 日本電気株式会社(以下NEC)、株式会社aLab(以下aLab社、(注1))はこのたび、aLab社が開発した小型の地震計測システム「IT強震計センサ」とこれを活用した地震対策ソリューションの拡販に向け協業します。 昨今、ビルや公共建築物、住宅などの建物や建物内部の安全性を確認する地震対策のニーズが高まっています。aLab社は、体感震度以下の弱い地震動も利用可能な高精度かつ小型で低価格な地震計「IT強震計センサ」を開発し、これまで東京大学地震研究所、京都大学防災研究所、東京工業大学、名古屋大学、横浜国立大学、関西地震観測研究...
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富士通など、電話の会話音声から通話相手に対する過信状態を検出する技術を開発
世界初!過信状態を声の高さと大きさを基に検出する技術を開発 電話の会話を分析し、振り込め詐欺誘引通話などにおいて90%以上の精度で過信状態を検出 国立大学法人名古屋大学(以下、名古屋大学)と富士通株式会社(以下、富士通)は共同で、電話の会話を分析することで、通話相手に対する過信状態、すなわち、相手の説明内容に対する考察能力の低下に気付いていない状態を自動検出する技術の開発に世界で初めて成功しました。 また、本技術を適用し、電話の会話音声から過信状態の検出と特徴的なキーワードの検出を行うことで、振り込め詐欺誘引通話を検出する基本技術を開発しました。今後、携帯電話などを用いた...
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JSTなど、シリコン原子の振動を利用して周波数コムの観測に成功
シリコン原子の振動を利用して周波数コムの観測に成功 (光通信を1000倍高速化する基盤技術開発に貢献) 【概要】 国立大学法人筑波大学【学長 山田信博】数理物質系の長谷宗明准教授、国立大学法人電気通信大学【学長 梶谷 誠】大学院情報理工学研究科の桂川眞幸教授、ピッツバーグ大学物理・天文学科のHrvoje Petek教授らのグループは、原子の集団振動(格子振動:フォノン)を操作する技術を開発し、100テラヘルツ(THz=10の12乗(※)Hz)以上の極めて広い周波数帯域を持つ、全く新しい原理に基づく周波数コム(注1)(櫛の歯状に分布したスペクトル)の発生と観測に成功しました。 ...
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NHK、静岡大と共同で毎秒120フレームのSHVカメラ用CMOSイメージセンサーを開発
スーパーハイビジョンカメラ用イメージセンサーを開発 〜毎秒120フレームで、動きの速い被写体も鮮明に撮影可能〜 ○NHKでは、より高品質で臨場感のある次世代放送サービスの実現に向けて、スーパーハイビジョン(SHV)の研究開発を進めています。このたび、NHKは国立大学法人静岡大学電子工学研究所と共同で、動きの速い被写体も鮮明に撮影することのできる、フレームレート(*1)が毎秒120フレームのSHVカメラ用CMOSイメージセンサー(*2)を開発しました。 ○これまでSHVでは、ハイビジョンの16倍の画素数(約3,300万)となる超高精細な動画像を、毎秒約60フレームの順次走査で表...
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パナソニック、帯電微粒子水「ナノイー」によるペットのアレル物質・細菌・真菌・ウイルス抑制効果を検証
帯電微粒子水(※1)がペットに関するアレル物質・細菌・真菌・ウイルスに 抑制効果があることを検証 パナソニック株式会社は、麻布大学獣医学部獣医学科 阪口雅弘教授の総合監修のもと、水に高電圧を加えることで生成されるナノサイズの帯電微粒子水「ナノイー」が、ペット(犬・猫)に関するアレル物質・細菌・真菌・ウイルスに対して抑制効果があることを検証しました。 ペットブームと呼ばれる昨今、34.3%(※2)の方が家庭でペットを飼育しています。飼育しているペットの種類としては犬が58.6%(※3)の約1200万匹と最も多く、次いで猫の30.9%(※3)約1000万匹(※4)になります。...
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NTT西日本と九州大、NGNを活用したライブ配信の高臨場化に向け実証実験を実施
通信ネットワーク(NGN)を活用したライブ配信の 高臨場化に向けた実証実験の実施について 国立大学法人九州大学(福岡県福岡市東区、総長:有川節夫、以下九州大学)と、西日本電信電話株式会社(大阪府大阪市中央区、代表取締役社長:大竹伸一、以下NTT西日本)は、通信ネットワークを活用したライブ配信の高臨場化に向けた実証実験を実施します。 本実証実験は、NTT西日本において、九州大学と平成16年7月27日に締結した研究開発連携契約(※1)の下で締結した高臨場感ライブ配信に係わる共同研究の一環として実施するものです。 ※1 九州大学との連携契約については、下記ニュースリリースを参照...
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富士ゼロックス、公文書の情報公開システム運用をクラウドサービスで提供
公文書の情報公開システム運用をクラウドサービスで提供 国立大学法人向け「公文書管理法対応ソリューション」の一環として2月から提供開始 富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(東京都港区、代表取締役社長:山本 忠人)は、「公文書等の管理に関する法律(*)」(通称:公文書管理法)に対応した文書管理ソリューションの一環として、インターネット上で法人文書ファイルの公開機能や検索機能をクラウドで提供する「情報公開システム運用サービス」を2月から提供開始しました。 [富士ゼロックスが提供する国立大学法人向け公文書法対応ソリューション] 2011年度から施行された公文書管理法によ...
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理化学研究所、埼玉大と5社の民間企業で「新世代塗布型電子デバイス技術研究組合」を設立
理研と埼玉大学、初の「技術研究組合」を設立 −環境にやさしい有機薄膜太陽電池の実用化に向けスクラム− ◇ポイント◇ ・理研と埼玉大を中心に、5社の民間企業と共同 ・静電塗布法を利用して、薄膜太陽電池に有用な有機材料や製造装置を開発 ・水性有機半導体コロイドの薄膜形成技術を開発し、新世代塗布型電子デバイスに応用 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)と国立大学法人埼玉大学(上井喜彦学長)は、2012年1月24日、黒金化成株式会社、FLOX株式会社、有限会社VCADソリューソンズら5社と共同で、「新世代塗布型電子デバイス技術研究組合」を設立します。理研や埼玉大学が保有する...
