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東京工業大学
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東工大と名工大と九大、室温で強磁性・強誘電性が共存した物質を実現
室温で強磁性・強誘電性が共存した物質を実現 ―低消費電力・超高密度磁気メモリー開発に道― 【概要】 東京工業大学 科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所の北條元・元助教(現九州大学総合理工学研究院准教授)、東正樹教授、名古屋工業大学の壬生攻教授らの研究グループは、セラミックス結晶中に磁石の性質(強磁性:用語1)と電気を蓄える性質(強誘電性:用語2)が室温において共存することを確認した。室温での両性質の共存は、鉄酸ビスマスを用いた次世代磁気メモリー実現のための鍵として注目されていながらも、磁性不純物の影響により、これまで本質的であると実験で確認されたことはなかった。 同研...
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東北大など、原子配置制御による原子層金属/半導体の作り分けに成功
原子配置制御による 原子層金属/半導体の作り分けに成功 −超微細電子デバイス応用へ新たな道− 【概要】 東北大学原子分子材料科学高等研究機構(WPI−AIMR)の菅原克明助教、高橋隆教授、同大学院理学研究科の佐藤宇史准教授、東京工業大学物質理工学院の一杉太郎教授、埼玉大学大学院理工学研究科の上野啓司准教授らの研究グループは、これまで知られていない正八面体構造を持つセレン化ニオブ(NbSe2)原子層薄膜の作製に成功しました。電子状態の精密な測定から、この物質が従来知られていた三角プリズム型の構造ユニットを持つ金属的NbSe2と異なり、電子間の強い相互作用の結果形成される「モット絶縁体」 注1)であるこ...
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大分大とJST、世界最高レベルの性能を持つアンモニア合成触媒を開発
世界最高レベルの性能を持つアンモニア合成触媒を開発 〜金属の特殊な積層構造と塩基性酸化物の相乗作用〜 ■ポイント ○アンモニアは化学肥料の原料として重要な化学物質であり、近年は再生可能エネルギーの貯蔵・輸送を担うカーボンフリーのエネルギーキャリアとしても重要性が増している。そのため、アンモニアを高効率で生産する高活性な触媒の開発が求められてきた。 ○既存の工業プロセスよりも理想的な条件で、世界最高レベルのアンモニア合成性能を示す触媒を開発することに成功した。 ○開発した触媒の表面は特殊な構造を持つこと、さらにその表面構造と担体の塩基性の相乗効果によって、高いアンモニア合成活...
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東工大と東北大など、酸化ハフニウム基強誘電体の基礎特性を解明
酸化ハフニウム基強誘電体の基礎特性を解明 ―超高密度で高速動作する不揮発性メモリー実現に道― 【概要】 東京工業大学元素戦略研究センター(センター長 細野秀雄教授)の清水荘雄特任助教と物質理工学院兼同センターの舟窪浩教授、東北大学金属材料研究所の今野豊彦教授と木口賢紀准教授、物質・材料研究機構 技術開発・共用部門坂田修身ステーション長らの研究グループは、スマホやパソコンのトランジスタ(スイッチ)に使われている酸化ハフニウムを基本組成とした、強誘電体の電源を切った時に貯められる電気の量や、使用可能な温度範囲といった基礎特性を解明した。 結晶方位を制御した単結晶薄膜を電極上に作...
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東大、高圧力により鉄系超伝導物質の転移温度が4倍以上に上昇する謎を解明
高圧力により鉄系超伝導物質の転移温度が4倍以上に上昇する謎を解明 1.発表者: 松浦 康平(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 物質系専攻 修士課程2年) 芝内 孝禎(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 物質系専攻 教授) 上床 美也(東京大学物性研究所 極限環境物性研究部門 教授) 2.発表のポイント: ◆鉄系超伝導体セレン化鉄において圧力で超伝導転移温度が9ケルビンから38ケルビンに4倍以上にも上昇する現象が、超伝導を阻害していた磁性が圧力によって消失することで起こることを突き止めた。 ◆今回の成果は、純良な試料を用いた高圧下精密物性測定により得られたものであり、...
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パテント・リザルト、「石油・エネルギー業界 他社牽制力ランキング2015」を発表
【石油・エネルギー業界】他社牽制力ランキング2015 トップ3は出光興産、大阪ガス、JXエネルギー 株式会社パテント・リザルトはこのほど、独自に分類した石油・エネルギー業界の企業を対象に、2015年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された件数を企業別に集計した「石油・エネルギー業界 他社牽制力ランキング2015」をまとめました。この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。 集計の結果、2015年に最も引用された企業は、出光興産の718件、次いで大阪ガスの619件、JXエ...
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パテント・リザルト、「大学・研究機関 他社牽制力ランキング2015」を発表
【大学・研究機関】他社牽制力ランキング2015 トップ3は産総研、JST、東北大 株式会社パテント・リザルトはこのほど、大学・研究機関を対象に、2015年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された件数を機関別に集計した「大学・研究機関 他社牽制力ランキング2015」をまとめました。この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な機関が明らかになります。 集計の結果、2015年に最も引用された機関は、産業技術総合研究所の1,255件、次いで科学技術振興機構の572件、東北大学の276件となりました。 ...
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がんの悪性度を検知する『ナノマシン造影剤』を開発 ■発表のポイント ◆がんの内部で、治療抵抗性を持つ悪性度の高いがん細胞が存在する「腫瘍内低酸素領域(注1)」を臨床で普及したMRIにより高感度で可視化できる「ナノマシン造影剤(注2)」の開発に成功しました。 ◆ナノマシン造影剤は、既存のMRI造影剤より腫瘍のみを検出する特異性や検出感度に優れ、1.5mmの微小な転移したがんを高感度で検出することができました。 ◆ナノマシン造影剤は、がんの早期発見、転移を見つけること、治療効果を予測すること、治療効果判定への応用が期待でき、将来的に見落としの無い確実性の高いがん診断と治療が可能になること...
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野村総研と東工大、サイバーセキュリティ分野の研究・教育で連携協定を締結
東京工業大学と野村総合研究所が連携協定を締結 〜サイバーセキュリティ分野で世界をリードする研究・教育を推進〜 国立大学法人東京工業大学(東京都目黒区、学長:三島良直、以下「東京工業大学」)と株式会社野村総合研究所(東京都千代田区、代表取締役社長:此本臣吾、以下「NRI」)は、4月28日に、「NRI・東工大サイバーセキュリティ教育研究共創プログラム(以下、「本プログラム)」に関する連携協定を締結しました。 この協定は、2016年4月から2年間にわたり、東京工業大学とNRIが、「サイバーセキュリティ」に関する研究・教育の推進を図ることを目的としています。本プログラムを通じて両者で共同研究を...
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東工大と理研、原子核からほんの少しあふれた2個の中性子を発見
原子核からほんの少しあふれた2個の中性子 ―重い酸素同位体の質量測定が明らかにする極限原子核の世界― <要点> ・中性子の数が極端に多い酸素同位体「酸素26」の質量を高精度で決定 ・酸素26では2個の中性子をつなぎとめるエネルギーがほんの少し足りない ・未解決問題である中性子ドリップライン異常や核力の解明の手掛かりに <概要> 東京工業大学大学院理工学研究科の近藤洋介助教、中村隆司教授、理化学研究所(理研)仁科加速器研究センターの大津秀暁チームリーダー、米田健一郎チームリーダーらの研究グループは、8個の陽子と18個の中性子からなる重い酸素同位体「酸素26」を人工的に生成し、...
