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アンモニウム
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鹿島、生育環境に配慮の土壌改質材「泥CURE」を開発し岩手県の閉伊川災害復旧水門工事に適用
環境負荷が小さい土壌改質材「泥CURE」を開発 〜閉伊川災害復旧水門工事において軟弱な河床堆積物の改質に適用〜 鹿島(社長:押味至一)は、生息する魚類の生育環境に配慮した土壌改質材「泥CURE(デイキュア)」(商標登録出願中)を開発し、岩手県で施工中の閉伊川災害復旧水門工事に適用しました。 泥CUREは中性〜弱アルカリ性の土壌改質材です。水域や土壌への環境影響を抑えながら、軟弱土を建設機械が走行可能な強度まで改質することができます。同工事では水門基礎工事にあたり、河床堆積物(川底に堆積した土)下部の地質調査のため、土壌の改質が必要でした。泥CUREによる改質を行った結果、24時間後には調査のた...
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青色顔料が高性能アンモニア吸着材であることを発見 −悪臭除去、PM2.5対策、燃料電池用水素精製へ期待− ■ポイント ・青色顔料のプルシアンブルーのアンモニア吸着能が従来のアンモニア吸着材に勝ることを発見 ・元素置換や欠陥導入でプルシアンブルーの構造を原子レベルで制御し、アンモニア吸着容量をさらに向上 ・臭気を感じられないほど低濃度のアンモニアも吸着でき、悪臭やPM2.5の原因物質の除去に期待 ■概要 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノ材料研究部門【研究部門長 佐々木 毅】ナノ粒子機能設計研究グループ 高橋 顕(◇) 研究員、...
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東大など、福島の放射能汚染を模した実験によりセシウムを強く吸着する鉱物を特定
福島の放射能汚染を模した実験によりセシウムを強く吸着する鉱物を特定 1.発表者: 向井 広樹(東京大学 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻 特任研究員) 廣瀬 農(東京大学 大学院農学生命科学研究科応用生命化学専攻 特任助教) 小暮 敏博(東京大学 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻 准教授) 矢板 毅(国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構 量子ビーム応用研究センター放射光エネルギー材料研究ディビジョン ディビジョン長) 2.発表のポイント: ◆福島第一原発事故による放射能汚染の実態を考慮した実験条件でセシウムの吸脱着試験を行い、セシウムは福島の風化黒雲母に選択的...
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東大、インジウムを含まないフレキシブルなカーボンナノチューブ有機薄膜太陽電池を開発
インジウムを含まないフレキシブルなカーボンナノチューブ有機薄膜太陽電池を開発 ■ 発表のポイント: ◆カーボンナノチューブ(注1)を用いて、レアメタルであるインジウム(注2)を含まないフレキシブルな有機薄膜太陽電池を開発しました。 ◆透明性の高いカーボンナノチューブ薄膜に、有機発電層からプラスの電荷のみを選択的に捕集して輸送する機能を付与することに成功しました。 ◆カーボン材料を主体とする新たな有機系太陽電池(注3)の開発につながり、将来的に太陽電池の低コスト化や太陽エネルギーのさらなる利用に役立つことが期待されます。 ■ 発表概要: 将来的に安価に製造されることが期待さ...
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海水を用いた淡水性ラン藻の培養に成功 −海水培養により、アミノ酸生産が激増− <要旨> 理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター代謝システム研究チームの小山内崇 客員研究員(明治大学農芸化学科専任講師)、飯嶋寛子 元テクニカルスタッフ、平井優美チームリーダーらの研究チーム(※)は、淡水性ラン藻の海水培養に成功しました。また、海水培養の際に、リシンやオルニチンなどのアミノ酸量が大幅に増加することを明らかにしました。 微細藻類を用いて糖やアミノ酸などの有用物質や代替エネルギーをつくることは、低炭素社会の実現につながる可能性があるため、注目されています。ラン藻は、光エネルギー...
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名大とJST、次亜ヨウ素酸塩触媒を用い天然型ビタミンEの高効率不斉合成に成功
次亜ヨウ素酸塩触媒を用い天然型ビタミンEの高効率不斉合成に成功 〜光学活性クロマン系医薬品の開発・製造への応用に期待〜 名古屋大学 大学院工学研究科 化学・生物工学専攻の石原 一彰 教授、ウヤヌク・ムハメット 助教、林 裕樹(博士後期課程2年生)は、光学活性次亜ヨウ素酸塩触媒による不斉(注1)酸化的六員環化反応(注2)を開発し、天然型ビタミンE(α−トコフェロール類)に代表される生物活性を有するクロマン類の形式的不斉全合成(注3)を達成しました。 抗酸化作用を持つビタミンEに代表されるクロマン類の多くはキラル化合物であり、望む薬理活性が強い光学異性体を選択的に合成することが求め...
