ホップの苦味成分を作る遺伝子を発見  矢崎一史 生存圏研究所教授らの研究グループは、ビール醸造に欠かせない「ホップ」の苦味成分を作る遺伝子を世界に先駆けて見出すことに成功し、英国の生化学専門誌にその成果を発表しました。 研究の概要  ホップはビールを醸造するためには必須の材料である。ビールにおけるホップの役割は、以下の通りである。 ・ビール特有の苦味を与える ・ビールに香りを与える ・殺菌作用(醸造中に雑菌が入りにくい) ・泡持ちをよくする  このうち、苦味はビールに特有のもので、世界中で消費されるビールに入れるため、大々的に商業栽培されている。ちなみに、アルコール・フリーのビール...