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  • 東北大、カーボンナノチューブ1本上で生体分子活性制御に成功

    カーボンナノチューブ1本上で生体分子活性制御に成功 −細胞や生体分子の活性を局所的に操る新しい「ナノヒーター」を開発− <概要>  東北大学多元物質科学研究所・井上裕一助教と石島秋彦教授らは、カーボンナノチューブ1本上で生体分子モーターの運動活性を観察し、レーザー照射によって運動速度を制御する新技術を開発しました。本研究の成果は、将来的に生体分子機能メカニズムの解明や、医学的応用など汎用的な波及効果が期待されます。  本成果は米国科学誌「ACS Nano」において、2015年4月28日(米国東部時間)に公開されます。それに先立ち、速報版は既に公開されています。 <背景>  カーボンナノチュ...

  • 理化学研究所、脳・脊髄形成に必要な神経板湾曲の仕組みを解明

    脳・脊髄形成に必要な神経板湾曲の仕組みを解明 −カドヘリン関連因子「Celsr1」の働きが神経管形成に重要− ◇ポイント◇  ・神経板が湾曲するとき細胞間接着面のアクトミオシンが一定方向に収縮  ・アクトミオシンの収縮は、収斂(れん)伸長を引き起こす  ・神経管形成の仕組みを総合的に理解、さらなる形態形成の原理解明へ  理化学研究所(野依良治理事長)は、カドヘリン(※1)分子群に属する「Celsr1(セルサー1)(※1)」が、脳・脊髄の基となる神経管形成のために必要な神経板(※2)湾曲において中心的な役割を担うことを突き止め、神経板を一定方向に収縮させる仕組みを明らかにしました。...