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商船三井、MHTL社向けメタノール専用船4隻の定期貸船契約・造船契約を締結
MHTL社向けメタノール専用船4隻の定期貸船契約・造船契約を締結 〜安定収益の確保とメタノール船隊の競争力強化に寄与〜 商船三井(社長:武藤光一、本社:東京都港区)はこのたび、Methanol Holdings(Trinidad)Limited(Dennis Patrick社長代理、以下「MHTL社」、(*)下記ご参照)と新造メタノール専用船4隻の長期定期貸船契約を締結しました。 今回の契約締結は、現投入船を最新鋭の設計・技術を盛り込んだ新造船に置き換えることで、メタノール専用船の船隊の若返りと競争力強化につながるだけでなく、当社の安定収益の向上に寄与します。 当社は、世界最大級のメタノール専用船保有船社として、これまでに培ってきた経験、...
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ライオン、“高密着フッ素処方”を採用した「クリニカハミガキ」を改良発売
「予防歯科」から生まれた新『クリニカ』から 薬用成分“フッ素”が長く留まる“高密着フッ素処方”の 『クリニカハミガキ』改良新発売 ライオン株式会社(代表取締役社長・濱 逸夫)は、ムシ歯の発生と進行を防ぐ上で効果的な薬用成分“フッ素”を歯の表面に長く留める当社独自の“高密着フッ素処方”を採用した『クリニカハミガキ』を、2014年2月12日(水)より全国にて改良新発売いたします。 1.発売の背景 「予防歯科」で大切なセルフケアのポイントとして、「“フッ素”を口の中に残すこと」「“歯垢”を残さず落とすこと」「“細菌”の増殖を抑えること」の3つがあります。 近年、フッ素はハミガキ剤...
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三菱マテリアル、日本新金属の秋田工場で炭化タングステン粉末生産能力を増強
日本新金属社秋田工場における炭化タングステン粉末生産能力増強について 三菱マテリアル株式会社の連結子会社である日本新金属株式会社は、この度、同社秋田工場(秋田県秋田市)内に建設していた第二タングステン棟を完成させ、10月31日に竣工式を実施し、炭化タングステン(※1)粉末の生産能力を増強いたしましたので、お知らせいたします。 日本新金属社秋田工場は、国内で唯一のタングステン製錬工場であり、タングステン鉱石あるいは超硬工具スクラップから、炭化タングステンの中間原料であるパラタングステン酸アンモニウム(APT)粉末、そして最終製品である炭化タングステン粉末までを一貫して生産して...
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理化学研究所など、X線自由電子レーザーパルスの特性を生かした高効率X線吸収分光法を開発
X線自由電子レーザーパルスの特性を生かした高効率X線吸収分光法の開発 −超高速の化学反応を追跡するフェムト秒時間分解でのX線吸収分光が可能― <ポイント> ・理研のXFEL施設「SACLA」を使い新X線吸収分光法の実証実験に成功 ・分割した2本のX線ビームを使って広域のX線吸収スペクトルを一括計測 ・化学反応の原子や分子の動きなど超高速現象をとらえる技術確立へ <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)、高輝度光科学研究センター(土肥義治理事長)、京都大学(松本紘総長)と東京農工大学(松永是学長)は、X線自由電子レーザー(XFEL:X−ray Free Electron Laser)[1]を利用した新しいX線吸収分光法[2]...
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超硬工具価格改定について 当社(社長:矢尾 宏、資本金: 1,194億円)の加工事業カンパニー(プレジデント:村井俊一)は、超硬原材料の中間材であるAPT(パラタングステン酸アンモニウム)の国際価格高騰により、超硬工具の一部製品の価格改定を実施いたします。 超硬工具の主要原材料であるタングステンにつきましては、世界的な需要増に加え、世界生産量の約80%を産出する中国からの供給不安により、タングステンの中間原料であるAPTの国際価格が、2010年秋以降、再び高騰し始め、10年前の5倍、2年前の2倍に迫る勢いで、これまでの最高値を更新し続けており、今後も更なる高騰が懸念されて...
