遺伝子改変なしにクローンマウスの出生率を10倍高める技術を開発 −畜産、医療、製薬分野への本格導入に期待− ◇ポイント◇  ・X染色体を不活性化するXist遺伝子の過剰発現をRNA干渉法によって抑制  ・RNA干渉法の効果がクローンマウス出生後のさまざまな遺伝子発現までも改善  ・遺伝子改変を伴わないため体細胞クローン量産へ向け安全・簡便・高効率の実現に期待  独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、塩基配列を変えることなく遺伝子発現を抑制するRNA干渉法(※1)により、体細胞クローンマウスの出生率を10倍以上改善する技術の開発に成功しました。これは、理研バイオリソースセン...