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東北大など、X線の屈折・散乱を画像計測する非破壊検査用高感度X線スキャナーを開発
X線の屈折・散乱を画像計測する 非破壊検査用高感度X線スキャナの開発 −工場生産ラインでの実用化に目処− 【概要】 東北大学多元物質科学研究所の百生敦教授と株式会社リガク(代表取締役社長、志村 晶)は、科学技術振興機構の研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム 開発課題名「位相敏感高感度X線非破壊検査機器の開発」)の一環として、工場生産ラインなどでの実用化を想定した非破壊検査用高感度X線スキャナを開発しました。これは、X線の影絵によって検査を行なう従来機器に対して、X線位相コントラストを利用してX線の微弱な屈折や散乱を画像検出する仕組みの搭載を世界で初めて成功したことによ...
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東大、「磁気スキルミオン」の磁場をリアルタイムに可視化することに成功
「磁気スキルミオン」の磁場をリアルタイムで可視化 −ナノスケールの磁気構造観察に新展開− 1.発表者: 柴田直哉(東京大学大学院工学系研究科附属総合研究機構 准教授) 松元隆夫(東京大学大学院工学系研究科附属総合研究機構 特任研究員) 2.発表のポイント: ◆走査型透過電子顕微鏡法(STEM、注1)と独自開発の分割型検出器(注2)により電子線が磁場によって曲げられる効果を高精度に計測し、磁気スキルミオン(注3)の内部磁場をナノスケールでリアルタイムに可視化することに成功した。 ◆本研究手法により、磁気スキルミオン結晶の界面領域に大きさや形状の異なるスキルミオンが形成されることが...
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JST、データ改ざんに対するサイバーセキュリティーを飛躍的に向上させる手法を開発
電力制御システムへのサイバー攻撃に対処 〜高精度で検知し、安定した制御を行う新手法の開発〜 <ポイント> ○電力システムの計測データを狙ったサイバー攻撃の危険性が指摘されている。 ○耐ノイズ性の高い推定手法を送電系統に適用することで、高度な攻撃も検知可能とし、その影響を排除することで安定した電力制御を行う新手法を開発した。 ○今後は実際の送電系統のデータを用いて研究を行い、実用化に向けた展開が期待される。 JST戦略的創造研究推進事業において、東京工業大学のヤシーネ シャクシュク 特任助教と石井 秀明 准教授は、送電系統(注1)の監視制御に重要な役割を果たす状態推定機構(注2...
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太陽光発電の電力需給バランスを維持する技術を開発 〜発電量の予測誤差を考慮し、停電リスクを低減〜 ■ポイント ○太陽光発電を大量に導入すると発電量の予測誤差が大きくなるが、予測誤差の変動範囲を考慮して他電源からの電力供給量を制御する手法は、これまでなかった。 ○太陽光発電量の信頼度付区間予測を用いた電力系統需給制御の理論的な枠組みを構築した。 ○太陽光発電の大量導入を見据えた、新しい電力系統需給制御技術として期待される。 JST戦略的創造研究推進事業において、東京工業大学の石崎 孝幸 助教と井村 順一 教授らは、天候の変化などによって発電量が大きく変動する太陽光発電を大量導入...
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「次世代デバイス開発の扉を開く電子構造を発見 〜トポロジカルな舞台での「強相関スピントロニクス」時代の幕開けへ〜」 1.発表者 近藤 猛(東京大学物性研究所 附属極限コヒーレント光科学研究センター 准教授) 中山 充大(東京大学大学院新領域創成科学研究科 博士課程1年) 松波 雅治(豊田工業大学物質工学分野エネルギー材料 准教授) 木村 真一(大阪大学大学院生命機能研究科 生命機能専攻 教授) 小野 寛太(高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所 准教授) 組頭 広志(高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所 教授) 中辻 知(東京大学物性研究所 新物質科学研究部...
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ミズノ、速さと動きやすさを両立し力強いキックが打てる機能搭載の競泳水着を発売
速さと動きやすさを両立 ミズノスイム「MX・SONIC 02(エムエックス・ソニック ゼロツー)」発売 ミズノは、国際水泳連盟(FINA)承認の競泳水着「MX・SONIC 02(エムエックス・ソニック ゼロツー)」を、全国のミズノスイム品取扱店で2016年1月10日より順次発売していきます。 「MX・SONIC 02(エムエックス・ソニック ゼロツー)」は、フラット姿勢が維持しやすい設計と力強いキックが打てる機能を搭載した水着です。またトップの選手が着用している競泳用水着の布帛(織物素材)と薄くて軽いことが特長の2種類の布帛(織物素材)を組み合わせることで、軽量で着脱がしやすく、またサポート機能を兼ね備え...
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レアメタル・ナノ粒子の光で脳細胞を活性化 近赤外光信号によるオン・オフ制御の実現 【研究概要】 東北大学大学院生命科学研究科の八尾寛教授らの研究グループは、ラット脳の神経細胞活動のオンオフを近赤外光(*1)により制御することに成功しました。光感受性機能タンパク質を神経細胞に作らせ、光のオン・オフで神経細胞の活動をコントロールする技術は、光遺伝学(オプトジェネティクス)とよばれ、生きている動物の狙った神経細胞の活動だけを、自由自在に変化させることができ、脳機能研究に大きな革新をもたらしてきました。しかし可視光は生体組織において吸収され、減衰してしまうため、脳の中まで信号を送るこ...
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京大など、「活性水素」を利用した新しい酸窒化物の合成法を開発
“活性水素”を利用した新しい酸窒化物の合成法の開発 竹入史隆 京都大学大学院工学研究科博士後期課程学生、矢島健 同特定助教(現、東京大学助教)、小林洋治 同講師、陰山洋 同教授らは、マイナス電荷をもつ水素イオン(ヒドリド)の高い活性を利用した酸窒化物の新しい合成法の開発に成功しました。本研究成果は、英国科学誌「ネイチャーケミストリー(Nature Chemistry)」誌(ロンドン時間10月19日電子版)で公開されました。 <概要> 現在、陶器、電子部品など身の回りでつかわれているセラミックス材料は、酸素イオン(O2-)からなる酸化物です。近年、酸素イオンと窒素イオン(N3-)の両方を含む酸窒化物(...
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東北大など、大容量の蓄電が可能な「リチウム空気電池」用電極材料を開発
大容量の蓄電が可能な「リチウム空気電池」用電極材料の開発 〜ナノ多孔質グラフェンとルテニウム系触媒が鍵〜 ■ポイント ・リチウムイオン電池の6倍以上の電気容量を持ち、100回以上繰返し使用が可能な「リチウム空気電池」の開発に成功した。 ・高性能な多孔質グラフェンと触媒により長寿命と大容量を実現。 ・1回の充電で500km以上の走行が可能な電気自動車の実現を視野に。 JST 戦略的創造研究推進事業の一環として、東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の陳 明偉 教授らは、3次元構造を持つナノ多孔質グラフェン(注1)による高性能なリチウム空気電池(注2)を開発しました。 現在の電...
