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フラーレン
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有機薄膜太陽電池で飛躍的なエネルギー変換効率の向上が可能に 〜新材料開発で光エネルギー損失低減に成功〜 ■ポイント ○塗布型有機薄膜太陽電池(塗布型OPV)の実用化には変換効率の向上が課題となっている。 ○新しい半導体ポリマーの開発により、塗布型OPVの光エネルギー損失が無機太陽電池並みまで低減に成功した。 ○塗布型OPVの高効率化の起爆剤になると期待できる。 JST戦略的創造研究推進事業において、理化学研究所 創発物性科学研究センターの尾坂 格 上級研究員、瀧宮 和男 グループディレクターと京都大学 大学院工学研究科の大北 英生 准教授らの共同研究チームは、新しく開発した半導体ポリマー...
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新しいシリコンナノ物質の化学特性の評価に成功 〜触媒や電子デバイスへの応用に期待〜 ■ポイント ・金属原子をシリコン原子が球状に取り囲む「金属内包シリコンナノクラスター(注1)」を材料として活用するため、化学特性の評価が期待されていた。 ・金属内包シリコンナノクラスターを気相合成(注2)し、固体表面で集積・薄膜化すると、化学的および熱的に高い安定性を示すことを構造解析で明らかにした。 ・触媒や電子デバイス、磁気デバイスなどに応用する、ナノ機能材料として期待される。 JST戦略的創造研究推進事業において、慶應義塾大学 理工学部の中嶋 敦 教授らは、本研究グループが開発した16個...
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リチウムなどの軽元素を原子レベルで可視化 〜軽元素を一つ一つ直接「見る」技術を開発〜 ■ポイント ○リチウムなど電子顕微鏡観察が困難であった軽元素を可視化する新手法。 ○カーボンナノチューブやフラーレンに軽元素を閉じ込め、電子線によるダメージを軽減。 ○二次電池の化学反応プロセス中のリチウム原子の分析に期待。 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)ナノ材料研究部門【研究部門長 佐々木 毅】末永 和知 首席研究員と同部門 電子顕微鏡グループ 千賀 亮典 研究員は、低加速電子顕微鏡(注1)を用いて、リチウムを含む軽元素(注2)を原子...
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東大、インジウムを含まないフレキシブルなカーボンナノチューブ有機薄膜太陽電池を開発
インジウムを含まないフレキシブルなカーボンナノチューブ有機薄膜太陽電池を開発 ■ 発表のポイント: ◆カーボンナノチューブ(注1)を用いて、レアメタルであるインジウム(注2)を含まないフレキシブルな有機薄膜太陽電池を開発しました。 ◆透明性の高いカーボンナノチューブ薄膜に、有機発電層からプラスの電荷のみを選択的に捕集して輸送する機能を付与することに成功しました。 ◆カーボン材料を主体とする新たな有機系太陽電池(注3)の開発につながり、将来的に太陽電池の低コスト化や太陽エネルギーのさらなる利用に役立つことが期待されます。 ■ 発表概要: 将来的に安価に製造されることが期待さ...
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東北大、原子層超薄膜において高温超伝導を発現・制御することに成功
原子層高温超伝導体を開発 −究極の超伝導ナノデバイス実現へ道− <概要> 東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の高橋隆教授、および同大学院理学研究科の中山耕輔助教らの研究グループは、鉄(Fe)とセレン(Se)からなる原子層超薄膜において高温超伝導を発現・制御することに成功しました。今回の研究は、原子数個からなる原子層超薄膜において60K(−213°C)を越える高温超伝導を発現させ、その超伝導転移温度を精度良く制御する方法を確立したものです。この成果は、様々な新しい量子効果が期待される2次元電子系における超伝導発現機構の解明を進めるのみならず、応用の立場からは、原子レベルのサイズ...