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アライドテレシスHD、京都市に研究・開発の中核拠点「京都研究所」を来年3月開設
アライドテレシスホールディングス株式会社 京都研究所を開設 アライドテレシスホールディングス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役会長:大嶋章禎)は、世界23カ国、38社からなる当社グループの研究・開発の中核拠点として、2012年3月に京都市左京区に「京都研究所」を開設いたします。 <京都研究所開設の目的> 当社は1987年の創業以来、ICT分野のグローバルネットワーク企業として、ネットワーク機器と、それらを駆使した各種ソリューションの研究・開発、および提供を手掛けてきました。 創業満25周年を迎える2012年3月9日に、グローバルに展開するアライドテレシスグループの研...
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東北大、Varp分子の新機能「樹状突起形成の促進作用」を発見
Varp分子の新たな機能「樹状突起形成の促進作用」を発見 ― メラニン色素のケラチノサイトへの転移に関与 ― 【ポイント】 ・メラニン色素の肌への沈着にはメラノサイトの「樹状突起」からケラチノサイトへのメラニン色素の受け渡しが重要 ・メラニン合成酵素の輸送に必須の因子「Varp」が樹状突起の形成促進にも関与 ・Varpを欠損すると細胞内メラニン色素量が減少し、樹状突起の形成が阻害 【概要】 国立大学法人東北大学は、メラニン合成酵素の輸送に必須の因子として知られるVarp分子に「メラノサイトの樹状突起形成を促進」する新たな作用があることを明らかにしました。これは、東北大学大学...
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東北大とNEC、磁気とシリコンを組み合わせた不揮発性論理回路で動作周波数600MHzを実現
磁気とシリコンを組み合わせた不揮発性論理回路で世界最高の動作周波数600MHzを実現 〜MTJのスイッチング電流を抑え、超低消費電力システムLSIの実現に前進〜 概要 国立大学法人東北大学 (総長:井上明久/以下、東北大学) 省エネルギー・スピントロニクス集積化システムセンターの遠藤哲郎教授と大野英男教授のグループは、日本電気株式会社 (代表取締役 執行役員社長:遠藤信博/以下、NEC) との共同研究により、電子の性質であるマイナス電荷や微細な磁石であるスピンを利用したスピントロニクス技術とシリコンCMOS技術を組み合わせて、600MHzで動作する世界最高速の不揮発性論理...
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東北大と日本IBM、巨大地震などのリスク評価などに関連する研究領域で連携・協力
国立大学法人東北大学と日本アイ・ビー・エム株式会社との 連携・協力に関する協定について 国立大学法人東北大学(以下、東北大学)と日本アイ・ビー・エム株式会社(社長:橋本孝之、NYSE:IBM、以下、日本IBM)は、巨大地震・津波のリスク評価・減災技術に関連する研究領域について、両機関の連携・協力を促進し、相互の研究開発能力及び人材等の育成など総合力を発揮することが、我が国の学術及び科学技術の振興、社会の発展に重要な役割を果たすことに鑑み、連携協力に関する協定を締結しました。 1.連携・協力に至る背景 3月11日の東日本大震災の発生により、巨大地震・津波等に対する防災・減災...
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富士通、東京大学情報基盤センターの新スーパーコンピュータシステムを受注
東京大学情報基盤センター様の新スーパーコンピュータシステムを受注 「PRIMEHPC FX10」により、1.13ペタフロップスの理論演算性能を実現 当社はこのほど、国立大学法人 東京大学情報基盤センター(センター長:石川裕、以下、情報基盤センター)様の新スーパーコンピュータシステムを受注しました。 新システムには当社のスーパーコンピュータ「PRIMEHPC FX10(プライムエイチピーシー エフエックステン)」が採用され、理論演算性能1.13ペタフロップス(注1)を実現し、世界でも数少ないペタフロップス級のセンターシステムとなる予定です。 本システムは2012年4月に稼...
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東北大学、Si基板上に成長させた次世代電子材料グラフェンの多機能化に成功
Si基板上へのグラフェン多機能デバイスの開発に道 <概要> 東北大学電気通信研究所の吹留博一助教らは、シリコン(Si)基板の面方位による、Si基板上に成長させた次世代電子材料グラフェン(GOS)の多機能化(金属性・半導体性の切り分け)に成功し、GOSを用いたトランジスタの集積化も可能であることを示しました。 現在の半導体集積技術を用いてグラフェンの多機能化・集積可能性を示したことは、グラフェンの多機能集積回路への道を拓いたという意味で、画期的な成果です。 1.発表内容 国立大学法人東北大学(総長井上明久)電気通信研究所(以下「東北大通研」)の吹留博一助教、末光眞希教授及び...
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帝人ファイバー、2次元通信シートを使用したRFID棚管理システム「Recopick」を販売
2次元通信シートを使用した新システム RFID棚管理システム「Recopick(TM)」の販売開始 帝人ファイバー株式会社(本社:大阪市中央区、社長:福島 敏秀)は、2次元通信シート「セルフォーム」と2次元通信技術を用いて開発した、UHF帯のRFID(*)による書籍管理システム「Recopick」を試験的に販売してきましたが、12月19日より本格的に販売を開始することとしました。 「Recopick」は、長距離での読み取りに優れるUHF帯を用いながら、「セルフォーム」を使用することで近距離での安定した読み取りも可能にしたRFIDシステムです。これにより、図書館において...
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風力発電用の永久磁石発電機の小型・軽量化技術を開発 巻線形誘導発電機と比較して重量30%減(当社比)を実現 株式会社日立製作所(社長:中西 宏明/以下、日立)は、このたび、風力発電システムの軽量化と建設時の作業負荷の低減などを実現する2,000kW級風力発電用の永久磁石発電機の小型・軽量化技術を開発しました。 今回、発電機の回転子に冷却用通風溝を形成することで永久磁石を効率的に冷却し、かつ発電機の小型・軽量化を実現する高冷却回転子構造を開発するとともに、磁石配置や冷却用通風溝寸法を最適化し、電気特性と機械強度のバランスを保つことができる発電機設計技術を開発しました。本技...
