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矢野経済研究所、iPhone 4Sに関するユーザアンケート調査結果を発表
iPhone 4Sに関するユーザアンケート調査結果
〜相対的に満足度が高かったソフトバンクユーザ ネットワークを評価するauユーザ〜
【調査要綱】
矢野経済研究所では、次の調査要綱にてiPhone 4Sに関するユーザアンケート調査を実施した。
1.調査期間:2011年11月
2.調査対象:日本でiPhone 4Sを現在利用しているソフトバンクユーザ、auユーザ各400名(計800名)
3.調査方法:インターネット形式
<本調査の背景・目的>
日本国内においてもスマートフォンを利用するユーザが増加する中で、iPhone 4Sがauからも販売された。従来、iPhoneシリーズを国内独占販売してきたソフトバンクユーザとiPhone 4Sを使用するauユーザについて、端末・サービス・機能などにおける満足度の比較を行った。
【調査結果サマリー】
◆iPhone 4Sに対する全体満足度が74%のSBM(ソフトバンクモバイル)
SBMユーザの全体満足度は74%、auユーザは61%となり、13ポイント上回った。
◆ネットワークの満足度が高いau、ネットワークを除く多くの項目で満足度が高いSBM
「ネットワーク(NW)」を除き、「料金」、「設定」、「メール」、「Wi−Fi」などの各項目で、SBMユーザの満足度はauユーザを上回った。
SBMユーザにおいては概ね40%以上の満足度を示しているものの、auユーザにおいては、20%台もあるなど差が大きい。
◆ユーザ属性が異なる両社、サービス向上でユーザ維持・獲得競争は激化
iPhoneシリーズを利用してきたユーザが多いSBMでは、iPhone 4Sへの満足度が相対的に高く、初めてiPhoneを利用するユーザが多いauにおいては相対的に満足度が低くなる側面もある。
ただauユーザにおいても、事業者側の現行の機能・サービスの向上や、ユーザ自身のユーザエキスペリエンス(ユーザ体験)が蓄積されることで、全体的な満足度が高くなることが期待される。また、SBMにおいても、ユーザの満足度を維持、高め、アドバンテージを活かした展開が求められるところである。両社のユーザ維持・獲得の競争は今後も続く
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*以下、リリースの詳細は添付の関連資料「オリジナルリリース」を参照