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東北大など、カーボンナノチューブ分子ベアリングの動きを精密に解明
「ナノサイズのコマ」も「歳差運動」と「自転運動」の二種で回る 理論が解き明かすカーボンナノチューブ分子ベアリングの回り方 ※図1は添付の関連資料を参照 1 発表タイトル 「ナノサイズのコマ」も「歳差運動」と「自転運動」の二種で回る 理論が解き明かすカーボンナノチューブ分子ベアリングの回り方 2 発表者 東北大学/科学技術振興機構(JST) 原子分子材料科学高等研究機構/JST ERATO 磯部縮退π集積プロジェクト 大学院理学研究科 磯部 寛之 東北大学 大学院理学研究科 河野 裕彦 3 発表概要 国立大学法人東北大学の磯部寛之教授(JST ERATO 磯部縮退π集積プロジェクト研究総括)と河野裕...
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アデランス、頭皮や髪・フェイスをケアするマルチビューティーマシンなどを発売
頭皮や髪、フェイスをケアするマルチビューティーマシン 『HairRepro(ヘアリプロ) Z(ゼット)』 10月1日(水)スカルプの日に発売 〜専用のスカルプ美容液2種も同時発売〜 株式会社アデランス(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長 根本 信男)は、スカルプ(頭皮)や髪、フェイスなどのケアを目的としたマルチビューティーマシン「HairRepro Z(ヘアリプロ ゼット)」と、「HairRepro Z(ヘアリプロ ゼット)」専用のスカルプ美容液2種「GFエッセンスG(ジーエフエッセンスジー)」、「GFエッセンスS(ジーエフエッセンスエス)」を、10月1日(水)(※1)より、全国のアデランス、レディスアデランスのサロ...
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産総研など、太陽電池のエネルギー変換効率のカギは分子混合など研究成果を発表
太陽電池のエネルギー変換効率のカギは分子混合 −有機太陽電池材料のナノ構造を解明− <研究成果のポイント> ・バルクヘテロジャンクション型有機太陽電池に用いる材料の状態を、軟X線顕微鏡で調べ、ナノ分子領域内で分子が混合していることを発見しました。 ・分子混合が、有機太陽電池のエネルギー変換効率向上のカギであることを、初めて実験により示しました。 ・この発見により、より高いエネルギー変換効率の有機太陽電池の実現が期待されます。 <概要> 国立大学法人筑波大学 数理物質系 守友浩教授、櫻井岳暁准教授、独立行政法人物質・材料研究機構 太陽光発電材料ユニット 安田剛主任研究員、大学...
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理化学研究所など、塗るだけできれいに配列する半導体ポリマーを開発
塗るだけできれいに配列する半導体ポリマーを開発 −塗布型有機薄膜太陽電池の高性能化に向け大きな一歩− <ポイント> ・高結晶性・高配向性と高溶解性を実現した塗布可能な半導体ポリマーを開発 ・溶解性を高めるアルキル基を使うと配向性も向上 ・8.2%のエネルギー変換効率を達成、有機薄膜太陽電池の高効率化に道 <要旨> 理化学研究所(理研、野依良治理事長)と高輝度光科学研究センター(白川哲久理事長)は、塗布型有機薄膜太陽電池[1]で重要なエネルギー変換効率向上に欠かせない結晶性と配向性、さらに、印刷プロセスへ適用するための高い溶解性を併せ持った半導体ポリマー[2]を開発しました。...
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東北大、顔料からの有限長カーボンナノチューブ分子の合成に成功
顔料からの有限長カーボンナノチューブ分子の合成に成功 らせん型有限長カーボンナノチューブ分子の選択的合成実現 〔図1.化学顔料からのらせん型有限長カーボンナノチューブ分子の合成〕 ※添付の関連資料を参照 1 発表タイトル 顔料からの有限長カーボンナノチューブ分子の合成 らせん型有限長カーボンナノチューブ分子の選択的合成実現 2 発表者 国立大学法人 東北大学 原子分子材料科学高等研究機構・大学院理学研究科化学専攻 磯部 寛之 3 発表概要 国立大学法人東北大学(原子分子材料科学高等研究機構・大学院理学研究科)の磯部寛之教授の研究グループは...
