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フォトン
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ナノフォトン、300mmウエハーステージ搭載ラマン顕微鏡RAMANdriveを発売
半導体ウエハーの応力イメージング評価に最適 300mmウエハーステージ搭載ラマン顕微鏡RAMANdriveを新発売 ナノフォトン株式会社(大阪府大阪市、代表取締役社長マイケル・ヴァースト)は、半導体分野向け新製品ウエハーアナライザーRAMANdriveをリリースいたします。2016年8月7日から12日まで名古屋で開催されている第18回結晶成長国際会議(ICCGE−18)にて紹介をいたします。 RAMANdriveは、当社独自のパワフルなラマンイメージング機能により、半導体材料中の応力や結晶多形、欠陥などの分布をサブミクロンの空間分解能で非破壊分析し、その分布を3次元で可視化することができます。独自開発の300mmウエハース...
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産総研、細胞の代謝とがん化を司る細胞内エネルギーセンサーを発見
細胞の代謝とがん化を司る、細胞内エネルギーセンサーを発見 ■本研究成果のポイント ・細胞内のエネルギー物質“GTP”の濃度を検知する“GTPセンサー”を世界で初めて発見 ・発見したGTPセンサー機能が、がんの増殖にも関与することを確認 ■概要 高エネルギー加速器研究機構(KEK)物質構造学研究所、シンシナティー大学医学部、産業技術総合研究所(産総研)創薬分子プロファイリング研究センター( http://www.molprof.jp/ )による合同研究チームは、細胞内のエネルギー物質“GTP(グアノシン三リン酸)”の濃度を検知し、細胞の働きを制御する“GTPセンサー”を世界で初めて発見しました。 タンパク質合成やシグナル伝達の原...
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浜松ホトニクス、生産ライン向け低エネルギーのライン照射型電子線照射源を受注開始
容器やフィルムの滅菌、樹脂の架橋、印刷のインキ硬化など 生産ライン向けに照射幅を現行品の2倍の300mmに 電子線照射源「EBエンジン」の新製品 当社は、照射幅をA3サイズ処理が可能な現行品の2倍の300mmにした、低エネルギーのライン照射型電子線照射源「EBエンジン」を、医薬品容器や包装フィルムの滅菌、樹脂表面改質(架橋等)、印刷のインキ硬化などの生産ライン向けに、国内の各種メーカーに12月2日より受注を開始します。また、照射実験用装置を当社デモルームに用意し、同日より顧客からの試料持ち込み評価も開始します。 なお、本製品は、11月7日(木)から3日間、アクトシティ浜松(浜松市中区)...
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浜松ホトニクス、近赤外域に高感度なマルチアルカリ光電面を開発
MEMS半導体製造技術を用いた超小型次世代光電子増倍管マイクロPMT 近赤外域に高感度なマルチアルカリ光電面を新開発 電圧分割回路内蔵タイプと高圧電源内蔵タイプのサンプル出荷を開始 当社は、半導体製造技術により量産対応が可能で、超小型な次世代光電子増倍管マイクロPMTの近赤外域に高感度なマルチアルカリ光電面を新たに開発し、機器に組み込み易い電圧分割回路を内蔵したマイクロPMTアッセンブリ「H12400−01−01」と、小型高圧電源を内蔵したマイクロPMTモジュール「H12402/H12403シリーズ」を、11月1日から国内外の分析・計測機器メーカー向けにサンプル出荷します。これにより、個人レベルで使...
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東大、スピン反転励起が可能な新色素DXで有機系太陽電池の大幅な広帯域化を実現
スピン反転励起が可能な新色素DXで有機系太陽電池の大幅な広帯域化を実現 1.発表者: 瀬川浩司(東京大学 先端科学技術研究センター 教授) 木下卓巳(東京大学 先端科学技術研究センター 特任助教) 2.発表のポイント: ◆従来の光化学の常識を覆すスピン反転励起が可能な新色素DXを合成し有機太陽電池の広帯域化に成功 ◆新色素DXをボトムセルに用いたタンデム太陽電池の開発により、有機系タンデム太陽電池におけるエネルギー変換効率の世界記録を更新 ◆新色素DXを用いた30%の変換効率を超える高効率な有機系太陽電池の実用化に道を拓くものであり、太陽光発電の低コスト化につながると期待 ◆本研究は、内閣...
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東大と理化学研究所、「マルチフェロイック薄膜」に生じる大きな電気分極の起源を解明
「マルチフェロイック薄膜」に生じる大きな電気分極の起源を解明 <本研究成果のポイント> ・磁石の性質(強磁性)と誘電性を併せ持つマルチフェロイック性(※1)を示すマンガン酸化薄膜(マルチフェロイック薄膜)を作製 ・マルチフェロイック薄膜が示す大きな電気分極の起源をX線回折によって解明。また、同薄膜の磁気構造を直接観測した世界に類のない画期的な成果 ・今後、同薄膜作製の大きな指針となり、低消費電力で高集積のメモリーデバイスなどの開発に期待 【概 要】 強磁性と誘電性を同時にもつ物質「マルチフェロイック物質(※1)」は、磁場で電気分極を制御したり電場で磁化を制御したりできることから...
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千葉大と東大など、ホランダイト型酸化物が強磁性を保ったまま金属から絶縁体になるしくみを解明
強磁性を保ったまま金属から絶縁体になるしくみを解明 ―クロム4量体化とパイエルス機構― 【概 要】 千葉大学大学院・理学研究科の太田幸則(オオタ ユキノリ)教授、融合科学研究科の小西健久(コニシ タケヒサ)准教授、高エネルギー加速器研究機構(KEK)物質構造科学研究所・構造物性研究センター(CMRC)の中尾裕則(ナカオ ヒロノリ)准教授、中尾朗子(ナカオ アキコ)助教(現:一般財団法人 総合科学研究機構)、および東京大学・物性研究所の上田寛(ウエダ ユタカ)教授、礒部正彦(イソベ マサヒコ)博士の研究グループは、KEK放射光科学研究施設フォトンファクトリー(※1)を用い結晶構...
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東大、超好熱性古細菌の酵素が変身しながら2つの反応を触媒する様子を解明
2種類の化学反応を触媒する酵素が「変身」する姿を世界で初めてとらえた 【発表者】 伏信 進矢(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命工学専攻 准教授) 西増 弘志(東京大学大学院理学系研究科 生物化学専攻 特任助教) 服部 大紀(東京大学農学部 生命化学・工学専修 4年;当時) 宋 賢珍(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命工学専攻 博士課程2年) 若木 高善(東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命工学専攻 教授) <発表概要> 本研究科の若木高善(わかぎ たかよし)教授、伏信進矢(ふしのぶ しんや)准教授らと、本学大学院理学系研究科の西増弘志(にします ...
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EUV光源で磁場によるデブリ除去技術を実証 2012年出荷開始予定のEUV露光用LPP光源の量産化計画が前進 ギガフォトン株式会社(本社: 栃木県小山市、代表取締役社長: 渡辺裕司、 http://www.gigaphoton.com/ )は、2012年初旬に出荷を予定しているEUV露光用LPP光源にて、同社の独自技術である磁場によるデブリ除去技術を実証したと発表しました。ギガフォトンは2002年から、高出力と安定性・経済性を追求した独自技術によるEUV露光用LPP光源の開発に取り組んでおり、磁場を使ったデブリ除去を初めとするユニークな方式を提案してきました。今回の発表は、これまで検証を積み重ねてきた磁場...