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横浜ゴム、東工大と共同研究でバイオマスを原料とした合成ゴムの新技術を開発
横浜ゴム、東京工業大学バイオマスを原料とした合成ゴム(ブタジエンゴム)の新技術開発 横浜ゴム(株)は、国立大学法人東京工業大学との共同研究により、バイオマス(生物資源)であるセルロース(植物繊維の主成分である糖)から直接ブタジエンを合成する触媒の開発に成功した。ブタジエンは自動車タイヤなどの原料となる合成ゴム(ブタジエンゴム)の原料として使用される。現在、ブタジエンは石油精製の副産物として工業的に生産されているが、新技術の開発によって、今後石油への依存度が低減でき、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素削減に貢献できる。 横浜ゴムと東京工業大学は、2012年からバイオマスから...
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強誘電体の極薄単結晶膜を世界で初めて作製 ―超高密度新規メモリーで長時間使えるスマホ実現に道― 東京工業大学元素戦略研究センター(センター長 細野秀雄教授)の清水荘雄特任助教と同センター兼総合理工学研究科の舟窪浩教授、東北大学金属材料研究所の今野豊彦教授と木口賢紀准教授らの研究グループは、極薄膜でも特性が劣化しない強誘電体エピタキシャル膜(結晶方位が揃った単結晶膜)の作製に世界で初めて成功した。強誘電体膜の組成を検討して選択するとともに、薄膜を成長させる基材の結晶構造とその単位格子の長さを工夫することにより達成した。 これによって従来、安定した特性の強誘電体膜が得られないた...
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理研と東工大と富士通など、スパコン「京」がGraph500で世界第1位を奪還
スーパーコンピュータ「京」がGraph500で世界第1位を奪還 ビッグデータの処理で重要となるグラフ解析でも最高の評価 理化学研究所(理研)と東京工業大学、アイルランドのユニバーシティ・カレッジ・ダブリン、九州大学、富士通株式会社による国際共同研究グループは、ビッグデータ処理(大規模グラフ解析)に関するスーパーコンピュータの国際的な性能ランキングであるGraph500(※)において、スーパーコンピュータ「京(けい)」(注1)による解析結果で、2014年6月以来、再び第1位を獲得しました。これは、東京工業大学博士課程(理研研修生)上野晃司氏らによる成果です。 大規模グラフ解析の性能は、大...
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東大など、超伝導温度より遙か高温から存在する超伝導電子を発見
「超伝導できない超伝導電子 〜超伝導温度より遙か高温から存在する超伝導電子の発見〜」 1.発表者 近藤 猛(東京大学物性研究所附属極限コヒーレント光科学研究センター 准教授) Walid Malaeb(東京大学物性研究所附属極限コヒーレント光科学研究センター 特任研究員) 石田 行章(東京大学物性研究所附属極限コヒーレント光科学研究センター 助教) 笹川 崇男(東京工業大学応用セラミックス研究所 准教授) 坂本 英城(名古屋大学工学研究科結晶材料工学専攻 博士課程) 竹内 恒博(豊田工業大学物質工学分野エネルギー材料 教授) ...
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非対称な光学迷彩装置を理論的に実証 −光を自在に曲げることで物体を見えなくする理論− ■要旨 理化学研究所(理研)理論科学研究推進グループ階層縦断型基礎物理学研究チームの瀧雅人研究員と東京工業大学量子ナノエレクトロニクス研究センターの雨宮智宏助教と荒井滋久教授らとの共同研究チームは、非対称な光学迷彩を設計する理論を構築しました。 光学迷彩は、光を自在に曲げる装置を設計、開発することで、物体や人を光学的に見えなくする技術です。これまで様々な理論的提唱や実験的な確認がなされてきました。しかし、光学迷彩装置は向かってくる光を迂回させることで、装置自体を見えなくしています。したがっ...
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細胞の核と小胞体を分解する新しい仕組みを発見 −オートファジーの目印を特定、感覚神経障害との関連も示唆− 【要点】 ○細胞の核と小胞体がオートファジーで分解されることを発見 ○それぞれの分解の目印となるタンパク質を特定し、メカニズムを解明 ○小胞体分解の目印タンパク質は感覚神経障害の原因遺伝子と関連 【概要】 東京工業大学大学院生命理工学研究科の中戸川仁准教授と持田啓佑大学院生らの研究グループは、モデル生物「出芽酵母[用語1]」を用いて、細胞内の大規模分解システム「オートファジー(自食作用)」が核や小胞体をも分解の対象とすることを発見した。さらに核と小胞体に結合して「目印」...
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ヤフー、人工知能技術「ディープラーニング」を導入しスマホアプリ・ウィジェットの音声認識精度を向上
Yahoo! JAPAN、人工知能技術「ディープラーニング」を導入し、 音声認識精度を向上 〜「Yahoo! JAPAN」アプリなど18のアプリ・ウィジェットに導入〜 ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は、人工知能技術「ディープラーニング」を自社で開発した音声認識エンジン「YJVOICE(ワイジェイボイス)」(※1)に実装し、認識精度を大幅に改善させました。Yahoo! JAPANにおいて「ディープラーニング」をサービスへ実装したのは、「YJVOICE」が初めてとなります。本日より、18のYahoo! JAPANのスマートフォン・タブレットアプリおよびウィジェットにて精度が向上した音声認識機能が利用できるようになりました。 「ディープラーニング...
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ホウ素は融けると金属になる? 〜宇宙実験技術を活用してホウ素の謎を解明〜 <ポイント> ・宇宙実験技術「静電浮遊法」を用いて、ホウ素(融点2,077℃)を中空で溶融させ、その状態の電子構造を測定することに世界で初めて成功した。 ・ホウ素の溶融状態は金属ではないことが判明した。 ・この方法を利用し、物質の超高温状態の性質を理解することで、新たな材料開発につながることが期待される。 JST 戦略的創造研究推進事業において、宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究所(常田 佐久 所長)の岡田 純平 助教、石川 毅彦 教授と東京大学(五神 真 総長)の木村 薫 教授を中心とする研究グ...
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東北大と東京理科大と東京工科大、イネ葉緑体の再利用過程を解明
イネ葉緑体の再利用過程を解明 −蛍光タンパク質で視(み)るイネ体内の自食作用− 【要点】 ●イネ植物体の葉や根におけるオートファジー(自食作用)の可視化に成功 ●イネの葉緑体がちぎって壊されるオートファジー経路の存在を実証 ●イネの効率的な成長に必要な「体内栄養リサイクル」へのオートファジーの関与を示唆 【概要】 東北大学学際科学フロンティア研究所の泉正範(いずみまさのり)助教、同大学生命科学研究科の日出間純(ひでまじゅん)准教授、同大学農学研究科の石田宏幸(いしだひろゆき)准教授らと、東京理科大学理工学部の朽津和幸(くちつかずゆき)教授、東京工科大学応用生物学部の来須孝光...
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コマツと東工大、研究開発のための組織的連携に関する協定を締結
コマツと東京工業大学が組織的連携協定を新たに締結 コマツ(社長:大橋徹二)と、国立大学法人東京工業大学(学長:三島良直)は、研究開発のための組織的連携に関する協定を4月1日に新たに締結しました。(1)将来建機に求められる機械、電気、材料、情報通信などの分野における革新的技術、(2)現象解明につながる計測、分析、CAE(Computer Aided Engineering)などの先進的「見える化」技術、(3)将来の建設・鉱山向けソリューションビジネスを支える要素技術、の3つを主要な対象として、コマツおよび東京工業大学の双方から人材を集結し、積極的に研究に取り組むことで、建設、鉱山機械に関する革新技術の開発を進...
