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矢野経済研究所、ライフログ市場に関する調査結果を発表
ライフログ市場に関する調査結果 2011
〜現状ライフログの消費者の認知度は低いが、潜在顧客は多い〜
<調査要綱>
矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内ライフログ市場の調査を実施した。
1.調査期間:2011年10月〜11月
2.調査対象:ライフログを活用したビジネスを展開している事業者、B to C展開企業、一般消費者
3.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e−mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用
<調査結果サマリー>
◆2011年度のライフログ市場規模は10億6,000万円、前年度比302.9%と大きく伸長
2011年現在、ライフログを活用したサービスを提供する事業者は十数社にとどまっており、大半のサービスが消費者向けに無料で提供されている。こうした状況下、2011年度のライフログ市場規模は前年度比302.9%の10億6千万円と見込む。
◆ライフログの認知度は5.8%と低いものの、今後の利用意向は48.6%と約半数
全国の18歳から69歳までの男女400名に対して、ライフログの認知度やライフログサービスに関するインターネットアンケート調査を実施したところ、「ライフログ」という言葉自体の認知度(「よく知っている」「やや知っている」)は、全回答者の5.8%にとどまった。さらにライフログを「知らない」と答えた回答者を含め、ライフログという言葉の意味や具体的なサービス例などを挙げて今後の利用意向を聞いたところ、「是非利用したい」「やや利用したい」が48.6%と、半数近くを占めた。
◆ライフログ市場は今後も拡大し、2015年度には52億円まで拡大
年々蓄積されている消費者のライフログ情報量は、今後も増加すると予測する。そのため、分析・解析できる消費者数の幅が拡大し、ライフログの価値も年々向上する見通しである。ライフログ市場は今後も拡大し、2015年度には52億円まで拡大すると予測する。
<資料発刊>
資料名:「ライフログ活用ビジネスの現状と展望」
※YRIマーケットNow!に掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承ください。
*以下、リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照