モリテックス、ハイパワーシンプルドーム照明「ＭＳＤＣシリーズ」を発売

モリテックス　ハイパワーシンプルドーム照明「ＭＳＤＣシリーズ」を発売

−照度が従来型比約３倍。軽量、高水準均一拡散光、低価格を実現したドーム照明−


　マシンビジョンと画像関連機器メーカーの株式会社モリテックス（本社：東京都豊島区、代表取締役社長：松岡昇、証券コード：７７１４）は、このたび、従来型ドーム照明に比べ照度を約３倍に高めた（※）ドーム照明「ＭＳＤＣシリーズ」を開発いたしました。「ＭＳＤＣシリーズ」は、モリテックスの定電流制御方式ＬＥＤ照明「ＭＧ−ＷＡＶＥシリーズ」に対応した照明で、ハイパワーＬＥＤによる高い照度を確保すると共に、高水準の均一拡散光を実現した高性能ドーム照明です。間接光照射のためＬＥＤの映り込みが無く、食品、化学、医療品のパッケージ検査や電子部品検査など、光沢のある対象物、曲面形状対象物の検査用途に最適です。
　直径１５６ｍｍタイプと４００ｍｍタイプの２つのサイズを開発し、４００ｍｍタイプは３００ｍｍウェハ検査用の一括照明に用いることも可能です。また、１５６ｍｍタイプは設計段階から徹底した軽量化を図り、さまざまな検査場所での取扱い利便性を高めています。
　モリテックスでは、ハイパワーシンプルドーム照明「ＭＳＤＣシリーズ」を１２月７日から９日までパシフィコ横浜で開催される「国際画像機器展　２０１１（ブースＮｏ．４３）」へ出展するとともに、１月より販売開始いたします。

　モリテックスでは、半導体製造装置や液晶製造装置、電子部品実装機、工場のライン監視、製造ラインなどの画像処理関連分野向けに、光源装置や光ファイバライトガイド、マシンマイクロレンズ（ＭＭＬ）、ＣＣＴＶレンズ、ＬＥＤ照明装置、ＣＣＤカメラなどの光学系部品を組み合わせたマシンビジョンシステムを販売し、広く産業界で利用されております。

　今回モリテックスが開発した「ＭＳＤＣシリーズ」は、最新型のハイパワーＬＥＤを採用し、従来型のドーム照明に比べ照度を約３倍に高めました。また、さまざまなユーザーニーズに対応すべく直径１５６ｍｍタイプと４００ｍｍタイプの２種類を開発し、それぞれ「赤」、「緑」、「青」、「白」の４色を取り揃えています。特に１５６ｍｍタイプは、設計段階から徹底的な軽量化のための工夫を凝らし、従来型の約１／６の重量といたしました。また、４００ｍｍタイプは大型の対象物観察に適しており、特に３００ｍｍウェハに一括で照明を当てることが可能です。

　この「ＭＳＤＣシリーズ」にモリテックスが提供する各種レンズを組み合わせることで、ユーザーが求める最適な画像処理を提供することが可能となります。

　モリテックスは、レンズ・照明・カメラを組み合わせたマシンビジョンシステムのリーディングカンパニーとして、多様なニーズを持つ画像処理市場に、ユーザーが求める画像処理環境を「トータルソリューション」として提供してまいります。

　※当社ドーム照明ＭＤＭＬシリーズとの比較による


■ハイパワーシンプルドーム照明「ＭＳＤＣシリーズ」の特徴
　＊添付の関連資料を参照