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豊田通商、豪州ガス生産プロジェクトの11.25%権益取得契約を締結

2011-12-14

豪州ガス生産プロジェクト(BassGas Project)の11.25%権益取得契約を締結
〜豪州ガス生産・販売事業への新規参画〜



 豊田通商株式会社(本社:名古屋市、社長:加留部 淳、以下:当社)は、この度、当社100%子会社Toyota Tsusho Gas E&P Trefoil Pty Ltd(以下:TTGEPT)を通じて、

 1)豪州タスマニア沖ガス精製・生産・販売プロジェクト(BassGas Project)権益の11.25%
 2)上記BassGas Projectに隣接するガス探鉱・開発鉱区T/18P権益の2.75%

をAWE Limited(以下AWE)から権益取得対価80.125百万豪ドル(約64億円)にて取得する契約を締結しました。権益保有分の開発費40百万豪ドル強(32億円強)を併せて、120百万豪ドル強(96億円強)の投資を実行してまいります。

 BassGas Project及びT/18P鉱区は、豪州総合エネルギー事業者最大手であるOrigin Energy Ltd(本社:豪州シドニー市)がオペレーターを務めております。

 1)BassGas Projectは、豪州Bass海峡のYollaガス田(T/L1鉱区)の海上生産プラットフォームと、豪州ビクトリア州Lang Langの陸上ガス精製プラントを約150kmの海底パイプラインで接続して、ガス精製・生産・販売をしております。BassGas Projectからの生産物であるガス・コンデンセート・LPGは2006年よりビクトリア州を中心に販売されており、豪州南東部ガス需要の5%弱を担う重要な供給源となっております。

 2)T/18P鉱区は、Bass海峡に位置する海上鉱区で、既にガス・コンデンセート・原油の存在が確認されております。将来的には、BassGas Projectへのガス供給を目指した開発が期待されております。当社は、既に同鉱区の権益8.5%を保有しており、今回の取得により11.25%を保有することとなります。

 当社は、豪州をガスバリューチェーン上流の最重要国の一つと位置付け、2010年3月に権益取得したクイーンズランド州炭層メタン鉱区、ATP651P鉱区(取得対価:98.5百万豪ドル)を初めとして日本向けのLNGバリューチェーン構築を目指した在来型・非在来型のガス探鉱・開発権益の取得を実施してきております。

 今回の権益取得は、昨年10月のOtway Gas Projectに続く豪州国内向けガス生産・販売 事業への2件目の参画となります。今後は、ガス需要の堅調な伸びが予想される豪州国内向けのガス関連事業への投資に加え、LNGバリューチェーン構築を目指した更なる事業投資も、引き続き積極的に行っていく方針です。


<<当社の豪州における保有ガス権益>>
 ・西オーストラリア州沖合いガス探鉱権益(WA−378−P/396−P/397−P 各10%)
 ・ビクトリア州沖合いガス探鉱・開発権益(T/18P 8.5%)
 ・クイーンランド州陸上CBM鉱区開発権益(ATP651P 15%)
 ・豪州ガス生産プロジェクト権益(Otway Gas Project 5%)


※「権益保有者およびシェア」などは、添付の関連資料を参照

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