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コマツ、太平洋国立大学などと建設・鉱山・道路機械分野の人材育成に関する協力に合意
コマツ、太平洋国立大学およびハバロフスク州との極東における建設・鉱山・道路機械分野の人材育成に関する協力に合意 コマツ(社長:野路國夫)は、太平洋国立大学(旧ハバロフスク工科大学、学長:イワンチェンコ氏)およびハバロフスク州(州知事:シュポルト氏)との間で、ロシア極東における建設・鉱山・道路機械分野における人材育成のため協力を行うことで合意し、このほど正式に合意書を締結しました。 ロシア極東では、近年の経済発展を背景に建設・鉱山・道路分野の投資が進展し、建設鉱山機械の利用が拡大しており、同分野のエンジニア、メカニック等の人材の育成が急務となっています。また人材育成が、極...
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メディネット、九州大学のがん免疫細胞治療の診療開始で「免疫細胞療法総合支援サービス」を提供
九州大学先端医療イノベーションセンターにおけるがん免疫細胞治療の診療スタートに伴い、「免疫細胞療法総合支援サービス」の提供を開始 平成23年10月より、「九州大学先端医療イノベーションセンター」(以下、「先端医療イノベーションセンター」)が本格的に稼働し、がん免疫細胞治療についても、診療予約が開始されました。これに伴い、当社は、同センターの再生・細胞医療フロアの中核となる細胞加工施設(CPC)全体の運営管理業務を担うと共に、「免疫細胞療法総合支援サービス」の提供を開始いたします。同センターに設置された細胞培養施設(CPC)は、がん免疫細胞治療のみならず、再生・細胞医療全般...
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豊田通商、ナノテクノロジー素材を使用した「窓用遮熱・断熱フィルム」を販売
世界初、ナノテク素材を使用した「窓用遮熱・断熱フィルム」を販売 〜 震災に伴う電力不足の軽減に貢献 〜 豊田通商株式会社(本社:名古屋市、社長:加留部 淳、以下:豊田通商)は、このたびナノテクノロジー素材を使用した世界初「窓用遮熱・断熱フィルム」の試験販売を、2011年11月より開始いたします。 本製品は、豊田通商が2010年8月に出資した、ナノテクノロジーを活用した次世代光学材料の製造販売を行うベンチャー企業、グランデックス株式会社(本社:岐阜県、社長:林宏三 、以下:グランデックス)と、機能性フィルムの製造販売を行う東洋包材株式会社(本社:東京都、社長:安永研二、以下...
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富士ソフトとJAMSTEC、独立行政法人向けワークフローシステムを販売
独立行政法人向けワークフローシステムの販売開始について 富士ソフト株式会社(本社:神奈川県横浜市/代表取締役社長:坂下 智保)は、独立行政法人 海洋研究開発機構<以下 JAMSTEC(ジャムステック)>が販売権を保有するワークフローシステム(勤怠・旅費・文書管理)についてJAMSTECと販売契約を締結し、富士ソフトが10月5日(水)より販売を開始致しますのでお知らせします。 独立行政法人は、民間企業と比較して勤務形態や職種が多岐に亘り、従来のワークフローシステムでは勤怠管理などの処理が十分に対応しきれないため、本システムは、独立行政法人通則法、国家公務員法に則した勤務形態...
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東大とマイクロソフトとレノボ・ジャパン、子どもたちの21世紀型スキル育成で実証研究を実施
東京大学、日本マイクロソフト、レノボ・ジャパンが、21世紀型スキルを育成するための実証研究を実施 〜 東京大学の「21 KOMCEE」の取り組みと連携し、豊島区立千川中学校でタブレットPCとクラウドの活用を検証 〜 国立大学法人 東京大学(総長:濱田 純一、以下 東京大学)、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長:樋口 泰行、以下 日本マイクロソフト)、レノボ・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長:ロードリック・ラピン、以下 レノボ・ジャパン)は、次世代を担う子どもたちの21世紀型スキルの育成を目指して、ICTを活用した実証研究に連携...
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水産総合研究センター、クロマグロ稚魚が活発に食べる配合飼料を開発
クロマグロ稚魚が活発に食べる配合飼料を開発! 〜天然資源に依存しない養殖技術へ一歩前進〜 ・クロマグロ稚魚(全長25〜120mm)を対象とした配合飼料を開発 ・抜群の食いつき!飼育の安定化と給餌作業の効率化により稚魚の大量生産を後押し 1.独立行政法人水産総合研究センターは、国立大学法人鹿児島大学、林兼産業株式会社と共同で「マグロ稚魚の嗜好性を向上させる食感」を追求し、全長25〜120mmのクロマグロ稚魚が活発に食べる配合飼料を開発しました。この飼料を与えた稚魚の成長は、生餌を与えたものと同様に良好でした。 2.クロマグロ稚魚は、ブリ、マダイなどの稚魚用の配合飼料を食べないため...
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小野薬品と東大、脂質の網羅的解析による創薬標的の探索に関する共同研究契約を締結
東京大学と脂質の網羅的解析による創薬標的の探索に関する共同研究契約を締結 小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:相良 暁 以下、当社)と国立大学法人 東京大学(東京都文京区、総長:濱田純一)は、脂質の網羅的解析(リピドミクス)による新規創薬標的の探索に関する共同研究契約を締結しましたので、お知らせいたします。 当社と東京大学は、株式会社島津製作所(本社:京都市中京区)と三者で、今年4月1日より東京大学大学院医学系研究科内に社会連携講座「リピドミクス講座」(研究統括:北 芳博 特任准教授)を設置しております。同講座は、ゲノム・プロテオームに続く次の研究...
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理化学研究所と岡山大学、樹状細胞ががんやウイルス抗原を取り込み抗原提示する仕組みを解明
タンパク質の折り畳みを助ける「Hsp90」が免疫機構でも機能を発揮 −樹状細胞ががんやウイルス抗原を取り込み、抗原提示する仕組みを解明− ◇ポイント◇ 樹状細胞が抗原を貪食し、キラーT細胞へ提示するには分子シャペロンHsp90が必須 Hsp90がエンドソーム内の抗原を細胞質へ引き出し、抗原提示させる がん、ウイルス、自己免疫の病態制御・治療への手がかり 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)と国立大学法人岡山大学(森田潔学長)は、抗原提示細胞の1つである樹状細胞(※1)が、抗原破壊の役割をもつキラーT細胞(※2)へ抗原を提示するためには、タンパク質の折り畳みを...
