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下水処理場
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大津市、関西電力と下水熱利用の実証実験を開始 積水化学工業株式会社(代表取締役社長:高下 貞二(◇)、以下当社)の環境・ライフラインカンパニー(プレジデント:久保 肇)は大津市、関西電力と共同で、未利用エネルギー活用システム『エスロヒート下水熱(管底設置型)』を用いた下水熱利用実証実験を本日より開始します。 ◇社長名の正式表記は添付の関連資料を参照 1.背景 下水熱は、都市に豊富に存在し、低炭素化に貢献する未利用エネルギーとして、近年普及拡大が期待されています。平成27年7月の下水道法改正により、下水管内に民間事業者による熱交換器の設置が可能となる規制緩和が行われ、下水熱...
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三菱商事と三菱重工、シンガポール公益事業庁と下水処理場向け技術の総合実証プラント建設で合意
シンガポール公益事業庁(PUB)と三菱商事/三菱重工業、 総合実証プラント建設へ Tuas新下水処理場向け技術を実証 シンガポール公益事業庁(Public Utility Board:PUB)と三菱商事/三菱重工業は、PUBが新設するトゥアス(Tuas)新下水処理場の下水処理コストの低減とエネルギー効率の向上を実現するため、先進の水処理・再利用技術を導入した総合実証プラントを建設することで合意し、契約を締結しました。 総合実証プラントは、トゥアス新下水処理場向けの処理技術とその信頼性の実証を目的に建設されるものです。プロジェクトは、三菱重工のシンガポール現地法人であるMitsubishi Heavy Industries Asia Pacific Pte. Ltd.(MHI−AP)...
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東レ、上海交通大と共同で中国下水処理場の処理コスト2割低減をパイロット実証
東レUF膜 トレフィル(R)を使った下水再利用処理のコスト低減について −中国下水処理場にて処理コスト2割低減をパイロット実証− 東レ株式会社(本社:東京都中央区、社長:日覺昭廣、以下「東レ」)はこの度、安定した水資源と期待されている下水の再利用に向け、東レの限外ろ過(UF)膜トレフィル(R)を逆浸透(RO)膜ロメンブラ(R)の前処理に適用することで、従来の砂ろ過前処理法に比べてコストが2割削減できることをパイロット実証しました。 今回の実証は、東レのグローバル研究拠点の一つである東麗先端材料研究開発(中国)有限公司(略称:TARC)水処理研究所と連携し、華東地域最大級の蘇州下水処理場において、中...
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島津製作所、ランニングコストの低減などを実現したオンライン全窒素・全りん計を発売
ランニングコストの低減と長期的な安定稼動を実現した オンライン全窒素・全りん計「TNP−4200」を発売 ※製品画像は添付の関連資料を参照 島津製作所は、ランニングコストの低減と長期的な安定稼動を追求したオンライン全窒素・全りん計の新製品「TNP−4200」を発売しました。 現在、対象の水域やそれに流入する河川へ排出される汚濁物質の総量を一定量以下に削減し、水質環境基準を確保するための制度として、水質総量規制が定められています。オンライン全窒素・全りん計は、この規制で指定されている測定方法に基づいて排水中の全窒素と全りんを測定する装置で、工場や下水処理場など、様々な事業場で導入さ...
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積水化学、下水熱利用システム「エスロヒート下水熱−管底設置型」を発売
下水熱利用システム「エスロヒート下水熱−管底設置型」の発売について −適用管路拡大で再生可能エネルギーの普及に貢献− 積水化学工業株式会社(代表取締役社長:根岸修史、以下、当社)の環境・ライフラインカンパニー(プレジデント:高見浩三(◇))は、下水熱利用システム「エスロヒート下水熱−管底設置型」を12月1日より発売いたします。 下水道管路の底部に敷設した集熱管で下水熱を回収し、地上に送るシステムで、あらゆる管形状に対応が可能です。下水の温度は年間を通して外気温よりも安定しているため、冬場は温熱源として、夏場は冷熱源として活用でき、空気熱源ヒートポンプシステムと比較して電力コ...
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環礁国ツバルに最適な生活排水の処理方法を考案 海水中の硫酸塩、潮の干満を利用して低コスト化も実現 <ポイント> >環礁国のツバルでは、底なしの合併浄化槽、ピット式トイレから汚染水が海岸に流れ出し、その汚染が有孔虫(ホシズナ)(注1)の生育にも大きな影響を及ぼしていました。 >本研究は、こうした生活排水が、海水中の硫酸塩を利用することで処理できることを実験で確かめました。さらに、潮の干満を利用すれば、従来の処理方法と比べてコストがかなり安く抑えられる見込みです。 >ツバルの底なしの合併浄化槽、ピット式トイレが、工夫すればそのまま有効な処理設備になります。また、これらのノウハウ...