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東大、鉄系高温超伝導が生じるしくみをスーパーコンピューター「京」を用いて解明
鉄系高温超伝導が生じるしくみを スーパーコンピュータ「京」を用いて解明 −電子密度のゆらぎと超伝導の出現が連動− 1.発表者:三澤 貴宏(東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻 助教) 今田 正俊(東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻 教授) 2.発表のポイント: ◆鉄系高温超伝導体の超伝導が、「電子密度のゆらぎ」の増大によって引き起こされるという証拠を理論計算によって発見しました。 ◆スーパーコンピュータ「京」を駆使することで、初めて計算機の中で鉄系高温超伝導体の超伝導を再現することに成功し、続いて超伝導が起きる仕組みも明らかにしました。 ◆この新しい超伝導...
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東北大、高温超伝導を担う電子が異常な秩序状態を形成することを解明
高温超伝導を担う電子の、異常な秩序状態を観測 −超伝導機構の解明に手掛かり− <概要> 東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の高橋隆教授、谷垣勝己教授、および同大学院理学研究科の中山耕輔助教らの研究グループは、新型鉄系高温超伝導体のモデル物質である鉄セレンにおいて、超伝導を担う電子が、異常な秩序状態を形成することを初めて明らかにしました。この発見は、鉄系高温超伝導体の超伝導機構を解明する鍵になると期待されます。 本研究成果は、米国物理学会誌 Physical Review Lettersに、平成26年12月5日(米国東部時間)付けでオンライン掲載されます。 <背景> 2008年に、東京工業大学の...
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アデランス、東工大と新人工毛髪の研究・開発に関する学術契約を締結
東京工業大学と新人工毛髪の研究・開発に関する学術契約を締結 次世代の人工毛髪研究・開発を支援 株式会社アデランス(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:根本 信男)は、2014年12月1日、東京工業大学(本部:東京都目黒区、学長:三島 良直)と、新人工毛髪の研究・開発に関する学術契約を締結しました。これまで進めてきた研究開発をさらに進め、次世代の人工毛髪開発に協力して取り組んでいきます。 アデランスは、これまで10年に渡り東京工業大学大学院理工学研究科有機・高分子物質専攻の鞠谷雄士(=きくたにたけし)教授から、人工毛髪の原料となるナイロンやポリエステルなど高分子素材の...
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日立GE、東工大が協力してきた国際人材育成プログラムを2015年まで延長
日立GE、東工大が協力してきた国際人材育成プログラムを2015年まで延長 マレーシアで2013年から継続的に実施している原子力工学出張講座の第4回目を開催 日立GEニュークリア・エナジー株式会社(取締役社長:武原 秀俊/以下、日立GE)は、国立大学法人東京工業大学(学長:三島 良直/以下、東工大)と共同で東南アジアなどにおける原子力分野の国際人材育成プログラムをすすめており、このたび、2013年からマレーシアで開講している出張講義を2015年まで延長することに、マレーシア国民大学(セランゴール州バンギ市)とテナガ電力大学(同州カジャン市)とそれぞれ合意しました。 日立GEは、原子力分...
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光合成反応の場を作る膜脂質の機能を解明 〜光合成膜脂質のこれまでの常識を覆す〜 静岡大学の粟井光一郎准教授ら研究グループは,光合成反応を行う光合成膜に普遍的に存在するガラクト脂質が,これまでの常識と異なり光合成に必須ではないことを明らかにしました。 <ポイント> ▲植物や藻類などの光合成を行う生物では,光合成膜は主に糖の一種であるガラクトースを持つ脂質(ガラクト脂質)でできており,ガラクト脂質は光合成膜に必須であると考えられてきた。 ▲しかし、その常識は下記の成果により覆された。 ・シアノバクテリアのガラクト脂質合成に関わる糖変換酵素遺伝子mgdEを世界で初めて同定し,mgdE遺伝...
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鹿島など、エネルギー消費とCO2排出を6割以上削減できるECMセメントを開発
エネルギー消費とCO2排出を6割以上削減できるECMセメントを開発 −コンクリート構造物のエネルギー原単位を約30〜60%削減− NEDOプロジェクト(※1)において、(株)竹中工務店、鹿島建設(株)、(株)デイ・シイ及び日鉄住金高炉セメント(株)などのグループは、セメント生産におけるエネルギー消費量と二酸化炭素(CO2)排出量を従来のセメントよりも6割以上削減するエネルギー・CO2・ミニマム(ECM)セメント(※2)を開発しました。 鉄鋼の製造工程において副産物として発生する高炉スラグを多量に含有したセメントは、施工と品質上の課題がありましたが、成分構成と粒度構成の研究によるセメント技術、建設技...
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富士通、車の詳細な走行挙動がわかる商用車プローブデータ・サービスを提供開始
車の詳細な走行挙動がわかる商用車プローブデータ・サービスを提供開始 道路の交通状況分析に活用、情報収集・分析の精度向上を実現 当社は、商用車のデジタルタコグラフ(以下、デジタコ)データを集約した商用車プローブデータ・サービスを自治体・高速道路会社・国道事務所などの全国の道路管理者向けに本日から提供開始します。 本サービスは、トラックなど貨物商用車に搭載したデジタコから1秒間隔で集められた精緻な速度・位置・時刻・3軸加速度(注1)などの情報を元に、商用車の詳細な走行挙動がわかるデータを提供するサービスです。 本サービス活用により、客観性のあるデータに基づいて全国の主要幹線道...
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東大と東工大と上智大、二酸化チタンの光触媒活性を決める因子を発見
二酸化チタンの光触媒活性を決める因子を発見 −高効率光触媒開発に新たな指針− 【要点】 ○二酸化チタン結晶表面での光励起キャリアのダイナミクスをリアルタイムで観測することに成功し,光触媒活性を決める因子を発見。 ○未解明であったアナターゼ型とルチル型二酸化チタンの触媒活性の違いが,光励起キャリアの結晶表面に固有な寿命に起因することを証明。 ○光触媒活性を簡便に制御する方法を提案。 【概要】 東京大学物性研究所の松田巌准教授と山本達助教,東京工業大学大学院理工学研究科の小澤健一助教,上智大学理工学部の坂間弘教授らの研究グループは,光触媒(注1)である二酸化チタン(TiO2(*))...
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NHK、クルムス蛍光体を用いた目に優しい白色LED照明器具を開発
「目に優しい」新しい蛍光体を用いた 白色LED照明器具を開発 ■NHKは、「目に優しい」クルムス(Cl_MS)蛍光体(*1)を用いた白色LED照明器具を株式会社小糸製作所と共同で開発しました。 ■現在、省エネルギー光源としてテレビ番組の制作現場における白色LED照明器具の導入を進めていますが、一部の出演者からは「光源が視界に入るとまぶしく感じる」という声がありました。 ■クルムス蛍光体を用いた白色LEDは、従来の白色LEDと比べてフラットな分光スペクトル特性(*2)に特徴があり、また発光面積を大きく設計できるため、出演者が光源を直視した際のまぶしさを低減することが可能です。 ■今回、スタジオでキャスターを照...
