乱流発生の法則を発見:130年以上の未解決問題にブレークスルー 1. 発表者:佐野 雅己(東京大学大学院理学系研究科物理学専攻 教授)  玉井 敬一(東京大学大学院理学系研究科物理学専攻 大学院生(博士課程1年)) 2. 発表のポイント:  ◆整った流れ(層流)が乱れた流れ(乱流)に遷移するときに従う普遍法則を実験で見いだした。  ◆最大級のチャネル実験装置を製作すると同時に、普遍的な法則の検証に必要な新たな測定解析手法を考案したことが発見のポイントだった。  ◆乱流への遷移の理解は省エネルギーなどに不可欠であるだけでなく、自然界に普遍的に存在する不規則現象の理解に繋がる。 3....