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ドーピング
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帝人、中国社と太陽電池セル製造のレーザードーピング技術確立で戦略的提携
素材と装置で太陽電池の高い変換効率を実現! DR Laser社と帝人株式会社が戦略的提携 武漢帝■激光科技股■有限公司(◇)( http://www.drlaser.com.cn/eng/ )(本社:中国・武漢市、社長:李 志剛、英社名:Wuhan DR Laser Technology corp Ltd、以下「DR Laser」)と帝人株式会社(本社:大阪市中央区、社長:鈴木 純、以下「帝人」)は、高い技術力を駆使したDR Laserのレーザー設備と、帝人が世界に先駆けて開発したシリコンナノペーストを組み合わせることにより、変換効率の高い太陽電池セルの製造に向けたレーザードーピング技術確立のための戦略的提携に合意しました。これに基づき、中国・武漢市にあるDR Laserの本社内に専用のレ...
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京大など、座布団型分子でペロブスカイト太陽電池の高効率化に成功
座布団型分子でペロブスカイト太陽電池の高効率化を実現 〜光電変換効率、従来材料比 20%増〜 ■ポイント >これまでペロブスカイト太陽電池に用いられる有機半導体は、従来材料を越える性能を示す材料が開発できておらず、製造コストが極めて高い従来材料(Spiro−OMeTAD)が標準材料として用いられていた。 >座布団型の構造をもつ独自の有機半導体材料(HND−Azulene)を新たに開発し、これをペロブスカイト太陽電池のp型バッファ層材料に用いることで、太陽電池の性能を著しく向上させることに成功した(光電変換効率:従来材料比1.2倍に向上、16.5%を達成)。 >開発した新材料(HND−Azulene)は、簡便な合成法に...
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東北大、原子層超薄膜において高温超伝導を発現・制御することに成功
原子層高温超伝導体を開発 −究極の超伝導ナノデバイス実現へ道− <概要> 東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の高橋隆教授、および同大学院理学研究科の中山耕輔助教らの研究グループは、鉄(Fe)とセレン(Se)からなる原子層超薄膜において高温超伝導を発現・制御することに成功しました。今回の研究は、原子数個からなる原子層超薄膜において60K(−213°C)を越える高温超伝導を発現させ、その超伝導転移温度を精度良く制御する方法を確立したものです。この成果は、様々な新しい量子効果が期待される2次元電子系における超伝導発現機構の解明を進めるのみならず、応用の立場からは、原子レベルのサイズ...
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京大など、巨大な構造転移を伴ったモット絶縁体の金属化に乾電池1個に満たない電圧で成功
巨大な構造転移を伴ったモット絶縁体の金属化に乾電池1個に満たない電圧で成功 〜さまざまな低電力動作のデバイス実現に期待〜 前野悦輝 理学研究科教授らと、中村文彦 広島大学先端物質科学研究科助教らの研究グループは、電子同士の強い反発力によって絶縁体化したルテニウム酸化物に、室温で乾電池1個に満たないわずかな電圧を加えるだけで、巨大な構造転移が引き起こされて顕微鏡で確認できるほど大きく結晶が縮み、金属化することを発見しました。さらに、わずかな電流を流し続けることによって、電場で金属化した状態(スイッチオンの状態)を低温まで維持することにも成功しました。 これまでに報告されてい...