モデル実験植物ミナトカモジグサの遺伝子構造を9,000カ所以上刷新 −麦類研究とバイオマス植物の機能の解明に貢献− <ポイント。  ・ミナトカモジグサの完全長cDNAを大規模に解析  ・コムギ、オオムギのゲノム情報と統合し、相互比較を可能にするデータベースを公開  ・麦類およびバイオマス植物研究を加速する研究基盤を構築 <要旨>  理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、麦類研究とバイオマス研究のモデル植物であるミナトカモジグサ(Brachypodium distachyon、ブラキポディウム)の完全長cDNA[1]を大規模に解析し、約1万種類の遺伝子に対応する完全長cDNAを同定するとともに、これまでの遺伝子構造予測を大幅...