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基礎生物学研究所など、メダカにオスの二次性徴が発現するメカニズムを解明
メダカにオスの二次性徴が発現するメカニズムを解明 男性ホルモン(アンドロゲン)は、生殖器官およびその附属器官にオス特有の形質発現(二次性徴)を誘導します。これらの形質は、オスが交配相手を得るために必要な形質です。しかし、アンドロゲンにより、どのような遺伝子が二次性徴発現に関わっているのか、そのメカニズムの詳細はよくわかっていませんでした。今回、岡崎統合バイオサイエンスセンター・基礎生物学研究所・分子環境生物学研究部門/総合研究大学院大学の荻野由紀子助教と井口泰泉教授の研究グループは、東京工業大学、和歌山県立医科大学、フロリダ大学、国立環境研究所との共同研究により、メダカの...
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産総研と東工大など、InGaAsトランジスタの性能向上のための新構造を開発
InGaAsトランジスタの性能向上のための新構造を開発 −集積回路の大幅な低消費電力化に期待− <ポイント> ・選択エピタキシャル成長で、表面が(111)B面の立体構造を形成、電子移動度が2倍に ・より低い電圧でも従来と同等のトランジスタ性能を得ることが可能 ・最先端研究開発支援プログラム(FIRST)のプロジェクト「グリーン・ナノエレクトロニクスのコア技術開発」の助成による成果 <概要> 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノエレクトロニクス研究部門( http://unit.aist.go.jp/neri/ )【研究部門長 金丸 正剛】連携研究体グリーン・ナノエレクトロニクスセンタ...
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産総研など、高い精度で誤発見の確率を示す検定値を計算するアルゴリズムを開発
ビッグデータから新たな科学的発見をもたらす統計手法を開発 <ポイント> ・ビッグデータからの科学的発見のためには、正確な検定値(P値)の算出が必要。 ・超高速アルゴリズムを用いた新たな統計検定手法を開発し、発見力を大幅に改善した。 ・物理学、医学、化学など全ての実験科学において世界中での広い利用が期待される。 JST 課題達成型基礎研究の一環として、産業技術総合研究所 生命情報工学研究センター( http://www.cbrc.jp/index.ja.html )の津田 宏治 主任研究員(JST ERATO「湊離散構造処理系プロジェクト」グループリーダー)、東京工業大学 大学院情報理工学研究科 計算工学専攻の瀬々 潤 准教授、理化...
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東工大、ペタコンTSUBAME2.0を今秋までに大幅な性能向上となる増強を実施
東工大のペタコンTSUBAME2.0が今秋、17ペタフロップス(単精度)のTSUBAME2.5に大幅性能向上 〜防災・環境・医療領域における急激な需要の増加へ対応〜 東京工業大学学術国際情報センター(以下、GSIC)は、今秋までに、現有するTSUBAME2.0をTSUBAME2.5として理論演算性能値は単精度17ペタフロップス、倍精度で5.7ペタフロップス(1秒間に5700兆回の浮動小数演算が可能)とTSUBAME2.0に比べ約2.4倍の世界最高レベルへと大幅な性能向上となる増強を実施することになりました。 TSUBAME2.0はGSICが中心となり、日本電気株式会社(以下 NEC)、日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下 日本HP)、エヌ...
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層状コバルト酸化物の高イオン伝導度の原因を解明 −燃料電池などの性能向上へ威力− 【要点】 ○層状コバルト酸化物PrBaCo2O5+δ(*1)における酸化物イオンの高速移動経路を可視化 ○酸化物イオンの高速移動経路が、プラセオジム(Pr)とバリウム(Ba)の規則化により生じる理由を原子スケールで解明 ○新しいイオン伝導体の開発や固体酸化物形燃料電池などの性能向上につながる *1「PrBaCo2O5+δ」の正式表記は添付の関連資料を参照 【概要】 東京工業大学理工学研究科の八島 正知教授ら及び英国インペリアル・カレッジ・ロンドンのキルナー ジョン教授らの研究グループは、層状コバルト酸化物の「プラセオジム...
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磁気モノポールの量子ダイナミクスの発見 1.発表者: 木村健太(日本学術振興会特別研究員 現・大阪大学大学院基礎工学研究科 助教) 中辻 知(東京大学物性研究所 准教授) Jiajia Wen(Johns Hopkins University,Ph.D.Student) Collin Broholm(Johns Hopkins University,Professor) Matthew Stone(Oak Ridge National Laboratory,Instrument Scientist) 西堀英治(名古屋大学 大学院工学研究科 マテリアル理工学専攻 准教授 現・理化学研究所RSC−リガク連携センター連携センター長) 澤 博(名古屋大学 大学院工学研究科 マテリアル理工学専攻 教授) 2.発表ポイント: ◆スピンアイスと呼ばれる磁性体において、磁気...
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東北大、テークスグループと共同開発した荷重制御型平面曲げ式疲労試験機を製品実用化
荷重制御型平面曲げ式疲労試験機の開発 −表面改質層の亀裂発生・亀裂進展の評価が可能に!− 東北大学大学院工学研究科ナノメカニクス専攻の祖山均教授は,株式会社テークスグループと共同開発した荷重制御型平面曲げ式疲労試験機の製品実用化に成功しました。同試験機を用いれば,機器・構造物の強度や寿命を評価するための材料表面層の亀裂発生・亀裂進展の評価が可能です。実際に,ステンレス鋼に対して金属材料表面層を強化する表面改質を行い,同試験機を用いて評価したところ,表面改質により1.9倍以上亀裂が発生しにくくなることを実証しました。 本開発内容は,日本材料学会第62期講演会(平成25年5月...
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東工大など、ピコ秒レベルで変化する有機結晶の構造の撮影に成功
ピコ秒レベルで変化する有機結晶の構造の撮影に成功 ―超短レーザーを使った小型電子線回折装置の開発で― 【ポイント】 ・生命体などの有機分子がピコ秒(1兆分の1)で起こす構造変化を直接観測する手段がなかった。 ・「超短パルスレーザー」と「高輝度超短パルス電子線」を組み合わせた分子動画技術で有機光電子材料の超高速な結晶構造変化を直接観測した。 ・人工光合成反応の観察や、有機太陽電池の設計などの新材料作り、たんぱく質の機能解析にも新たな道を開く。 JST 課題達成型基礎研究の一環として、東京工業大学 大学院理工学研究科の恩田 健 流動研究員と同研究科の腰原 伸也 教授は、有機光エレ...
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神戸製鋼など、フラットパネルディスプレイ用酸化物半導体材料など開発
酸エッチング液耐性を備えたフラットパネルディスプレイ用酸化物半導体材料 及びスパッタリングターゲット材について (株)神戸製鋼所と(株)コベルコ科研(神戸製鋼の100%出資子会社:以下 コベルコ科研)はこのほど、フラットパネルディスプレイ(以下FPD)のソース・ドレイン電極(以下S/D)のリワーク(*注1)工程に対応した酸化物半導体材料とそのスパッタリングターゲット材を開発しました。 今回開発した酸化物半導体材料は、独自の材料設計によって酸エッチング(*注2)液に対する耐性を高めることに成功しています。この特徴によって、IGZOでは適用が困難であった高い生産性が得られるバックチャネル型...