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JSTと金沢大、ナノロッドシートを用いた高効率有機太陽電池を開発
ナノロッドシートを用いた高効率有機太陽電池を開発 【ポイント】 ・有機薄膜太陽電池の効率向上に不可欠な従来構造は高コストや材料面で限界 ・斜め蒸着で形成したナノロッドシートの新構造で、従来を越える効率が実現 ・高効率化、簡便・安価で材料を選ばない新構造の有機太陽電池界全般の応用に期待 JST 課題達成型基礎研究の一環として、金沢大学 理工研究域附属 サステナブルエネルギー研究センターの當摩(タイマ)哲也 准教授らは、有機薄膜太陽電池(注1)で既存のバルクへテロ構造(注2)を越える新しい構造を開発し高効率化に成功しました。 有機薄膜太陽電池は、光が当たると電子を放出するド...
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ドクターシーラボ、浸透型ビタミンC誘導体などが「たるみ毛穴」を引き締めるローションを発売
“たるみによる毛穴の開き”の救世主!!! 「浸透型ビタミンC誘導体“ APPS”」 「皮膚の再生“EGF”」 「最強の抗酸化力“フラーレン”」 たるみの構造を多角的に攻めるオールスター成分を贅沢に配合! “20秒浸透ローション”が「もちあげて引き締めて」毛穴レス肌へ シーラボ VC100 ポアホワイトローション 【 VC100 Pore White Lotion 】 150ml 4,935円(税込価格) 2012年6月14日 新発売 ドクターシーラボが20〜60代の女性300名にアンケート調査を実施し、「毛穴が気になりますか?」という問いに対して約83%の方が「気になる」と回答しま...
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ヨネックス、高速ラケットのナノレイシリーズから中級者向けオールラウンドタイプを発売
高速ラケットのナノレイシリーズから 中級者向けオールラウンドタイプ新登場! NANORAY500 ※製品画像は添付の関連資料を参照 ヨネックスでは、最先端のナノサイエンス素材と新“厚ラケ”形状を採用し、スピード性能を進化させたバドミントンラケットNANORAY(ナノレイ)シリーズから、中級者向けの「NANORAY500」を12月中旬より発売いたします。 NANORAYシリーズのラケットは、反発性と剛性に優れたナノ素材“X−フラーレン”をシャフトに搭載し、フレームサイドは、厚みを上部から下部へ広げ変化をつけた新型エアロ形状を採用しています。これらにより、ラケットの軽量化、素...
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理化学研究所、磁性を持つ有機分子TDAE−C60の電荷移動の新モデルを提唱
磁性を持つ有機分子TDAE−C60の電荷移動の新モデルを提唱 −新たな有機分子磁石の開発が可能に− ◇ポイント 単結晶α−TDAE−C60をSPring−8で光電子分光測定し、理論と比較 1個の電子の移動によって有機分子TDAE−C60は磁性を発生 高密度記録材料や磁性体薬剤化合物への応用が期待 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、本来、磁性(※1) を持たない有機分子が磁性を帯びる仕組みを、電荷移動に基づく新モデルで示しました。これは、理研放射光科学総合研究センター(石川哲也センター長)石川X線干渉光学研究室の山岡人志専任研究員、石田行章研究員(現東京大...
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ヨネックス、パワーとスピン性能を両立した競技者向けテニスラケット「VCORE」を発売
世界NO.1が選んだ強烈スピン! パワーとスピン性能を両立した、テニスラケットの新シリーズ ヨネックスは、伸びのあるパワーと高いスピン性能を両立し、ボールを狙い通りの目標(CORE:核心)へと導く(VECTOR)”競技者向けテニスラケットの新シリーズ「VCORE(Vコア:VECTOR+CORE)」を2月上旬に発売いたします。 VCOREは、フレームトップにナノサイエンス素材・X−フラーレンを搭載して剛性を高め、ねじれを抑える新形状を採用しました。これによりラケット面のブレを抑え高い面安定性と反発性を実現し、精度の高いコントロールを生み出します。またフレームの正面厚を薄くし...