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急性骨髄性白血病
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大日本住友製薬、米バイオベンチャー「トレロ社」を完全子会社化
当社による米国バイオベンチャー企業Tolero Pharmaceuticals, Inc.の 買収(子会社化)について 大日本住友製薬株式会社(本社:大阪市、社長:多田 正世)は、当社全額出資の米国持株会社を通じて、Tolero Pharmaceuticals, Inc.(本社:米国ユタ州リーハイ、CEO:David J. Bearss、以下「トレロ社」)を完全子会社化(以下「本買収」)することについて、本日トレロ社と合意しましたので、下記のとおりお知らせします。 合意内容に基づき、当社はトレロ社の株主に対し、本買収の対価として本買収完了時に200百万米ドル(約236億円)を支払うとともに、将来、トレロ社が開発中の化合物の進捗に応じた開発マイルストンとし...
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T細胞の運命を制御する分子機構を解明 −白血病発症メカニズムの解明に期待− ■要旨 理化学研究所(理研)統合生命医科学研究センター 融合領域リーダー育成(YCI)プログラム[1]の伊川友活上級研究員、免疫器官形成研究グループの古関明彦グループディレクター、京都大学再生医科学研究所再生免疫学分野の河本宏教授らの共同研究チーム(※)は、マウスを用いて免疫細胞の1種であるT細胞が作られるときの運命維持に「ポリコーム複合体[2]」が重要であることを明らかにしました。 T細胞は他の免疫細胞と同様、血液のもととなる造血幹細胞[3]から作られます。造血幹細胞は骨髄中でT細胞へある程度運命付けられた...
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第一三共、米Dana−Farberがん研究所と肺がんの非臨床試験に関する研究提携の契約を締結
Dana−Farberがん研究所との肺がんに関する研究提携の合意について 第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)は、Dana−Farber Cancer Institute, Inc.(所在地:米国マサチューセッツ州、以下「Dana−Farber がん研究所」)と肺がんの非臨床試験に関する研究提携の契約を締結しましたので、お知らせいたします。 当社は、Dana−Farberがん研究所のPasi A. Janne教授(◇)が率いる研究チームと連携し、同研究所にて開発された独自の動物実験モデルを活用し、当社が保有する肺がん治療候補薬のトランスレーショナル非臨床薬理試験を実施します。本契約の下、当社は、Dana−Farberがん研究所が保有するトランスレーショナルメ...
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第一三共、キザルチニブの急性骨髄性白血病一次治療の第3相臨床試験を開始
キザルチニブの急性骨髄性白血病一次治療の第3相臨床試験開始について 第一三共株式会社(本社:東京都中央区)は、抗がん剤キザルチニブ(FLT3−ITD阻害剤)について、FLT3−ITD変異を有する急性骨髄性白血病の一次治療の適応取得を目的としたグローバル第3相臨床試験(QuANTUM−First試験)を開始しましたので、お知らせいたします。 本試験は、多施設共同、無作為化、プラセボ対照二重盲検比較試験であり、FLT3−ITD変異を有する急性骨髄性白血病患者に対し、標準治療との併用療法および維持療法における、キザルチニブの有効性と安全性を評価するものです。主要評価項目は無事象生存期間(EFS)(*1)、重要な副次評価項...
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タカラバイオとLSIメディエンス、難治性白血病の遺伝子変異の検出法に関する特許のライセンス契約を締結
難治性白血病の遺伝子変異の検出法に関する 特許のライセンスを株式会社LSIメディエンスに供与 タカラバイオ株式会社と株式会社LSIメディエンス(以下「LSIM社」)とは、当社が保有する、悪性度の高い急性骨髄性白血病の主要原因であるFLT3遺伝子の変異検出法に関する特許のライセンス契約を締結しました。本契約により、LSIM社は、本特許技術を用いた検査サービスを日本において非独占的に実施し、当社は、LSIM社よりライセンス料を受領します。これにより、FLT3遺伝子の変異検出法に関する特許のライセンス先は、国内および海外で5社となりました。 FLT3遺伝子の重複変異(ITD変異と呼ばれる)は、急性骨髄性白血病の難治性...
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第一三共、米Ambit Biosciences社の全株式を取得して企業買収
米国Ambit Biosciences社の買収に関するお知らせ 第一三共株式会社(本社:東京都中央区、以下「当社」)とAmbit Biosciences社(所在地:米国カリフォルニア州サンディエゴ、以下「Ambit社」)は、当社が新たに設立する子会社を通じて、公開買付により、Ambit社の全株式取得による企業買収を行なうことに合意しましたのでお知らせいたします。 Ambit社はキナーゼ阻害剤の創薬・開発に携わるバイオベンチャー企業であり、現在第3相臨床試験段階にある急性骨髄性白血病治療薬(一般名:キザルチニブ、開発コード:AC220)(※)などの化合物を有しております。当社は癌領域において画期的治療薬を提供することを中長期的な目標と定...