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NTTドコモ、超高速移動通信の実現へ屋外伝送実験で10Gbps信号伝送に成功
超高速移動通信の実現に向けた屋外伝送実験で世界初の10Gbps信号伝送に成功 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下ドコモ)は国立大学法人東京工業大学と共同で、屋外移動通信環境下での伝送実験を2012年12月11日に行い、上り最大約10Gbpsのパケット信号伝送に世界で初めて成功しました。 今回の実験は、逼迫する周波数の状況と急増するトラフィックに対応するために、これまで移動通信システムでは電波の直進性が強いため利用が難しいとされていた5GHz帯以上の高い周波数帯を用い、10Gbpsを超える高い伝送速度の実現を目的にしています。 本実験では沖縄県石垣市浜崎町地区において、平均時速約9kmで移...
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東大など、カルシウムイオンを赤く光らせて可視化する蛍光試薬を開発
赤い蛍光試薬で細胞内カルシウムイオン濃度の変動を画像化 ―緑色蛍光試薬との併用で生命現象のマルチカラー観察を可能に― <ポイント> >細胞質中のカルシウムイオン濃度分布は緑色のカルシウム蛍光試薬で可視化できるが、一般的な蛍光試薬やたんぱく質の多くも緑色に光るため、両者の併用が難しかった。 >細胞質内に一様に分布する赤い蛍光試薬を独自開発し、カルシウムイオンの画像化に成功。 >この蛍光試薬は2013年4月に販売開始する予定。 JST 研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)の一環として、東京大学 大学院薬学系研究科の花岡 健二郎 准教授らの開発チームは、カルシウ...
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NTTと東工大、グラフェンを用いてプラズモンの伝搬速度制御ができることを実証
グラフェンを用いたプラズモンの伝搬制御を世界で初めて実証 〜電子の波を利用したナノ領域での回路の高速化、超低消費電力化へ前進〜 日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫、以下 NTT)と国立大学法人東京工業大学(東京都目黒区、学長:三島良直、以下 東工大)は、電子の移動度が高いなどの特性から近年注目されているグラフェン(※1)を利用することにより、電子の波であるプラズモン(※2)の伝搬速度を二桁に渡り制御できることを世界で初めて実証しました。従来、プラズモンの研究では金属が用いられていましたが、NTTと東工大はグラフェンに着目し電子密度等を変化させること...
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ザイリンクス、「FPGAカードScalableCore Unit」に「Spartan−6 FPGA」が採用
ザイリンクス、メニーコア(多数コア)高性能プロセッサを エミュレートするFPGAカードScalableCoreにSpartan−6の採用を発表 東工大吉瀬准教授が開発し東京エレクトロンデバイスから販売開始、 科学技術振興機構(JST)のディペンダブルVLSIプロジェクト成果、 ET 2012にも出展 ザイリンクス社の日本法人ザイリンクス株式会社(東京都品川区、代表取締役社長 サム ローガン)は、独立行政法人科学技術振興機構(JST)の「ディペンダブルVLSIシステムの基盤技術」(研究総括:浅井彰二郎 株式会社リガク 取締役副社長)プロジェクトに関連して、東京工業大学大学院情報...
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NIMSと理化学研究所、ディスプレイの制御に必要な金属酸化膜トランジスタを開発
ディスプレイの制御に必要な金属酸化膜トランジスタの開発に成功 〜スマートフォンの電池持続向上やテレビの高精細化を可能にする次世代デバイス〜 NIMS 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点の塚越 一仁 主任研究者らは、独立行政法人理化学研究所ナノサイエンス研究施設と共同で、従来にない原子材料構成による金属酸化膜トランジスタの開発に成功しました。 <概要> 1.独立行政法人物質・材料研究機構(理事長:潮田 資勝)国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(拠点長:青野 正和)の塚越 一仁 主任研究者、生田目 俊秀 統括マネジャーらは、独立行政法人理化学研究所ナノサイエンス研究施設 柳沢...
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小糸製作所など、ありふれた元素から新しいLED用Cl_MS蛍光体を開発
新たなLED照明の可能性を拓く ありふれた元素から、新しい蛍光体を開発。 屋内照明に適した、人に優しい白色LEDが可能に。 株式会社小糸製作所(社長 大嶽昌宏)は、東京工業大学(学長 三島良直)の細野秀雄教授の研究グループ、名古屋大学(総長 濱口道成)の澤博教授の研究グループとの共同研究により、新しいLED用Cl_MS(クルムス)蛍光体(※1)を開発しました。 Cl_MS 蛍光体は、主成分が貝・骨・岩石や塩などに含まれるありふれた元素で構成される酸化物でありながら、新しい結晶構造を持つ新物質です。 近年、地球規模の課題である低炭素社会の実現に対し、省エネルギー性能に優れる...
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JSTと東大、鉄系超伝導体で電子を結びつけて対にする“のり”を発見
鉄系超伝導体において競合しあう2種類の超伝導の“のり”を発見 【ポイント】 ・光電子分光装置として世界最高のエネルギー分解能(70マイクロ電子ボルト)と世界最高の冷却能力(最低温度1.5K)を持つレーザー光電子分光装置を開発。 ・特定の運動量では対を作らない電子の存在を世界で初めて明らかに。 ・高温超伝導発現機構の全容解明に繋がり、室温超伝導の実現に一歩前進。 <発表概要> 電子が電子対を作ってエネルギー損失ゼロとなる超伝導体は、未来の材料として大いに注目を集めている。しかし、超伝導現象は極低温でしか実現しないことが多い。切望される室温での超伝導実現には、高温超伝導体(注...
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理化学研究所と筑波大など、カーボンナノチューブの高分散化と配向制御を実現
カーボンナノチューブの高分散化と配向制御を実現 −ソフトエレクトロニクスに向けたカーボンナノチューブ(CNT)/イオン液晶複合材料− ◇ポイント◇ ・イオン液晶を用いて、従来の液晶の1,000倍のCNTを高分散化 ・イオン液晶とCNTそれぞれの配向を制御することで電気伝導特性を制御可能 ・伸縮性導電材料やアクチュエーターなどソフトマテリアルの実現に一歩前進 理化学研究所(野依良治理事長)と東京大学(濱田純一総長)、筑波大学(山田信博学長)、東京工業大学(伊賀健一学長)は、カーボンナノチューブ(※1)(CNT)を従来の1,000倍も高分散化させて、配向性や電気伝導性の制御を...
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東工大とアステラス製薬、「顧みられない熱帯病」の寄生原虫治療薬探索で共同研究開始
東京工業大学とアステラス製薬:「顧みられない熱帯病」の寄生原虫治療薬の探索で共同研究開始 −東工大のスーパーコンピュータ「TSUBAME2.0」を活用− 国立大学法人東京工業大学(所在地:東京、学長:伊賀健一、以下「東工大」)とアステラス製薬株式会社(本社:東京、社長:畑中 好彦、以下「アステラス製薬」)は本日、東工大のスーパーコンピュータ「TSUBAME2.0」を活用した寄生原虫の治療薬候補の効率的探索を目的とする共同研究契約を締結しましたので、お知らせします。 世界には未だ治療満足度が低く、更なる医薬品の貢献が求められるアンメットメディカルニーズの高い疾患が数多く存在...