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JFEスチールと広島大学、「鉄鋼スラグを利用した環境改善」分野で包括的研究協力協定を締結
JFEスチールと広島大学が「鉄鋼スラグを利用した環境改善」の分野で包括的研究協力に関する協定を締結 JFEスチール株式会社(社長:林田英治、以下「JFEスチール」)と国立大学法人広島大学(学長:浅原利正、以下「広島大学」)は、「鉄鋼スラグを利用した環境改善」の分野で包括的な研究協力を行うことで合意し、本日協定を締結しました。 今回の包括的研究協力協定は、共同研究などの従来の連携活動をより組織的に進めていくことで、得られた研究成果により、広く社会に貢献することを目的としており、参画する研究者の相互理解を深め、各テーマの情報が共有され、研究開発の加速・深化に繋がるものと期待...
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東北大学と日立など、脳活動に伴う血液量変化を計測する超小型頭部近赤外光計測装置を試作
専用LSIの開発で小型・軽量化を実現した 超小型頭部近赤外光計測装置の試作機を開発 −複数人の脳活動を同時に計測、計測結果のリアルタイム表示を実現− 国立大学法人東北大学(東北大学総長:井上明久/以下、東北大学)加齢医学研究所の川島 隆太教授と株式会社日立製作所(執行役社長:中西宏明/以下、日立)らは、JST研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)機器開発タイプの一環として、脳活動にともなう前頭葉部分の血液量の変化を簡単に計測する超小型頭部近赤外光計測装置の試作機の開発に成功しました。東北大学が脳機能イメージングの知見をもとに研究で必要な要素を提示して、それに...
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富士通SSL、ペーパーレス会議システム「Web コアConference」が富士通製スレート型PCにも対応
ペーパーレス会議システム「Web コアConference」の適用端末を拡大 〜iPadに加え、富士通製スレート型PCの対応を開始〜 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(本社:川崎市中原区小杉町1−403、代表取締役社長:花岡和彦、以下:当社)は、ペーパーレス会議システム「Web コアConference」について、従来のApple社製タブレット端末iPadに加え、富士通製スレート型PC(注1)の対応を10月より開始します。 当社のペーパーレス会議システム「Web コアConference」は、サーバに登録した会議資料を、無線LANを経由し、会議参加者が使用する...
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帝人化成、放射線が当たると発光するプラスチック「シンチレックス」を販売開始
放射線測定器の低コスト化を実現 放射線が当たると発光するプラスチックを発売 帝人化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:酒井 和幸)は、本年9月下旬より、京都大学と放射線医学総合研究所と共同開発した、放射線が当たると発光する放射線蛍光プラスチック「シンチレックス」の販売を開始します。 〔「シンチレックス」の発光試験〕 ※画像は添付の関連資料を参照 1.「シンチレックス」とは (1)放射線蛍光プラスチック「シンチレックス」は、国立大学法人 京都大学原子炉実験所(大阪府泉南郡熊取町、所長:森山 裕丈)、独立行政法人 放射線医学総合研究所(千葉県千葉市、理事長:米倉 義晴)と...
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デジタルハリウッド大学、「上海音楽学院」との合作学部「デジタルメディア芸術学院」を設立
世界840超の有名大学との合作申請、認可はわずか14校 デジタルハリウッド大学×国立大学・上海音楽学院(中国) 二校合作による「デジタルメディア芸術学院」を設立 9月より、クールジャパン流”デジタルメディア教育”の授業開始 ITビジネス・英語/留学・クリエイティブを学ぶ、デジタルハリウッド大学(メインキャンパス:東京都千代田区、秋葉原学長:杉山知之以下:本学)は、中国教育部の認可を得て、中国・上海にある国立大学「上海音楽学院」との合作学部「デジタルメディア芸術学院(中国語表記:数字媒体芸術学院)」を設置し、2011年9月より授業を開始いたします。 中国政府の教育重点大学でもあ...
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理化学研究所、藻類が作り出す代謝物の局在・移動を単一細胞内で確認
藻類が作り出す代謝物の局在・移動を単一細胞内で初めて確認 −藻類「オーストラリアシャジクモ」の巨大単一細胞を用いてメタボローム解析− ◇ポイント◇ ・光や温度の変化により、代謝物が単一細胞内のどこに局在し、どう移動するかを観察 ・安定同位体を用いて、代謝物が細胞内小器官間を移動する様子を直接確認 ・植物を利用した有用物質生産の効率化につながる新知見を提供 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、20cm以上にもなる巨大な単一細胞である「オーストラリアシャジクモ(※1)」の節間細胞(※1)を解析し、アミノ酸や有機酸、糖リン酸などの代謝物(※2)の局在・移動を初めて確認しまし...
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サッポロ、大麦種子の国際宇宙ステーション船外での長期保管・輸送実験に成功
大麦の種子、国際宇宙ステーションの船外で長期保管・輸送実験に成功 〜岡山大学との宇宙におけるビール用大麦の共同研究、地球外での食糧自給の可能性を目指して〜 <国際宇宙ステーション船外に設置された保管容器> *画像は添付の関連資料を参照 <13ヶ月前後の容器の変化/船外保管容器> *画像は添付の関連資料を参照 サッポロビール株式会社は、宇宙環境での食料自給を目的とした研究(※1)を、ビールの原料である大麦(※2)を使用して、岡山大学資源植物科学研究所の杉本学准教授(専攻:細胞分子生化学)と共同で行っています。 この研究は、ロシア科学アカデミー生物医学研究所(IBM...
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ジヤトコと東大など、高信頼性設計のためのFault Tree Analysis支援ソフトウエアを開発
高信頼性設計のためのFault Tree Analysis支援ソフトウエアを開発 ■概要 自動車用変速機(AT/CVT)の専門メーカー ジヤトコ株式会社【社長 秦 孝之】(以下「ジヤトコ」)、国立大学法人 東京大学【総長 濱田 純一】(以下「東大」)、独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」)は、産・学・官共同で、工業製品の高信頼性設計のためのFault Tree Analysis(FTA)支援ソフトウエアを開発した。 FTAとは、製品の故障事象の要因を木構造へ展開して解析する手法であり、製品の品質や信頼性を向上させるための有効な手法として知...
