Pickup keyword
リニアモータ
-
硫化水素の新たな結晶構造「マグネリ相」を発見: マイナス70℃超伝導相形成のしくみ解明への重要な手がかり 1.発表者: 明石遼介(東京大学大学院理学系研究科物理学専攻 助教) 有田亮太郎(理化学研究所創発物性科学研究センター計算物質科学研究チーム チームリーダー/ERATO 磯部縮退π集積プロジェクト グループリーダー) 常行真司(東京大学大学院理学系研究科物理学専攻 教授/東京大学物性研究所 教授) 2.発表のポイント: ◆150万気圧の超高圧下で硫化水素が作る結晶構造を理論とシミュレーションにより無数に発見した。 ◆発見された構造により、これまで不明だった、硫化水素が高温超伝...
-
東大や京大など、50テスラ超強磁場まで維持される2次元超伝導状態を発見
50テスラ超強磁場まで維持される2次元超伝導状態を発見 −相対論的効果により出現する新奇超伝導現象の解明− 1. 発表者: 斎藤 優(東京大学大学院 工学系研究科 物理工学専攻 博士課程1年) 中村 康晴(新潟大学大学院自然科学研究科 数理物質科学専攻 博士課程2年) M.S.Bahramy (東京大学大学院 工学系研究科附属量子相エレクトロニクス研究センター・物理工学専攻 特任講師/理化学研究所 創発物性科学研究センター創発計算物理研究ユニットユニットリーダー) 小濱 芳允(東京大学 物性研究所 附属国際超強磁場科学研究施設 特任助教) 笠原 裕一(京都大学大学院 理学研究科 物...
-
安川電機、搬送位置決め装置「マルチキャリアモジュール」を開発
マルチキャリアモジュールを開発 −搬送工程における技術革新を実現− 株式会社安川電機(代表取締役会長兼社長 津田 純嗣)は、新長期経営計画「2025年ビジョン」で当社のメカトロニクス技術とICT(注1)技術を融合することで産業自動化革命を実現させることを掲げています。電子機器・食品製造等における組立を中心とした多くの工程で自動化が進んでいない中、このたび、搬送工程の技術革新に繋がる次世代の搬送位置決め装置「マルチキャリアモジュール」を開発しました。 ※参考画像は添付の関連資料を参照 1.開発のねらい 近年、ニーズの多様化や技術革新の進化により製品ライフサイクルは短くなっており...
-
鉄系超伝導体の新たな極薄膜化技術の確立 −極薄膜の物性解明への貢献が期待− 【発表のポイント】 ●電気化学反応を利用した「エッチング法」により、鉄系超伝導体の極薄膜化を実現 ●電界効果と組み合わせて、約40K(=−233°C)における高温超伝導転移を単原子層0.6nmから数nmまでの広い厚さ領域で発現させることに初めて成功 ●極薄膜にすることで現れる未知の性質の発見や原子層レベル極薄膜開発への貢献が期待 【概要】 東北大学金属材料研究所の塩貝純一助教、伊藤恭太大学院生、三橋駿貴大学院生、野島勉准教授、塚崎敦(◇)教授らの研究グループは、鉄とセレンからなる層状の超伝導(※1)物質であ...
-
「超伝導に隠された異常金属相の発見」 −量子臨界「点」ではなく「相」として振舞う不思議な金属状態− 1.発表者: 冨田崇弘(東京大学物性研究所 新物質科学研究部門 特任研究員 研究当時:日本大学 助教) 久我健太郎(大阪大学 理学研究科附属先端強磁場科学研究センター 特任研究員 研究当時:東京大学物性研究所 博士課程学生) 上床美也(東京大学物性研究所 極限環境物性部門 教授) 中辻 知(東京大学物性研究所 新物質科学研究部門 准教授) 2.発表のポイント: ◆量子臨界「点」ではなく、幅広い領域で観測される新たな量子臨界「相」を発見。 ◆磁性相から孤立した異常金属相並びに...
-
タカラトミー、「磁力浮上」と「磁力走行」のミニチュアリニアモーターカーを9月発売
磁力浮上・磁力走行する世界初(※)の量産型ミニチュアリニアモーターカー 「リニアライナー 超電導リニアL0系スペシャルセット」発売のご案内 スケールスピード 時速500km達成! 株式会社タカラトミー(代表取締役社長:富山幹太郎/所在地:東京都葛飾区)は、「磁力浮上」と「磁力走行」の両方を実現したミニチュアリニアモーターカーの開発に成功し(*特許出願中)、「リニアライナー 超電導リニアL0系スペシャルセット」(希望小売価格:35,000円/税抜き)を、2015年9月から、全国の玩具専門店、百貨店・量販店等の玩具売場、インターネット、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミー...