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京大など、圧電体内で電気分極の方向が回転する様子の観察に成功
圧電体内での分極回転の観察に成功 −巨大圧電メカニズムの解明、非鉛材料の開発に道− 本学は、東京工業大学、大阪府立大学と共同で、圧電体の中で、電気分極の方向が回転する様子を観察することに成功しました。分極の回転は、実用材料であるジルコン酸チタン酸鉛(PZT)の巨大圧電特性の起源と言われながら、これまで実際に観察されたことはありませんでした。 本研究グループは、PZTを模して新しく開発したコバルト酸鉄酸ビスマス圧電体の結晶構造を詳しく調べ、分極方向が温度と組成に応じて回転することを見いだしました。圧電材料はセンサーやアクチュエーターとして、様々な電子デバイスで使われています...
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シャープとJSTが酸化物半導体に関するライセンス契約を締結 シャープは、科学技術振興機構(理事長:中村 道治、以下 JST)と、酸化物半導体(IGZO(※1))を用いた薄膜トランジスタに関する特許のライセンス契約を、本年1月20日に締結しました。当社がIGZOを採用した液晶パネルの本格的な生産に移行したことから、このたびJSTとの合意に基づき、本件についてお知らせいたします。 当該特許は、東京工業大学(学長:伊賀 健一)の細野秀雄教授らが、JSTの創造科学技術推進事業(※2)のプロジェクトにおいて発明したもので、東京工業大学などの出願を含め数十の特許群から構成され、JS...
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三菱商事・三菱自・三菱電機、電気自動車を用いたスマートグリッド実証実験を開始
電気自動車を用いたスマートグリッド実証実験を開始 −スマートグリッド実証実験装置「M−tech Labo」の稼動を開始− 三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)、三菱自動車工業株式会社(以下「三菱自動車」)及び三菱電機株式会社(以下「三菱電機」)は、けいはんなエコシティ次世代エネルギー・社会システム実証プロジェクトの一つとして、東京工業大学の指導を受けながら、電気自動車(以下「EV」)に搭載された蓄電池を活用し工場施設の電力需要平準化を行うスマートグリッド実証実験装置「M−tech Labo」(*1)を完成させ稼動を開始しました。 *1:太陽光発電システム20[kW]、放電可...
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東工大など、水中のタンパク質分子のねじれ運動を動画として直接観測に成功
水中のタンパク質分子のねじれ運動を動画として観測することに成功 − タンパク質の分子機能解析を生体に極めて近い環境で実現する新技術 − <本研究成果のポイント> ・生体内の環境に極めて近い室温の水溶液中で、タンパク質分子のねじれ運動を動画として直接観測 ・測定の時間精度は100億分の1秒 ・タンパク質の分子機能解析を生体に極めて近い環境で実現する新たな測定手法を実現 【概要】 韓国科学技術院(KAIST)のHyotcherl Ihee(イ ヒョッチョル)教授らの研究グループは、高エネルギー加速器研究機構(KEK)物質構造科学研究所の足立伸一(あだち しんいち)教授、東京工...
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NEC、aLabが地震対策ソリューションで協業 日本電気株式会社(以下NEC)、株式会社aLab(以下aLab社、(注1))はこのたび、aLab社が開発した小型の地震計測システム「IT強震計センサ」とこれを活用した地震対策ソリューションの拡販に向け協業します。 昨今、ビルや公共建築物、住宅などの建物や建物内部の安全性を確認する地震対策のニーズが高まっています。aLab社は、体感震度以下の弱い地震動も利用可能な高精度かつ小型で低価格な地震計「IT強震計センサ」を開発し、これまで東京大学地震研究所、京都大学防災研究所、東京工業大学、名古屋大学、横浜国立大学、関西地震観測研究...
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トピー工業、福島第一原発の復旧作業を支援する探査ロボットを開発し東京電力に貸与
福島第一原発の復旧支援を行う探査ロボットを東京電力に貸与 階段昇降が可能な小型移動モジュールを新開発 トピー工業株式会社(本社:東京都品川区、社長:藤井康雄、以下「トピー工業」)は、このたび、福島第一原発の復旧作業を支援する探査ロボット「Survey Runner(サーベイランナー)」を開発し、東京電力株式会社に貸与することといたしました。 トピー工業では、従来より建物内での階段昇降が可能な防水性能の高いロボット移動用クローラーモジュール技術を保有しており、これまでハイパーレスキュー向け探査ロボットなどの納入実績を持っています。このたび、新たに開発した「Survey Ru...
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JSTと東大など、生きた細胞の内部の温度分布を画像化できる蛍光試薬の開発に成功
生きた細胞の内部の温度分布を画像化できる蛍光試薬の開発に成功 JST研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)の一環として、東京大学 大学院薬学系研究科の内山 聖一 助教らの開発チームは、世界で初めて生きた細胞内の温度分布を計測できる蛍光プローブ(注1)の開発に成功しました。 細胞温度は、細胞が示すさまざまな機能と密接な関係にあると考えられており、温度を正確に測ることができれば、病態細胞の新しい診断法の確立や、より効果的な温熱療法の適用が可能になると期待されています。しかし従来の技術では、細胞内部の局所的な温度やその分布を測ることが出来ませんでした。 開発...
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東大、植物細胞内に感染するリケッチア科のバクテリア「MIDORIKO」を発見
はじめて分子同定された植物細胞内感染性リケッチア ―宿主共存性リケッチア科バクテリア"MIDORIKO"― 発表概要生物の細胞内に別の生物が共存すること(細胞内共生)によりミトコンドリアが生まれ、動植物の真核細胞が誕生したが、その詳細は謎に包まれている。今回私たちは、1970年以来未解明であった緑藻類ボルボックス目の細胞内に共生するバクテリアの分子同定に成功し、世界で初めて植物細胞内に感染するリケッチア科のバクテリア"MIDORIKO"を発見した。リケッチア科のバクテリアは通常昆虫やダニ等の細胞内に存在しており、ヒトに感染すると危険な病原菌を含む。しかし、"MID...
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パテント・リザルト、大学・TLOを対象とした他者牽制力ランキングを発表
大学・TLO 他者牽制力ランキング2011、トップ3は早稲田、東工大、東海大 株式会社パテント・リザルトはこのほど、大学・TLOを対象とした他者牽制力ランキングをまとめました。これは、特許庁の審査官が拒絶査定を下した特許の「拒絶理由に引用された公報」について調査したもので、2011年12月末までに公開された公報を対象として、機関に拒絶した他者特許の件数を集計しました。 拒絶理由通知は、新規性や進歩性などの特許要件が認められない場合に、審査官から出願人に対して通知されるものです。拒絶理由通知に引用されるということは、「審査官から先行技術として認知されている」ことを意味して...
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パテント・リザルト、「大学別 共同出願件数ランキング2011」を発表
大学別 共同出願件数ランキング2011、トップ3は東北大、東大、東工大 株式会社パテント・リザルトはこのほど、大学における共同出願件数を集計した「大学別 共同出願件数ランキング2011」をまとめました。日本の特許庁に出願した海外の大学からの出願も含め、2011年12月末までに公開された公報を対象に集計しました。 集計の結果、1位 東北大学、2位 東京大学、3位 東京工業大学となりました。 *順位表は添付画像を参照 1位 東北大学の共同出願が多い分野は、半導体、材料、ナノ構造物、医薬などが挙げられます。共同出願相手先としては、東京エレクトロンが最も多く、NECトーキン、ト...
