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JT生命誌研究館
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京都府立医科大など、細胞分化と密接に関連する「体内時計の発生メカニズム」を解明
細胞分化と密接に関連する「体内時計の発生メカニズム」をを解明 1概要 <本研究成果のポイント> ○哺乳類の体内時計は発生分化過程を通して形成されると考えられている。 ○体内時計の発生は、細胞分化と密接に関連したメカニズムによって起こることを発見。 ○マウス胚性幹細胞(ES細胞)で体内時計が抑制される仕組みを解明。 ○体内時計と「がん」との関連性の理解に役立つ発見であり、新たな応用法の開発に期待。 京都府立医科大学大学院医学研究科八木田和弘(やぎたかずひろ)教授と梅村康浩(うめむらやすひろ)助教らの研究グループは、マウス胚性幹細胞(ES細胞)を用いて細胞分化と密接に関...
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岡山大など、有尾両生類の四肢再生を制御する3種類のたんぱく質を発見
有尾両生類の四肢再生を制御する3種類のたんぱく質を発見 <ポイント> ○有尾両生類の四肢再生を「3種類のたんぱく質」によって人為的に誘導した ○四肢再生の開始メカニズムの一端を解明した JST 課題達成型基礎研究の一環として、岡山大学 異分野融合先端研究コアの佐藤 伸 准教授らは、有尾両生類で四肢を再生させることのできる3因子を世界で初めて発見しました。 メキシコサラマンダ―(通称:ウーパールーパー)などの有尾両生類が、四肢を再生できることは古くから知られています。佐藤准教授らは、これまで単なる皮膚損傷だけではヒトと類似して皮膚の修復反応しか起こらないが、そこに外科的な操作...