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アンチモン
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東北大、マンガンケイ化物系熱電変換材料で従来比約2倍の出力因子を実現
マンガンケイ化物系熱電変換材料で従来比約2倍の出力因子を実現 ―300〜700℃の未利用熱エネルギー有効利用に期待― NEDOプロジェクトにおいて、東北大学の研究グループは、マンガンケイ化物系熱電変換材料で、発電量を表す指標である出力因子として、従来の約2倍に相当する2.4mW/K2mを実現しました。 今回の成果により、自動車エンジンの排熱や産業分野における工業炉からの排熱等、300〜700℃の未利用熱エネルギーを電力に変換する高出力熱電発電モジュールの実現が期待されます。 *図1は添付の関連資料を参照 1.概要 現在、運輸・産業・民生の分野において、一次エネルギーの半分以上が利用...
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豪RMITなど、太陽電池に適した低コストで毒性が少ない半導体ナノ結晶の合成に成功
太陽電池に適した低コストで 毒性が少ない半導体ナノ結晶の合成に成功 <ポイント> >希少で高価な元素を使用しない低毒性元素を含む半導体ナノ結晶の開発が課題。 >銅・アンチモン・硫黄を含む半導体ナノ結晶の作り分けに世界で初めて成功。 >溶液塗布プロセスによる低コストで低毒性の無機太陽電池作製へ新たな一歩を開拓。 オーストラリア・ロイヤルメルボルン工科大学(RMIT)の橘泰宏上級准教授らは、資源が比較的豊富で安価な元素である銅・アンチモン・硫黄から成る半導体ナノ結晶(注1)の合成とその作り分けに成功しました。 溶液中における化学反応を利用して合成されるコロイド(注2)状半導体ナノ...
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東北大、八幡平に中国大陸からレアメタルが飛来し蓄積など研究成果を発表
八幡平に中国大陸からレアメタルが飛来し蓄積、山岳湖沼では富栄養化も進行していることが判明 <概要> 東北大学占部城太郎教授、愛媛大学加三千宣講師、槻木玲美研究員らの研究チームは、液晶パネルやLEDの生産に用いられるアンチモンやインジウムなど、これまで耳慣れなかった微量金属(レアメタル)が中国大陸から大気降下物として飛来し、その蓄積速度がここ30年間で急激に増加していることを八幡平山岳湖沼の湖底堆積物分析から明らかにしました。また、中国大陸由来の大気降下物にはリンや窒素などの栄養塩が含まれており、手付かずの自然と考えられていた八幡平の山岳湖沼でも富栄養化が進行していることも明ら...
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東芝、読み出し・書き込みを大幅に高速化したPC向けSSDを量産
世界初19nmプロセスのNAND型フラッシュメモリを用いたPC向けSSDについて 〜当社従来製品に比べ、読み出し・書き込みの高速化を実現〜 当社は、世界で初めて(注1)19nmプロセスの当社製NAND型フラッシュメモリ(MLC(注2))を採用したPC向けのSSDを商品化し、今年8月から量産を開始します。 新商品は、2.5型HDDと同じ幅、長さのケースに入った、厚さ9.5mmおよび7mmのタイプと、小型でケースのないmSATA(TM)(注3)(厚さ3.95mm)の計3タイプがあります。また、記憶容量は64GBから512GB(注4)で、合計11製品のラインアップを展開します。 ...
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旭硝子、電子機器用カバーガラス向け化学強化用ガラス「Dragontrail」を販売
AGCがスマートフォン・タブレットPC・テレビ用カバーガラス市場に本格参入 化学強化用ガラス「Dragontrail(TM)」を全世界のメーカー向けに販売開始 AGC(旭硝子株式会社、本社:東京、社長:石村和彦)は、スマートフォン、タブレットPC、テレビなどの電子機器用カバーガラスの急激な需要増加に応えるため、化学強化用(※)ガラス「Dragontrail(TM)(ドラゴントレイル)」の販売を全世界で開始します。2012年には、電子機器用化学強化カバーガラス市場において、売上高300億円以上を目指します。 近年、世界で急速に普及が進んでいるスマートフォンやタブレットPCは...