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富士通、公団体向け内部情報統合ソリューションを独立行政法人向けに販売開始
公団体向け内部情報統合ソリューション「IPKNOWLEDGE」を独立行政法人向けに販売開始 財務会計、人事給与、庶務事務、文書管理などのシステムを一元化し、業務効率向上を実現 当社はこのほど、1,000システムを超える導入実績を持つ公団体向け内部情報統合ソリューション「IPKNOWLEDGE(アイピーナレッジ)」を、独立行政法人(注1)向けに拡充・強化し、販売開始します。 新たに提供するソリューションは、財務会計、人事給与、庶務事務、文書管理、旅費管理など、独立行政法人の内部業務で生じるさまざまな情報を一元管理するものです。人事異動、機構改革、予算管理、制度改正などにあた...
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京都大学とNTT、極低温の原子気体を用いて物質の新しい量子状態を作り出すことに成功
極低温の原子気体を用いて 物質の新しい量子状態を作り出すことに成功 〜量子シミュレーター実現への道をひらく〜 国立大学法人京都大学(以下、京都大学)と日本電信電話株式会社(以下 NTT)は、レーザー光を用いて作成した人工の結晶の中に極低温(※1)の原子気体(※2)(図1)をとどめる事で、これまで存在していなかった物質の新しい量子状態(※3)を作り出すことに世界で初めて成功しました。 本研究成果は、極低温にまで冷却された原子の状態を非常に高い精度で制御、観測することを可能とするだけでなく、物質の性質を決める原理の解明に向けた量子シミュレーター(※4)の実現に大きな役割を担うこ...
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メディネット、九州大の端医療イノベーションセンターのCPC運営管理およびがん免疫細胞治療に係る包括的な支援サービスを提供
九州大学との細胞加工施設(CPC)の運営管理および がん免疫細胞治療に係る包括的な支援サービスの提供に関するお知らせ 株式会社メディネットと国立大学法人九州大学(福岡市、有川 節夫総長、以下「九州大学」)は、2011年7月27日に開所予定の「九州大学先端医療イノベーションセンター」(以下、「先端医療イノベーションセンター」)に設置される細胞加工施設(CPC;Cell Processing Center)全体の運営管理業務を受託すると共に、同施設において実施予定のがん免疫細胞治療に必要な技術・ノウハウ等の供与を含む包括的な支援サービスを提供することで合意いたしましたので、お知...
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東大グリーンICTプロジェクトなど、サブウェイ2階店舗をLED照明で電灯電力使用量15%削減を実現
東大グリーンICTプロジェクト、日本サブウェイ、大塚商会が LED照明で店舗の電灯電力使用量の15%削減を実現 ―明るさは従来通りで、経済産業省の電力需要抑制目標を達成― 国立大学法人東京大学(総長:濱田 純一、以下、東京大学)の東大グリーンICTプロジェクト(※1)(代表:江崎 浩、以下、GUTP)は、工学部2号館の日本サブウェイ株式会社(本社:東京都港区、社長:伊藤 彰、以下、サブウェイ)の2階店舗において、照明をLEDに置き換えするなどし、店舗全体の明るさは維持したままで消費電力の約15%の削減を実現しました。導入したLED照明は、株式会社大塚商会(代表取締役社長:大...
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東北大学、新構造採用により垂直磁化MTJ素子の不揮発性を高めることに成功
不揮発性を高めた新構造MTJ素子を世界で初めて実現 超低消費電力システムLSIの実現へ向けた、 不揮発性スピントロニクス素子の性能向上 【概要】 国立大学法人東北大学(総長:井上明久/以下、東北大学)省エネルギー・スピントロニクス集積化システムセンター及び電気通信研究所の大野英男教授のグループは、株式会社日立製作所(執行役社長:中西宏明/以下、日立)との産学連携研究により、システムLSIの待機電力をゼロにするために記録素子として利用する垂直磁化MTJ素子において、新構造を採用することによりその不揮発性を高めることに成功しました。垂直磁化MTJ素子は2つの磁石(磁性層)を有して...
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東大、「厚さ1cmの空気の重さ変化が計測できる気圧センサの実現」について発表
「厚さ1cmの空気の重さ変化が計測できる気圧センサを実現 ―中国で開催される国際学会Transducers2011にて発表―」 国立大学法人東京大学(総長:濱田 純一、以下、東京大学)の東京大学IRT研究機構長・大学院情報理工学系研究科 下山 勲 教授および阮 明勇(Nguyen Minh Dung,博士課程1年)らは、中国で開催される国際学会Transducers2011(The 16th International Conference on Solid−State Sensors,Actuators and Microsystems:トランスデューサーズ会議)にて、「...
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新しい「門」アルマティモナデテス −細菌の最も上位の分類階級にあたる「門」レベルで新規の細菌を分離培養− <ポイント> ・系統学的に極めてユニークな細菌を水生植物の根圏環境から発見し、分離培養に成功した ・この細菌が「門」レベルで新規であることを明らかにし、この細菌を代表とする新しい門の学名が正式に認定された ・新しい門に属する細菌の純粋分離により、新しい生物機能の発見が期待される ■概要 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)生物プロセス研究部門【研究部門長 鎌形 洋一】生物資源情報基盤研究グループ 玉木 秀幸 研究員、鎌形 洋一 ...
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京都大学と富士通が共同でエネルギーマネジメントの実証実験を開始 スマートコンセントを利用した省エネの研究 国立大学法人京都大学(注1)(以下 京都大学)と富士通株式会社(注2)(以下 富士通)は、株式会社富士通研究所(注3)と富士通コンポーネント株式会社(注4)が開発した、業界最小クラスの電力センサー内蔵のスマート電源タップ(以下 スマートコンセント)を活用したエネルギーマネジメントに関する実証実験を4月より開始しました。 2012年3月までの1年間、京都大学の本部がある吉田キャンパスにおいてスマートコンセントを設置し、スマートコンセントに接続された機器のコンセント単位の...
