Article Detail
佐川グローバルロジスティクス、タイの佐川急便TCDにおける洪水被害と回復状況について発表
佐川グローバルロジスティクス
タイ現地法人の洪水被害と回復状況について
2012年3月の全面営業再開に向け全力で復旧中
SGホールディングスグループで国際物流事業を展開する佐川グローバルロジスティクス株式会社(本社:東京都品川区、社長:荒木秀夫)は、タイ現地法人である佐川急便タイ・コンテナディストリビューション・サービス株式会社(本社:タイ王国パトゥンタニ県、社長:新井 誠、以下佐川急便TCD)における洪水被害と回復状況についてお知らせいたします。
1.浸水から現在の状況について
・バンガディ工業団地(パトゥンタニ県)に位置する佐川急便TCD本社は、工業団地管理会社からの正式な営業・操業停止の要請を受け、10月14日から営業を停止いたしました。
・10月20日夜から浸水被害が発生し、浸水ピーク時には水位が約3メートルに達し、本社社屋・倉庫の1階部分が完全に水没いたしました。
・12月4日より、管理会社の強制排水及び自社の排水作業の結果、敷地全体の排水が完了いたしました。
・敷地全体に汚泥が広がっておりましたが、自社手配の放水車両と復旧した水道設備を利用して、汚泥を洗い流す作業を実施するとともに、営業再開へ向けて徹底した消毒や設備等のメンテナンスを行っております。
◎設備等の被害状況
・敷地内の変圧機、室外機、その他外部設置機器及び本社事務所1階部分が浸水により被災
・倉庫内に避難した営業車両を含む複数の車両とフォークリフトが浸水により被災
◎営業停止期間中の顧客対応について
・浸水発生前の防水対策、発生後の浸水状況等の情報を定期的にお客様に提供
・レムチャバン臨時事務所の開設による本社業務の継続
2.今後の予定ならびに営業再開について
・本社1階事務所の洗浄・消毒及び事務所棟全体の安全調査を行い、安全性の確認がとれた段階で早ければ、2012年1月中旬から事務所棟での業務を再開する予定です。
・一般倉庫業務は、保管貨物を一時的に外部倉庫へ移動させた後で洗浄・消毒を行うとともに、被災した設備等の修理を実施した上で、2012年3月の全面的な営業再開を目指しております。
<営業再開に向け復旧作業中の佐川急便TCD本社>
*画像は添付の関連資料を参照
【会社概要】
商号:佐川グローバルロジスティクス株式会社(Sagawa Global Logistics Co.,Ltd.)
設立:1980年9月
本社:東京都品川区勝島1丁目1番1号
代表取締役社長:荒木 秀夫
資本金:28億7,610万円
主な事業:物流加工業、倉庫業、貨物利用運送事業、通関業、航空運送代理店業、損害保険代理店業
商号:佐川急便タイ・コンテナディストリビューション・サービス株式会社
(Sagawa Express Thai Container Distribution Service Co.,Ltd.)
設立:2005年3月
本社:138 Moo5 Tiwanond Rd.,T.Bangkadi A.Muang,Pathumtani 12000 Thailand
事務所:クロントイ事務所、空港事務所、レムチャバン事務所、FZ倉庫
代表取締役社長:新井誠
資本金:103,000,000バーツ
事業内容:航空貨物事業/海上貨物事業/トラック運送事業/通関事業
従業員数:134名
保有車両:50台(2011年11月現在)
※SGホールディングスグループ
純粋持株会社SGホールディングス株式会社(本社:京都市南区、会長兼社長:栗和田榮一)と、その傘下にある佐川急便株式会社をはじめとした事業会社・外郭団体で構成