世界初、舶用ディーゼル主機関に搭載される 複合低環境負荷システム「K−ECOS」が完成  川崎重工は、舶用ディーゼル主機関から排出される窒素酸化物(NOx)や二酸化炭素(CO2)などの大気汚染物質を複数の環境対応技術の組み合わせによって削減するシステム「K−ECOS(Kawasaki−ECO System)」を世界に先駆けて自社開発し、神戸工場(兵庫県神戸市)で完成させました。さらに、「K−ECOS」を2サイクルディーゼル機関(7S60ME−C8.2)に搭載して試運転を実施し、その性能を確認しました。  国際航海に従事する船舶からのNOx排出量は、国際海事機関(IMO)により段階的に規制されています。舶用ディーゼル機関からのNOx排出量は、2...