植物プランクトンに寄生する真菌類の新規系統が見つかる 〜水域生態系における真菌類の役割の解明・有用藻類の大量培養 等に向けた基礎的知見〜  琵琶湖と印旛沼において採集した大型珪藻類に寄生する真菌類に、今まで記載のない新規の原始的な系統のものが含まれていたことを理学部生命圏環境科学科 湖沼生態学研究室(鏡味麻衣子 准教授)らの研究チームが明らかにしました。研究チームは、この成果をEnvironmental Microbiology Reportに報告し、2015年6月号に掲載されました。  鞭毛をもった胞子(遊走子)をつくる寄生性の真菌類(※1)は、植物プランクトンの大量発生やその規模をコントロールすることで知られてい...