放射線医療施設の高エネルギー化に対応した遮蔽計算手法を開発 〜光核反応データベースに基づき、施設の遮蔽性能を高精度解析〜  清水建設(株)<社長 宮本洋一>はこのほど、リニアック(直線加速器)室や粒子線治療室等、高エネルギー放射線医療施設の遮蔽設計の最適化を目的に、施設の放射線遮蔽性能を高精度解析するために不可欠な「光核反応データベース」を開発しました。光核反応とは、高エネルギーの放射線(光子)を照射した際に起こる核反応により、原子核から中性子等の粒子が放出される現象を意味します。本データベースは、全ての安定同位体を含む約2,650の原子核(核種)について、光核反応による中性...