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中野BC、花粉症の症状緩和が確認された柑橘系の果実「じゃばら」を使ったサプリメントを販売

2011-12-15

和歌山・北山村が原産の話題の柑橘類「じゃばら
花粉症の症状緩和が臨床試験で確認され、一躍ブームに
独自技術(特許出眼中)で開発!「じゃばら」のサプリ1月に新発売



 和歌山の酒造大手で機能性食品の研究・開発を手掛ける中野BC(海南市)は、花粉症の症状を和らげる効果が臨床実験で確認され話題となっている柑橘系の果実「じゃばら」を使ったサプリメントを開発、2012年1月11日(水)から販売を開始します。

 新商品は注目のじゃばらに加え、和歌山産の青みかんを合わせて錠剤化した機能性食品です。

 じゃばらの果皮に多く含まれる成分「ナリルチン」(※1)と、青みかんの果皮の「ヘスペリジン」(※2)の双方が、花粉症やアレルギーに効果があると大学で研究発表されており、両方の特性を研究し、特許出願中の独自技術(※3)を開発し誕生したのが、新商品「アトピタン みかんとじゃばらの力」です。

 一瓶に錠剤279粒を入れ、税込6300円で当社ホームページや社内売店「長久庵」で販売します。


※商品画像・『新商品「アトピタン みかんとじゃばらの力」と成分の紹介』は、添付の関連資料を参照


■成分の溶解性を向上させる独自技術(※3)を考案、製品化へ
 開発は、ウメなど果実の機能性を研究する当社のリサーチセンター「食品科学研究所」が行いました。

 その開発過程で克服すべき点は「青みかんの果皮に含まれるヘスペリジンが難溶性のため体内で吸収されにくく、効果に個人差がある」ところでした。

 そこで研究を重ねた結果、青みかんの粉末(ヘスペリジン)にじゃばらの粉末(ナリルチン)を混合することで、ヘスペリジンの溶解量が2.5倍に向上することを当社の食品科学研究所が発見、2011年5月に特許を出願しました。

 特許出願番号:特願2011−102956 発明の名称:抗アレルギー剤

 こうして完成したのが新商品「アトピタン みかんとじゃばらの力」です。


■青みかんの果皮の苦味やエグ味成分を除去、飲みやすさに配慮
 新商品は青みかんの強い苦味やエグ味となる成分を除去するため、独自研究で考案した熱水加熱処理を施しています。その後、果実丸ごとをスライスし乾燥後に粉末化、飲みやすさにも配慮した商品です。


■モニター実験で効果を証明
 新商品の効果を検証するため、従業員や関係者で花粉症を代表とするアレルギー症状を有する46人を対象に、花粉が舞う時期の2011年2月から3月にかけモニター実験を実施しました。
 約2カ月かけサンプル品を1日9粒(230mg/粒)摂取したところ、84.8%にあたる39人が花粉症の症状緩和を体感し、「効果あり」と判断しました。
 また皮膚にアレルギー症状を有する社員2人に対し同様の摂取方法でモニター試験を実施したところ、肌症状がほぼ改善し、うち一人は1週間で回復するなど即効性の高さを示唆する結果を得ました。


◆北山村で売上10倍に伸びた、今注目の「じゃばら
 和歌山県東牟婁郡北山村の原産で、ハッサクほどの大きさの柑橘系果実。同村のみで自生し、ユズやカボス、ダイダイの仲間で、「邪気をはらう」が名前の由来です。
 種がほとんどなく、ユズよりも果汁が豊富でまろやかな風味や独特の香りが特徴で、一般的には果汁を料理に使用します。
 花粉症などアレルギー反応を抑える成分、ナリルチンの含有率が高く、果皮でカボスの13倍を含むとされています。花粉症関連の研究発表が話題となり、北山村のじゃばらの売上は、2000年の2600万円から09年度は2億6700万円と10倍の伸びです。


※商品概要などは、添付の関連資料を参照

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