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インドのバンガロール上下水道局向け統合監視システムを受注 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)の子会社であるヨコガワ・インディア(本社:バンガロール 社長:村田 努)は、インドのバンガロール上下水道局(BWSSB)※1から、同局がバンガロール市に新設する中央監視センター向けにSCADA※2システムを受注しましたのでお知らせします。YOKOGAWAがインドで公共上下水道設備向けのシステムプロジェクトを受注したのは今回が初めてです。 このシステムは、BWSSBが管轄する浄水場、ポンプ場、貯水池、さらにはバンガロール市から150km離れたカーベリー川取水口から市内までの配水網などの上水設備...
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大阪ガス子会社、神戸垂水処理場で太陽光発電などによる売電事業を開始
神戸垂水処理場における「こうべWエコ発電プロジェクト」の事業開始について 〜2つの再生可能エネルギー(太陽光発電・バイオガスコージェネ)を同時導入〜 大阪ガス株式会社(社長:尾崎 裕、以下、「大阪ガス」)の100%子会社であるエナジーバンクジャパン株式会社(社長:境内 行仁、以下、「EBJ」)は、神戸市(市長:久元 喜造)と共同で、垂水下水処理場の施設上部空間と下水道固有の資源を活用した、日本初の太陽光発電とバイオガスコージェネによる発電事業「こうべWエコ発電プロジェクト」(以下、「本プロジェクト」)に取組んできました。この度、太陽光発電設備(約2,000kW)及びのバイオガスコー...
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三菱レイヨン、省エネ・省スペース性能を向上した下排水処理用中空糸膜フィルターを開発
下排水処理用中空糸膜フィルターの新製品について 三菱レイヨン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:越智仁、以下当社)は、省スペース、低エネルギー消費量を特長とする膜分離活性汚泥法(Membrane Bioreactor=MBR)用中空糸膜《ステラポアー》の新製品を開発しました。本製品は、2013年に生産開始を予定しています。 膜分離活性汚泥法は、沈殿槽が必要な標準活性汚泥法と比較して省スペースやメンテナンス性、再利用が可能な高度な処理水が得られることから、近年、各国の下排水処理設備の多くに採用されています。一方、MBRのライフ・サイクル・コストが重視されるようになり、特に...
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国内公共上水道分野の業務提携に関するお知らせ オルガノ株式会社(代表取締役社長 内田 裕行 以下、「オルガノ」)と株式会社明電舎(取締役社長 稲村 純三 以下、「明電舎」)は国内公共上水道分野における業務提携の基本合意書を締結いたしましたのでお知らせします。 1.業務提携の目的 国内の上水道施設の多くは、その整備から30年以上を経過し相次いで更新時期を迎えつつあります。しかしながら、水需要が減少する中で施設の維持・更新にかかる負担は増加し、また、技術基盤の維持が年々難しくなってきています。これらの解決の手段として、水道事業者は民間事業者の資金やノウハウを活用する新たな官民...
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東北大学、下水汚泥から高純度の水素を高効率で発生する手法を発見
下水汚泥から高純度の水素製造 〜無機添加物と600℃程度の加熱で収率90%以上達成〜 (説明) 多元物質科学研究所の張其武助教と齋藤文良教授の研究グループは、下水汚泥(◆)(含水率約80%)から高純度の水素を高効率で発生する手法を見出しました。 水素は、燃料電池用ガスや燃料ガスなどとして利用が拡大することが期待されております。張助教・齋藤教授の研究グループはこれまでにも木質バイオマスから純度98%の水素をセルロース基準で97%の収率で発生させることに成功しましたが、今回は、その手法に工夫を凝らし、下水汚泥(仙台市広瀬川浄化センター提供)から粉砕と乾燥工程なしに高純度水素を高...
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最初沈澱池を省略した処理フローを実現 日本下水道事業団と多段型生物処理装置の有用性を実証 帝人株式会社は、地方公共団体の下水道整備の推進のための支援を行っている日本下水道事業団と共同で、都市下水を対象とした多段型生物処理装置(「MSABP」)(*)による省エネ型下水処理技術の開発を進めてきましたが、このたび、約2年半にわたるパイロット試験を経て、開発した技術の有用性を確認することができました。 *「MSABP」:帝人が展開している生物処理による排水処理装置。生物反応槽を多段に区切り、各曝気槽内に特殊繊維を用いた微生物担持体を配列して、食物連鎖の場を生物反応槽内に構成させる...
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大阪ガスなど、神戸市東灘処理場で「こうべバイオガス」の都市ガス導管注入を開始
日本初、神戸市東灘処理場において、下水道バイオガスである「こうべバイオガス」の都市ガス導管注入を開始します 神戸市(市長:矢田 立郎)、株式会社神鋼環境ソリューション(社長:青木 克規、以下神鋼環境ソリューション)、大阪ガス株式会社(社長:尾崎 裕、以下大阪ガス)は、このたび、神戸市東灘処理場内に建設していたバイオガスを都市ガスとして活用するための設備が完成したため、発生するバイオガス「こうべバイオガス」の都市ガス導管への注入を開始いたします。 都市ガス仕様に精製した下水汚泥由来のバイオガスを、直接都市ガス導管に供給する試みは日本初であり、本事業を通じて運営方法や経済性を...