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富士フイルム、米国テキサス州立大がんセンターと抗がん剤の臨床開発を実施
世界トップレベルのがんセンター「テキサス州立大学 MDアンダーソンがんセンター」と 抗がん剤の臨床開発を実施 富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、米国での抗がん剤の開発を行うため、がん領域で世界トップレベルの研究・治療施設であるテキサス州立大学MDアンダーソンがんセンター(以下、MDアンダーソンがんセンター)(※1)と、抗がん剤3薬剤(「FF−10501」「FF−10502」「FF−21101」)の臨床開発を実施することを決定しました。まずは、来春より、同センターにおいて「FF−10501」の第I相臨床試験をスタートし、順次、他薬剤の臨床試験も開始します。 富士フイルムは、「がん」を...
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理化学研究所、白血病再発の主原因「白血病幹細胞」を標的とした低分子化合物を同定
白血病再発の主原因「白血病幹細胞」を標的とした低分子化合物を同定 −急性骨髄性白血病に対する生体内での効果をマウスで確認− <ポイント> ・白血病幹細胞が発現する分子を狙った低分子化合物の効果を白血病ヒト化マウスで確認 ・従来の抗がん剤が効きにくいFlt3遺伝子異常を持った悪性度の高い症例に有効 ・低分子化合物の単剤投与により患者由来の白血病幹細胞と白血病細胞をほぼ死滅 http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=wJn3vSppPUI <要旨> 理化学研究所(野依良治理事長)は、ヒトの白血病状態を再現した白血病ヒト化マウス[1]を用いて、従来の抗がん剤が効きにくい白血病幹細胞を含め、ヒト白血...
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アステラス製薬、急性骨髄性白血病患者を対象としたキザルチニブの第II相試験結果を発表
アステラス製薬:第54回米国血液学会(ASH)にて再発または治療抵抗性 急性骨髄性白血病患者を対象としたキザルチニブの第II相試験の結果を発表 再発/治療抵抗性の急性骨髄性白血病に対するFLT3を標的とした単剤療法において高い活性を確認 単剤療法および他剤との併用療法を評価する追加の第I相および第II相試験を実施中 アステラス製薬株式会社(本社:東京、社長:畑中 好彦、以下「アステラス製薬」)は、米国アンビット社と共同で開発を進めている経口FMS 様チロシンキナーゼ−3(FLT3)阻害剤キザルチニブ(一般名、開発コード:AC220)に関し、米国血液学会(ASH)の第54回年次総会において、終了した第II相試...
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エーザイ、DNAメチル化阻害剤「Dacogen」注射剤で急性骨髄性白血病に対する試験結果を発表
DNAメチル化阻害剤「DACOGEN(R)」注射剤の急性骨髄性白血病に対する 第III相臨床試験結果がASCOで発表される エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、DNAメチル化阻害剤「Dacogen(R)」(一般名:decitabine) 注射剤の急性骨髄性白血病(AML)に対する第III相臨床試験(DACO−016試験)結果が、2011年米国臨床腫瘍学会(American Society of Clinical Oncology:ASCO)年次総会で口頭発表されたことを、公表しました。AMLは、治療選択肢が限られている重篤な血液がんの一種です。 この試験は...
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大塚製薬、体外診断用医薬品WT1 mRNA測定キット「オーツカ」使用目的の追加承認を取得
体外診断用医薬品 WT1 mRNA測定キット「オーツカ」使用目的として骨髄異形成症候群の追加承認 大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩本太郎)は、体外診断用医薬品WT1(*1)mRNA測定キット「オーツカ」の使用目的として、急性骨髄性白血病(以下:AML(*2))に加え、骨髄異形成症候群(MDS(*3))の承認を2月14日に取得いたしました。 このたびの承認により、骨髄異形成症候群患者さんの末梢血または骨髄液中のWT1 mRNAを測定し、骨髄異形成症候群の診断補助および進行度モニタリングマーカーとしての使用が可能となります。 骨髄異形成症候群は、...
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中外製薬と大日本住友製薬、がんペプチドワクチン「WT4869」の国内第I/II相臨床試験を実施
がんペプチドワクチン「WT4869」の共同開発について 中外製薬株式会社【本社:東京都中央区、社長:永山治】(以下、中外製薬)と大日本住友製薬株式会社【本社:大阪市、社長:多田正世】(以下、大日本住友製薬)は、治療用がんペプチドワクチン「WT4869」について、骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndromes:MDS)を対象とした国内第I/II相臨床試験を実施しますので、お知らせします。 大阪大学大学院医学系研究科 杉山治夫教授らのこれまでの研究により、WT1(Wilms" tumor gene 1)タンパクが、白血病やほぼ全ての種類の固形がんで高発現...
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タカラバイオ、白血病に対する遺伝子治療の臨床研究にて第1例目に遺伝子導入細胞を投与
白血病に対する遺伝子治療の臨床研究において 第1例目に遺伝子導入細胞を投与 タカラバイオ株式会社(社長:仲尾功一)と独立行政法人国立がん研究センター中央病院とが共同で実施している白血病に対する遺伝子治療の臨床研究において、10月13日に第1例目の被験者に遺伝子導入細胞が投与されました。 本遺伝子治療は、高リスク造血器悪性腫瘍患者にハプロタイプ一致造血幹細胞移植を行ったあと、感染症をはじめとした造血幹細胞移植の合併症を軽減しつつ重篤な移植片対宿主病(GVHD)が発症した時の沈静化の手段として、HSV−TK遺伝子導入ドナーリンパ球を追加輸注(Add−back)するというもので...