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NICT、北陸先端科学技術大学院大学と連携推進に関する協定を締結
情報通信研究機構と北陸先端科学技術大学院大学との 連携推進に関する協定の締結について 独立行政法人情報通信研究機構(宮原秀夫理事長:略称NICT)と国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学(片山卓也学長:略称 JAIST)は、平成23年4月27日(水)、災害に強い情報通信ネットワークの共同研究や人材交流等、情報通信分野における幅広い相互協力を一層推進するための連携協定を締結しました。 両機関は、これまで、個別の分野において共同研究や相互の研究者の交流を実施してきました。今回、この連携を組織的な連携へと発展させ、本協定の下、共同研究、施設設備の相互利用、研究者交流を一層積極的...
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月島機械、室蘭工業大学と低品位炭乾燥に関わる共同研究などで包括協力協定を締結
「国立大学法人 室蘭工業大学との包括協力協定の締結について」 月島機械株式会社(本社:東京都中央区、社長:山田和彦)は、国立大学法人室蘭工業大学(北海道室蘭市、学長:佐藤一彦)と、共同研究の実施やインターンシップの受け入れ、社会人ドクターの指導等を対象とした「包括協力協定」を締結いたしましたのでお知らせいたします。 本協定は、月島機械においては、中期経営計画の基本方針の一つである「環境とエネルギー分野への注力」を、産学連携による技術開発及び人材育成の観点から強化することを目的としております。また、室蘭工業大学においては、産学連携による先端技術研究の一層の強化と、技術資産...
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理化学研究所、Bリンパ球から抗体産生細胞への分化を制御する仕組みを解明
Bリンパ球から抗体産生細胞への分化を制御する仕組みを解明 −リン酸化酵素Erkが、抗体産生細胞への分化に必要不可欠− ◇ポイント◇ ・誘導的遺伝子ノックアウトマウスを活用し、免疫応答時のErkの働きを解明 ・ErkによるElk1転写因子のリン酸化がBlimp−1転写因子の発現を誘導 ・抗体産生細胞を標的とした新たな免疫疾患治療への応用に期待 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)と国立大学法人大阪大学(鷲田清一総長)、独立行政法人科学技術振興機構(北澤宏一理事長:JST)は、免疫機能を発揮するBリンパ球(※1)が抗体産生細胞(※2)に分化するために必要なシグナルを、リン酸化...
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JOGMEC、秋田大学と資源分野での協定を締結 〜研究協力、人材育成等を推進へ〜 JOGMEC(理事長 河野 博文)と、国立大学法人 秋田大学(学長 吉村 昇)は、4月13日、資源分野での包括的連携・協力の推進に関する基本協定を締結しました。 本協定は、両者の技術開発能力・人材・設備を相補的に活用することにより、資源分野の研究・調査、教育および技術開発の発展並びに我が国の資源確保に資することを目的としたものであります。 (参考) ■想定される協力の内容 本協定の締結により、資源分野において、JOGMECの有する市場・需給動向の調査分析、探鉱開発、技術開発等に係る知見・ノ...
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理化学研究所と筑波大学、植物の活性酸素を調節するリン酸化酵素の仕組みを解明
植物の活性酸素を調節するリン酸化酵素の仕組みを解明 −リン酸化酵素「MAPK」がカルモジュリンと協調して傷害応答を調節− ◇ポイント◇ ・定説を覆し、MAPKにはリン酸化反応によらない独自の反応スイッチが存在 ・MAPKの1つMPK8は、細胞毒となる過剰な活性酸素蓄積を防ぐ安全弁としても機能 ・マラリア原虫などのシグナル伝達経路を特異的に制御する薬剤開発に期待 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)と国立大学法人筑波大学(山田信博学長)は、病害虫や干ばつ、塩害など、植物の劣悪環境への応答に関わる活性酸素(※1)生成のシグナル伝達経路(※2)に、タンパク質リン酸化酵素の1つ「...
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日立、鉛フリー錫めっきにおけるウィスカの発生現象を再現するシミュレーション技術を開発
鉛フリー錫めっきにおけるウィスカ発生現象のシミュレーション技術を開発 環境対応電気・電子機器の信頼性向上に寄与 株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、このたび、ウィスカの発生現象を再現するシミュレーション技術を開発しました。ウィスカは、鉛を含まない錫めっき上に発生するひげ状の金属結晶で、成長を続けると回路が短絡し、電気・電子機器の誤動作を引き起こす恐れがあります。本技術は、電気・電子機器の部品や配線部の外装めっきなどに用いられる鉛フリー錫めっきの詳細な応力分布をシミュレーションで評価することによって、応力で移動する錫原子が集まって発生するウィスカの発生...
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ユビテック、東大アタカマ天文台に48kmの長距離無線アクセス回線を構築
ユビテック、東京大学アタカマ天文台に48kmの長距離無線アクセス回線を構築 〜標高5,640m世界最高所の天文観測施設を山麓から制御可能に〜 株式会社ユビテック(東京都品川区、代表取締役社長:荻野 司、以下ユビテック)は、国立大学法人東京大学のアタカマ天文台(TAO)プロジェクト(代表:吉井讓 東京大学教授)において、2011年2月22日にチリ共和国チャナントール山頂(標高5,640m)に設置された山頂観測施設と山麓のサンペドロ・デ・アタカマ(標高2,430m)に設置された山麓基地との間、約48kmを結ぶ2.4GHz長距離無線アクセス回線を構築し、無線通信に成功致しました。...
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海底の鉄マンガンクラストの形成年代と成長速度を推定 −世界で初めて0.1mm単位で地球磁場逆転記録を復元− <ポイント> ・鉄マンガンクラストの薄片表面の磁場を高分解能で測定 ・標準地球磁場逆転年代軸と比較することで鉄マンガンクラストの形成年代と成長速度の推定に成功 ・鉄マンガンクラストの成長過程を知ることで長期にわたる過去の地球環境情報の精密な復元に大きな期待 ■概要 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)地質情報研究部門【研究部門長 栗本 史雄】地球変動史研究グループ【研究グループ長 山崎 俊嗣】小田 啓邦 主任研究員、上嶋 正人 元...
