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情報科学
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OKB大垣共立銀行創立120周年・OKB総研創立20周年記念 「OKBソフトピアジャパンファンド」の創設 〜地方創生‐岐阜県における情報産業の成長を目指して〜 大垣共立銀行(頭取 土屋 嶢)は平成28年10月を目処に、グループ会社であるOKB総研・共立キャピタルと共同で「OKBソフトピアジャパンファンド」を下記の通り創設します。 本ファンドは、OKB大垣共立銀行創立120周年・OKB総研創立20周年を記念して創設するもので、IT集積地ソフトピアジャパンの入居企業の創業・新事業展開などを支援します。 OKB大垣共立銀行は岐阜県の地方創生を目指し、グループ一体となって地域における創業・新事業展開を支援しています...
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ATR、サントリーグローバルイノベーションセンター、Karydo TherapeutiX、化合物の生体作用に関する共同研究を開始 〜食品素材の“真の効果”の見える化を目指して〜 この度、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(京都府精華町、代表取締役社長 平田康夫、以下、「ATR」)、サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社(東京都港区、代表取締役社長 平島隆行、以下、「SIC」)、Karydo TherapeutiX株式会社(東京都千代田区、代表取締役 佐藤匠徳、以下、「KTX」)は、「D−iOrgans テクノロジーを用いた、化合物の生体内での作用研究」に関する共同研究を開始します。これにより、ATRはiOrgans テクノロジーのヒト疾患診断・予...
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信州大など、ナノ構造制御カーボンの水分離膜をドライプロセスで合成に成功
高度な脱塩機能を発現するナノ構造制御カーボンの水分離膜をドライプロセスで合成することに成功 〜窒素ドープ(添加)によって分離機能が向上〜 <ポイント> ○新規な膜形成手法(ドライプロセス)によって、従来のDiamond−Like Carbon(DLC)膜より柔らかい炭素ベースの水分離膜を新たに開発し、最大96%という高い脱塩性能を達成。添加する窒素の量を調整することにより、脱塩性、透水性、耐塩素性を最適化できることを見出しました。 ○コンピューターのシミュレーションでもその有効性を確認しており、資源開発など厳しい条件下での水処理膜の実用化が期待できます。 ○本研究成果は、英科学誌Nature系の専門誌「NPG As...
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富士ソフト、ECU間通信ソフト開発の「AUTOSAR開発体験キット COMスタック編」を販売
車載ソフトウェア技術者向け「AUTOSAR開発体験キット」 ECU間アプリケーション開発の「COMスタック編」を販売開始 富士ソフト株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員:坂下 智保)は、欧州で広く普及が進む車載ソフトウェアの基本アーキテクチャであるAUTOSAR(※1)の日本語解説による開発体験を可能とする「AUTOSAR開発体験キット」を4月23日(木)より販売開始しました。この度、11月18日(水)より、通信機能を追加拡張し、AUTOSAR準拠ECU間通信ソフトウェア開発の学習を可能にする「AUTOSAR開発体験キット COMスタック編」の販売を開始いたします。 近年、自動車業界では電子制御の高度化、複雑化が加...
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信州大など、汎用性のあるセルロースの高強度ゲル形成プロセスを発見
汎用性のあるセルロースの高強度ゲル形成プロセスの発見 〜脱石油由来の水処理用部材に適用へ 発表者;木村睦・教授(SRL)、任思暁/Sixiao Ren(信州大学大学院理工学研究科修士課程1年)、遠藤守信・特別特任教授(RL) 1.発表のポイント ◇セルロースを石油や酸やアルカリを用いる化学処理を必要としない方法で加工し、高強度なセルロース材料として自由に様々な形態に成形できることを発見しました。 ◇加工したセルロース材料から、水と不純物を分離する中空糸膜の成形にも成功。石油由来の材料を使わず、ヒトや自然にやさしい水処理用部材の開発への応用が期待できます。 ◇本研究成果は、Nature社の電子版科学...
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膨張黒鉛(EG)による随伴水一次処理法の開発 〜環境影響が少ない資源掘削に前進〜 発表者;遠藤守信 特別特任教授/信大 COI リサーチリーダー(RL)、竹内健司 准教授、阿久沢昇 研究員、他 1.発表のポイント ◇石油や天然ガスの採掘時に伴って産出される随伴水(1)の処理は、環境保全の観点から世界的に大きな関心が持たれています。本研究では、天然黒鉛から得られる膨張黒鉛(EG:exfoliated graphite)によってモデル随伴水(エンジンオイルと蒸留水から作ったモデル水)から油分を選択的に吸収し、残留油分を当初の100ppmから0.1ppmレベルまで低減できることを見いだしました。 ◇本研究成果は、随伴水処理の...
