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タカラバイオ、腸管出血性大腸菌・サルモネラ菌・赤痢菌の高速検出試薬を発売
腸管出血性大腸菌、サルモネラ菌、赤痢菌の 高速検出試薬を発売 タカラバイオ株式会社は、腹痛や下痢などの病原菌である腸管出血性大腸菌、サルモネラ菌、赤痢菌を同時に、高速で検出する検出試薬「TaKaRa 腸管系病原細菌検出キット」を本年9月16日より発売いたします。 食中毒の予防を目的として、食品取扱者、学校給食・保育園等の従事者を対象とした検便にて、腸管出血性大腸菌、サルモネラ菌、赤痢菌などの腸管系病原細菌のスクリーニング検査が行われています。この検査では、各細菌に適した寒天培地に播種して、増殖の有無を確認する培養検査が行われていますが、培養に手間と時間がかかり、また、寒天培地の廃...
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理研など、腸内細菌科細菌が腸内・体外の環境変化に順応するメカニズムを解明
腸内細菌科細菌が腸内・体外の環境変化に順応するメカニズムを解明 −細菌感染症対策の鍵となる新しい分子メカニズム− <ポイント> ・腸内細菌科細菌が、腸内外の環境に順応するための「酸化還元スイッチ」を発見 ・酸化還元スイッチによる細胞内タンパク質分解の最適化メカニズムを解明 ・解明したメカニズムを標的とした新規薬剤開発に期待 <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、腸内細菌科細菌[1]が腸内・体外の環境変化に順応することを可能にする、新規の分子メカニズムを解明しました。細菌感染症対策の鍵となる重要な知見となります。これは、理研横山構造生物学研究室の横山茂之上席研究員...
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京大、細胞内温度センサーの開発と生体の恒常性を担う熱産生機構の可視化に成功
細胞内温度センサーの開発と生体の恒常性を担う熱産生機構の可視化に成功 森泰生 地球環境学堂教授(工学研究科合成・生物化学専攻両任)、清中茂樹 同准教授らの研究グループは、遺伝子工学的な手法を用いて、細胞内および細胞内小器官の温度計測を可能とする温度センサータンパク質を開発し、世界で初めて生体の恒常性を担う熱産生機構の可視化に成功しました。 この研究成果が、2013年10月13日13時(米国東海岸標準時)に、「Nature Methods」誌電子版に掲載されました。 <概要> 恒温動物の体内は、外気温の変化によらず常に37度付近に保たれています。従来の生物学では、すべての生命現象は生体(細...
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島津製作所、腸管出血性大腸菌など検出する「腸管系病原菌遺伝子検出試薬キット」を発売
腸管出血性大腸菌・サルモネラ属菌・赤痢菌を一度に高感度検出できる 「腸管系病原菌遺伝子検出試薬キット」を発売 −陰性の確認を1日で可能にし、検便による保菌者スクリーニングの効率化に貢献− 島津製作所は、検便から腸管系病原菌である腸管出血性大腸菌,サルモネラ属菌,赤痢菌の遺伝子を一度に増幅して検出できる「腸管系病原菌遺伝子検出試薬キット」を、6月5日より発売します。本試薬キットでは、核酸(DNA)精製を行わない当社独自の「Ampdirect(R)」テクノロジーを応用したマルチプレックスPCRを用いています。 腸管出血性大腸菌,サルモネラ属菌,赤痢菌の保菌者スクリーニングは、食中毒の予防を目的に食品製...
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東大、赤痢菌は感染細胞が菌排除の目的で行う細胞死を自ら阻止することを発見
赤痢菌は感染細胞が菌排除の目的で行う細胞死を自ら阻止する ―赤痢菌のカスパーゼ−4に対する新規阻害因子の発見― 1.発表者: 小林 泰良(東京大学医科学研究所附属感染症国際研究センター 感染制御系 細菌学分野 学術支援専門職員) 三室 仁美(東京大学医科学研究所附属感染症国際研究センター 感染制御系 細菌学分野 准教授) 笹川 千尋(東京大学 名誉教授) 2.発表のポイント: ◆どのような成果を出したのか 上皮細胞は細菌感染に応答してカスパーゼ4依存的な細胞死を起こして病原体を取り除くが、赤痢菌はカスパーゼ4特異的な阻害因子を分泌してこれに抵抗する高度な戦略を有していた。 ◆...
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スリーエムヘルスケア、病原菌を正確に検出するシステム「3M 病原菌自動検出システム」を発売
画期的な食品由来の病原菌検出システム 3M(TM) 病原菌自動検出システムを発売 最大96の検体に対し、最短15分での陽性反応の検出が可能 ※製品画像は、添付の関連資料を参照 スリーエム ヘルスケア株式会社(本社:東京都世田谷区 代表取締役社長:ジェシー・ジー・シン)は、2012年2月にサルモネラ属菌、大腸菌O157、リステリア属菌などの病原菌を正確且つ迅速に検出するシステム、3M(TM) 病原菌自動検出システムを発売します。 3M(TM) 病原菌自動検出システムは、等温DNA増幅および生物発光検出の技術を融合させたシステムです。増菌した検体のDNAを増幅することで高感度の...
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日立ソリューションズ、微生物全ゲノム構造の迅速な解明を支援するマッピングサービスを開始
全ゲノムのマッピングサービスを提供開始 〜微生物全ゲノム構造の迅速な解明を支援〜 株式会社日立ソリューションズ(本社:東京都品川区、取締役社長:林 雅博/以下、日立ソリューションズ)は、オプティカルマッピング(全ゲノム(*1)マッピング)ソリューションプロバイダーである米国オプジェン社(本社:アメリカ・メリーランド州)と、日本市場における「オプティカルマッピング(全ゲノムマッピング)サービス」の販売に必要な契約を締結し、12月13日より本サービスの提供を開始します。本サービスを利用することで微生物の全ゲノム構造の迅速な解明が可能となります。 (*1):生物の持つすべての...
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東大、病原細菌を標的としたオートファジーの新規認識機構を発見
病原細菌を標的としたオートファジーにおける新規認識機構の発見 1.発表者:小川道永(東京大学医科学研究所・細菌感染分野・助教) 笹川千尋(東京大学医科学研究所・細菌感染分野・教授) 2.発表概要: オートファジーは細胞内のダメージを受けた器官、変性タンパク質、病原体を異物として認識・分解する機構である。東京大学医科学研究所 小川道永助教(細菌感染分野)と笹川千尋教授(細菌感染分野、感染症国際研究センター)は宿主細胞が細胞内に侵入した赤痢菌を特異的に認識しオートファジーによって分解するために必要な新規タンパク質Tecpr1(Tectonin domain−cont...