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硫黄酸化物
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メタノール船“CAJUN SUN”が竣工 〜メタノールおよび重油の2元燃料に対応可能な 低速ディーゼルエンジンを搭載したシリーズ船の竣工完了〜 株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)が運航する50,000DWT型のメタノール船“CAJUN SUN(ケイジャン サン)”が11月10日、南日本造船株式会社(社長:池辺隆太郎、本社:大分県臼杵市)にて竣工しました。 本船は、2013年12月10日に発表した(註)メタノールおよび重油の2元燃料に対応可能な低速ディーゼルエンジンを搭載したシリーズ3隻目となる最終船です。メタノールは環境にやさしい燃料で、硫黄酸化物(SOX)や窒素酸...
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メタノール船“MANCHAC SUN”が竣工 〜メタノールおよび重油の2元燃料に対応可能な低速ディーゼルエンジンを搭載した新造船〜 株式会社商船三井(社長:池田潤一郎、本社:東京都港区、以下「商船三井」)が運航する50,000DWT型のメタノール船“MANCHAC SUN(マンチャック サン)”が9月28日、南日本造船株式会社(社長:池辺隆太郎、本社:大分県臼杵市)にて竣工しました。 本船は、2013年12月10日に発表した(註)メタノールおよび重油の2元燃料に対応可能な低速ディーゼルエンジンを搭載しています。メタノールは環境にやさしい燃料で、硫黄酸化物(SOX)や窒素酸化物(NOX)の排出量を著しく低減できま...
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青色顔料が高性能アンモニア吸着材であることを発見 −悪臭除去、PM2.5対策、燃料電池用水素精製へ期待− ■ポイント ・青色顔料のプルシアンブルーのアンモニア吸着能が従来のアンモニア吸着材に勝ることを発見 ・元素置換や欠陥導入でプルシアンブルーの構造を原子レベルで制御し、アンモニア吸着容量をさらに向上 ・臭気を感じられないほど低濃度のアンモニアも吸着でき、悪臭やPM2.5の原因物質の除去に期待 ■概要 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノ材料研究部門【研究部門長 佐々木 毅】ナノ粒子機能設計研究グループ 高橋 顕(◇) 研究員、...
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東京ガス、LNG供給でウィングマリタイムサービスとLNG売買契約を締結
LNG燃料船向けLNG売買契約の締結について 〜日本初LNG燃料船に対してLNG供給を開始〜 東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)は、LNG燃料船(※1)に対してLNG供給を開始するため、昨日、株式会社ウィングマリタイムサービス(社長:山下 俊憲、以下「ウィングマリタイムサービス」)と、LNG売買契約を締結いたしました。LNG燃料船に対してLNG供給を行うことは、日本で初めてとなります。東京ガスは、LNGローリー車によってLNG供給を行います。 今回、東京ガスがLNG供給を行うLNG燃料船は、日本郵船株式会社(社長:内藤 忠顕、以下「日本郵船」)が日本で初めて建造し、用船者であるウィングマリタイムサービス...
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三菱日立パワーシステムズ、スペインの火力発電所向け排煙脱硝装置を受注
スペインの火力発電所向け排煙脱硝装置を受注 欧州の排出規制強化をクリア 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、ポルトガルの電力会社EDPグループ(Energia de Portugal:EDP)傘下のスペイン電力会社であるイドロカンタブリコ社(Hidroelectrica del Cantabrico S.A.:HC社)から、アボニョ(Abono)火力発電所2号機およびソト デ リベラ(Soto de Ribera)火力発電所3号機向け排煙脱硝装置(SCR(注1))を受注しました。大気汚染の原因となるNOx(窒素酸化物)排出量を80パーセント以上削減する高性能システムで、運転開始はそれぞれ2016年と2017年の予定です。 ※製品画像は添付の関連資料を参照 今回受注した脱硝装...