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NECソリューションイノベータなど、「画像認識による虫画像の同定を支援する技術」で共同研究開始
NECソリューションイノベータと北海道大学、「画像認識による虫画像の同定を支援する技術」に関する共同研究を開始 〜病害虫の同定をICTでサポート〜 NECソリューションイノベータと北海道大学 情報科学研究科 メディアダイナミクス研究室(教授:長谷山 美紀、以下、北海道大学長谷山研究室)は、「画像認識による虫画像の同定を支援する技術」に関する共同研究を2015年7月に開始します。 農業の生産現場では、農作物上に見つけた虫の種類を即時に特定することが難しく、適時/適切な防除を実施しにくいという課題を抱えています。 このような課題を解決するため、NECソリューションイノベータと北海道大学長谷山...
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矢野経済研究所、乗用車向けテレマティクスサービス市場に関する調査結果を発表
乗用車向けテレマティクスサービス市場に関する調査結果 2015 〜2019年日米西欧中国における乗用車テレマティクス端末は新車の8割搭載を予測〜 ■調査要綱 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて日本、米国、西欧主要5カ国(イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン)、中国の乗用車向けテレマティクス市場の調査を実施した。 <テレマティクスサービスとは> 本調査におけるテレマティクスサービスとは、Telecommunication(通信)とInformatics(情報科学)を組み合わせた造語で、自動車などの移動体に通信システムを組み合わせてリアルタイムに情報サービスを提供することができ、主に自動車メーカーが自社...
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東北大と名大、測定誤差と擾乱の不確定性に関する新たな不等式の実験的検証に成功
測定誤差と擾乱の不確定性に関する新たな不等式の実験的検証に成功 <概要> 東北大学電気通信研究所・枝松圭一教授,名古屋大学大学院情報科学研究科・小澤正直教授らの研究グループは,量子力学の基本原理のひとつである「測定誤差と擾乱に関する不確定性関係」に関して,「ハイゼンベルクの不等式」が破れており,小澤が提案した「小澤の不等式」と,新たに提案された「ブランシアードの不等式」が成立していることを,弱測定と呼ばれる新しい計測法を用いた実験で検証することに成功しました。本実験技術は,量子暗号の技術開発に重要な役割を果たすことが期待されています。 量子力学では,二つの物理量(例えば位置...
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大阪大など、人工細胞を使って膜たんぱく質を「進化」させる技術を開発
人工細胞を使って膜たんぱく質を「進化」させる技術の開発 ・膜たんぱく質を人工的に「進化(改変・改良)」させることは非常に困難であった。 ・α−ヘモリシンの機能を約30倍高め、人工的に「進化」させることに成功。 ・バイオ医薬品スクリーニング、バイオセンサー素子の創出などへの波及効果が期待。 JST課題達成型基礎研究の一環として、大阪大学 大学院情報科学研究科 四方 哲也 教授、工学研究科 松浦 友亮 准教授の研究チームは、人工細胞(注1)を用いて膜たんぱく質を実験室で「進化」させることに成功しました。 変異と選択を繰り返すというダーウィン進化を実験室で再現し、生体高分子である...
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東北大など、災害による孤立地域からの情報発信を容易にする通信技術を実証
災害による孤立地域からの情報発信を容易にする通信技術を実証 (「スマホdeリレー」と小型無人飛行機中継システムの接続実験に成功) 国立大学法人東北大学大学院情報科学研究科(兼電気通信研究機構)の加藤寧教授、西山大樹准教授らの研究グループと、独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」)ワイヤレスネットワーク研究所ディペンダブルワイヤレス研究室(室長:三浦龍)は、平成25年7月、東北大学が研究開発を行っている通信システム「スマホdeリレー」と、NICTが所有する「耐災害ワイヤレスメッシュネットワーク実験設備」の一部である「小型無人飛行機中継システム」の接続実験に成功しました。 本実験では、...
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NICT、米・国立科学財団と新世代ネットワーク研究の日米共同研究で連携
米国国立科学財団(NSF)とMOUを締結 新世代ネットワーク研究における日米共同研究に向けて連携 独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」、理事長:坂内正夫)と米国国立科学財団(*1)(以下「NSF」、所長代行:Cora B.Marrett)は、米国時間2013年5月29日(水)、NSF本部(バージニア州アーリントン)にて、新世代ネットワーク研究における日米共同研究に向けて連携することに合意し、包括的協力覚書(MOU)の締結をいたしました。 現在、世界経済の発展や人々の生活の質の向上にとって、インターネットは重要な役割を果たしています。そして、今後更に増え続けるであろう利用者への対応や、より安全で・より使い...
