Article Detail
三菱電機、モービルマッピングシステム「MMS−X320R」を発売
3次元立体地図作成に必要な、200m先までの空間位置データを走行しながら取得
三菱モービルマッピングシステム新製品発売のお知らせ
三菱電機株式会社は、車両で走行しながら200m先までの3次元空間位置データ(レーザー点群)を高精度で取得できるモービルマッピングシステム(Mobile Mapping System:以下MMS)の新製品「MMS−X320R」を11月28日に発売します。なお、MMS製品全般については「 http://www.mitsubishielectric.co.jp/pas/mms/index.html 」を参照ください。
新製品の特長
1.長距離・高密度レーザー搭載で、200m先までを高密度に計測
・長距離・高密度レーザーで200m先までの都市景観や高層ビルの屋上、堤防や斜面の形状を、毎秒30万点の高密度なレーザー点群で詳細に把握。車両近辺の道路状況は標準レーザーで把握。
・GCP(※1)補正を用いず、GPS衛星可視区間ならば80m先で絶対精度10cm以内(rms※2)を実現
(※1):Ground Control Point:地上基準点 ※2:二乗平均平方根。統計値のちらばり具合を表す数値
2.高精度、高密度なレーザー点群から3次元立体地図を作成
・後処理ソフトウェアの改善で、高密度なレーザー点群による立体地図や建物外観図も容易に作成
・レーザー点群とカメラ画像から、白線、縁石、横断歩道なども認識(オプション)
発売の概要
形名:MMS−X320R
仕様:カメラ:3台、自己位置計測機能
標準レーザー:2台、長距離・高密度レーザー:1台、
価格:個別見積(車両本体を含まず)
目標販売数:年間10台
お問い合わせ先
三菱電機株式会社 IT宇宙ソリューション事業部 IT宇宙ソリューション営業第一部
〒100−8310 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 TEL 03−3218−9128 FAX03−3218−9492
※ 詳細は、関連資料参照