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三菱日立パワーシステムズ、ポーランドの火力発電所向け排煙脱硝装置を受注
ポーランドの火力発電所向け排煙脱硝装置を受注 欧州の排出規制強化をクリア 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、ポーランドの発電会社であるエネア社(ENEA Wytwarzanie S.A.)から、コジェニッチェ(Kozienice)火力発電所1、2号機向け排煙脱硝装置(SCR(注1))2基を受注しました。大気汚染の原因となるNOx(窒素酸化物)排出量を80パーセント以上削減する高性能システムで、運転開始は1号機向けが2015年末、2号機向けが2016年5月の予定です。 今回受注した脱硝装置は、首都ワルシャワの南南東約85キロメートルに位置するポーランド最大級の石炭火力発電所であるコジェニッチェ発電所1、2号機に追設...
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三菱日立パワーシステムズなど、東京電力から石炭ガス化複合発電設備の設計業務を受注
東京電力から石炭ガス化複合発電設備(IGCC)の設計業務を受注 福島復興に向けた「世界最新鋭の石炭焚き火力発電所プロジェクト」 三菱日立パワーシステムズ(MHPS)を幹事会社とする共同企業体は、東京電力株式会社から「世界最新鋭の石炭焚き火力発電所プロジェクト」で採用する大規模な石炭ガス化複合発電設備(IGCC)の設計業務を受注しました。福島県の産業復興に向け、東京電力が50万キロワット級IGCC2基を同県内に建設するプロジェクトで、これを受け、MHPSに三菱重工業、三菱電機、三菱重工メカトロシステムズを加えた4社は設計業務に着手しました。 今回の石炭焚き火力発電所プロジェクトは、東京電力の広野火力発...
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川崎重工、ノルウェーの自動車運搬船2隻向けにME−GIエンジンを受注
国内舶用主機メーカーとしてME−GIエンジンを初受注 川崎重工は、ノルウェーのユナイテッド・ヨーロピアン・カー・キャリアーズ社(UnitedEuropeanCarCarriersB.V.)が発注する3,800台積み自動車運搬船2隻向けに、舶用電子制御式ガスインジェクションディーゼル機関(ME−GIエンジン)「川崎−MANB&W8S50ME−C8.2−GI」2台を国内舶用主機メーカーとして初めて受注しました。本船は中国南通市の南通中遠川崎船舶工程有限公司(NACKS)で建造され、2016年就航の予定です。 ME−GIエンジンは、重油と天然ガスの双方に対応する2元燃料エンジンです。同エンジンは天然ガス燃料使用時に、従来型の重油焚2サイクルディーゼ...
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船舶向け排ガス浄化装置の発売について 富士電機株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:北澤通宏)は、船舶向け排ガス浄化装置を発売しますので、お知らせいたします。 1.背景 現在、世界で40,000台(船齢20年未満を対象)の船舶が運航し、年間2,000台が新たに建造されていますが、環境保護の観点から、同分野での排ガス規制強化が進められています。 国際海事機関(IMO)は、大気汚染原因物質の一つである硫黄酸化物(SOx)の排出量抑制に向け、船舶燃料の硫黄分濃度の上限を、指定海域(※)では2015年に0.1%(現在1.0%)、その他の海域では2020年もしくは2025年に0.5...
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三菱重工と三菱化工機、船舶SOx規制対応の排ガス洗浄システムを共同開発
国産初の船舶SOx規制対応スクラバーを共同開発 C重油使用時の排ガスを低硫黄燃料レベルに浄化 三菱重工業と三菱化工機は共同で、舶用エンジンの排ガスからSOx(硫黄酸化物)を効率的に除去する排ガス洗浄システム「ハイブリッドSOxスクラバーシステム」を開発しました。2015年に指定海域で強化されるSOx排出規制に国産で初めて対応するもので、安価なC重油を使ったときの排ガスを高価な低硫黄燃料を使ったときのレベルまで浄化することができ、モジュラーデザインの採用により既存船舶への設置も容易な構造となっています。 ハイブリッドSOxスクラバーシステムは、清水を循環させる洗浄ラインと海水を取り入れて排出する洗浄ラ...
