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長周期地震動
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鹿島、制震オイルダンパー「HiDAX−R」が「(仮称)OH−1計画」に採用
新世代制震オイルダンパー「HiDAX−R」が「(仮称)OH−1計画」に採用 振動エネルギー回生システムによる世界最高の制震効率に高い評価 鹿島(社長:押味至一)が開発した、新世代制震オイルダンパー「HiDAX−R(Revolution)」が、このたび三井物産株式会社、三井不動産株式会社が大手町一丁目2番地区で推進中の一体開発事業「(仮称)OH−1計画」に採用されることになりました。本計画は、建物の延床面積が約36万m2と、都内でも有数の超大型再開発プロジェクトであり、今回建設されるA棟、B棟にHiDAX−Rが導入されます。現在都内で建設中の大規模プロジェクト3件に続き、これで4件目の採用となりました。 *参考画像は添付...
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大成建設など、免震用パッシブ切替型オイルダンパーの適用範囲を拡大
免震用パッシブ切替型オイルダンパー「T−Sオイルダンパー」の適用範囲を拡大 中小地震・大地震から巨大地震まで免震建物の安全性確保と機能維持が可能 大成建設株式会社(社長:村田誉之)とカヤバシステムマシナリー株式会社(社長:廣門茂喜)は、さまざまな揺れの地震に対して最適な免震性能を発揮することができるよう、免震建物用パッシブ切替型オイルダンパー「T−Sオイルダンパー」の可動範囲を広げ、この度、国土交通大臣の免震材料認定を取得し、免震建物への適用範囲を拡大しました。 東日本大震災後、南海トラフ沿いの海溝型巨大地震の想定震源域が見直され、従来設計の想定を大きく上回る長周期地震動の発生...
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野村不動産など、新宿野村ビルの長周期地震動対策として制振装置「デュアル TMD−NT」を設置
新宿野村ビルに今秋竣工予定 日本初の制振装置「デュアル TMD−NT」 長周期地震動シミュレーションにおいて、制振効果を実証 野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区/取締役社長:宮嶋誠一)、野村不動産マスターファンド投資法人、株式会社竹中工務店(本社:大阪府大阪市/取締役社長 COO:宮下正裕)は、「新宿野村ビル」の長周期地震動対策として日本初の制振装置「デュアル TMD−NT」(※3ページ目参照)を、2016年9月の竣工に向け設置中です。2015年11月に実物による性能確認試験に基づきシミュレーションを行った結果、設置前に比べて、想定した東日本大震災・南海トラフ地震と同等レベルの長周期地震...
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技術研究所「先端地震防災研究棟」の本格運用を開始 〜高性能振動台2基を活用し、実験・計測と解析を一体的に推進〜 清水建設(株)<社長 宮本洋一>はこのほど、技術研究所(東京都江東区)内に完成した「先端地震防災研究棟」の本格運用を開始しました。本施設は、あらゆる巨大地震の揺れを再現できる業界最高性能の大型振動台と、長周期地震動を3次元で再現できる世界最高性能の大振幅振動台を備えた研究施設です。当社は今後、本施設を活用してソフト・ハードの両対策技術の研究開発に注力するとともに地震体験プログラムをお客様に提供していくことで、お客様の防災スキルの向上等、BCPの最適化に寄与していく考え...
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竹中工務店など、疲労耐久性を有する新合金を用いたビル用制振ダンパーを開発
世界最高峰の疲労耐久性を有する新合金を用いたビル用制振ダンパーを開発 「JPタワー名古屋」に初適用 ―長周期・長時間地震動対策に極めて有効― 株式会社竹中工務店(社長:宮下正裕)は、独立行政法人物質・材料研究機構(以下NIMS、理事長:潮田資勝)、淡路マテリア株式会社(社長:三尾堯彦)と共同で、制振ダンパーの素材として現在一般的に使われている鋼材(低降伏点鋼(※1))の疲労耐久性を約10倍に高めた新合金(特許出願済)を用いた制振ダンパーを開発しました。 本制振ダンパーは、長周期・長時間地震動などにより繰返し変形を受けても安定した性能を維持し、建物の耐震性能余裕度の向上に大きく寄与し...
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竹中工務店、長周期地震動による建物被害額を評価するシステムを開発
長周期地震動による建物被害額を評価するシステムを開発 〜被害を減少させて不動産価値の低下を防ぐ〜 竹中工務店(社長:宮下正裕)は、超高層ビルなどの鉄骨造建物を対象に、長周期地震動による二次部材や各種設備などを含む建物本体の被害額(復旧費用)を推定するシミュレーションシステムを開発しました。本システムを活用して算出した想定被害額を既存建物の耐震補強や新築時の構造設計に反映することで、建物被害を軽減させると同時に、不動産価値の低下を防ぎます。 従来、一般的には建物被害額や(※)予想最大損失率(PML)を算出する際,長周期地震動は考慮されていませんでしたが、東日本大震災を受けて、長周...