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シャープ、英語を楽しみながら学べるタブレット型モバイル学習ツールを発売
発音を重視し、基礎から学べる英語学習コンテンツ(※1)を収録 モバイル学習ツール“英語入門Brain(ブレーン)”<PW−GX300>を発売 *商品画像は添付の関連資料を参照 シャープは、英語を楽しみながら効率的に学べるタブレット型のモバイル学習ツール“英語入門Brain”<PW−GX300>を発売します。英語を初めて習う小学生から学び直したい大人まで、英語学習の入門機として提案します。 本機は、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)(※2)の研究から生まれた英語の学習支援システム「ATR CALL for Brain」を搭載。本機が読み上げるネイティブ音声をまねて発音すると、点数と波形で表示されます。ネイティブ...
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理化学研究所とRIST、スーパーコンピュータ「京」の共用を開始
スーパーコンピュータ「京」9月28日から共用開始 理化学研究所(野依良治理事長)と高度情報科学技術研究機構(RIST:関昌弘理事長)は、2006年度から国家基幹技術として整備を進めてきたスーパーコンピュータ「京(けい)」(※1)を広く学術・産業分野向けに提供するため、9月28日から共用を開始します。 今後 理研とRISTは、さまざまな計算科学分野のユーザと協力しながら、「京」の持つシミュレーション精度や計算速度の飛躍的な高さを活かした世界最高水準の成果が創出されるよう取り組んでまいります。 1.経緯 「京」は、文部科学省が推進する革新的ハイパフォーマンス・コンピューティ...
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理化学研究所と慶大、ヒトの血液から簡単に「体内時刻」を調べる手法を確立
ヒトの血液から簡単に「体内時刻」を調べる手法を確立 −採取した血液から体内時刻のズレを検出可能に− ◇ポイント◇ ・ヒトの血液中で、24時間周期で増減する代謝産物を複数同定 ・「分子時刻表」を作り、被験者の血液の代謝産物と照合して体内時刻を推定 ・体内時計が関わる障害の診断や、治療法の評価への応用が期待 理化学研究所(野依良治理事長)と慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市、冨田勝所長)は、ヒトの生体内で24時間周期を刻む体内時計(※1)が示す「体内時刻」を、採取した血液から簡単に測定する方法を開発しました。これは、理研発生・再生科学総合研究センター(竹市雅俊センタ...
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阪大とJST、モデル細胞膜が高分子を内封すると自発的に分裂など研究成果を発表
原始細胞の分裂・増殖の過程の謎に迫る 人工細胞の構築・デザインへの応用に期待 1.発見の概要 大阪大学大学院情報科学研究科四方哲也教授の研究チームは、高度な分裂制御機構をもたないモデル細胞膜が、高分子を内封すると自発的に分裂することを明らかにしました。 約40億年前に誕生した初期の細胞(原始細胞)は、遺伝物質が脂質膜の袋で包まれただけの単純なものであり、この原始細胞が増殖し進化することで、高度で複雑な機構を持つ現代の生命に至ったと考えられています。現在の生物を構成する細胞は、タンパク質などの制御によって成長し分裂することで増殖しますが、このような仕組みをもたない原始細胞がど...
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近畿大、富士通のスーパーコンピューター「PRIMEHPC FX10」を導入
近畿大学、富士通のスーパーコンピュータ「PRIMEHPC FX10」を導入 私立大学で初めて、「京(けい)」とソフトウェア互換性のあるスパコンを採用 生物理工学部を中心に最先端研究に活用 近畿大学(本部:大阪府東大阪市、学長:畑博行)は、このほど、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本正已、以下:富士通)のスーパーコンピュータ「PRIMEHPC FX10」の導入を決定しました。「PRIMEHPC FX10」は、スーパーコンピュータ「京」(注1)とソフトウェア互換性があり、私立大学では、初めての採用となります。 文部科学省は、「京」を用いて戦略的・重点的に研究...
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北海道大学、半導体量子井戸において電子スピン制御の物性定数を解明
電子スピン制御の物性定数を解明 〜次世代電子デバイスの研究・開発を加速〜 <研究成果のポイント> ・半導体の基本物性値の一つ「スピン軌道相互作用係数」を実験的に決定。 ・半導体量子井戸内の電子スピンを回転方向も含めてゲート制御することにはじめて成功。 ・将来のスピン電子デバイスの開発に既存のバンドエンジニアリングの手法を適用する道を開いた。 <研究成果の概要> 北海道大学大学院情報科学研究科/創成研究機構研究部の古賀貴亮准教授の研究グループはNTTと共同で,インジウム,ガリウム,砒素をベースとした半導体量子井戸(図2)において,半導体の基本物性の一つである「スピン軌道相互...