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パナソニック、ISDB−Tmm対応ワンチップモバイルDTVフロントエンドLSIを開発

2011-11-29

マルチメディア放送対応機器を小型かつ、高感度、低消費電力で実現可能
業界最小(※1)、ISDB−Tmm対応ワンチップモバイルDTVフロントエンドLSIを開発
2011年12月 量産出荷開始

※1 2011年11月24日現在、当社調べ。ISDB−Tmm対応DTVフロントエンドLSIとして。


 #製品画像は添付の関連資料を参照


【要旨】
 パナソニック株式会社セミコンダクター社は、携帯端末向けマルチメディア放送(ISDB−Tmm)[1]規格に準拠した業界最小(※1)のワンチップモバイルDTVフロントエンドLSI(品番:MN88551)を開発し、2011年12月より量産出荷を開始します。


【効果】
 本製品を使用することにより、スマートフォンやタブレット端末などの各種モバイル機器において、2012年春からサービス開始が見込まれる携帯端末向けマルチメディア放送(モバキャス[2](※2))視聴機能を、小型かつ、高感度、低消費電力で実現可能です。


【特長】
 本製品は以下の特長を有しております。(*:当社従来比)

 1.携帯端末向けマルチメディア放送対応の広帯域RFとOFDM[3]復調回路、誤り訂正用メモリ[4]をワンチップLSIに統合し、WLCSP[5](4.2mm×4.5mm×0.4mm/0.4mmピッチ)の採用により、業界最小サイズを実現
 2.国内ISDB−T[6]規格の全方式(ISDB−Tmm/フルセグ/ワンセグ/ISDB−Tsb[7])に対応するとともに、移動時のフルセグ受信性能を約20%向上(*)、機器の高感度化を実現可能
 3.携帯電話特有の妨害耐性を強化するとともに、フルセグ受信時の消費電力を約60%削減(*)、高感度かつ長時間視聴を実現可能


【内容】
 本製品は以下の技術によって実現しました。

 1.高感度、広帯域なRFを、65nmDRAM混載プロセス上に搭載可能にする高周波回路設計技術
 2.高速移動する携帯機器に最適な高精度、低消費電力OFDM復調回路を実現する技術
 3.高感度・低消費電力を実現する低雑音広帯域LNA設計技術[8]、高調波抑制ミキサ技術[9]


【従来例】
 大画面化したスマートフォンでは、従来のワンセグよりも高解像度の映像が求められる一方で、フルセグは消費電力が多く、携帯機器への搭載には電池寿命に課題がありました。そのため新しくサービスが開始される携帯端末向けマルチメディア放送に対応する小型かつ、低消費電力なLSIが求められていました。

【実用化】
 量産開始:2011年12月 価格:数量応談
 ※2「モバキャス」は株式会社ジャパン・モバイルキャスティングの商標です。


 #以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照

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