水平移動するアザラシの移動コストは中性浮力の時に最小となる ――バイオロギングによる野外操作実験から―― 1.発表者:  佐藤 克文(東京大学大気海洋研究所 准教授)  青木 かがり(東京大学大気海洋研究所 海洋科学特定共同研究員)  渡辺 佑基(国立極地研究所 助教)  パトリック・ミラー(セント・アンドリュース大学 講師) 2.発表のポイント:  ◆水生動物が中性浮力を有する時に水平移動に要するエネルギー(移動コスト)が最小となることを明らかにした。  ◆野外環境下においてバイオロギング(注1)手法と操作実験を組み合わせ、未解明の仮説を検証した。  ◆仮説発掘型のバイオロギング手法...