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九州工業大学と新日鉄化学、「色素増感太陽電池」の耐久性向上に成功
「色素増感太陽電池」の耐久性向上に成功 −独自のセル構造で電解液漏洩のない製品を目指す− 1.国立大学法人 九州工業大学大学院 生命体工学研究科の早瀬修二教授と新日鐵化学株式会社は、次世代の太陽光発電として共同研究を進めている「色素増感太陽電池」について、独自の円筒型セル構造の開発により耐久性向上に成功した。円筒型受光面に対し、封止面積が少ないセル構造の開発により、約70日間(1700時間)にわたり発電効率が低下していないことを確認。引き続き耐久性を評価中である。電解液漏洩の少ない構造にすることで、高耐久性かつ低価格の色素増感太陽電池の実現が期待される。 2.今回の耐久性向上...
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産総研、千葉県で天然ガスハイドレートと相似な構造を有するシリカクラスレート鉱物を発見
天然ガスを含む新鉱物『千葉石』 −天然ガスハイドレートと相似な構造を有するシリカクラスレート鉱物− 概要 独立行政法人物質・材料研究機構の門馬綱一研究員と独立行政法人産業技術総合研究所の池田拓史主任研究員は、千葉県立中央博物館、国立大学法人東北大学、アマチュア研究家の西久保勝己氏、本間千舟氏、結晶形態研究者の高田雅介氏と共同で、千葉県内で採取された鉱物が新鉱物であることを突き止め、『千葉石』と命名した(注1)。千葉石は、ケイ素原子と酸素原子から構成された『かご』状の結晶構造を持ち、『かご』の内部にはメタンなどの分子が閉じ込められている。この結晶構造は、同じく『かご』状の構...
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NTTコムなど、「ベトナムにおける児童を媒体とした農業支援システムを活用したサービスモデルの実証実験」を実施
児童の参加でベトナム農村地域の生産性を向上 日本発のICT技術による開発支援「YMC−Viet Project」実験開始について −ベトナムの児童が携帯電話やインターネットを利用して ベトナムの農家と日本の農業専門家のコミュニケーションを実現− NTTコミュニケーションズ株式会社(以下:NTT Com、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:有馬彰)、特定非営利活動法人パンゲア(以下:NPOパンゲア、所在地:京都府京都市、理事長:森由美子)、ハイパーネットワーク社会研究所(以下:ハイパー研、所在地:大分県大分市、理事長:公文俊平)は、総務省ユビキタス・アライアンス・プロジェクト...
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日商エレクトロニクスとミラポイントジャパン、一橋大学にメールセキュリティアプライアンスサーバーを提供
一橋大学がアプライアンス製品によるコストメリットと可用性を評価し 日商エレ、ミラポイントより「Mirapoint RazorGate」を採用 日商エレクトロニクス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大橋 文雄、以下、日商エレ)とミラポイントジャパン株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 湯佐 嘉人、以下 ミラポイント)は、国立大学法人 一橋大学(東京都国立市、学長 山内 進)にメールセキュリティアプライアンスサーバー「Mirapoint RazorGate 600」(以下 RazorGate600)、「Mirapoint RazorGate 160」(以下...
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KDDI研究所、細径化を図った携帯電話基地局用小型細径アンテナを実用化
携帯電話基地局用小型細径アンテナの実用化について 〜携帯電話サービスの迅速なエリア展開が可能に〜 株式会社KDDI研究所(埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長:秋葉重幸/以下、KDDI研究所)は、従来と比較して約1/3の直径で細径化を図った携帯電話基地局用小型アンテナを開発し、沖縄セルラー電話株式会社那覇空港局に第1号機として商用導入しました。 携帯電話の通信事業者は、ビル陰などの電波強度の弱いエリアや郊外部・山岳部などの圏外エリアの無線エリア改善対策と、スマートフォンやモバイルブロードバンドの普及に伴い急増しているトラヒック量への対応を目的として、無線基地局アンテナをビル屋...
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ブイキューブ、専用機型Web会議システム「V−CUBEセンター」を出荷開始
〜 タッチパネル操作で、だれでも簡単に使えるWeb会議ソリューション 〜 ブイキューブ、専用機型Web会議システムの 「V−CUBEセンター」を2010年12月20日より出荷開始 Web会議やウェビナーをはじめとする「いつでも、どこでも、だれでも」使えるビジュアルコミュニケーションサービスを開発、提供する株式会社ブイキューブ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長 間下直晃(ました なおあき))は2010年12月20日より「V−CUBEセンター」の出荷を開始いたしました。 「V−CUBEセンター」は、PCとWeb会議がひとつになった、全く新しい発想のソリューションサービスです。...
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トランスジェニックと熊本大学、「ヒト化マウスの開発」に関して共同研究契約を締結
国立大学法人熊本大学との共同研究契約締結に関するお知らせ 株式会社トランスジェニック(代表取締役社長:福永健司、熊本県熊本市)と国立大学法人熊本大学(以下、熊本大学)(学長:谷口功、熊本県熊本市)は、2010年12月21日、「ヒト化マウスの開発」に関して共同研究契約を締結しましたので、お知らせいたします。 このたびの共同研究は、新薬の効能評価や疾病の原因解明に供される実験動物であるマウスを、ヒト臓器保有マウス(ヒト化マウス)にすることにより、より有用なモデル動物の創出を目指すものです。 今後、当社と熊本大学生命資源研究・支援センター 山村研一教授の研究グループは、ヒトi...
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ソフトバンクモバイル、複数基地局協調伝送方式向け予備免許を取得および実証実験開始
複数基地局協調伝送方式向け予備免許の取得 および実証実験について ソフトバンクモバイル株式会社は、昨日、隣接する基地局が協調制御して移動局と送受信を行う「複数基地局協調伝送方式」の無線通信システムに関する実験試験局の予備免許を取得しましたのでお知らせいたします。本免許の交付を受け次第、東京都内でフィールド実証試験を開始します。 「複数基地局協調伝送技術」は、隣接する基地局が協調して移動局と送受信を行うことで、干渉を受けやすいセル間の境界における伝送速度(スループット)を向上させる技術です。次世代の移動通信システムの規格である「LTE−Advanced」を実現する技術として...