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商船三井、WFS社向けメタノール専用船の長期定期貸船契約を締結
WFS社向けメタノール専用船 長期定期貸船契約・投入船建造に合意 〜世界初のメタノールおよび重油2元燃料対応エンジンを搭載〜 このたび当社は、Waterfront Shipping Company Limited(Jone Hognestad社長、以下「WFS社」、(*1))と新造メタノール専用船最大3隻の長期定期貸船契約を締結しました。本船はメタノールおよび重油の2元燃料に対応可能な低速ディーゼルエンジンを世界で初めて搭載します。 このディーゼルエンジンは三井造船株式会社(田中孝雄社長、以下「三井造船」)が製造し、また、本船は南日本造船株式会社(池辺隆太郎社長)にて建造され、2016年の竣工後、WFS社向けのメタノール輸送に従事する予定です...
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広野火力発電所6号機の営業運転開始について 当社は、本日、広野火力発電所6号機(60.0万kW)の営業運転を開始いたしました。 広野火力発電所6号機の発電設備には、超々臨界圧(USC)型を採用しており、石炭火力として世界最高水準となる熱効率45.2%(発電端)を実現しております。 なお、当社の石炭火力としては、広野火力発電所5号機、常陸那珂火力発電所1号機に加え、現在では3つ目のプラントとなり、既設の1〜5号機をあわせた広野火力発電所の総出力は440万kWとなります。 広野火力発電所6号機の特長は次のとおりです。 (1)安定性、経済性に優れた石炭燃料を使用 石炭は、中国、アメリカ...
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バブコック日立、ポーランドの石炭火力発電所向け排煙脱硫装置を受注
ポーランドの石炭火力発電所向け排煙脱硫装置を受注 株式会社日立製作所(執行役社長:中西宏明/以下、日立)のグループ会社であるバブコック日立株式会社(代表取締役社長:脇野 哲郎/以下、バブコック日立)は、このたび、ポーランド共和国(以下、ポーランド)の発電会社であるエネア・ヴィトバルザニエ社(ENEA Wytwarzanie S.A.(社長:Andrzej Pawel Schroeder(アンドュツ・パベウ・シュローダー))より、コジェニッチェ火力発電所1,2,7,8号機(合計出力860MW)の排煙を一括で処理できる脱硫装置を受注しました。2015年7月に運転を開始する予定です。 欧州では、2016年1月より、火力発電所から...
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川崎重工、9000TEU型コンテナ船を開発しノルウェー船級協会から設計基本承認を取得
大型LNG燃料コンテナ船を開発 川崎重工は、液化天然ガス(LNG)を燃料とする9,000TEU型コンテナ船の開発を完了し、ノルウェー船級協会(DNV)から設計基本承認(AiP:Approval in Principle)を取得しました。 LNG燃料は、地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)や酸性雨等の原因である窒素酸化物(NOx)、硫黄酸化物(SOx)の排出量を大幅に削減する効果があり、大型貨物船の燃料として一般的に使用されている重油に代わる次世代クリーン燃料としての期待が高まっています。 今回開発したLNG燃料コンテナ船は、北米や欧州で適用されるNOxやSOxの...
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モロッコで大型石炭火力発電所建設を受注 三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己、以下「三井物産」)は、このたび、韓国大手建設会社の大宇建設(本社:大韓民国ソウル市、以下「大宇建設」)と共同で、発電事業会社のジョルフ・ラスファールエナジーカンパニー5&6(本社:モロッコ王国エルジャディダ市、以下「JLEC5&6」)から、モロッコに於ける大型石炭火力発電所建設(出力合計700MW)を受注しました。JLEC5&6はアブダビ政府系エネルギー会社(TAQA)傘下の発電事業会社で、受注金額は約1,000億円。設計から据付までを一貫して請け負うフルターンキー建設契約で5...