-
東大と東京理科大、強磁場下のグラファイトで正負の電荷対による超伝導的状態が実現か
強磁場下のグラファイトで正負の電荷対による超伝導的状態が実現か 1.発表者: 秋葉和人(東京大学大学院理学系研究科物理学専攻 博士課程1年) 三宅厚志(東京大学物性研究所 助教) 矢口宏(東京理科大学理工学部物理学科 教授) 松尾晶(東京大学物性研究所 技術専門職員) 金道浩一(東京大学物性研究所 教授) 徳永将史(東京大学物性研究所 准教授) 2.発表のポイント: ◆負電荷を持つ電子どうしが対を作った超伝導は良く知られていますが、正負の電荷対による超伝導的状態が実現するのか、またどのような状態になるかは謎に包まれています。 ◆研究グループは、強磁場下の詳細な実験を通し...
-
新しい超伝導ファミリーを発見 −高温超伝導体探索に新たな道標− 1.発表者: 大串 研也(東京大学物性研究所 特任准教授) Bosen Wang(ボセン ワン)(東京大学物性研究所 特任研究員) 2.発表のポイント: ◆新しいタイプの超伝導体を発見 ◆発見した新しい超伝導体の転移温度の制御に成功 ◆高温超伝導体の探索に新たな指針を提案 3.発表概要: 超伝導は、特定の物質を非常に低い特定の温度(転移温度)に冷却したときに電気抵抗が完全に消失する現象です。20世紀初頭の水銀における超伝導の発見以来、その発現機構の解明に向けて多大な努力が払われてきました。20世紀中ごろに提唱されたBCS理論...
-
横河電機、レンジフリーコントローラー向け高速・高精度の位置決めモジュールを発売
レンジフリーコントローラ「FA−M3」用に業界トップクラスの高速・高精度を実現した位置決めモジュールを発売 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀周造)は、当社のレンジフリーコントローラFA−M3用モジュールとして、業界トップクラスの高速・高精度を実現した位置決めモジュール「F3YP22−0P」、「F3YP24−0P」、「F3YP28−0P」を開発、1月15日から販売を開始しますのでお知らせします。 「F3YP22−0P」は1モジュールで2軸(モータ2台)、「F3YP24−0P」は4軸(モータ4台)、「F3YP28−0P」は8軸(モータ8台)に対応する製品です。当社は、第42回インターネプ...
-
神戸製鋼グループ、ITERプロジェクト向け超電導線材を開発・受注
ITER向け超電導線材の開発・受注について 神戸製鋼グループの超電導線材・マグネットの製造・販売会社であるジャパンスーパーコンダクタテクノロジー株式会社(略称 JASTEC、以下 当社)は、核融合実験の国際プロジェクトであるITERプロジェクトで使用される超電導線材約21トン(総額約18億円)を日本原子力研究開発機構(以下 JAEA)から受注しました。当社の門司工場(北九州市)で製造したNb3Sn(ニオブ3スズ)超電導線材を三菱電線工業/熊谷製作所で撚線し、2013年2月から14年1月にかけてJAEAに納入する計画です。 核融合とは、2つのイオン(原子核)が衝突して融合...
-
安川電機、ACサーボドライブ「Σ−Vシリーズ」に指令オプションモジュールの新機種を追加
さすが凄腕!使えるサーボ"Σ−Vシリーズ"に 指令オプションモジュールの新機種が誕生 − DeviceNetモジュール − 株式会社安川電機(代表取締役社長 津田 純嗣)は、2007年に発売した業界最高性能のACサーボドライブ"Σ−V(シグマ・ファイブ)シリーズ"にDeviceNetに対応した指令オプションモジュールを新規にラインアップしました。回転型ACサーボモータだけでなく、DDモータ、リニアモータまで駆動することができます。2012年6月21日から販売を開始しました。 ※製品画像は添付の関連資料を参照 1.製品化のねらい 2007年4月の製品リリース以来、既に...
-
パテント・リザルト、リニアモータ関連技術の特許総合力ランキングを発表
リニアモータ関連技術 特許総合力ランキング トップ3は安川電機、パナソニック、THK 弊社はこのほど、リニアモータ関連技術について競合分析を行い、参入企業に関する調査結果をまとめました。 1993年から2012年3月末までに日本の特許庁から公開された関連特許4,781件を対象に、個別特許スコアリング指標「パテントスコア」による評価を実施し、特許の質と量から総合的に見た「特許総合力ランキング」を集計しました。 集計の結果、1位 安川電機、次いで2位 パナソニック、3位 THKとなりました。 【リニアモータ関連技術 特許総合力トップ5】 *添付の関連資料を参照 1位 安川電...
-
広島大と産総研、ルテニウム酸化物の超伝導電子対を形成するための「のり」の強さと成分を解明
超伝導のメカニズム解明に大きな手がかり −ルテニウム酸化物の電子の運動状態を選択的に可視化することに成功! 電子対を形成する「のり」の起源を初めて解明− ポイント ●直線偏光放射光を活用した高分解能角度分解光電子分光により、電子の運動状態を選択的に可視化 ●ルテニウム酸化物の超伝導電子対を形成するための「のり」の強さと成分を初めて解明 ●超伝導電子対の「のり」の起源として、結晶の原子の振動が関与していることを強く示唆 ■概要 国立大学法人 広島大学【学長 浅原利正】放射光科学研究センター【センター長 谷口雅樹】(以下「HiSOR」という)の岩澤英明特任助教、島田賢也教授、...