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日本オラクル、IT統合管理ソリューション「Oracle Enterprise Manager 12c」の国内提供を開始

2011-11-12

日本オラクル、
「Oracle Enterprise Manager 12c」を国内提供開始
〜クラウド機能IT管理ソリューションを拡充〜


・日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄)は、オラクル製品群の管理と、エンタープライズ・クラウドの導入から運用までのライフサイクル管理全体を組み合わせる業界初のIT統合管理ソリューション「Oracle Enterprise Manager 12c」の国内提供を2011年12月6日より開始します。

・「Oracle Enterprise Manager 12c」は、ビジネスニーズに合わせたIT管理アプローチをベースにした統合運用管理ソフトウェアです。これにより、IT部門は、従来型のデータセンター、仮想化およびクラウド・コンピューティング環境の効率と性能を向上させながら、コストを削減し、またシンプルな運用を実現することができます。

・「Oracle Enterprise Manager 12c」は、システムの管理を新しいコンソール「Oracle Enterprise Manager Cloud Control」に一元的にまとめ、クラウドのライフサイクル全体を独自に管理する機能が実装されました。主な新機能は、統合・キャパシティプランニング、セルフサービス、テスト、監視、測定、チャージバックなどです。

・「Oracle Fusion Applications」およびオラクルのエンジニアド・システムズ向けに、新しい統合型「アプリケーション・ツー・ディスク」*管理機能が追加されました。また、「Oracle VM 3.0」上に構築された新しい仮想化管理およびクラウド・リソース管理機能も導入されています。
 *アプリケーションからストレージまでのシステム全体

・また、「Oracle PartnerNetwork」から利用できる新しいパートナー・リソースの拡張機能や、オラクル以外のコンポーネント向け管理機能も導入されました。

・「Oracle Enterprise Manager 12c」は、オラクルのポートフォリオで「12c」の名前が付けられた初めての製品で、「c」はクラウド対応製品の提供にオラクルが大規模な投資をしていることを表しています。

コンソール1台による統合クラウド全体管理
・「Oracle Enterprise Manager Cloud Control」は、クラウドの関係者がInfrastructure as a Service(IaaS)、Platform as a Service(PaaS)(Database as a Service《DBaaS》やMiddleware as a Service《MWaaS》を含む)、Software as a Service(SaaS)を任意に組み合わせて豊富なビジネスサービスを作ることができるオラクル唯一のクラウド管理コンソールです。

・「Oracle Enterprise Manager Cloud Control」は、エンタープライズ・クラウドの計画、導入、管理、利用に携わる全ての関係者に、ウィザード主導型のロールベースの機能を提供します。

・「Oracle Enterprise Manager 12c」は、システム設計者、クラウド管理者、アプリケーション開発者および管理者、データベース管理者、営業部門、管理部門、そして財務部門を支援します。主要な機能は以下の通りです。

−クラウド計画ツール:システム設計者およびクラウド管理者がリソースを最大限に有効活用するための、クラウド環境のモデル化を可能にします。主要機能である容量および統合計画が提案され、あるいは自動化されたワークフローに沿って実行され、クラウドの展開を容易にします。

−共有プールおよびシステム・リソースの自動設定:クラウド管理者によるITリソースの一元管理、リソース利用に関するルール、特権、ポリシーの定義を可能にします。また、管理の容易さおよびサービス品質の確保を支援します。

−ビルトインセルフサービス:担当者およびアプリケーション開発者による、クラウドへの可視的なアクセスを実現します。利用者は、セルフサービス・ポータルを利用して、カタログ情報からのサービスの発注、リクエストされたサービスの管理・監視、チャージバックの情報を入手できます。

−包括的なメータリングおよびチャージバック:財務担当者、IT管理者、サービスプロバイダーによる、サービス利用料および料金の測定を可能にします。複数のチャージバックの仕組みが提供されます。あらかじめ設定された「Oracle Communications Billing and Revenue Management」との統合により、包括的な請求書発行機能を提供します。