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日本無線、東京工業大などと共同で毎秒1G ビットで4km 伝送可能なミリ波帯無線システムを開発
毎秒1G ビットで4km 伝送可能なミリ波帯無線システムを開発 〜 光ファイバーネットワークと無線ネットワークをシームレスに接続 〜 日本無線株式会社(本社:東京都杉並区、代表取締役社長:土田隆平 以下JRC 日本無線)は、東京工業大学大学院理工学研究科の安藤真教授・松澤昭教授などと共同で、光ファイバーネットワークにシームレスに接続できる毎秒1 ギガビット(1Gbps)の「38GHz ミリ波帯固定無線アクセス(FWA)システム」を開発しました。高効率の小型アンテナ、64QAM 変調方式が使える高性能アナログ/デジタル(A/D)変換器など多くの要素技術を結集し、通信速度を1Gbps に向上させるとともに4km の長距離伝送を達成しました。 ...
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JSTと東工大、生命の発生現象やiPS化を表す細胞内の「地形」の実態を解明
発生やiPS化を表す「地形」を細胞内にプログラミング −細胞内・細胞間の遺伝子相互作用で決まる高度な振る舞いをデザインして、生きた細胞で実現− 【要 点】 ○生命の発生現象やiPS化を表す「地形」の実態を解明 ○再生医療や物質生産への応用、発生現象のより深い理解に貢献 【概 要】 東京工業大学大学院総合理工学研究科の木賀大介准教授(JSTさきがけ研究者兼任)と関根亮二院生らは、合成生物学(用語1)の手法を用い、生命の発生や人工多能性幹細胞(iPS)化を表す「地形」を細胞内にプログラミングし、細胞の状態変化をデザインする新規な手法を打ち立てることに成功した。木賀准教授らは生き...
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JAXA、巨大ブラックホールに星が吸い込まれる瞬間を観測した成果論文を英科学誌に掲載
「きぼう」に搭載された全天エックス線監視装置(MAXI:マキシ)と 米国スウィフト衛星を用いた観測による成果論文の 英科学誌「ネイチャー」への掲載について − 巨大ブラックホールに星が吸い込まれる瞬間を世界で初めて観測 − このたび、「きぼう」の船外実験プラットフォームに搭載されている全天エックス線監視装置(MAXI:Monitor of All−sky X−ray Image)は、米国のガンマ線バースト観測衛星(Swift:スウィフト)との連携により、地球から39億光年離れた銀河の中心にある巨大ブラックホールに星が吸い込まれる瞬間を世界で初めて観測しました。この成果は8月2...
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パテント・リザルト、大学・TLOの共同出願件数ランキングを発表
大学・TLOの共同出願件数ランキング、 トップ3は東北大学、東京大学、東京工業大学 経営分析、競合調査、特許分析の株式会社パテント・リザルトはこのほど、大学・TLOを対象とした共同出願件数ランキングをまとめました。 各大学・TLOにおける知財創出活動の一つに、民間企業・他研究機関と共同研究を行った際の成果として、共同研究先との特許出願(共同出願)が行われています。今回のランキングでは、各大学・TLOの共同出願件数を特許ステータスや技術分類件数内訳にも注目して集計しており、各大学・TLOが出願した特許の技術分類別に見た活用状況を知ることができます。 1位 東北大学は、全大学...
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東大と理化学研究所、スピンキラリティが誘起する自発的ホール電圧を磁場で制御することを発見
スピンキラリティが誘起する自発的ホール電圧を磁場で制御する 1.発表者: Luis Balicas(米国国立高磁場研究所 専任研究員/元 東京大学物性研究所客員准教授) 町田 洋(東京工業大学大学院理工学研究科 助教/元 東京大学物性研究所 日本学術振興会特別研究員) 中辻 知(東京大学物性研究所 准教授) 小野田繁樹(理化学研究所基幹研究所 専任研究員/元 東京大学物性研究所客員准教授) 2.発表概要: ホール効果は19世紀の発見以来、磁場、あるいは、強磁性に伴う磁化の存在が必ず必要とされてきましたが、我々は磁気秩序の存在しないゼロ磁場下で、巨大なホール効果が、電子ス...
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SII、アイフェイズ製の熱拡散率・熱伝導率測定装置「ai−Phase Mobile 1u」など発売
SIIナノテク、アイフェイズ社製 熱拡散率・熱伝導率測定装置を発売 セイコーインスツル株式会社(略称:SII、社長:新保雅文、本社:千葉県千葉市)の100%出資子会社で計測分析装置の製造販売を行っているエスアイアイ・ナノテクノロジー株式会社(略称:SIIナノテク、社長:北野 進、本社:千葉県千葉市)は、東京工業大学TLOのベンチャー企業である株式会社アイフェイズ (社長:渡辺 孝、本社:東京都品川区)と販売契約を締結し、本日4月12日より同社製の熱拡散率・熱伝導率測定装置「ai−Phase Mobile 1u(アイフェイズ モバイル ワンユー)」および温度可変型の「ai−...
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ブイキューブ、専用機型Web会議システム「V−CUBEセンター」を出荷開始
〜 タッチパネル操作で、だれでも簡単に使えるWeb会議ソリューション 〜 ブイキューブ、専用機型Web会議システムの 「V−CUBEセンター」を2010年12月20日より出荷開始 Web会議やウェビナーをはじめとする「いつでも、どこでも、だれでも」使えるビジュアルコミュニケーションサービスを開発、提供する株式会社ブイキューブ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長 間下直晃(ました なおあき))は2010年12月20日より「V−CUBEセンター」の出荷を開始いたしました。 「V−CUBEセンター」は、PCとWeb会議がひとつになった、全く新しい発想のソリューションサービスです。...
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日立など4社、1平方インチ当たり3.9兆個のドットが規則的に配列された超微細パターンを形成
1平方インチ当たり3.9兆個のドットが規則的に配列された 超微細パターンを形成 −高分子材料の自己組織化現象を活用した超高密度ナノパターニング技術を開発− NEDOおよび国立大学法人東京工業大学(学長:伊賀 健一/以下、東工大)、国立大学法人京都大学(総長:松本 紘/以下、京大)、株式会社日立製作所(執行役社長:中西 宏明/以下、日立)は、HDDの記録密度を大幅に向上する「ビットパターンメディア」(*)へ適用する要素技術として、一平方インチ当たり3.9兆個のドットが規則的に配列された超微細パターンを形成することに成功しました。 今回開発した超高密度ナノパターニング技術を「ビ...
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ジュニパーネットワークスなど、東工大のキャンパスネットワークに「EX シリーズ」など導入
東京工業大学が、ジュニパーネットワークスの「EX シリーズ」と「MXシリーズ」をキャンパス全域に導入 10Gbps対応のスイッチならびに独自のバーチャルシャーシ技術による高速性と運用管理性が評価され、次世代キャンパスネットワークTitanet3に採用 ジュニパーネットワークス株式会社(本社: 東京都新宿区、代表取締役社長: 細井 洋一、以下 ジュニパーネットワークス)とネットワンシステムズ株式会社(本社: 東京都品川区、代表取締役社長: 吉野 孝行、以下 ネットワンシステムズ)及び国立大学法人 東京工業大学(住所: 東京都目黒区、学長: 伊賀 健一、以下 東工大)は、東工大...