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ノーリツ鋼機、子会社「NKメディコ」とバイオマーカーサイエンスが業務提携
子会社による株式会社バイオマーカーサイエンスとの業務提携開始のお知らせ
当社の子会社であるNKメディコ株式会社(以下NKメディコ)は、株式会社バイオマーカーサイエンス(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:内田景博 以下BMS)と業務提携を開始したことをお知らせ致します。
NKメディコは医療分野における事業企画並びに事業育成を目的として2010年7月に設立された当社の100%子会社です。
BMSは2002年の設立以来、予防医療の進展に貢献することを目的とし、生体内のタンパク質を網羅的に解析する技術(プロテオーム解析)を用いてヒトの身体の状態を把握できるバイオマーカーの研究・開発に取り組むと共に、アンチエイジング(抗加齢)ドックの支援事業を展開しています。
記
1.業務提携の理由
当社は、医療をイメージング事業に続く新しい事業分野の一つとして展開しております。2010年には遠隔画像診断支援サービス事業に参入しました。遠隔画像診断支援サービスを通じて、病気の早期発見、早期治療に貢献し、「病気の重篤化を予防する」一助となるよう努めております。
BMSは生体が病気へと変化する過程で有意に変化するバイオマーカーを研究・開発することで、「病気にならない健康な体づくり」という予防医療に貢献している会社です。
当社は先般参入した「病気の重篤化を予防する」予防医療と共に、BMSとの業務提携を通じて「病気にならない健康な体づくり」という予防医療に参入致します。
2.業務提携の具体的な内容
業務提携の第一段階として、NKメディコはアンチエイジングドック支援事業に参入致します。
アンチエイジングドックとは、血管年齢、骨年齢などの体内年齢や、酸化による体組織の損傷状態、エネルギー代謝や脂肪蓄積度などの肥満度、運動能力、肌年齢等々を検査し、様々な指標を組み合わせて分析することで、詳しい生体の状態を知ることが出来る検査システムです。BMSはアンチエイジングドックのシステムを提携医療機関に提供し、提携医療機関はアンチエイジングドックの結果を元に、受診された方に対して生活習慣の改善や、病気の予防対策を具体的に指導することにより、「病気にならない健康な体づくり」を支援しております。
これまでの人間ドックは病気の早期発見に主眼をおいていましたが、アンチエイジングドックは病気の予防を目的とした検査であり、病気を予防することにより、様々な健康問題の解決に繋がると思料しております。また、高齢人口の増加による医療費の増大や医師不足など、医療を取り巻く様々な問題の解決の一助となると考えております。
今後は段階的にBMSが有する技術や医療機関とのネットワークと、当社の遠隔画像診断支援システムを初めとするシステムやサービス、医療機関とのネットワーク並びにモノづくりのノウハウを相互に活用し、生活習慣病予防や、アンチエイジング等の予防医療事業を展開することを企図しております。
3.NKメディコの概要
商号:NKメディコ株式会社
設立日:2010年(平成22年)7月9日
代表者:代表取締役 西本 博嗣
資本金:1,000万円
所在地:〒106−0045 東京都港区麻布十番1−2−3 プラスアストルビル5F
事業内容:医療分野における事業企画並びに事業育成
4.BMSの概要
商号:株式会社バイオマーカーサイエンス
設立日:2002年(平成14年)12月25日
代表者:代表取締役 内田 景博
資本金:1億4003万8800円
所在地:〒540−0029 大阪市中央区本町橋2−8 大阪商工会議所内5F
事業内容:・食品評価受託研究事業
・臨床試験受託事業
・アンチエイジング(抗加齢)医療支援事業
・バイオマーカーの発見・同定に関する研究開発
・予防医療の実践に向けたバイオマーカーの応用研究
・心筋再生医療実用化研究
以上