・また、「Oracle Enterprise Manager 12c」のクラウド機能を2つの主要なオラクル製品と統合することで、業界初の優位性が得られます。

−「Oracle VM 3.0」:管理者による、VM、リソース・プール、リソース・ゾーンを組み込んだクラウド環境の自動的な計画およびプロビジョニングが可能です。

−「Oracle Virtual Assembly Builder」:アプリケーション開発者による、セルフサービス利用者のための複雑なマルチティア・アプリケーションのモデル化とパッケージングを支援します。

・「Oracle Enterprise Manager 12c」は、競合のソリューションとは異なり、x86およびSPARCアーキテクチャの、物理的環境と仮想環境にわたるクラウド管理を網羅します。

オラクル製品へのよりエンジニアドされた強化機能
・「Oracle Enterprise Manager 12c」は引き続き、オラクル・テクノロジー向けに、以下のような比類のない自動機能を提供します。

−「Oracle Fusion Applications」の完全管理:「Oracle Fusion Applications」に合わせた設計となっており、これらのアプリケーションの健全性と可用性を確保する比類なき機能を提供します。

−「Oracle Applications Unlimited」向けの即時可用性をサポート:
 「Oracle JD Edwards EnterpriseOne」および「Oracle Siebel CRM」管理スイートが認証されました。2012年には、さらなるアプリケーション認証が計画されています。

−「Oracle Fusion Middleware」管理の強化:自動根本原因解析やプロアクティブな推奨アクションの提示など、新たな自己管理機能を追加しました。ITおよびアプリケーションの管理者が、より多くのアプリケーションを簡単に管理できるようになります。

−データベース自己管理の進歩:リアルタイムおよび期間比較の自動データベース診断モニターやActive Session History(ASH)分析などの機能により、データベース管理者による巨大データベースの管理を可能にします。 

−品質管理ソリューションの強化:新たな Application Replay機能により、アプリケーションの実際の負荷テストが可能になり、より実用的なテストを実施できます。新しいデータの発見、モデル化、データ・サブセッティングにより、テストデータをより合理的に管理できます。この機能を組み合わせることで、少ない負担でアプリケーションの品質を改善できます。

−オラクルのエンジニアド・システムズとの緊密な統合:「Oracle Exadata Database Machine」および「Oracle Exalogic Elastic Cloud」向けのハードウェア・ソフトウェア統合ビューにより、管理の簡略化と優れたパフォーマンスおよび可用性を実現します。

「Oracle Enterprise Manager 12c」への各社の取り組み
※パートナー各社からのエンドースメント (五十音順)

◇株式会社アシスト
 アシストは「Oracle Enterprise Manager 12c」の発表を心より歓迎いたします。
 アシスト提供の「Oracle Database」を中核としたデータベース基盤ソリューション「DODAI」の構成要素である「Oracle Enterprise Manager」が一層進化することで、運用管理コストの削減、高い可用性とパフォーマンスをもたらし、顧客企業のビジネスに大きく貢献できるものと期待しています。
 株式会社アシスト
 製品事業統括 担当取締役 勝田 誠

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下CTC)は、「Oracle Enterprise Manager 12c」の発表を歓迎いたします。
 お客様がITシステム基盤に求める要求は、単なる性能、可用性に留まらず、リソースの有効活用、運用管理の簡便性、コスト削減といった面にも向けられており、本製品はお客様の要求に対する一助になる製品であると考えます。また、「Oracle Enterprise Manager 12c」が提供するクラウド対応の新しい機能と、CTCが提供するプライベート/パブリック・クラウドサービスを組み合わせる事で、今以上に価値あるサービスのご提供が可能になると確信しております。
 CTCは、オラクル製品の抱負な導入実績に基づく構築力と「Oracle Enterprise Manager 12c」の新機能を融合させ、お客様が抱える課題解決に寄与してまいります。
 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
 ITエンジニアリング室 室長 藤岡 良樹

