Systems Biology Markup Language(SBML)を完全準拠した 生化学シミュレータ「LibSBMLSim」の開発に世界で初めて成功 −オープンソースとして公開、生命現象の仕組み解明の強力ツールに−  慶應義塾大学理工学部生命情報学科 舟橋啓准教授ら研究グループは、Systems Biology Markup Language(SBML)の言語を完全準拠した生化学シミュレータのソフトウェアの開発に世界で初めて成功しました。これにより、SBMLで書かれた生化学反応の数理モデル(現在1000種以上(*1))を利用し、細胞の様々な現象(シグナル伝達、代謝、細胞周期、生体リズム、免疫、がん等)をシミュレーション可能となりました。 生命現象の仕組みの理解や研究に不可...