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竹中工務店、データセンターをエリア単位で免震化する「サーバラック免震システム」を開発
データセンターをエリア単位で免震化する「サーバラック免震システム」を開発 〜装置の厚さが従来の床免震システムの3分の1、天井高に制限のある既存建物への導入も可能〜 竹中工務店(社長:宮下正裕)は、巨大地震に対してサーバラックをエリア単位で免震化できる「サーバラック免震システム」を開発しました。従来の免震床システムより高い耐震性能を有しながら、3分の1程度の厚さであるため、階高に制限のある既存建物への導入も可能です。 本システムは、「免震装置」とそれらを繋ぐ「連結材」から構成されています。従来の免震床システムに比べてコンパクトで設計自由度が高いため、一般的なラック免震装置がサ...
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三井不動産など、「新宿三井ビルディング」の屋上に超大型制震装置を設置
「新宿三井ビルディング」で長周期地震動の揺れを半減 日本初 屋上に超大型制震装置(約1,800t)を設置 ■三井不動産株式会社は、「新宿三井ビルディング」において、長周期地震動が発生した場合の揺れを大幅に低減させるため、日本で初めて超大型制震装置TMD(約1,800t)を屋上に設置いたします。施工は、鹿島建設株式会社が行い、平成25年8月中旬着工、平成27年4月末竣工の予定です。 ■「新宿三井ビルディング」は、構造評定を受け大臣認定を取得した高い安全性を有する建物で、現時点でも耐震性能を十分満たしています。この度の取り組みについては、今後の長周期地震動発生に対するテナント就労者の安心...
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大林組、建物制振システム向け「二段階作動型」など2種類のブレーキダンパーを開発
「ブレーキダンパー」に2つの新型が加わり豊富なバリエーションによる建物制振システムを確立 長周期地震動などの揺れや建物耐震補強に対応する機能を加え、さらなる適用拡大へ 株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)は、建物制振システムとして中小規模から大規模まで広範囲の揺れに対応する「二段階作動型」と、既存超高層建物の制振補強向けの「減衰力可変型」の2タイプのブレーキダンパーを新たに開発しました。これにより、自社開発のブレーキダンパーを用いた建物制振システムが確立され、建物用途や構造を問わず効果的な地震対策が可能になりました。 ブレーキダンパーは、自動車のブレーキを応用...
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三井不動産レジデンシャル、独自基準のスマートビジョンを策定し全マンションに導入
「環境」「防災」をテーマに、三井不動産レジデンシャルの独自基準を策定 全マンションをスマート化 〜 サステナブルなすまいとくらしを目指し、首都圏の物件から導入 〜 三井不動産レジデンシャル株式会社は、サステナブル(持続可能)なすまいとくらしの実現に向け、当社の分譲マンション事業におけるスマートビジョンを策定し、当社の基幹マンションブランド「パークホームズ」をはじめ、本年7月より設計を開始する首都圏の物件から、全マンションに導入していきます。 三井のマンションのスマートビジョンは、環境負荷を低減する「環境共創プログラム」と、安心安全を築く「複層防災プログラム」の二本柱で構成...
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三井住友建設、震災対応マンション「Noahシリーズ」のラインナップが完成
震災対応マンション"Noahシリーズ"のラインナップが完成 ―免震構造を組み込んだ"Sulatto Noah""Spiral Noah"― 三井住友建設株式会社(東京都中央区佃二丁目1番6号 社長 則久 芳行)は,地震後も1週間程度住み続けられ、大規模な補修を必要としない震災対応マンション"Noah(ノア)シリーズ"に免震構造を組み込んだ"Sulatto Noah(スラットノア)"、"Spiral Noah(スパイラルノア)"を新たに開発し、シリーズのラインナップを完成させました。 "Sulatto Noah""Spiral Noah"は、...
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鹿島、技術研究所に地震時の多様な揺れを再現できる高性能3次元振動台を導入
技術研究所に新方式の高性能3次元振動台 <W−DECKER>が完成 ―長周期地震動の世界最大の振幅を再現― ■はじめに 鹿島(社長:中村満義)は、東京都調布市にある「鹿島技術研究所西調布実験場」に、地震時の多様な揺れを再現できる新方式の高性能3次元振動台「W−DECKER」(ダブルデッカー)を導入し、運用を開始しました。 当社は、世界有数の地震国である我が国において、常に最新の地震対策技術を社会に提供するために、1975年に振動台を導入し、1990年には3次元振動台への更新を行うなど、安全・安心な社会実現に貢献する研究開発に積極的に投資してきました。このたび導入した高性能3次...