◇新日鉄ソリューションズ株式会社
 新日鉄ソリューションズは「Oracle Enterprise Manager 12c」日本語版の出荷発表を歓迎いたします。本製品により仮想化等で複雑化したシステムの効率的な管理が実現され、ITリソースを有効に活用できることを期待しています。弊社では、本製品をβバージョンから検証に取り組むことで製品導入と利用ノウハウの蓄積に努めております。今後は本製品を導入することで、お客様のシステム運用コストの削減と柔軟なITインフラの構築をご支援してまいります。
 新日鉄ソリューションズ株式会社
 ITインフラソリューション事業本部 営業本部長 大坪 武憲

◇日本電気株式会社
 日本電気株式会社は、「Oracle Enterprise Manager 12c」の国内出荷発表を歓迎いたします。
 当社では、オラクル社の「Oracle Enterprise Manager」の開発部門との協業のもと、ストレージ監視プラグインの開発、システムの高度な性能分析を実現する当社のシステム性能分析ソフトウェア「WebSAM Invariant Analyzer」との連携を進めてまいりました。
 今後も、早期市場投入に向けて、新バージョンへの対応強化をはかります。また、統合運用管理ソフトウェア「WebSAM」との連携強化を進め、クラウド時代の大規模・複雑化するシステム基盤全体の安定稼動、トータルコストの最適化を実現いたします。
 日本電気株式会社
 ITソフトウェア事業本部長 赤津 素康

◇株式会社日立製作所
 日立製作所は今回の「Oracle Enterprise Manager 12c」日本語版の発表を歓迎します。
 オラクル製品による統合データベース環境やその管理が市場に浸透するなかで、日立は、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」の仮想化機構「Virtage」や国内トップクラスの実績を誇る統合システム運用管理「JP1」と、オラクル製品との連携で、お客様の業務システムの安心・安全な運用を支えてきました。
 今回発表された「Oracle Enterprise Manager 12c」は、オラクル
製品のさらに高度な管理を実現するものであり、「JP1」の自動運用製品や統合監視製品との連携で、より高信頼で効率的な運用管理を実現できるものと確信しています。
 株式会社 日立製作所
 ソフトウェア事業部 事業部長 阿部 淳

◇富士通株式会社
 富士通株式会社は「Oracle Enterprise Manager 12c」日本語版の国内出荷発表を心より歓迎いたします。当社の統合運用管理ソフトウェア「Systemwalker(システムウォーカー)」は、「Oracle Enterprise Manager」との連携により、ハードウェアからアプリケーションまで一貫した、統合運用管理を実現しています。
 「Oracle Enterprise Manager 12c」においても、引き続き、富士通とオラクルの最新テクノロジーの連携により、「Oracle Enterprise Manager」/オンプレミス/クラウド環境までの統合運用管理ソリューションを提供してまいります。
 富士通株式会社 ミドルウェア事業本部
 アプリケーションマネジメント・ミドルウェア事業部 事業部長 
 藤井 泰
 お客様の問い合わせ窓口 富士通コンタクトライン0120−933−200

●参考資料
・「Oracle Enterprise Manager 12c」(*)
 http://www.oracle.com/us/products/enterprise-manager/index.html
・「Oracle Enterprise Manager」
 Twitter(*) http://twitter.com/#%21/oracle_em
 Facebook(*) https://www.facebook.com/oracleenterprisemanager
 YouTube(*) http://www.youtube.com/OracleEnterpriseMgr
 Linkedin(*) http://www.linkedin.com/groups?about=&gid=2688744
 Blog(*) https://blogs.oracle.com/oem/
 *英語のみ

●オラクルについて
 オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。
 オラクル(NASDAQ:ORCL)に関するより詳細な情報については、 http://www.oracle.com をご覧ください。


*OracleとJavaは、Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。

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