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埼玉医科大学と理化学研究所、アミロイド前駆体タンパク質の新規のアミロイド非産生経路を発見
アルツハイマー病の発症に関わるアミロイド前駆体タンパク質の新しい代謝経路を発見 −副作用の少ないアルツハイマー病治療薬の開発につながる可能性− 本研究成果のポイント ○アミロイド前駆体タンパク質の新規のアミロイド非産生経路を発見 ○新規の代謝経路はアミロイド前駆体タンパク質の脱リン酸化によって抑制されない ○リン酸化抑制はアルツハイマー病治療薬の新たな創薬の標的となる 埼玉医科大学(山内俊雄学長)と理化学研究所(野依良治理事長)は、アルツハイマー病の発症に関わるアミロイド前駆体タンパク質(APP)(※1)が、既知のセクレターゼ(※2)による代謝経路とは異なる経路で代謝され...
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大正製薬、第2類医薬品ミニドリンク剤「アルフェ エフイーアップ」を発売
アルフェシリーズ最大量の鉄分配合 第2類医薬品ミニドリンク剤「アルフェ エフイーアップ」新発売 ※製品画像は添付の関連資料を参照 大正製薬株式会社(本社:東京都豊島区 社長:上原 明)は、第2類医薬品ミニドリンク剤「アルフェ エフイーアップ」を6月15日より発売いたします。 「アルフェ エフイーアップ」は、疲れと密接に関係する鉄分や、毎日の生活で不足しがちなカルシウム、マグネシウム、ビタミンB群に加え、3種のハーブ(レマネジン855、ジコッピ、サンヤク)を配合したミニドリンク剤です。鉄は赤血球を作るミネラルで、赤血球は体の細胞に酸素を運びます。鉄分を補給することで、細胞...
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東北大学、アモノサーマル法による高純度窒化ガリウムバルク単結晶育成に成功
東北大学、アモノサーマル法による高純度窒化ガリウムバルク単結晶育成に成功 (超臨界アンモニアを用いた結晶成長法により、パワーデバイス用窒化ガリウム基板の育成に道) <概要> 東北大学 多元物質科学研究所(所長:河村純一、以下「多元研」という)および原子分子材料科学高等研究機構(機構長:山本嘉則、以下「WPI」という)は、超臨界アンモニアを用いる「アモノサーマル法」による窒化ガリウム(GaN)【注1】結晶成長において、酸性鉱化剤の気相合成法を開発し、育成結晶中の残留酸素濃度が従来の100分の一以上低い窒化ガリウムバルク単結晶の高速育成に成功しました。更に、これを基板結晶として...
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理化学研究所、ナノギャップ構造の「金二重ナノピラー配列」をウェハーサイズで作製
ナノギャップ構造の「金二重ナノピラー配列」をウェハーサイズで初作製 −高感度フレキシブルプラズモンセンサーへの展開に期待− ◇ポイント◇ ・精密なナノギャップ構造体をウェハーサイズの基板上で大量・均一に作製 ・プラズモンセンサー能力指数が23と一桁も向上、世界トップレベルに ・高感度・簡易フレキシブルセンサーチップへの展開が期待 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、金の二重膜を円筒状に自立させ、膜のすき間(ギャップ)をナノメートルサイズで精密に制御した「金二重ナノピラー」(ストロー状の中空円筒構造体)を、数センチメートル四方にわたって大量かつ均一に基板上に配列させる技...
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パナソニック、タイミングデバイスの小型化・低消費電力化に貢献する低電圧駆動MEMS共振器を開発
タイミングデバイスの小型化・低消費電力化に貢献 業界最高※Q値、低電圧駆動MEMS共振器を開発 ※2010年12月7日現在、当社調べ 【要 旨】 パナソニック株式会社はimec(ベルギー)[1]との共同開発により、振動部からのエネルギー損失が少ないねじり振動モード[2]で振動する単結晶シリコン(Si)の三角柱形状の振動部と、これをシリコンゲルマニウム(SiGe)薄膜で真空封止するウエハレベルパッケージ技術を開発することにより、業界最高Q値[3]、低電圧駆動を可能とするMEMS[4]共振器を実現しました。 【効 果】 本技術は、家電機器や車載機器など様々な機器で使用されるタイミ...