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ナラ枯れ
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森林総合研究所、「カシノナガキクイムシ」の遺伝子の組成が本州の北東と南西で異なることを解明
ナラ枯れは「地元」のカシノナガキクイムシが起こしている −遺伝子解析が示すナラ枯れ被害拡大の要因− ポイント ●ナラ枯れを媒介する「カシノナガキクイムシ」の遺伝的変異を解析したところ、被害を受けるナラ類と同様に、本州の北東と南西で遺伝子の組成が明瞭に異なっていることが明らかになりました。 ●このことから、カシノナガキクイムシは近年になって気候変動によって北方に分布を広げたのではなく、以前から各地に生息しており、昨今の森林環境の変化にともなって被害が顕在化したと推定されました。 概要 最近、ミズナラなどが集団で枯れる被害が顕著になっています。その原因は病原菌で、「カシ...