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ユニヘアー、中国での植毛事業拡大で上海の大手国立医療機関と業務提携
中国での植毛事業の業務提携に関する基本合意のお知らせ 当社は、当社の子会社であるアデランス(上海)貿易有限公司(以下「アデランス」)を当事者として、米国子会社で植毛事業を展開するBosley,Inc.(本社:米国、カリフォルニア州、以下「Bosley」)の有する技術、ノウハウを導入し、中国市場での植毛事業の拡大に向け、中国、上海にある最大手の国立医療機関である復旦大学付属華山病院静安分院(以下「華山病院」)と業務提携に関し、下記のとおり基本的な合意に至りましたので、お知らせいたします。 記 1.業務提携の理由 当社は海外での事業拡大を中...
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日立など4社、1平方インチ当たり3.9兆個のドットが規則的に配列された超微細パターンを形成
1平方インチ当たり3.9兆個のドットが規則的に配列された 超微細パターンを形成 −高分子材料の自己組織化現象を活用した超高密度ナノパターニング技術を開発− NEDOおよび国立大学法人東京工業大学(学長:伊賀 健一/以下、東工大)、国立大学法人京都大学(総長:松本 紘/以下、京大)、株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、HDDの記録密度を大幅に向上する「ビットパターンメディア」(*)へ適用する要素技術として、一平方インチ当たり3.9兆個のドットが規則的に配列された超微細パターンを形成することに成功しました。 今回開発した超高密度ナノパターニング技術を「ビ...
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ジュニパーネットワークスなど、東工大のキャンパスネットワークに「EX シリーズ」など導入
東京工業大学が、ジュニパーネットワークスの「EX シリーズ」と「MXシリーズ」をキャンパス全域に導入 10Gbps対応のスイッチならびに独自のバーチャルシャーシ技術による高速性と運用管理性が評価され、次世代キャンパスネットワークTitanet3に採用 ジュニパーネットワークス株式会社(本社: 東京都新宿区、代表取締役社長: 細井 洋一、以下 ジュニパーネットワークス)とネットワンシステムズ株式会社(本社: 東京都品川区、代表取締役社長: 吉野 孝行、以下 ネットワンシステムズ)及び国立大学法人 東京工業大学(住所: 東京都目黒区、学長: 伊賀 健一、以下 東工大)は、東工大...
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広島大と産総研、ルテニウム酸化物の超伝導電子対を形成するための「のり」の強さと成分を解明
超伝導のメカニズム解明に大きな手がかり −ルテニウム酸化物の電子の運動状態を選択的に可視化することに成功! 電子対を形成する「のり」の起源を初めて解明− ポイント ●直線偏光放射光を活用した高分解能角度分解光電子分光により、電子の運動状態を選択的に可視化 ●ルテニウム酸化物の超伝導電子対を形成するための「のり」の強さと成分を初めて解明 ●超伝導電子対の「のり」の起源として、結晶の原子の振動が関与していることを強く示唆 ■概要 国立大学法人 広島大学【学長 浅原利正】放射光科学研究センター【センター長 谷口雅樹】(以下「HiSOR」という)の岩澤英明特任助教、島田賢也教授、...
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メディネット、金沢大学などと共同で免疫細胞治療の治療効果に関する解析研究を開始
金沢大学、金沢先進医学センター、瀬田クリニックグループと共同で悪性腫瘍全般 (一部血液がん等を除く)を対象とした免疫細胞治療の治療効果に関する解析研究を開始 株式会社メディネット(以下「メディネット」)は、国立大学法人 金沢大学医薬保健研究域医学系(石川県金沢市、以下「金沢大学」)、医療法人社団 金沢先進医学センター (石川県金沢市、以下「KadMedic」)、医療法人社団 滉志会 瀬田クリニックグループと共同で、がん免疫細胞治療の治療効果に関する大規模な解析研究 を開始しましたのでお知らせします。 本解析研究は、KadMedicにおいて免疫細胞治療を受診される悪性腫瘍の...
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鹿島と千葉大など、薬用植物「甘草」の水耕栽培システム開発に成功
伝資源の国内確保・供給に向けて 日本で初めて薬用植物「甘草」の水耕栽培システム開発に成功! 植物工場生産に対応できる栽培システムを開発 薬用植物をはじめ遺伝資源を国内で安定的に確保・供給することが求められる中、鹿島(社長:中村満義)、独立行政法人医薬基盤研究所(理事長:山西弘一)、国立大学法人千葉大学(学長:齋藤康)は共同で、薬用植物「甘草(カンゾウ)」の水耕栽培に日本で初めて成功し、植物工場で残留農薬の危険のない均質な甘草を短期間、かつ安定的に生産できる栽培システムを開発しました。 甘草は現在国内使用量の100%を海外からの輸入に依存していますが、この水耕栽培システム...
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生理学研究所、ウズベキスタン科学アカデミー生理学・生物物理学研究所と学術協定を締結
生理学研究所がウズベキスタン科学アカデミー生理学・生物物理学研究所と学術協定を締結 中央アジアの貴重な生物資源情報のデータベース共有などを計画 自然科学研究機構生理学研究所は、ウズベキスタン国タシュケント市にあるウズベキスタン科学アカデミー生理学・生物物理学研究所(IPB)との間で5年間の国際学術交流協定を10月5日に締結しました。協定に基づき両研究所は、共同研究の推進、研究者や学生の交流、学術情報・資料の交換などを行っていきます。 IPBは1985年に設立され、約80名の研究者によって生理学と生物物理学に関する多彩な研究活動を行っています。IPBはウズベキタン国立大学と...
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パナソニック電工、電解アルカリ水の飲用が運動不足モデルラットの筋量低下を抑制する効果を検証
水素を含んだ電解アルカリ水(※1)の飲用により、 運動不足モデルラットの筋量低下(廃用性筋萎縮)を抑制する効果を検証 〜第65回日本体力医学会大会(※2)(2010年9月開催)で発表〜 パナソニック電工株式会社、山梨大学教育人間科学部(山梨県甲府市)と機能水研究振興財団(東京都品川区)では水を電気分解する事により生成した水素を含む電解アルカリ水を飲用することにより、運動不足による筋量低下、および活性酸素による生体内酸化ストレスが軽減される可能性があることについて検証しました。 近年、高齢化が進んでおり、中でも介護を必要とする高齢者の方々が増加しています。高齢者の場合、膝・腰...