富士重工、「スバル　インプレッサ　ＷＲＸ　ＳＴＩ」のコンプリートカー「Ｓ２０６」を発売

特別仕様車　スバル　インプレッサ
ＷＲＸ　ＳＴＩ「Ｓ２０６」を発売



　富士重工業のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル（＊１）は、スバルインプレッサＷＲＸ　ＳＴＩの４ドア車に、独自の仕様、装備を施したコンプリートカー「Ｓ２０６」を、本日より発売します。

　＊１：スバルテクニカインターナショナル（株）（代表：唐松　洋之、東京都三鷹市、略称：ＳＴＩ）

　「Ｓ２０６」は、これまでにＳＴＩが企画した「Ｓ２０４」、「Ｒ２０５」等と同様にインプレッサＷＲＸ　ＳＴＩシリーズをベースに運動性能を向上させ、内外装にも専用アイテムを採用した、ＳＴＩコンプリートカーです。
　「Ｓ」シリーズはＳＴＩコンプリートカーの中でも最高峰のモデルです。

　また、６月に行われたニュルブルクリンク２４時間レースでのクラス優勝（＊２）を記念し、カーボンルーフや専用ドライカーボン製リアスポイラーなどを追加装備した、「ＮＢＲ　ＣＨＡＬＬＥＮＧＥ　ＰＡＣＫＡＧＥ」を設定。レース参戦車両をイメージさせる外装を取りいれ、スポーティさを高めています。

　＊２：ＳＰ３Ｔクラス


　「ＮＢＲ　ＣＨＡＬＬＥＮＧＥ　ＰＡＣＫＡＧＥ」については、受注が販売予定台数に達しました。


　※製品画像は添付の関連資料を参照


　「Ｓ２０６」では、最高峰モデルにふさわしい走りを実現することを目指してボディチューニングやエンジンチューニングを行いました。ボディチューニングでは専用のビルシュタイン製ダンパーやＳＴＩ製コイルスプリング、フレキシブルタワーバー、フレキシブルドロースティフナーなどを採用。直進性を高めつつ、コーナー入り口での挙動を安定させ、正確にすばやく曲がれる気持ちの良いコーナリング性能を実現しました。また、ミシュラン製パイロットスーパースポーツタイヤの採用により、専用ＢＢＳ製１９インチアルミホイールと併せて、質感の高い乗り心地に仕上げました。

　エンジンチューニングでは、ピストンやコンロッド、クランクシャフトなどの重量バランスを最適化し、回転フィーリングを高めた専用エンジンに、専用ボールベアリングターボ、専用チューニングのＥＣＵ、専用低背圧スポーツマフラー等を装着することで、最高出力２３５ｋＷ（３２０ＰＳ）、最大トルク４３１Ｎ・ｍ（４４ｋｇ・ｍ）を実現。アクセルレスポンスも向上させるとともに、低中速域のトルクの厚みを増すことで、ドライバビリティを高めています。

　外装では、専用フロントアンダースポイラーや専用フロントフェンダーアウトレットグリル、トランクスポイラーを採用。また専用フロントグリル、専用サイドガーニッシュ、なども採用し、空力特性の向上と質感を演出しています。

　また、内装には専用高級本革巻ステアリングホイールの採用や、専用ＲＥＣＡＲＯ製バケットタイプシート、専用シートベルトなど、フラッグシップとしてのたたずまいと質感の実現を果たしています。



※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照



なお、商品等についてのお問い合わせは、最寄りの販売会社、またはＳＵＢＡＲＵお客様センター「ＳＵＢＡＲＵコール」　０１２０−０５２２１５までお願いいたします。