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汚染水
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鹿島と東京電力など、福島第一原子力発電所海水配管トレンチへの長距離水中流動充填材を開発
福島第一原子力発電所海水配管トレンチへの 長距離水中流動充填材「Hilo」の開発 作業に伴う被ばく線量を最小限に、汚染水との置き換えを完了 鹿島建設株式会社(社長:押味至一)、東京電力株式会社(社長:廣瀬直已)、東京パワーテクノロジー株式会社(社長:原英雄)は、福島第一原子力発電所の海水配管トレンチ(※1)の内部を充填するため、長距離水中流動充填材「Hilo」(ヒーロー)(※2)を共同で開発しました。 「Hilo」は、水中100mの距離を流動させても材料分離や品質の低下が生じない特殊な材料であり、本材料を福島第一原子力発電所の海水配管トレンチの内部充填工事に適用することで、新たに打設孔を設け...
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「(仮称)廃炉カンパニー」の設置について 当社は、本日、平成26年4月1日を目途に、廃炉・汚染水対策に係る組織を社内分社化した「(仮称)廃炉カンパニー(以下、本カンパニー)」を設置することを決定しました。 <設置の目的・理由> このたびの福島第一原子力発電所5号機および6号機の廃炉の決定などを踏まえ、福島第一原子力発電所における廃炉・汚染水対策に関して、責任体制を明確化し、集中して取り組む。 汚染水の港湾内流出への対応やタンクからの汚染水漏えいの対策など、これまでの指揮命令系統・意思決定のプロセスなどを抜本的に見直す。 廃炉作業を着実に実施するため、内外の専門的な知見を...
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大林組など、水処理設備搭載型の大型道路除染車両システムを共同開発
業界初、水処理設備搭載型の大型道路除染車両システムを共同開発 環境放射能除染・廃棄物処理国際展「RADIEX2013」に実車を出展 株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:白石達)は、株式会社バイノス(以下バイノス社、本社:千葉県柏市、社長:湯川恭啓)、兼松エンジニアリング株式会社(以下兼松エンジニアリング、本社:高知県高知市、社長:佃維男)と共同で、8t車ベースの大型道路除染車両(以下ロードリフレッシャー)を用いた除染技術「バイノスRDIII工法」を開発しました。 除染作業の実績とノウハウを有する大林組による技術指導と、放射性物質を吸着する新種微細藻類「バイノス」を有するバイノス社、ロードリフレッ...
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IHI、原子力発電設備などの除染・解体技術を有する米ナイトロシジョン社を買収
原子力発電設備等の除染・解体技術を有する米国ナイトロシジョン社を買収 IHIは,このたび,超高圧液体窒素による原子力発電設備等の除染・解体技術を有するナイトロシジョン(NITROCISION)社を買収し,米国の子会社(IHI Southwest Technologies,Inc.)の傘下としました。本技術は,ナイトロジェット(NITROJET)と呼ばれ、1990年代初めに米国エネルギー省(DOE)のアイダホ国立研究所(INL)において開発された技術です。超高圧の液体窒素を対象物に吹き付けることにより,配管,金属構造物,タンク等の洗浄や切断,またコンクリートのはつり(汚染された表面層の除去)等を行うことができます。 ナイトロジェット(NITROJET)の特...
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鹿島など、道路の除染を安全・効率的に行える「道路高圧除染車」を開発
道路の除染を安全に効率的に行える「道路高圧除染車」を開発 田村市の本格除染事業で導入 鹿島(社長:中村満義)と鹿島道路(社長:滝田裕久)は、道路の除染を安全に、かつ、効率的に行うことができる「道路高圧除染車」を開発し、田村市の道路除染に導入しました。排水性舗装道路の目詰まりを回復させる「排水性舗装機能回復車」を除染仕様に大幅に改造したもので、これまで主に人力で行っていた道路の除染を効率的に行うことができ、また、汚染水の飛び散りを防止することで二次汚染の心配なく実施することができます。 本除染車は、富岡町、田村市における試験施工を実施し、除染効果を確認した上で、田村市の本格...
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JNC、焼却灰洗浄汚染水からの放射性セシウム除去・回収法の開発に成功
焼却灰からの革新的放射性セシウム除去・回収法の開発に成功 JNC(本社:東京都千代田区、社長:森田美智男)は、焼却灰の洗浄汚染水を対象とし、短時間・低コスト処理を可能とした、ラボスケールでの放射性セシウムの除去・回収技術の開発に成功しました。 現在、東日本各地の焼却場では、除染廃棄物をはじめ草木や一般ゴミなどの焼却灰から微量ながら放射性セシウムが検出されており、その効率的な除去・回収技術の開発が求められています。 当社はこれまで、海水を含む放射性セシウム汚染水処理への適用をめざして、セシウム(安定同位体)の除去・回収技術を確立してまいりました(プロセス簡略図を裏面に図...