アドバンテスト、米ＣＰＵメーカーに累計１０００台目のテスト・システム「Ｔ２０００」を納入

テスト・システム「Ｔ２０００」が米国大手半導体メーカーに累計１０００台納入



　株式会社アドバンテスト（本社：東京都千代田区　社長：松野晴夫）はこの度、米国の大手ＣＰＵメーカーに累計１０００台目となるテスト・システム「Ｔ２０００」を納入しました。１０００台目のシステムは世界中に設置されている多くの「Ｔ２０００」のうちの一台として、ＣＰＵや他のＳｏＣデバイスの量産試験に供用されます。

　「Ｔ２０００」は、業界最高レベルの多数個同時測定能力を提供します。複数のテスタ・コントローラ、フレキシブルな組み合わせが可能なモジュール構造、ユーザ使用エリアが広いロード・ボードにより、グラフィック・プロセッサ、ＭＣＵ、ＲＦＩＣ、ベースバンドＩＣ、パワー・マネジメントＩＣ、オーディオ・デバイス、ビデオ・デバイスといった広範囲のＳｏＣデバイスの、開発から量産に至るまでのコスト削減や工期短縮に寄与します。デジタル家電向けデバイス、ワイヤレス・デバイス、そして最近の複雑化したマイクロプロセッサのさまざまな要求に対し、「Ｔ２０００」は多彩な機能と高いチャンネル密度を備えたモジュール、汎用品から高機能までさまざまなＳｏＣデバイスのテスト・ニーズをカバーするスケーラビリティとともに、業界をリードするテスト・コストの優位性で応えます。

　世界中のＩＤＭ、ファブレス、ＯＳＡＴの間で、「Ｔ２０００」は開発から量産に至るまでの生産性を大幅に向上するプラットフォームとして広く知られています。現在では全世界の５５の企業に導入され、先進的な半導体の開発・製造プロセスで重要な役割を担っています。


※製品画像は、添付の関連資料を参照