沿岸にサンゴ礁がある地域で、 波浪災害のリスクを再評価する必要性  東北大学災害科学国際研究所(IRIDeS)のローバー・フォルカ助教及びブリッカー・ジェレミー准教授が、超大型台風下で津波のような破壊力を持つ波が、なぜ、どのように発生するかを分析し、その結果、この現象は「サーフビート」で明快に説明できることを解明しました。主なポイントは以下の4点です。  1)台風下で発生する高波が、サンゴ礁など沖側の勾配が急な斜面で砕けると、津波のような破壊力を持つ波「津波状サーフビート」を発生させることがあります。  2)沿岸にサンゴ礁がある地域では、通常の台風襲来時においては、サンゴ礁が波浪のエネ...