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丸紅など、アラブ首長国連邦アブダビ首長国向け132kV超高圧海底電力ケーブル敷設契約を受注

2010-11-11

アラブ首長国連邦アブダビ首長国 132kV超高圧海底電力ケーブル敷設契約受注の件


 丸紅株式会社(以下「丸紅」)と株式会社ビスキャス(以下「ビスキャス」)は共同で、アラブ首長国連邦アブダビ首長国送電送水会社(Abu Dhabi Transmission & Despatch Company、以下「TRANSCO」)向けにシュワイハット−サーバニヤス島間を結ぶ132kV超高圧海底電力ケーブル敷設契約を受注しました。受注金額は約50億円、完工は2012年9月を予定しています。

 本プロジェクトは、アブダビ首長国西部の島嶼部:8島の開発計画であるデザートアイランドプロジェクトの一環で観光島として開発が進むサーバニヤス島に対する電力供給を担うプロジェクトです。 起点となる本土側のシュワイハット地区はアブダビ市より南西約250kmに位置し、丸紅が事業に参画しているシュワイハットS2をはじめとする発電・増水施設が立ち並ぶ地区であり、サーバニヤス島は、同地区の沖合約9kmに位置します。丸紅・ビスキャス連合は海底電力ケーブルの納入から敷設までを一括で請け負います。

 ビスキャスが本案件で製造・納入する海底ケーブルは3芯一括シース型架橋ポリエチレン絶縁(XLPE)ケーブルで、日本国内で敷設されている同型品と比べ、より高電圧で、大サイズである事が特徴です。

 丸紅・ビスキャス連合は、2007年7月にアブダビ発電所とサディアット島を結ぶ400kV超高圧電力ケーブル敷設契約(地中ケーブル/ケーブル長:約78Km)を約120億円で受注し、また今年7月にはサスアルナヒール島及びムサファ工業地帯と新首都移転予定地であるマハウィ地区を結ぶ400kV超高圧電力ケーブル敷設案件(地中ケーブル/ケーブル長:約234Km)を約170億円で受注しており、今回はこれらに続く受注となります。

 アブダビ首長国では現在、内陸部や島嶼部を対象とした大規模な開発計画が進められております。この過程で今後も地中及び海底電力ケーブル案件が数多く出て来るものと見込まれており、丸紅及びビスキャスは、今後も同種案件の受注に向け積極的な取り組みを続けていく方針です。


以   上


■株式会社ビスキャス概要
 本所在地:東京都品川区東品川4−12−2
 設   立:2001年9月
 会社概要:古河電気工業株式会社及び株式会社フジクラの電力事業部門の合弁会社として設立。
        国内外向け地中送電線、架空送電線及び配電ケーブルの製造・販売

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